指名がとれないキャバ嬢ちゃんたちへ。こうすりゃもっとお客が増えるよ。その3

 

さて、これから仕事を頑張りたい新人キャバ嬢さんや、

指名がほしいのに取れないキャバ嬢さんのためのこのシリーズ。

 

今回のテーマは、

「どうやってコミュニケーションを取っていくか」です。

 

「そんなことより営業のかけ方を教えてよ!」

なんてことを言う女性もいるでしょうが、

どんな男性でもこれを言えばかならずお店に来るという

必殺の台詞なんてものはもちろんなくて、

アナタがよほど指名客に気に入られていないかぎりは、

放っておいて向こうから来るわけはありません。

 

地道なコミュニケーションの積み重ねが実を結ぶのです。

 

でも、そんな面倒くさいことしたくない。

なんか手っ取り早い方法ないの?

 

あるわけねえだろ。

 

楽して売れようとすんじゃねえ。

 

そんなこと言ってるからいつまで経っても売れねえんだよ。

 

先輩のおねえさん方が自分の指名客をぞんざいに扱っている姿を見て、

「あ、こんな適当にしていても来る客は来るんだ。」と

勘違いしているキャバ嬢さんは多いですが、

それは先輩のおねえさんがしっかりと男性客を教育しているか、

男性客がその女の子にだだハマリしているか、アホなだけです。

 

最初から適当な対応をしていて、

誰がその女の子にお金を使いたいかという話ですよ。

 

というわけで、

順を追ってお話しさせていただきましょう。

 

まずはじめにお客さんへ最初の連絡。

指名をもらうことができれば、

まずは連絡先交換。

 

たとえばLINEなら「ふるふる」で連絡先交換できるから、

ケータイを振っているときに「ふるふる~」って声に出して言っとけば、

かわいいと思ってくれる男性もいるのでやっときましょう。

 

男って僕を含めてバカなんです。

 

連絡先を交換したら、

お礼の連絡を入れるのは忘れずに。

 

その日お店に来てくれて自分を指名してくれた男性に対し、

お礼の連絡を入れるのは当たり前のこと。

 

この部分すらできていなかったら、

水商売やめちまえ!という話になるわけです。

 

そしてここからが問題。

 

どうやってお店に来てもらうかですが、

まずは信頼関係を築くべく普段から連絡を取り合い、

しっかりとコミュニケーションを取っていきましょう。

 

キャバ嬢から連絡をもらって、

「やった!連絡が来た!」と思う男性はキャバクラ初心者しかいません。

 

ほとんどの男性が

「営業かけられたらイヤだな。」と思って最初は警戒しています。

 

「俺に営業かけてもお店には行かないから、ほかの人に連絡しなよ。」と言って

突き放す男性客もいることでしょう。

 

前述したように、よほど自分のことを気に入られていないかぎり、

信頼関係ができていないまま「ねえ今からお店来てよ」なんて言っても、

それでお店に来てくれる男性はほとんどいません。

 

「なんでお前に金はらわなあかんねん」と思われるのがオチです。

 

売れたいのであれば面倒くさがらずに、

地道にコミュニケーションを積み重ねていきましょう。

 

仕事というものは、

ほかの人が面倒に感じてしないことをした人が成功します。

 

売れないキャバ嬢さんメッセージあれこれ。

さて、そんなコミュニケーションをどうやって取っていくかなのですが、

お礼の連絡以降にこんなメッセージを送っているキャバ嬢さんはまず売れません。

 

・おはようの挨拶を交えた今日もがんばろうね的なメッセージ

・自分のその日の予定を伝えるメッセージ

・おやすみの挨拶を交えた今日も疲れた的なメッセージ

・遠まわしに今日お店来てよと言わんがばかりの

今日は私暇なの的な営業メッセージ

・私忙しいから仕事以外はあんまり連絡できないよと言わんばかりの

多忙アピールメッセージ

 

などなど。

 

「誰がこんなん送られてきて返したいと思うねん。」という話です。

 

僕は連絡先交換したキャバ嬢から上記のようなメッセージをもらうたびに、

「あたかも自分に興味を持ってくれている前提で連絡してくんなよ。

お前のことなんかどうでもええわ。」と思っていました。

 

指名をしたからと言って、

その男性はそのキャバ嬢に興味津々なわけではありません。

 

いかにお金をつかわず指名した女の子とやれるかを考えることはあっても、

この段階ではお店に行ってまで会いたいとは思っていないことがほとんどです。

 

しかも上記にご紹介した内容のメッセージは、

コピペして男性客の名前を変えるだけで

送ることもできちゃうんですよ。

 

どれだけ巧妙に文章を考えても、

コピペメッセージはバレてますからね?

 

男はそこまで馬鹿じゃありませんよ。

 

いかに興味をもって話していたかがポイントになる。

じゃあどんなメッセージを送ればいいかと言うと、

「その男性客と会話した内容に沿ったメッセージ」です。

 

ということは、いかに男性客の話に興味を持って聞いていたかが、

重要になるわけですよ。

 

話題にしやすいのは、

相手の趣味趣向、おすすめしたもの、仕事でしょうか。

 

たとえばこんな感じです。

 

「○○さんの趣味って今まで全然知らない世界だったけど、

調べてみたらかなり奥が深い世界なんだね。

××な部分とかすごく難しそうだし、

それを趣味にしてる○○さんってほんとはすごい人なの(笑)?」

 

「昨日○○さんが言ってた××って映画、

調べてみたんだけどほんとにおもしろそうよね!

○○さんみたいに映画詳しい人ってそんなにいないから、

すっごく参考になった!今度見てみる!」

 

「○○さんのしているお仕事ってよく知らなかったんだけど、

どんなお仕事か調べてみたら、めちゃめちゃ大変じゃん!

××なところもあるし、私なんかじゃ絶対つとまんないよ。」

 

このように、

その男性客としか話していない内容に沿ったメッセージを送ると、

受け取った側も「あ、覚えててくれたんだ」と好感を抱きます。

 

ポイントは、男性客との会話に出てきた話題の一部をググって調べること。

 

この一手間をかけるだけで、

最初の距離は縮まりやすいですね。

 

僕が名刺を渡したのに、

それを見て連絡をしてこないキャバ嬢に憤りを感じていたのも、

こういったところができていないからです。

 

どれだけ客に興味ないねん、と。

 

「藤本さん!ブログ見ました!

すっごいためになることいっぱい書いてあってびっくりした!

中でも××って記事とかうなずくしかなかったよ!」

なんてメッセージを送ってこられたら、

「お、コイツ仕事できる子だなあ。」と思うわけですよ。

 

僕のように自営業者やフリーランスの方から名刺をもらったら、

とりあえず相手がどんな仕事をしているのかググッときましょう。

 

それだけで、そのキャバ嬢に対する印象がガラリと変わるから。

 

そうやって話を広げつつ

距離を縮めていくことができれば、

かならずこの問題にぶち当たるはずです。

 

アナタが休みの日にお客さんに連絡をするかどうか。

せっかくコミュニケーションが取れてきて

レスポンスも決してわるくはないのに、

あからさまにお店の定休日や自分の公休日になると

連絡をしてこないキャバ嬢さんは多いです。

 

男性には「あわよくば精神」があるので、

積極的に連絡してくる女の子には

「もしかしたらワンチャンあるかも?」と考えているのが普通。

 

キャバ嬢やホストは恋人がいても夢を売るためにそれを隠さないといけないので、

お客さんに恋人の有無を聞かれて「いない」と答えるのは当たり前です。

 

もちろん男性客からすれば「ほんとかよ」なんですが、

「本当にいないのかも」と淡い期待を寄せてもいるんですよ。

 

そういった期待を休みの日に連絡をしないことによって、

バッサリと断ち切ってしまうわけです。

 

このとき男性客はかならずこう考えています。

 

「どんなに上手いこと言ってもしょせん俺は客なんだな」と。

 

たとえば休みの日の翌日、

「ごめーん!昨日連絡できなくて・・・風邪ひいて寝込んでたの。」

なんてメッセージを送って

「そっか、大丈夫?熱はあるの?」という返信が返ってきても、

「嘘ついてんじゃねえよ、このハゲ!」と内心は思っています。

 

中には、

「私は休みの日は連絡しないからね」と最初から強気な態度に出ているのに、

それでも指名客が多いキャバ嬢さんもいるにはいるのですが、

こういった女の子が成功しているのは本人のキャラ設定であり、

彼女たちの真似をするといつまで経ってもお客さんなんてできません。

 

先輩のオラ営ホストの接客を憧れて真似したものの、

一向に指名客が増えない新人ホストと似たようなものです。

 

わるいこと言わないから、

お客さん欲しいんだったら休みの日でも連絡しとこうぜという話になるのですが、

とは言ってもお客さんを選別することは大切。

 

お店に来ないくせにやたらと外で会おうとしたり、

「店には行かないけど」という部分を

やたら強調してきたりするような男性客相手に

いくら連絡をしても意味がない場合も多く、

選別して切り捨てることは必要ですね。

 

ちゃんとコミュニケーションを取ってくれる男性であれば、

リピーターにつながる確率は高いということです。

 

ちなみに、コミュニケーションをちゃんと取ってくれていても

その相手がホストであれば切り捨ててください。

 

彼らは自分の店に呼ぶことしか考えていないから。

 

優しくしてくれるのもちゃんと話を聞いてくれるのも

営業目的だからですよ。

 


てなわけで、これからどうやって男性客をお店に呼ぶのか、

という話になるのですが、

その前にお伝えしておかねばいけないことがあるので、

次回は「設定づくり」についてお話しさせていただきます。

 

 

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指名がとれないキャバ嬢ちゃんたちへ。こうすりゃもっとお客が増えるよ。その3” に対して2件のコメントがあります。

  1. かれん より:

    拝見させていただきました、自分の会話の褒め方が皆、誉めてるような内容だ!ってきづかされました。
    明日から本人となるのでこちらで予習させていただきます!!
    ただ少し悲しいのはお客様がご自分のことを喜んで話すのは嬉しいのですが、大爆笑をされないのが心残りです。

    1. >かれんさん

      参考にしていただきありがとうございます。

      男性の多くは女性にお笑い芸人的な面白さを求めていないので、大爆笑されなくていいんですよ。

      ひな壇芸人になってはいけません。

      話術とボキャブラリーの豊富さで勝負です。

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