アナタが恋に奥手なのは、親の育て方が原因かもしれない。

親の育て方のせいで、恋愛経験がない女性。

リアライフマネジメントでは、

いまだに男性とお付き合いしたことがない女性からの

お悩みも多数寄せられてきます。

 

意外に多いのが、30代半ばの女性。

 

「この歳になってまだ経験がないので恋愛の仕方が分かりません」

「どう男性にアプローチをかければいいのか分かりません」

という切実なお悩みをご相談されます。

 

これは決して笑い事ではありません。

 

かなり大問題です。

 

30代になってまだ恋愛経験がないことが問題なのではなく、

そうなってしまった根本の理由を分かっていないことが問題なのです。

 

彼女たちにかぎらず、恋愛や男性を苦手に思っている女性のほとんどは、

例外はあるにせよ育った家庭環境が大きく関係している場合が多い。

 

ほかの女性よりも厳しい環境で育ったため、

恋愛やセックスに対して心のどこかで

悪いイメージを持ってしまっていることが

大きな原因として挙げられます。

 

具体的にどういうことかと言うと、

「恋愛・セックス=ふしだらなこと・いけないこと」

というイメージが身に染みついてしまっているのです。

 

 

では彼女たちは、

どのように厳しい家庭環境で育ったのでしょうか。

 

厳しい家庭環境の一番の目安として、

子供の教育に厳しすぎる家庭ほど、

両親が子供にテレビを見させないようです。

 

バラエティ番組は低俗なので、

頭が悪くなるから見たらダメ。

 

学生の本分は勉強だから、

ドラマなんか見たらダメ。

 

とくに恋愛ドラマなんてもってのほか。

 

親からすれば恋愛するにはまだ早いし、

不謹慎にもほどがあるというわけです。

 

いくら娘と同世代の女の子が恋愛を謳歌していようが、

よそはよそ、うちはうち。

 

ある意味、親の教育は洗脳のようなものですので、

こういった環境で育っていると、

「恋愛やセックスはいけないことなんだ。」

と子供の心に根付いてしまっても無理はありません。

 

家でテレビを見せてもらえないものだから、

学校に行ってもクラスメイトと話が合わず

奥手な少女が誕生するわけです。

 

ちなみに奥手少女は、

1人で本ばかり読んでいる文系か

サブカルに傾向しているマイナー系か、

とにかくインドアな女の子が多いようですね。

 

通っている学校が共学であれば、

「恋する」免疫をつけるチャンスはあったはずです。

 

もしかするとクラスの男子の1人に

淡い恋心を抱くことがあったかもしれないし、

分かりやすく女子生徒から人気のあった先輩を

好きになることがあったかもしれない。

 

しかし、通っていた学校が女子校になると、

奥手な少女が「恋する」チャンスは

かぎりなくゼロに近くなるというわけです。

 

肉食女子高生なら、

積極的に他校の男子と絡むことがあるでしょう。

 

言わずもがな、

奥手少女にはそういった絡みは無縁のまま、

学校生活を終えてしまいます。

 

仮デビューは、お店のプレオープンと同じ。

そのまま成人し、

大学生になって「大学デビュー」を果たそうとする

奥手少女もいるのですが、

初の「○○デビュー」は結構な確率で失敗します。

 

デビューしたてのアイドル歌手が

野暮ったくあかぬけていないのと同じことで、

場数を踏んでいないのでなんだか雰囲気が微妙なんですよね。

 

服に着られてしまうのも、

「○○デビュー」した時期ならではです。

 

ちなみに、

「○○デビュー」をする前には一度

「仮デビュー」を経験しておきましょう。

 

僕は中学デビューでしたが、

当時まだビジュアル系という言葉がない時代、

化粧をしたバンドマンファッションに憧れ、

スポーツ刈りのくせにとんでもなくダサい格好をしていました。

 

もう痛いどころではなく、

死に至ってもおかしくないぐらいの激痛です。

 

これから「○○デビュー」をする女性には、

決して僕と同じ轍を踏んでほしくないので、

仮デビューはかならずしてください。

 

経験値の差が、自信喪失を招いてしまう事態。

そして大学デビューを果たした奥手少女は、

希望と夢いっぱいで入学したキャンパスに足を踏み入れます。

 

しかしここで初めて、

自分のデビューはインディーズレベルだということに

彼女たちは気が付くのです。

 

それは同じ学年の華やかな女子たちの存在。

 

それまで男性に縁がない生活を送ってきたことと、

抑圧された生活を余儀なくされていたため、

華やかな女子達とは絶対的な経験値に雲泥の差があるわけですよ。

 

突きつけられた現実に、奥手少女はうなだれます。

 

「私は彼女たちのようにはなれない。」

 

こうして、

奥手少女の大学デビューは一瞬にして崩れてしまう。

 

運が良ければ在学中に、

同じ大学やバイト先で出会った男の子と

恋に落ちることもありますが、

親から受け継いだ価値観や教育という名の洗脳は、

そう簡単に突き放せるものではありません。

 

恋のチャンスがあったとしても、

男性への苦手意識が先行してしまい、

チャンスをつかめないことがほとんど。

 

卒業する頃には、

「私はもう一生男の人と付き合えないのかもしれない」

といった不安を常に抱えている女性もいることでしょう。

 

その不安はもちろん社会人になってからも引き継がれ、

いつも周囲に男性社員が集まるような

同期の華やかな女性やコミュ力の高い女性を見ていると、

どんどん自信がなくなっていく、

 

最初は、

「いいなあ。私もあんなふうに男の人と話せたらなあ。」

と思っていたことが、いずれは

「どうせ。私なんて。」という思考になってしまう。

 

そんな生活を送っていると、

数年経った頃に両親から追い打ちをかける一言が、

奥手女子の胸をえぐります。

 

「お前、誰かいい人はいないのか?

そろそろ結婚したらどうだ?」

 

「小学校のときクラスで一緒だった○○ちゃん、

あの子は今はこっちに帰ってきてるらしいけど、知ってる?

結婚してもう2人も子供がいるんだって。

貴女が早く結婚してくれたらねえ。私たちも安心だわ~。」

 

アンタたちの育て方のせいでまだ結婚できねえんだろ。

 

と、奥手女子は思うはずもなく、

結婚できないことや今まで恋愛経験がないことを

自分の責任だと思ってまた肩を落とし、

気が付けば30代に突入してしまったというわけです。

 




 

これはあくまでも一例ではありますが、

もし厳しい家庭環境で育った過去をお持ちの女性で、

今もまだ恋愛や男性に対して苦手意識を持っている方がいれば、

自分に当てはまることがないか一度よくお考えください。

 

親のせいばかりにしていられないことはたしかですが、

これから幸せな恋愛をしていくためにも、

自分の過去を紐解くことは非常に大切なことです。

 

親がすごく厳しかったとしても、恋愛に奔放な女性が存在する。

ここからは、親の呪縛を解き放つ方法と、

恋に奥手な女性が幸せな恋愛をするための方法を

お伝えしたいと思います。

 

でも、私の家のすごく厳しかったけど、

別に男の人も恋愛も苦手じゃないよ!

 

もちろん、こういった女性もいらっしゃることでしょう。

 

ちなみに僕の元奥さんはこのタイプに当てはまります。

 

たしかに彼女の子供時代の話を聞いていると、

テレビをあまり見させてもらえない家庭だったらしく、

学生になってからバイトはできたものの、

門限にはかなり厳しい家庭で育ったそうです。

 

もちろん、お義母さんは愛情を持って彼女を育てていたので、

その気持ちに応えるべく同居している間は

決められたルールをちゃんと守って生活していたそうですが、

高校卒業と同時にすぐ1人暮らしを始めたと言っていました。

 

「もう早く家を出たくてしょうがなかったの。」

 

僕や彼女のように人から縛られることを何より嫌う人間からすれば、

たとえそれが教育の一環だったとしても、

自分の自由を奪われることは本当に耐え難いことであります。

 

僕たちのような性格の女性であれば、

自由を求めて早い段階で実家を出ていることでしょう。

 

 

もちろん、人から縛られることを嫌う性格は、

幼少期からの人格形成でそうなった部分もありますが、

好奇心が旺盛すぎるせいで、

外部からいろんな情報が入ってくるので、

外の世界への憧れが人一倍強かったせいもあるはずです。

 

「外はこんなにも楽しいことで溢れている!」

 

その楽しさをできるかぎり満喫したいがために、

人から縛られたくないというわけです。

 

あと、

度を過ぎるぐらいに厳しい家庭環境で育った女性も、

早くに家を飛び出す人が多いです。

 

僕の知人にも何人かこういう女性がいますが、

家を出たあとの反動からか、

こぞってみんな恋愛にはオープンでしたね。

 

彼氏が何人もいる女性も中にはいましたが、

彼女たちはあまり男性に振り回されることがない

女性であることが多かったように思えます。

 

親の呪縛から逃れられない、大きな原因の一つ。

しかし、いつまで経っても親離れできない女性は、

なかなか親の教育という名の洗脳から抜け出すことができない。

 

これは、

親と同居していようが1人暮らしをしていようが、

関係ありません。

 

以前の記事でもお話ししましたが、

自分の親を盲信しすぎてしまうと

自分らしい価値観を持つことができず、

親の価値観をそのまま受け継いで成長することが多いのです。

 

☆参照記事☆

 

厳しい家庭環境に育った子供が

親の呪縛から逃れられない原因のひとつとして、

いつも厳しい親というわけではなく、

時折みせる優しさがあるせいで、子供は余計に混乱してしまうのです。

 

とくに自立ができない年齢のうちは、

子供は無力な存在でしかありません。

 

幼い子供にとって親は絶対の存在であり、

厳しい教育方針がたとえ間違っていたものだとしても、

子供はそれに従うしかない上、

「これは自分のためを思ってやってくれているんだ」

と思い込もうとしてしまう。

 

どんなに厳しい親の中にでも、

無理矢理やさしい部分を見つけようとするせいで、

それを愛情ある本来の親の姿だと盲信するから、

大人になっても親の呪縛から逃れられないわけです。

 

あの名作アニメのOP曲の一節でもあるように、

めちゃめちゃ厳しい人たちがふいに見せた

優しさのせいだったりするんでしょうね。

 

親に何を抑圧されていたか自覚し、開放することは大切。

それに、ほとんどと言っていいほど、

厳しすぎる家庭環境を作る親は、

条件付きの愛情を子供に注いでいますね。

 

テストで良い点を取ったから褒める。

 

通知簿の点が良かったから褒める。

 

クラスで学級委員になったから褒める。

 

などなど。

 

なので、まずは自分の家庭環境を客観視して見ることで、

自分の親を不完全な人間だと認識することにより、

ようやく呪縛から解き放たれる第一歩が踏み出せるということになります。

 

その第一歩を踏み出すことができれば、

失われた時間を取り戻すために、

過去に親から禁止されていたことを

思う存分にやってみましょう。

 

もちろん犯罪行為はダメですよ。

 

当時見せてもらえなかった

人気のテレビ番組やドラマを

動画サイトで探して見る。

 

夜遊びが禁止されていたのであれば、

思いつくかぎりの夜遊びをする。

 

アナタの学生時代、

クラスのほかの女の子が当たり前のようにしていたことを、

身をもって体験しましょう。

 

夜遊びに関しては友達がいなければ、

1人カラオケやネットカフェに行ってもいいのです。

 

バカらしく思うかもしれませんが、

こういった行動をすることにより、

ずっと抑圧されていた感情をすこしずつ外に出すことができます。

 

「みんな、こんな楽しいことをやっていたんだ。」

と理解することにより、自分が育った家庭環境の厳しさを

客観的に見ることができるんですよ。

 

とくに昔のテレビ番組を見ることは、

現在のように規制もそれほど厳しくなかったため、

新しい発見が色々ありますね。

 

ロンドンハーツなんて素人さんが出ていた頃は、

今とは比べものにならないぐらい面白かったもんなあ。

 

過去にできなかったことを体験することにより、自分を取り戻していける。

こうやって、

過去にリアルタイムでできなかったことを色々体験していくことで、

価値観の幅を広げ、自分らしさを取り戻していくわけです。

 

ここで、「じゃあ恋愛をたくさんすればいいのでは?」

と思った方もいらっしゃるかもしれませんが、

そんなことがいきなりできれば、奥手女子も苦労はしません。

 

とくに恋愛が苦手な女性は、

男性と普通のやり取りをしている間は楽しいけれど、

相手が恋愛モードになると引いてしまう女性が多い。

 

「えっ

いや、そんなつもりじゃ・・・。」みたいな。

 

やはり、

恋愛に対しての罪悪感に似た感情が抜けきれないせいで、

どうしても身構えてしまうのでしょう。

 

この意識をなくすためには、

「恋愛はとても楽しいもので悪いものではなく、

 自分もその楽しさを共有できる権利がある」

という大前提を理解する必要があります。

 

アナタが宗教上の理由やアイドル歌手だからという理由で

恋愛を禁止しているのであれば仕方ありませんが、

そうでないのであれば、

誰にでも恋愛をする権利はちゃんとあるのです。

 

むしろ権利どうこうというより、

したいだけすればいい。

 

恋愛を苦手に感じる女性の傾向として、

気になる人ができても自分に自信がないので

「私なんかに好かれても迷惑だろうな・・・。」

と思ってしまうことがありますが、

自分の感情にフタをすることなく、

どんどん開けっぴろげになればいいのです。

 

じゃないと、

人を好きになる感覚がいつまで経っても分からないから。

 




 

男性を苦手に感じる女性は、

リアルな男性の部分を苦手に思っていることが多いので、

単純に色んな男性との関わりを増やす必要がありますね。

 

彼女たちは男性の体毛であったり性器といった部分に

拒否反応を示すことが多いので、

「自分とは違う性別の人間だから違って当然」

と理解することが大切です。

 

男性の性器はセックスをしないと拝むことが無理なので、

見慣れるにはそれなりの時間を要するかもしれませんが、

男性に対しての免疫は日常で接触回数を増やすことにより、

だんだんと付いてきます。

 

別に出会いの場に行かなくとも、

会社で同僚の男性とコミュニケーションをとるとかでも大丈夫。

 

しないよりは全然ましだから。

 

人間の慣れってすごいんですよ。

 

「経験がなくてできない」のは、言い訳。最初はみんな初心者である。

恋に奥手な女性は

「恋愛経験がすくないから」といった言い訳をよくしますが

それは恋ができない理由にはなりません。

 

じゃあ経験踏めばいいやんってことになるのです。

 

なにもいきなり恋愛しろと言っているのではなく、

すこしずつ男性に慣れていき、

恋愛に対してポジティブなイメージを

できるだけたくさん持てるようにしていけばいいだけの話。

 

恋愛経験がないことを、

すごくマイナスにとらえる女性がいますが、

それは間違っています。

 

「ちゃんと恋愛したことないからしてみたい!」

と思うことが大事なんです。

 

「すごく楽しそうな遊園地があるのに、

まだ行ったことがない。だから行ってみたい。」

と思うこととなんにも変わりません。

 

人間を自ら行動に移させる原動力のひとつは、好奇心です。

 

恋愛をしたことがないから「怖い」と感じるのではなく、

「したことないからドキドキするけど、きっと楽しいんだろうな。」

とワクワクしてください。

 

そしてそのワクワクを早く実現できるように、

たくさん行動してください。

 

断言できますが、

恋愛で得られる幸福感は恋愛でしか得られません。

 

ほかのどんな幸せと比べても、

決して代用はできないのです。

 

そんな幸福を、

アナタだけが知らないなんておかしくないですか?

 

恋を始めるのに遅すぎることはありません。

 

「私はもういい歳だし、今更恋愛なんて・・・。」

と言う女性もいるでしょうが、年齢なんかクソ食らえです。

 

世間の風潮に流されて、

自分を見失わないでください。

 

アナタがもし恋愛をしたいのであれば、

その欲求に忠実になるべき。

 

したかったけどできなかったことの後悔は、

半端じゃなく後を引きますので、

悩んでいるならさっさと行動しましょう。

 

その分、早く幸せが手に入るのだから。

 

 

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アナタが恋に奥手なのは、親の育て方が原因かもしれない。” に対して26件のコメントがあります。

  1. 理恵 より:

    なんか、軽い気持ちでこのブログを読み始めたけど、
    この記事のところでちょっと涙ぐんでしまいました。

    恋愛・・したことないんですよね。
    虐待とか痴漢とかから始まり、思わせ振りとか生殺しとか遊びとか、
    とにかく男性にいい思い出がない、恋愛に良いイメージがない。

    ・・いや、それも嘘ですね。
    ちょっと楽しかったことがあるから、ちょっとうまくいってた期間があるから、諦めきれずにこのサイトにたどり着いた。

    幸せになりたいなぁ。。

  2. >理恵さん

    お辛い経験をされたのですね。

    理恵さんが幸せな恋愛をできることを心より願っております。

    諦めたくないという気持ち、非常に大切です。

    もがいていいんです。あがいていいんです。

    最後に幸せになったもん勝ちですから。

    これから出会う男性が、過去の男性と同じことをするとはかぎりません。

    どうか色眼鏡をかけずに、「人としてありかなしか」という基準で、これから出会う男性と接してみてください。

  3. 亜希子 より:

    私も高校卒業と同時に一人暮らし始めた人間です(笑)

    親が厳しかったとかそんなことは無かったんですけど、どうしてもなんか束縛されてる気分になってしまって…。家を出る直前の頃には息苦しさのピークでした(^^;

    一人暮らしを初めてすぐ、今までできなかったこと一気にやり尽くしました(笑)髪の毛を染めて、パーマをかけて、ピアスを開けて、化粧して、カラコン入れて、友達と朝方まで遊んだり…。

    その頃はまだ男性の免疫もなくて喋るのが本当に苦手だったんです。けど、やっぱり男性と話したりする機会も少しずつ増やしていくことで免疫って結構簡単についてきました。

    一人暮らしして見えてくる世界はやっぱり全然違っていて、改めて親の有り難みとか色々身をもって感じましたね。

    あと開放された嬉しさから、それまでのイライラとか息苦しさが一気になくなりました。

    今ではめっきり落ち着いて、親との関係も本当にあの頃なんであんなにイライラしてたのか分からないくらい、良好で安定したものに変わりましたねー(*ˊ˘ˋ*)(笑)

    1. >亜希子さん

      亜希子さんにとっては1人暮らしはかなり貴重な経験だったようですね。

      単純に、1人で生活してみないと自立心は養われないですし、人間1人が生活する値段すらも分かりません。

      親元を離れずに生活しているだけでは見える景色も変わらないのは当然ですし、親のありがたみを再認識することもすくないです。

      人間はいつもある物や在る者に対して感謝の気持ちが薄くなっていきますからね。

      家族間の関係性が良くなって本当に良かったです。

  4. ひた より:

    母の顔色を伺うことが多くて、一人暮らしになった今も一瞬母はどう思うか?って考えてしまうクセがあり、いやいやその考えはもういらない。ってなります。

    反動なのか、学生時代にやれなかったこと、社会人になってからやっています。
    男性と一夜を過ごしたのも、社会人になってからだし…

    結婚相談所も最初は母の勧めで、親の言いなりみたいですごく嫌で。
    結局、職場の人の勧めもあって、今は入会していますが。
    自分主体で生きれてるかなあって思うことがあります。

    1. >ひたさん

      親の呪縛というのは誰にとってもあるものですが、子供のときの親の年齢に自分が達したとき、自分がぜんぜん大人じゃないことに気づかれることもあるのではないでしょうか。

      ということは、親であってもそこら辺の大人となんら変わらないということで、自分の親という色眼鏡をかけてしまっているから、「親に言われたこと」が呪縛になるわけです。

      親の言いなりみたいと考えるのではなく、ひたさんが楽しんでできるかどうかの方が大切ですよ。

  5. 芹亜 より:

    「うわっ、すごい! 私の事だ(ちょっと違うけど)」と思い、古い記事のようですが、コメントしたくなりました。
    今月コメントされてる方もいらっしゃるので大丈夫かな。

    この記事、ぜひ「かつての私のような人に読んでもらいたい」と思いました。
    私はここに書いてあるような事を、無茶苦茶長い時間かけて自分で気づきましたが、もっと早く気付いていたかった。「十代の頃に読んでいれば……」と思います。
    もっとも十代の頃は心のどこかで恋愛を悪い事のように捉えていたから、こういう所に辿り着くはずもありませんでした。
    この記事、本当に必要な人の目にはなかなか触れないかもしれません。

    >男性と普通のやり取りをしている間は楽しいけれど、
    >相手が恋愛モードになると引いてしまう女性が多い。
    >「えっ
    >いや、そんなつもりじゃ・・・。」みたいな。

    そう、かつてはまさにそうでした。
    なのに今は、異性の友人の事を好きになって……一緒にいる時は本当に幸せで、それは良い事なのかもしれないのですが、友人のままでいるのが辛いという状況です。
    恋愛モードになりたくて、ヒントを求めてこちらにたどりつきました。
    「友達のままでいたいのに、告白なんかしてきて困るよー」なんて思っていた罰が、当たったのかと思ってしまいます(^^;)。
    相手が当時の私みたいな人だったらと思うと……ぞっとします(泣)。

    1. >芹亜さん

      コメントを残していただきありがとうございます。

      罰があたったとかはないですよ。

      単にまだ慣れていないこと、そして恋愛モードになっていることで相手との距離感がつかみにくいのではないでしょうか。

      親が原因で奥手になっている女性は結構多いので、この記事がそういった女性の目にもっと留まってほしいなというのが本音ですね。

  6. えぬ より:

    はじめまして。いつも楽しく拝読させて頂いております。私は母親に非常に厳しく育てられました。いつも母親の顔色を伺いながらの生活でした。母親の言う通りの行動をしてないと、暴言や暴力を振るわれたからです。今思えば、母親はモラ母だったんだと思うのですが、不幸にも、私は結婚相手にモラ男を選んでしまいました。でも、13年間の結婚生活に昨年終止符を打ちました。先生の記事にもあったように、話が通じない相手だったので、弁護士を立てての調停離婚でした。離婚後、二人の息子の親権は私が持ち、実家近くのアパートに三人で暮らしております。でも、実家が近いということで、母親との接触が増えてしまい、今はもっと離れた所に暮らすことばかり考えております。不安なのは、私が母親と同じような母親ではないかと言うこと。それでは、息子たちが自己主張が出来ない大人になるのでは…と、いつも息子たちを怒った後に思ってしまいます。自分の意識次第だとは思いますが、日々の悩みでもあります。

    1. >えぬさん

      はじめまして。

      いつもブログをご覧いただき本当にありがとうございます。

      離婚されて本当に良かったですね。

      いわゆる毒親と呼ばれる人の元で育った場合、自分もそうなるのではという懸念を抱える人は多いですが、親との接触が多ければ多いほど相手の思考が伝染して麻痺します。

      なので、離れたところに暮らし、お子さんが「人道的に外れたこと」をしたり言ったりしないかぎりは、否定せずにまず話を聞いてあげるようにされてはいかがでしょうか。

      毒親にかぎらず、子供の可能性をつぶすのはいつだって周囲の大人の消極的発想と価値観の押し付けです。

      1. えぬ より:

        藤本先生

        ご返信ありがとうございます!

        やはり、離れて暮らすのが得策ですよね!
        今は経済的なこともあるので、引越費用の貯金をしつつ、転職活動を始めたところです。
        またしても転校をさせるのは可哀想なので、学区内で極力離れたエリアの物件に目をつけており、子供たちがもう少し大きくなったら、市外へ越したいと思っております。

        先生の仰られたように、『人道的に外れたこと』をしたり言ったりしない限りは、子供たちの話に耳を傾けてあげられる母親になれるよう努めます!

        なんだか、勇気が持てました!
        ありがとうございました。
        これからも、ブログを楽しみにしております。

  7. mafumi より:

    ふと目に留まったこの記事を読むまで、
    きちんと考えていなかったことなのですが…

    私の両親は厳しくはなく、むしろ優しすぎるくらいで
    藤本さんの奥さまのお話を強調したような家庭でした。

    例えば、私が社会人になってからでも
    私が帰宅するまでは 必ず就寝せずに待っていたり、
    電車が止まれば(単に終電を逃した場合にも)必ず車で迎えに来たり。

    当然ですが、連絡せずに(連絡したとしても)外泊するなどあり得ませんでしたし、
    30代になっても、恋人の家に泊まったことはありませんでした。

    とくに奥手だったとか、男性が苦手だったというわけではありません。
    ですが、
    記事にもあるように、相手が恋愛モードになると急に心が重くなってしまって。
    悪いことをしているような気持ちが どこかにあって。

    「お母さんに何て言おう…」
    「お父さんに知られないようにしなきゃ…」

    そんな思いが、先に立っていました。

    だいぶ遅れてしまいましたが 一人暮らしをするようになって、
    藤本さんのブログにも出会えて。
    恋愛に対する心持ちが 軽く朗らかに解れていく感じがしています。

    恋愛を楽しみたいと思います。

    1. >mafumiさん

      家族間の仲が良い家庭に育ったのにもかかわらず、生きづらさや恋愛のやりにくさを抱えている人は結構いるのですが、これは親子間の距離が近いことで共依存状態になっていることが理由の1つとして考えられます。

      こういった場合、家族の判断がないと不安な状態になりやすく、mafumiさんの場合であれば、まず家族の目を気にしてしまうことがありますね。

      1. mafumi より:

        藤本さん

        「依存」
        ほんとうに、この一言に尽きますね。

        親だけでなく
        友人や知人、恋人、職場の人間関係においても、
        「誰かがいないとダメ」
        「ひとりじゃできない」
        「人と一緒じゃないと怖い」

        まだまだヨチヨチ歩きですが、
        精神的にも社会的にも自立への一歩を踏み出しました。

        素敵なオトナになろうー✨
        (もう、とっくにオトナなのだけど)

  8. なな より:

    私も奥手女子です。
    でも特殊だったけど厳しい家庭なわけではなかった。
    むしろ色んな情報がありすぎ、子供には辛い環境でした。セックスは汚い、男女関係は嫌だ、私の場合はそんな風に自らが思ってしまい、恋愛から遠退き、男性が苦手になり
    年相応のスキルがないことが今すごく悔しかったりします。
    男性を性の対象でしかなく、勘違いして捉えていて、
    いつも悲恋になるときは、関係を急いてしまい、身体の関係を目指して事を進めてしまう。男の人って、それだけだと思ってたから。(失礼なことでした。)
    なんか色々間違っていたなあと。
    今すごく大事にしたい人が出来て、ちょっと間違いもやらかしちゃって?あまり上手くいってないけれど、これから改善して、その人といい関係をつくりたいなと思ってます。
    いつもblogで気付きをもらってます。
    ありがとう、藤本さん!

    1. >ななさん

      たしかに一昔前は「男はみんな女好き」という風潮が当たり前のように蔓延していましたが、年々そうではなくなってきました。

      すごく大事にしたい人ができたとのこと、本当に良かったです。

      過去の失敗というのは同じ過ちを繰り返しているのであれば、それはもう通ってはいけない道ということになります。

      軌道修正して、これからいい関係を築いていけるといいですね。

  9. プー より:

    女性の自己肯定感は母親の影響を受けると最近どこかで知りました。
    確かに、幼少期に言われたことずっと心に残ってます。
    だから、かわいいって言われてもどこかで疑ってしまう。

    けど、そんなこと言ってても仕方ないので、私は自分のことかわいいって認めてあげたいです。
    化粧した顔をかわいいと言われても、それって自分で努力して手に入れたものですしね。

    それと、やっぱり今気になる人は自分で終わりと思うまでは思うようにやってみます。
    もちろん、時間は無駄にしません。
    ちゃんと納得していろいろ決めたい。

    仕事も楽しくしたいけど、恋愛で得られる幸せも手に入れたいんだなとこの記事を読んで思いました。

    1. >プーさん

      女性にかぎらず男性もそうなんですが、自分の母親って、子供にとっては初の「女性のロールモデル」になる存在なんですよね。

      そして、親の呪縛は誰にでもあるものなので、その呪縛がきつい人ほど「うちの親もそこら辺の大人と変わらないただの人」という事実を受け入れて、「ただの一個人が言ってる戯言」として消化できなければずっと、「親にそう言われたから」という呪縛から逃れられないわけです。

      単純に、「親一人が否定している自分のこと」<「その他大勢が肯定している自分のこと」なので、多数決で考えると信じた方がいいのは多い方となります。

  10. キジバト より:

    こんばんは
    ありますあります、親の呪縛
    何だか知りませんがウチの母は異性関係に関しては神経質なんですよね笑
    あと親だけでなく、クラスメートとか他の人達からも異性関連のことでからかわれたことがあったので、異性に好意を持つことに抵抗がありましたね

    先日藤本さんにコメント頂いて自信をますますつけられたので、前よりももっと異性に対して気楽に接することができるような気がします
    いつもありがとうございます

    1. >キジバトさん

      こんばんは。

      自分の親に異性関係を制限されてきた人って、好意を持つこと自体が悪いことだと思ってしまう傾向にありますね。

      そして、どんどん時代は変わってきているので、学歴とか職業とかで自分の子供の結婚相手を考える親は、考え方が古い上に子供の結婚適齢期を伸ばしてしまう犯人でもあります。

  11. れい より:

    藤本先生 こんにちは(^^)
    どなたかの回答にもあったように、うちは家族の仲がとてもよく愛されて育ってきました。
    人間関係に対して深い絆のようなものを求める傾向が強く、ちょっとしたことで裏切られた感じをうけたり、
    うわべだけの人間関係も今思えばうまくやっていくために仕方ないのですが、上手にこなしきれませんでした。これは親と仲が良すぎるせいでしょうか。精神的に自立するにはまずなにからはじめたらいいのでしょうか?

    1. >れいさん

      こんばんは。

      親と仲が良すぎることが原因ではなく、「人間関係はお互い向き合って当たり前」「自分が信用した人間は裏切らない」という価値観が芽生えたのかもしれませんね。

      自分の価値観や固定観念が強すぎると人にもそれを求めてしまうので、人は人、自分は自分と割り切り、自分の価値観に近しい人と信頼関係を築いていけばいいのではないでしょうか。

  12. ハナ より:

    はじめてコメント失礼いたします。
    今年で30になります、まさにこの記事で書かれている通りの育ち方をしてきました。
    母親が厳しかったです。
    中学時代は女子校、テレビを見せてもらえず友達と話が合わなくて、教室の扉を開けるのが毎日苦痛でした。
    大学は共学だったのに男の人と話したことがほとんどなく、恋愛にも興味が持てず、27で結婚の話を頂いた時も、話が具体的になってきた時に怖くなって、会うのをやめてしまいました。今考えると最高にもったいなかったです笑。でもどうしてもだれかを好きになる気持ちがわからなかった。
    ですが今、ずっと自分がやりたいと思っていた仕事に受かったのと同時に(母が生きていたら絶対反対されるような仕事です)、はじめて好きな
    人ができました。付き合わないと言われてしまいましたが、人を好きになる気持ちがようやくわかって、こんな人間らしいことを知らずに、私は20代いったい何をしていたんだろうと悔しかったです。片思いでもうすぐ一年なので、そろそろ寂しさの分散をしなければと思いますが、もうすぐ新しい仕事も始まりますし、何よりこれから初めての一人暮らしをするんです!
    30歳ではじめてのことばかりで、毎日台風の中にいるような気持ちですが、私もちゃんと恋愛してみたいです。超奥手ですがようやく恋愛モードになりました、、!
    藤本さんの記事をこれからもよりどころにさせてください!

    1. >ハナさん

      はじめまして。

      充実された毎日を送っていらっしゃるようで本当に良かったです。

      人生って楽しいものなんですよ。

      幸せに上限なんてないので、どんどん謳歌してください。

      ハナさんが良い恋愛ができるよう、心より願っております。

  13. ひた より:

    見合い話で、実家からの電話が半端ないです。
    &話す度に喧嘩する。

    知り合いに学生時代、門限が厳しくて遊べなかった。と言ったら、
    どうしてその門限を破るって発想がなかったの?と。
    根は真面目なんだか、なんなんだか。

    前編から読みましたが、若い頃厳しくしといたのに、
    今更、早く結婚しろって言われてもなあ。気もしないでもなく。
    わたしはあなた達の人形じゃないんだよ。と思ってしまったり。

    そういえば、親に、
    小学生の頃、学校行ってる間に離婚してたらどうしよう。とわたしが心配していた。と聞き、
    自分は全然そんなこと覚えてなかったんですが、
    結婚しても、生涯一緒にいられる自信のなさとか、結婚しても自分の足で立っていたい。と思ったのって、そこから来てるんだなあと。妙に納得してしまいました。

    1. >ひたさん

      >前編から読みましたが、若い頃厳しくしといたのに、
      今更、早く結婚しろって言われてもなあ。気もしないでもなく。
      わたしはあなた達の人形じゃないんだよ。と思ってしまったり。

      そう思っていいんですよ。

      「思ってしまった」自分に罪悪感を覚えるかもしれませんが、そう思った時点ですでに思っているということなので、その気持を自覚しないといけないんです。

      学生時代はさんざん厳しくしておいて大人になってから結婚を急かす大人って、結局は子どもの自立を望んでなくて自分のエゴを子どもに押し付けてるだけなんですよね。

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