【おおきな】尽くしているつもりのNG行為3選。【お世話】

4234818

 

私は貴方のためを思って言っているのよ。

 

彼に直してほしいところがある場合、

この台詞を継ぎ足すだけで、

さも相手のためを思って言っているような

ニュアンスをかもし出すことができるこの台詞。

 

日常的に使っている女性も多いことでしょう。

 

ええ、僕も過去に付き合った女性から

言われたことがありますよ。

 

しかし、

この台詞は男性に言ってはいけないNG台詞なのです。

 

言われた側としては、

「俺のためって言いながら、結局は自分のためじゃん。」

と思っています。

 

残念ながら、

「自分の都合のいいように相手に変わってほしい」

という女性の思いは、しっかりとバレているのです。

 

男性は女性に変わってほしくないと願う生き物であり、

女性は男性に成長してほしいと願う生き物だといわれています。

 

その性質はもちろん人によりますが、

彼と結婚していないのであれば

「相手のため」という大義名分をかかえ、細かい注意をしたり

余計なおせっかいを焼いたりすべきではありません。

 

 

交際中の女性が良かれと思ってやりがちな

3つのNG世話焼きがあるので、

ひとつずつお話しさせていただきましょう。

 

1・ヘルシー志向。

たとえば、野菜が嫌いな男性に、

「ちゃんと野菜たべた方がいいよ?」

と言って、ヘルシーな手料理を彼に振舞う女性。

 

はっきり言って、

歓迎されていません。

 

でも、彼は美味しいって言ってくれたし!

 

そりゃあ腕によりをかけたのだろうから、

不味くはないでしょう。

 

でも、美味しいとも思っていないはず。

 

なぜなら、

脂っ濃いものが好きで野菜が嫌いな男性にとって、

無理矢理食べさせられる野菜というのは

苦行以外のなにものでもないからです。

 

なにか塩気のあるものが食べたいなと思っているのに、

「これ絶対美味しいから!」と言って、

シフォンケーキを食べさせられたらイヤじゃないですか?

 

「たしかに美味しいっちゃ美味しいけど、

そういう気分じゃなかったのに・・・。」

ってなりませんか?

 

それと同じことです。

 

タバコをガンガン吸ったり、

栄養バランスを無視した食事を摂り続けていたり、

浴びるようにお酒を飲む男性と好んで付き合っているのは、

だれでもない自分自身。

 

定着したライフスタイルを

他人に言われたぐらいで改善しようとは思わないし、

女性が思っているほどの危機感を、男性は感じていません。

 

「うるせえなあ。ほっとけよ。」

 

どこまでいっても、これが本音です。

 

2・保険の勧誘。

「え?保険はいってないの?もう大人なんだし入らなきゃ!」

と言って、彼に生命保険の加入をすすめる女性がいます。

 

もちろん、これもアウト。

 

そもそも、なぜ保険に入らないかというと、

毎月かかる保険料がもったいないから入っていないのです。

 

保険というのは、

自分がなにか事故や病気になったときに初めて

「入ってて良かった!」と思えるものであり、

元気なうちはそのありがたみがまったく分からないもの。

 

「保険料を払うぐらいだったら、○○に使うわ。」

と考えるのが当たり前であり、

いくら危機感をあおったところで

自分の将来に無頓着な男性にはまったく響いていません。

 

3・生活スペースへの侵略。

最後は、頼まれてもいないのに、

彼の家の生活用品を買い足す女性。

 

トイレットペーパー

ティッシュ

洗剤

シャンプー

などなど。

 

もうすぐなくなりそうだから、

補充したくなる気持ちはわからんでもない。

 

でもひとつだけ言わせてください。

 

かあちゃんか。

 

「きっと彼に感謝してもらえるだろう」という女性の思いは、

押し付けがましさとなって彼に伝わっています。

 

もちろん、頼まれてもいないのに、

勝手に彼の部屋を掃除することもダメです。

 

綺麗になった部屋を見て、

彼も喜んでくれるはず♪

 

そんな思いから彼の部屋を掃除したのでしょうが、

その行為は男性によっては、

トラウマを引きずり出しているだけに過ぎないから。

 

綺麗に片付いた部屋を見て、

彼らの脳裏にはある出来事が悪夢のように蘇ります。

 

それは男性なら一度はある、

思春期の頃、母親に部屋を勝手に掃除されて、

見られたくない物を見られたトラウマ。

 

エロ関連に限らず、

思春期の男の子は頭の中が中2病なので、

痛々しい自作の小説や漫画、

楽器ができないくせに作ってみた歌詞、

部屋の中には見られると恥ずかしいものがたくさん潜んでいます。

 

それは大人になっても同じこと。

 

さすがに自作のなにかは無いにせよ、男の部屋には

エロ関連の物を見つけられるよりもずっと、

恥ずかしい物があったりするのです。

 

勝手に部屋を掃除された男性が思うことは、

「やべ・・・あれ見られたかな・・・。」

 

綺麗になった部屋なんてどうでもいいのです。

 

見つかったら恥ずかしい「あれ」の存在が、

気になって気になって仕方がないのです。

 

人には人の生活リズムがあるのだから、

女性が良かれと思ってしている行動が正解だとはかぎりません。

 

中には、買い足された生活用品を見て、

感謝してくれる男性もいることでしょう。

 

綺麗に掃除された部屋を見て、

感動してくれる男性ももちろんいることでしょう。

 

しかし、その気持ちはいずれ、

居心地の悪さに変わってしまいます。

 

自分の生活空間をすべて把握されているような気持ち悪さに

ほっといても補充される生活用品を見て、

自分の家が侵略されているような気分になるのです。

 

気になっても、彼に頼まれていないのだったら、

勝手に物を補充したり掃除したりしないこと。

 

「もし必要なら買っておこうか?」

「もしよければ掃除しておこうか?」

としっかり聞くべき。

 

これにかぎります。

 


以上のように、

「彼のため」と言いながらの注意やおせっかいは、

男性からすると、

押し付けがましさ以外の何ものでもありません。

 

「彼のため」にする言動はどこまでいっても

「相手に都合よく変わってほしい、そして自分も安心したい」というエゴであり、

本当に彼のためを思うのであれば、

好きなことをやらせてあげるのが本当の優しさではないでしょうか。

 

それに、

「彼のため」と言いながら尽くす女性にかぎって、

そのうち「私は貴方のお母さんじゃない!」と言って

急にブチギレたりするのです。

 

しかし、いくらブチギレられたところで、

「俺、そんなこと頼んでねーじゃん。」

と男性は思ってしまいます。

 

「優しさ」のふりをした言動を

男性に押し付けることは止めましょう。

 

男性はその裏にある女性の思いを

しっかりと嗅ぎ取っているのだから。

 

どんなに鈍感な男性であっても、

違和感ぐらいはちゃんと感じ取れるのですよ。

 

お忘れなく。

 

 

☆喜びの声多数!あなたの人生と恋愛に革命が起きる!リアライフマネジメントはこちらから☆

 

☆リアライフマネジメントQ&Aはコチラ☆

 

☆藤本シゲユキ・著書一覧☆

【おおきな】尽くしているつもりのNG行為3選。【お世話】” に対して1件のコメントがあります。

  1. ひた より:

    尽くすの苦手です、やりすぎかなとか重いかなとか考えちゃいます。
    昔から誰かにやってあげるって言うのが好きではなくて。
    こちらがやりたいからやっているって感覚です。

    相手が望むものを提供できる人になりたいです。

コメントは受け付けていません。