【だって】釣った魚にエサをやらない男の心理をさらに掘り下げてみた。【つまんないから】

以前、釣った魚にエサをやらない男の心理について

お話しさせていただきました。

 

☆参照記事☆

なんで男は釣った魚にエサをやらないの?

 

この記事であますところなく、

付き合ってからしばらくすると

連絡無精になる男性心理を書いたつもりだったのですが、

思うところがあったので、

もうすこし掘り下げてみようと思います。

 

男同士と女同士では会話の内容が異なることが多い。

まず、男性と女性で根本的に違うのが、

男性はロマンを追いかける生き物で、

女性は現実的な生き物というところです。

 

もちろん、

全員が当てはまる法則なんて

世の中に存在しないので、

この法則に当てはまらないという人も

いらっしゃることでしょう。

 

ですが、

「なんで釣った魚にエサをやらないの?」と

お嘆きの女性はかなりの現実主義者で、

お相手の男性はロマンを追いかけるタイプであることが多いです。

 

どういうことかと言いますと、

男女の普段の会話がこの法則を見事に物語っています。

 

 

たとえば、

架空の話で延々と盛り上がることができる男性って結構多いです。

 

将来の夢について時間を忘れて熱く語り、

「なあ、ワンピースだったらどの悪魔の実を食べる?」

なんていうありえない話で延々と盛り上がれるのが男。

 

そんな話を傍目から聞いていて

「まあ男って、なんてお子ちゃまなの!」と

思っているさぞかし女性は多いことでしょう。

 

僕もいまだにありもしない空想話で、

友人たちとお酒を飲みながら

延々と語り合っていることがあります。

 

中でも、ジョジョのスタンドを使うなら

どのスタンドを使うか?という話で

朝まで飲んでいたのはいい思い出です。

 

「どうしてもセックスピストルズが使いたい」と言う友人に対し、

「日本じゃ実用性あらへんがな!」

と1時間近く説教をするという事態にもなりましたが。

 

それに対し女性は、

現実的な話題で盛り上がれる生き物です。

 

僕が20代の頃、

居酒屋で聞いた女子大生とおぼしき3人組の女性達の会話が、

なぜかいまだに心に残っています。

 

A子

「今日な、学校に遅刻しそうになってんか、

ほんで駅の階段を走って上がってたらな、

ヒール折れてん!」

B子

「えーうそー!最悪やん!」

C子

「ほんでどうしたん?」

A子

「もうしゃあないし、そのまま折れたヒールを拾って、

電車乗ってんか。

もー最悪やわーマジで。」

B子

「それ痛いなあ。新しい靴買ったん?」

A子

「買ったよ。今履いてるやつがそうやわ。」

C子

「あ、可愛いやん!ええやん!」

A子

「そやねん。ええやろこれ。

ヒール折れたおかげ?かな?」

B子

「ヒールも折れてみるもんやなあ。」

C子

「私もヒール折ろっかなあ。」

 

おい、お前ら。

 

その話のなにがおもろいねん。

 

なんの話やねん!

 

なんやねん、「私もヒール折ろっかなあ。」って!

 

アホみたいな顔しやがって。

 

ねえ、オチは?

 

ねえ、オチないの?

 

はやくオチ言うて!

 

トイレに行った友人が帰ってくるまで、

ずっと僕はJD3人組に対し心の中で突っ込んでいたのですが、

結局彼女たちの話にオチがつくことはありませんでした。

 

話にオチを求めてしまうのは、

僕が関西人だからと皆さんはお思いでしょうが、

話に「結論」つまり「オチ」がないことを嫌う人は意外と多いです。

 

このように性質が違う者同士が相まみえるのは、

お互いのことを知らない最初だけということが

ご理解いただけたでしょうか。

 

そう、多くの男性が「釣った魚にエサをやらなくなる」のは

会話の方向性が根本的に違いだしてきてから。

 

相手の女性の話が「つまらない」と思ってしまうことは

大いに関係しているのです。

 

つまらないコミュニケーションを続けていると、飽きられるのも早い。

とくに、話にオチを付けるのが下手な女性は、

男性が早々にエサをやらなくなる場合が多い。

 

電話でオチのない話を延々と聞かされる男性が思うのは、

「コイツの話、つまんねえな。」であり、

オチがない長文のLINEやメールを送られて男性が思うのは、

「なんなの?同じぐらいの文章量で返せってこと?」であり、

おはようからおやすみまで暮らしを報告するだけの

メッセージに対して男性が思うのは、

「え、なに?これ、感想を求められてんの?」です。

 

そんな状態で相手の女性からLINEやメールが来ても、

「うーん。面倒だしあとで返すか。」となって忘れ去られ、

連絡がどんどん減っていくというわけですよ。

 

とくに最近では、

LINEのスタンプだけでリレーをするという、

なんとも不毛なやり取りをするカップルがいますが、

男性側の意見を言うと、「またかよ・・・」です。

 

そして、「ほかに話すことねーの?」とも思ってしまいますね。

 

既読になる前に

「○○がスタンプを送信しました」と画面に表示が出るので、

「あ、見なくていいや。見たら返さないといけないし」

と思って、未読のまま放置する男性も多いことでしょう。

 

それを、

「最初の頃はもっと連絡くれたのに!」と怒っても、

「じゃあ返したくなるような文章送れや!」というのが

男の本音です。

 

なにも腹抱えて笑うような

面白い会話をしたり文章を送ったりしろと

言っているわけじゃない。

 

せめてこちらから話す内容にオチを付けて、

男性のくだらない話をスルーせずに

乗っかってあげることができれば、

「釣った魚にエサをやらない事態」は

ある程度回避することができます。

 

いいですか?

 

聞いているふりもスルーに入りますからね?

 

「へーそーなんだー。すごいねー。」

といった女性の適当な相づちは、

「コイツ、俺の話聞いてねえな。」

ってバレてますからね?

 

ちゃんと興味を持って聞いてあげてください。

 




 

質問力はめちゃめちゃ大事。

あと、エサにありつけなくなる女性で

欠如していることが多いのが、質問力

 

会話を続かせようと質問しまくったり、

質問が的外れでどうもわざとらしかったり。

 

スポーツのインタビュアーを見てください。

 

あの人たちはトップアスリートに向かって、

「なんでそんなに凄いんですか?」というような

漠然として相手が答えにくいことは聞かないでしょ?

 

「ここまで頑張ってこられた秘訣は?」とか、

「今の○○さんを支える原動力は?」みたいな感じで、

相手が話しやすい質問をするじゃないですか。

 

しかもインタビュアーは、

選手の情報をインタビュー前に

徹底的に下調べしています。

 

だからこそ、口べたなアスリートに対してでも、

あれだけスムーズなインタビューができるというわけです。

 

これは恋愛でも同じことが言えます。

 

恋は情報戦と言っても過言ではありません。

 

相手の情報を正しくキャッチし、

興味を持って質問する。

 

たったこれだけのことなのに、

自分のことを分かってもらいたいからと自分語りをしまくったり、

「おはよう!今から用意して行ってきまーす☆」というような、

どうでもいいことをひねりを加えずそのまま伝えたりするから、

だんだんとエサにありつけなくなるのです。

 

男性は自分のことを正しく理解してくれる女性のことを、

雑には扱いません。

 

というか、男性に限らず人間ってそういうもんです。

 

「言いたい」「聞いてほしい」「知ってもらいたい」

だけじゃダメなんですよ。

 

「最近、彼からの連絡が減ったかも・・・。」

とお嘆きのアナタ。

 

今からでも遅くはありません。

 

正しくコミュニケーションを取りましょう。

 

・話にオチを付ける。

・興味を持って話を聞く。

・相手の情報をできるかぎり引き出す。

・そしてそれに沿った質問をする。

 

これら4つのことを心掛けるだけで、

釣った魚にエサをやらないという事態は

免れるのではないでしょうか。

 

 

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【だって】釣った魚にエサをやらない男の心理をさらに掘り下げてみた。【つまんないから】” に対して18件のコメントがあります。

  1. キキキリン より:

    いつも楽しく2日おきに更新されるブログを楽しみにしています。これからも楽しみにしています!とても勉強になります。

  2. >キキキリンさん

    そういう風に言っていただけて本当に光栄です!

    これからもそう言っていただけるよう、精進いたします。

  3. けー より:

    おはようございます。

    こちらの記事がとても好きで、男心を学ぶために見ていますが、
    JD3人組の件とそれに対する藤本さんの突っ込みに
    何度読んでも笑いが込み上げてしまいます。

    記事に関しては全て読破しており、
    この接し方はどんな男性にも応用できそう、ですとか
    これとこれを組み合わせた感じが良さそう、というように
    カスタマイズもまた楽しみのひとつです。

    現在、ひとつ知りたい接し方があるのですが、
    恋愛経験が少ないせいか、どの記事が合致しているのか
    迷子になっておりまして。。。

    肉食男性の目的を満たしてしまったときの接し方と距離感について。
    例えば、
    ・うっかり好きを全開に出し過ぎて相手が安心した
    ・頑張らなくてもセフレが、自分から食いつくることに安心した

    というようなとき、接し方として
    ・相手のテンションが低い時には乗らない
    ・自分からは連絡しない
    ・7割程の尽くしは保持
    ・表面的には楽しむことに全力を注ぎつつ、
     じわじわ安全基地になり、精神的な支えになるよう相手を理解し接する

    などかな?と考えつつ、よく解らずでして。。。
    おすすめ記事をご指示いただけますと幸いです。

    ケースバイケースなので、
    具体的な相手が現れた際は、またカウンセリングで
    お世話になろうとは思うのですが、
    同じ轍を踏まないよう、大枠だけでも捉えたい次第です。

    1. >けーさん

      こんにちは。

      記事をすべて読破されたとのこと、本当にありがとうございます。

      肉食系の男性と関係をもってしまったときの距離感は、身体の関係があろうがなかろうが、そのときの「仲の良さ」によってコミュニケーションの取り方が変わってきます。

      たとえば、初対面の人なら初対面の人に対しての距離感、上司なら上司に対しての距離感があるように、いくら関係をもっているからと言っても、まだ友達と呼べない距離感なら、相手からしても友達でもなんでもないというポジションになってしまうんですよ。

      なので、馴れ馴れしくしない、調子にのらない、この2点に気をつけてみてはいかがでしょうか。

  4. けー より:

    ご回答くださり、どうもありがとうございます!

    基本的な点をすっとばしてしまうところでした。。。

    カウンセリングでもそうでしたが、わたしの視点で

    抜け落ちがちな基本をアドバイス下さるのはとてもありがたいです。

    調子にのらない、馴れ馴れしくしない、というのを

    常に念頭に置くよう気をつけてみます^^

  5. みみ より:

    ヒール折ろうかな?がオチだと思いますが、
    私が女だからそう思うのでしょうか(^_^;)

    1. >みみさん

      関西人目線で考えると、話の起承転結的に「なんの話やねん」ってなってしまうんですよね。

      関東の人でも笑いが分かってる人は、この類の話に僕と同じようなこと考えると思います。

  6. キジバト より:

    オチの付け方、私もまだまだよくわかっていないですね…
    好きな人にも、だから何?みたいなことを言われたことがあります。

    例えば、記事内のJD3人組の会話はどうすれば良かったのでしょうか?
    藤本さんの模範解答を是非教えていただきたいです

    1. >キジバトさん

      僕のつっこみを3人のうちの誰かが言えばそれがオチになるのではないでしょうか。

  7. チハル より:

    藤本さん、お疲れ様です。

    彼は出会った当初、よくこの”飽きる”って言葉を言ってました。
    私は”飽きるような女のコとしか付き合ってこなかったか、求めてるのが初期の興奮だけだからの2択じゃない?”と、常々偉そうに返してたんです。

    離婚後、長ーくお付き合いしたことは多分ないと思うし、また探せばいいや位の感じだったんだろうなと感じてました。

    彼と出会って2年以上が過ぎた今、しみじみ思うのは、そりゃあ最初のドキドキは薄れたけどお互いが大切な存在だと思える実感がハッキリとあることです。

    私が新しく始めた事のお祝いに”ドレスコードのあるお店を予約したから、おしゃれしておいで”ってデートに誘ってくれて、藤本さんから最初に言っていただいた言葉はきっと間違ってないんだなって、つくづく確信した昼下がりでした。
    ありがとうございます。
    男心は男に聞けですよね!

    仕事に彼の事に、毎日楽しく暮らせてます。

    1. >チハルさん

      毎日を楽しく暮らす、これが実践できている人ってすごくシンプルな生き方しかしてないんですよね。

      世間体や人の評価に縛られず、やりたくないことはしない、ただこれだけのことです。

      とくに人間関係で相手に選ばれようとしているかぎりは、その時は上手くいってもいずれストレスを抱えることになります。

      1. チハル より:

        お返事、ありがとうございます。
        おはようございます。

        私は、キャッチする感覚もそうですが、感情の記憶がすごく残りやすいみたいで、なんとなく肌に合わない事を感じ取ってるのに我慢すると全てが上手く回らなくなるっていうことを経験から掴んで、誰かに嫌な思いや失礼な振る舞いをする事でない限りは、自分の人生なので、したい事を思いっきりしよう!っていう結論に至ったのだと思います。

        それをワガママに映る人の発言も、的を得てない場合は全く気にならなくなりました。

        まだまだ未熟ですが、これからも自分らしく自分の人生を歩めるように、精進していきたいと思います。

  8. クルミ より:

    藤本さん、こんにちは。
    過去の記事にコメント失礼します。

    つい数日前に彼氏と「釣った魚にエサをやらない」について話していて、目からウロコだったもので。

    彼氏とは7か月ほどの付き合いになりますが、釣った魚にエサをやらない状態になったことがなく。
    「なったことないよね。なんで?」って聞いてみたんです。

    そうすると。
    「釣られた人(彼女)は、釣った人(彼氏)からしかエサをもらえなくなるでしょ。だから手を抜かない。」
    という答えが返ってきました。

    私はエサをもらいたかったら、頑張らないとと思っていて努力もしていたので。
    (実際、エサをもらいまくっています(笑)
    彼氏のこの回答が凄く目からウロコで、こういう考え方もあるんだな~と思いました。

    これを聞いても、油断をせずにエサをもらえ続けるように頑張ります。

    1. >クルミさん

      こんばんは。

      >「釣られた人(彼女)は、釣った人(彼氏)からしかエサをもらえなくなるでしょ。だから手を抜かない。」

      彼、人の気持ちがちゃんと分かる人ですね。

      人間愛がある人は、しっかり相手のことを考えれてこういうことができるんですよ。

      いい彼氏さんに巡り会われたのではないでしょうか。

      1. クルミ より:

        藤本さん、おはようございます。
        お返事ありがとうございます。

        お墨付きを頂けて嬉しいです。
        実は藤本さんと彼氏、言うことが結構被っています。
        なので、自分の目利きにも間違いなかったな~と。

        これからも参考にさせて頂きます。

  9. wm より:

    藤本さま

    面白い話をすることも、
    オチをつけることも苦手な私ですが…

    男性は自分のことを正しく理解してくれる女性のことを、雑には扱いません。
    まさにここ、響きました〜。

    私がしたことに喜んでくれる場面を思い浮かべると、ここと繋がるんです。
    なるほどなー。

    絶えず変化する男性を理解するために、
    常に対象の勉強を怠ることはできませんね。

    人に対して興味津々、好奇心旺盛な性格が、
    ここで生きてくるとは!

    1. >wmさん

      >男性は自分のことを正しく理解してくれる女性のことを、雑には扱いません。
      まさにここ、響きました〜。

      実はこれ、男性にかぎった話ではないんですよね。

      人は自分のことをちゃんと理解してくれる人がいたら、その人がいるだけで安心感を得ることができます。

      相手になにかしないと好きになってもらえないと思っている人は、なにもしてないけれど愛されるという現実があることを分かっていないことが多いです。

      1. wm より:

        藤本様

        以前おでんを作ったときに、
        おでんに入ってる具材を見た夫に言われたんです。

        wmのおでんのチョイスとか見ると本当に一緒になって良かったって思える、と。

        主婦なら当然誰しも、夫の好きな具材、メニューを選ぶと思いますが、そういうところに感動するんだな、と。
        その時はこんなことで?と思いましたが、藤本さんの言葉で繋がりました。

        普段好きな人には、しつこいほどリサーチをかけるんです。
        なにが好き?どれが好き?
        この中ならどれがいい?
        会話の中で好みとかの話題が出てくると異常に食いつきます。

        もう少し、さりげなくできた方がいい女性なんでしょうね。
        露骨にガツガツしてる感じは綺麗じゃないかもしれません。
        でもこのキャラで通します。
        意中の人に限らず、誰にでもそうなので。

        もしかしたら、相手に何かしないと好きになってもらえないと思ってる人、と思われてるかもしれません。
        そして実際そうなのかもしれません。

        でも、結婚した後に出会った彼と接していると、なにもしてないけれど愛されるという現実があることが、初めてわかったような気がします。

        藤本さんの記事を読んでると、自分の今までの生き方の答え合わせをしている感じですね。

        この部分は正しかったんだ、今まで意識してなかったけど、このまま続けてみよう。
        この部分は、アプローチの仕方がまずかったんだ、それならこうアプローチしてみようと。

        本当に面白いです。
        いつもありがとうございます。

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