【日本と】自由恋愛ができるのはすごいことだということ。【イスラム社会】

どれだけつらいことがあったとしても、日本人は恵まれている。

「死にたいぐらい辛いんです。

どうすればいいか分かりません。」

 

リアライフマネジメントでは、

ご相談者の方々がこういった悲痛な叫びを

僕に伝えることは決してすくなくありません。

 

恋愛において自分の感情に飲み込まれてしまうと、

相手のことはおろか自分のことさえも分からなくなる。

 

僕も過去に何度も経験したことですが、

こればかりは最後まで慣れることはありませんでした。

 

今は感情のコントロールが

ある程度できるようになったおかげで、

自分の感情に支配されるということはなくなりましたが、

感情のコントロールができない女性は自分を制御できなくなり、

どうすればいいか分からなくなるのは当然のことです。

 

だけど、誰かを好きでいて胸が潰されるほど

苦しい思いを抱くということは、

ある意味すごいことだと僕は思います。

 

僕の悲恋改善アドバイザーという仕事についてもそうです。

 

この間、何年ぶりかに連絡をくれた女友達に、

「シゲちゃん今なんの仕事してんの?」

と聞かれたので今の職業を伝えたところ、

「へー。そういう仕事ができるって、

日本が平和な証拠やなー。」と言われたんですよ。

 

なんだかバカにされているようで、

そのときはすこしイラッとしてしまったのですが、

今となっては彼女の言い分も理解できます。

 

 

言わずもがな、ぼくたちの住む日本は自由恋愛の国。

 

結婚さえしていなければ、

だれと恋愛をしても自由なわけです。

 

不倫であったとしても恋愛関係になるのは、

当事者の自由ということになります。

 

もちろん不倫である場合、

配偶者に不貞行為がバレて裁判にでもなろうものなら

それなりの代償を払わねばなりませんが、

命まで取られることはありません。

 

僕がこうやって自分の考えや価値観を文章にできるのも、

表現の自由がある程度認められているからです。

 

しかし、それはここが日本だから。

 

国が違えば自由に恋愛はできないし、

表現の自由すら認められない国があります。

 

現代でも、

自由恋愛ができない国はたくさんあるのです。

 

イスラム社会における恋愛や結婚。

その最たる例として僕が知るかぎり、

イスラム社会における女性の恋愛は日本では考えられないほど

宗教上の理由や法律でがんじがらめになっています。

 

これからお話しする内容は、

かなりショッキングな内容となっていますので、

残酷描写が苦手な方は読まない方がいいでしょう。

 

それでは覚悟ができた方だけ、

続きをお読みください。

 


 

イスラム女性が自由恋愛できない理由として、

こういった戒律があります。

 

それは、

「既婚の女性は夫以外の男性と

セックスしてはいけない」というものと、

「未婚の女性は親が決めるまで

だれともセックスをしてはいけない」というもの。

 

まず、既婚者がほかの男性と関係を持ってしまった場合、

イスラム法では「姦通罪」が適用され重罪とみなされます。

 

イスラム社会の一部の国では最高刑である死刑に値し、

女性を生き埋めにして至近距離から石を投げつけて

絶命させるという「石打ちの刑」がいまだに行われているようです。

 

最高刑にならなくとも、

重罪だから投獄を免れないことがほとんどで、

場合によってはムチ打ちの刑に処されることもありますね。

 

そして、

未婚の女性が決められた相手以外と関係を持ってしまった場合、

「家族の名誉を汚した」という理由で、

親族から殺害されてしまうことがあります。

 

これは「名誉殺人」というのですが、

家族の名誉のために不貞を働いた娘を

殺すことがよしとされているようです。

 

規律を守っているからといって、それだけでは済まされないことがある。

ではこの規律を守り、親が決めた相手と結婚をし、

生涯1人の相手と夫婦として生活をしていればいいかというと、

お国柄そう簡単にもいきません。

 

なぜなら、それはレイプがあるから。

 

イスラム社会ではいまだに女性差別が絶えない国があるので、

「貧困層の娘にはなにをしてもいい」という認識の地域もあるようです。

 

しかもレイプという卑劣な犯罪行為は、

治安の悪い国になればなるほど

さも日常での出来事のように、

当たり前に起こっているような犯罪になります。

 

さらに驚くべきは、イスラム社会では、

レイプした加害者が悪いのではなく、

被害者の女性が悪いことになるということ。

 

「ちょっとでも男を誘うようなことをしたんだから襲われたんだ。

隙を見せたお前が悪い。

だから家族の名誉のために殺されてもしょうがないだろ?」

というのが、親族の言い分です。

 

万が一殺されなかったとしても、

親族のだれかに鼻や耳をそぎ落とされたり、

硫酸を顔にかけられたりするという

「アシッドアタック」で攻撃される場合も。

 

被害者の女性はそれまでどれだけ恵まれた環境にいたとしても、

一夜にして一生の地獄を味わうことになってしまいます。

 

とくにこのアシッドアタックは親族だけがする行為ではなく、

女性に交際を申し込んで断られた男性が腹いせにやったり、

レイプしたあとの女性におもしろ半分でやる連中もいるようです。

 

同じ人間のすることとは思えません。

 

もちろん、今挙げた例はイスラム社会の中でも

一部の国や地域での例とはなりますが、

現代においていまだに女性がこのような扱いを

受けている国が存在するのです。

 

イスラム女性は自由恋愛はおろか、

生涯を共にする相手すら選べず、

いつ自分の人生が狂うかもしれないという

危険と隣り合わせで生活をしています。

 




 

恋愛でつらい思いをしている女性に対し、「ある意味幸せだよね」と言う人がいるのは、こういうことである。

「ここは日本だし、ほかの国のことなんて知らない。」

なんて言わないでください。

 

自分より不運な人を見て安心感を得ろと

言っているのでもありません。

 

日本に生まれて、好きになった相手がどうであれ、

自分の感情に支配されることがあったとしても、

自由に恋愛ができることはすごいことだと僕は思います。

 

僕たちは、

生まれる国はおろか親でさえも選べずに、

この世に誕生しました。

 

今の日本に思うことがある方もいらっしゃるでしょうが、

たまたま豊かな国に生まれ、

たまたま自分のことを愛してくれる両親の元に生まれたとして、

本気で好きになった男性と自由に恋愛ができるのであれば、

これほど幸運なことはないと思いませんか?

 

今、恋愛で辛い思いをされている方も、

日本という国に生まれて、

自由に恋愛ができることのすばらしさを、

もう一度考えてみてください。

 

好きな男性に好きだと言える喜びは、

当たり前のようで当たり前ではないのです。

 

好きになった男性が存在しているかぎり、

もう二度と会えないという状況ではありません。

 

一度でも関係をもって疎遠になったとしても、

もう二度と結ばれないという状況でもありません。

 

どうか、「死にたい」という言葉は

思っていたとしても使わないでください。

 

アナタの恋愛が成就する可能性は

決してゼロではないのだから。

 

 

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【日本と】自由恋愛ができるのはすごいことだということ。【イスラム社会】” に対して10件のコメントがあります。

  1. 柚香 より:

    藤本様初めまして。ずっとブログを拝読させていただいておりましたが、今回の投稿はとても心に響きました。

    当たり前の幸せをつい忘れそうになる日々ですが、毎日こうして自由に生きられることをありがたいと思い過ごしていきたいですね。
    有り難うございます。
    藤本様のブログは読みやすく面白いです。
    個人的なお願いとしては、男の嫉妬について教えていただけたら嬉しいです。
    私が出かけるのが彼は気にくわないようです。理解出来ず困っています。

  2. >柚香さん

    そういうふうに言っていただけて、本当に光栄です。

    いつもご覧いただきありがとうございます。

    男性の嫉妬については、ストックとしてすでに書いているので、近日中に公開いたします。

    独占欲と支配欲について書いているので、柚香さんの希望されているものとはすこし違うかもしれませんが、読んでいただければ幸いです。

  3. 柚香 より:

    藤本様こんばんは。

    男の嫉妬と独占欲、拝読させていただきました。
    彼の場合とは少し違うみたいですが、大変参考になりました。彼はどちらかといえば自分に自信がないのでしょうね。

  4. >柚香さん

    ありがとうございます。

    自信のない男性ほど、嫉妬と独占欲が強い傾向はあります。

    縛っておかないと不安になるんですよね。

  5. ひた より:

    以前、好きだった人を亡くしたときのことを思い出しました。
    最後の日には喧嘩をしてしまって、どんな時でも笑顔で別れるって約束を破ってしまった日でもあって。

    好きな人に好きって言える環境、当たり前だと思っていたけど、
    幸せなことであることを忘れないでいたいです。

    1. >ひたさん

      本当に国が違うと僕たちが当たり前だと感じていることが当たり前でないので、一日一日を大切に生きていきましょう。
      僕自身も、こうやってネット上で読者さんと交流しているのも当たり前のようであって、当たり前ではないんですよね。

  6. プー より:

    そうですね。
    また会えないわけではない。

    色んな人と出会った後で、やっぱりあの人がいいと思ったら、素直になってもいいんですもんね。

    色んな人と恋愛ができるチャンスがあるのは幸せなことなんだなと思いました。

    1. >プーさん

      そのとおりですよ。

      人生には自分の力が作用しないところで物事がうまくいかないことがありますが、この場合「今はやめておけ」というサインでもあるんですよね。

      時期がズレれば、あれだけ上手くいかなかったことがトントン拍子に上手くいくこともあるので、詰んでいる状況でなければそれは恋愛でも同じです。

  7. プー より:

    今、辛いなー悲しいなーって思っても、それがずーっと続くことはないんですよね。

    けど、できれば辛いなーって感情は抱きたくないです。

    どれだけ生活を充実させようとしても、醜い感情が出てくることがあります。
    そうなったら恋愛感情じゃないなって思って折り合いをつけようとしてるのですがすぐにはなかなか難しいなーと感じています。

    けど、そんな時こそ生活だけはちゃんとしたいなーと思います^ ^

    1. >プーさん

      今のつらい気持ちというのはずっと続くものじゃないですね。

      月並みな言い方で申し訳ありませんが、やまない雨はないということになりまして、時間が解決してくれることはちゃんと存在するというわけです。

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