僕が出会った可愛いし性格も良いけど、恋愛対象にならなかった女性たち。その2

 

前回の投稿から、

すでに大反響をいただきましたこの新シリーズ。

 

「今までの記事の中で一番爆笑しました!」

「電車の中で読んでて吹いちゃったじゃないですか!」

「お腹いたいですwww勘弁してくださいwwwww」

「飲んでたお茶吹いてスマホにこぼしました(´;ω;`)」

「人のブログを読んでここまで笑うとは・・・。」

 

などなど。

 

最初は、

読者さんの箸休めになればと思い始めたこのシリーズですが、

ここまで反響があるとは正直思いませんでした。

 

こんなに楽しんでいただけたのであれば、

記事中に登場した女性もきっと浮かばれると思います。

 

このシリーズに関しては、

悲恋にならないための参考にはならないかもしれないけれど、

今現在、辛い恋愛で悩んでいる女性が

僕の記事を見てすこしでも笑ってくれるのであれば本望です。

 

というわけで、今回もテンポよくまいりましょうか。

 

 

今回の記事に登場する女性たちの欠点はこちらです。

 

それは、笑い方。

 

女性の笑い方にも色々ありますが、

僕が思わずドン引きしてしまったのは、

今からお話しするこの2パターンです。

 

1・笑い方があの人なJ。

J データ:クラブチーママ 31歳

Jは僕がお店をしていたときのお客様でした。

 

Jは洋風な顔立ちなのに、

すごく着物が似合う素敵な女性。

 

凛としたその佇まいは

店内にいる女性客もうっとりするほどでした。

 

しかし、彼女には致命的な欠点があったのです。

 

それは声。

 

ハスキーボイスといえば聞こえはいいけど、

そんなレベルではありません。

 

たとえて言うなら、

サザエさんに登場する花沢さんの声を

1オクターブ下げた感じの声で、

話すテンポが2倍になったと言えば、

お分かりいただけるでしょうか。

 

とにかく彼女は、マシンガントーカーだったのです。

 

初めて彼女を接客したとき、話すテンポの速さが

ウーマンラッシュアワーの村本さん並なので、

僕やヘルプについたスタッフが

会話に割り込めないことがしばしばありました。

 

それでも頑張ってなんとか話の主導権を僕が握って、

Jを笑わせることに成功させると

そこでまた新たな衝撃が我々を襲います。

 

J

「ッッッフワーッ(裏声)!」

 

この誰もが聞いたことがある引き笑い。

 

あの人やん。

 

さんまさんやん。

 

初めてJの引き笑いを聞いたときの衝撃は、

今でも忘れることができません。

 

それは僕だけではなく、

そのとき店内にいた人間全員、

かなりの衝撃を受けていたはずです。

 

カウンターにいた新規の女性客なんて、

肩が小刻みに震えてたもんなあ。

 

でもわいはプロや!

 

そこはきっちり突っ込んだる!

 

「笑い方、さんまさんやん!」

J

「えっ」

「えっ」

 

どうやら僕は地雷を踏んでしまったようです。

 

聞くところによると、

彼女が爆笑したときはどうしても引き笑いになってしまうらしく、

初対面の人にそれを指摘されるたび、落ち込むのだそうです。

 

でも笑い上戸なので、

絶対治らないし治すつもりもないと言っていました。

 

ちなみに、彼女の通常時の笑い方は、

「アハハハハノヽノヽノ \ / \ / \!!!」という感じで、

だんだんと語尾に近づくにつれ、声が大きくなる笑い方です。

 

これはこれでパンチあるなあ・・・。

 

2・魔女笑いのK美。

K美 データ:女子大生 21歳

僕がまだ20代半ばの頃。

 

出会い系サイトが盛りに盛り上がっていた時代でした。

 

もちろん僕も、

「乗るしかない、このビッグウェーブに!」

と言わんばかりにその流行りに便乗。

 

まだ会ってもいない女性にドキドキし、実際に会ってみると、

「写メ詐欺やん!」と思うことが何度もあったのに、

なぜか止められない出会い系遊び。

 

出会い系ってやりだすと、

ネトゲ並にハマってしまうもので、

暇さえあれば出会い系サイトを見ることが

習慣になってしまうという、

ダメダメな日常を送っていました。

 

ちなみに現在、アプリで出会った男性と、

恋に発展しそうな女性がいたら気を付けてください。

 

その男性は9割以上の確率で、

サイト内で知り合ったほかの女性に対しても

同時進行でアプローチをかけていますよ。

 

そんなある日のこと。

 

写メで見るかぎり、

超どストライクの女性とアドレス交換をすることに成功しました。

 

その女性が、K美。

 

彼女は自撮りが趣味らしく、

自撮り写メを1日1回はかならず添付したメールを

毎日僕に送ってくれていました。

 

最初は、

「サクラか業者か?」と思って僕も警戒していたのですが、

どうやらそういうわけでもないらしく

メールのやり取りをして2週間ほど経ったある日、

神戸でデートをすることが決まったのです。

 

そしてデート当日、

ドキドキしながら待ち合わせ場所に行くと、

そこには写メと寸分の違いもないK美の姿が。

 

「か、可愛いがな・・・。」

 

と思わず目がハートマークになっていた僕ですが、

「こんなに可愛い子が出会い系で来るとかおかしい。

これはきっと新手のサクラかもしれん。」

と瞬時に思考を切り替えてしまい、

笑顔で僕を迎えてくれたK美に対し、

なんとも言えないぎこちない表情で初顔合わせを済ませてしまいました。

 

K美

「・・・私、写真とちがう・・・?」

「いやいや、違わんけど、

声ちっちゃ!」

 

そうなんです。

 

K美は声が小さいのです。

 

見た目はギャルギャルしく

メールでは元気いっぱいのキャラなのに、

実際会って話してみるとびっくりするほどの小さすぎる声。

 

メールはしていたけど話すのは初めてだったので、

なんだかそのギャップにひどく萌えてしまった僕は

すっかり警戒心をなくしてしまい、

とりあえずお茶しようぜということになって、

近くにあったカフェに行きました。

 

「しかし全然写メと変わらんよな。」

K美

「ほんま?シゲちゃんは実物の方がかっこいいで。」

「え?なんて?」

K美

「恥ずかしいやん(笑)」

「え、ごめん、もっかい言うて?」

K美

「実物の方がかっこいいって言うたの!

なんでいじめるの!」

 

いやいや、まじで声聞こえへんねん。

 

ごめんやけど、

もうちょっと声のトーンを上げてもらえると助かるんやけども。

 

そんなこんなでしばらくK美と会話を楽しんでいたのですが、

K美は笑うとき、口に手をあててくすくすと笑っていました。

 

うう。

 

可愛い。

 

なんて可愛いんだ。

 

でもちょっと待て。

 

なんか笑い方をセーブしていないか?

 

絶 対 爆 笑 さ せ て や る 。

 

「そういえば話変わるけど、コナン好き?」

K美

「う~ん。あんまり見ないかも。」

「良かった。実は俺、あんまり好きちゃうねん。」

K美

「なんで?」

「だってさ、育ててもらってる人の首筋に、

あれだけプスプス針刺したらあかんと思うねん。

『おっちゃんごめん!』やあらへんで。

後遺症のこるって絶対。

それにな、小五郎も小五郎でな、

眠りの小五郎言われて喜んでる場合ちゃうねん。

大事な場面で知らんうちに寝てしもて、

事件解決してるねんで?

こわくなって心療内科行くやろ普通。」

K美

「ブっ!」

 

よしきた!

飲んでたカフェオレ吹いたで!

 

コナンの話かスイカの話で迷ったけど、

コナンの話にして正解やった!

 

しかし、

僕の喜びはこのあとドン引きという名の

絶望に襲われることになるのです。

 

K美

「うぇっひぇっひぇっひぇっひぇっ!」

 

なにこれ。

 

どういう笑い方これ。

 

しかもどっかで聞いたことある。

 

ええええ。

 

どこやったかなあ・・・。

 

思い出せへん。

 




 

僕はK美の笑い方をどこで聞いたのか思い出そうとして

そればかりが気になってしまい、

それからの会話にまったく集中できなくなりました。

 

しかもK美は、そのあとも思い出し笑いという形で、

この独特の笑い方を僕の前で披露するのです。

 

K美

「うぇっひぇっひぇっひぇっひぇっ!

もう!シゲちゃんのせいで思い出し笑いしてしまうやん!

もうコナン見られへん!」

 

僕もコナン見られないです。

 

キミの笑い方を思い出してしまうので。

 

そして、帰る時間になり、

「じゃあまた連絡するねー。」と言って、

僕は帰りの電車に乗り込んだのですが、

そのときようやくK美の笑い方を

どこで聞いたのか思い出すことができたのです。

 

ねるねるねるねのCMに出てくるばあさんや。

 

「うぇっひぇっひぇっひぇっひぇっ…

ねればねるほど色が変わって、

こうやってつけて食べる菓子。

うまい!(テーレッテレー♪)」

のCMのあのばあさんの笑い方や!

 

やっと思い出した僕は、

嬉しくもあり、それと同時に悲しくもあり、

なんとも微妙な心境で家路につきました。

 

もちろん、電車に乗っている間ずっと、

テーレッテレー♪という効果音が

耳から離れなかったのは言うまでもありません。

 

K美、元気にしてるかなあ。

 

 

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僕が出会った可愛いし性格も良いけど、恋愛対象にならなかった女性たち。その2” に対して5件のコメントがあります。

  1. ゆみ より:

    大爆笑しました~!思わずコメント残さずにはいられないぐらいです!はぁ~、シゲさん最高ですね(笑)
    これまでもシゲさんのブログ読みながらも図星刺されて、グッサグッサ容赦なく突き刺さる言葉たちに「アイタタタ」と思いながらも面白くて読むことをやめられません(笑)
    どこかに「俺のブログおもろいやろ?」とありましたが「うん、おもしろい」と声に出して返事してました(笑)そしてとっても勉強になります。私がどんなに自己中でわがままか思い知らされました。
    恋愛刑務所から出所させてくれた彼のことをこれからは、思いやりと健気さ、可愛さを忘れずに、愛されるよりも愛したいマジで(笑)

    1. >ゆみさん

      ありがとうございます。

      そう言っていただき大変光栄です。

      久しぶりにこのシリーズに登場した女性たちのことを思い出しました。

      彼女たちが幸せになっていることを願ってます。

  2. なおん より:

    はじめまして(^-^)
    面白すぎるじゃないですか!笑

    ところで、ネット恋愛や婚活が未だに流行ってるし、アラフォーの婚活には選択の母数を増やすには利用すべし!と言われてもいます。

    そういうサイトやアプリを利用してる相手は、暇さえあればサイトやアプリを開いて物色する習慣がついてたり、他の女性にもアプローチしているのも間違いないと思います。

    そんなよそ見をこちらに集中させたり、ヤリモク意識を本気モードに出来ることって不可能なんでしょうか?

    1. >なおんさん

      はじめまして。

      ありがとうございます。

      不可能ではないですが、そこには相性もありますし、相手のそのときの気分やタイミングがありますね。

      とはいえ、アプリで相手探しをするのが習慣になっている人って、「誰かいないかな」という思考が癖づいているため、すでに「いい人がいない」と思い込んでいます。

      なので、本人がちゃんと向き合おうと決意しないかぎりは難しいと思った方がいいですね。

      1. なおん より:

        藤本さん

        ご回答ありがとうございます。

        自分以外の誰かに、気分やタイミングを合わせることや、向き合う決意をさせることは強要できませんが、
        向き合いたいと思えるような女性になっておくことが、自分に出来ることですよね!

        そうなると恋活や婚活以外でも役に立つって言いかたが合ってるか分からないですが、自分と世界の為ですもんね。笑

        藤本さんの記事を読んで、元々、質問力がない自分に悩んでたんですが、他人に(気に入った男性にも)ちゃんと興味を示せて自分に気づきました。

        そりゃ、興味示さなきゃ質問も浮かばないし、表面上のうっすい関係になるわなーと納得したので、興味持った質問が出来る自分になります。

        気づかせていただきありがとうございます(^-^)

        これからも記事楽しみにしてます☆

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