人として面白くない人の恋愛やビジネスが上手くいかないのは当然なんだよ論。

おすすめ本の紹介。

withonlineで35回目の連載がアップされました。

 

【モテたければまず『一人焼肉』に行くべきワケ、教えてやんよ】

 

テーマは前回に引き続き、「エンタメ性」についてです。

 

なかなかぶっ飛んだタイトルですが、

編集者の永野さんの案です。

 

こういう変化球、大好き。

 

そういえば、最近読んだ本の中で

めちゃめちゃ面白いものがありました。

 

 

「読みたいことを、書けばいい。」というタイトルのこの本。

 

著者の田中泰延さんの織りなすユーモアも秀逸で、

久々に人の文章を読んで嫉妬しました。

 

内容は、タイトル通りのことがズラリと書かれていますが、

文章を上手く書く方法とか、多くの人の心に届く文章術について

田中さんは「そんなものはない」と断言しています。

 

そんなものはないからこそ、

自分が読みたい文章を書く。

 

僕自身、最近その観点が抜けていたかもしれないと思い、

ふと我に返りました。

 

ありがたいことに執筆のお仕事を

いただくことが多くなってきましたが、

楽しんで書いていたものが

「書かなきゃ」になってしまうと良くないのは

言われなくても分かっていたつもりだけれど、

自分でも気づかないうちにそうなっていたのかもしれません。

 

なので、この本を読んで

「初心にかえれってことなんだな」と思いました。

 

上手くいく絶対法則はないけれど、上手くいかせるための「基礎」はある。

なんでこういった話しをいきなりしだしたかというと、

恋愛にも人生にも共通する大事なことだと思ったからです。

 

恋愛を上手くいかせる方法なんてないから、

だから会いたいと思える自分になる。

 

人生を上手くいかせる方法なんてないから、

だから生きたいと思える人生をつくる。

 

というように。

 

当たり前の話しだけど、

人それぞれ上手くいかせる方法なんて全員違うんだから、

「相手がどうか?」じゃなくて、

まず「自分がどうか?」ってことでしょ?って話しです。

 

もちろん、

上手くいかせる上での鉄板ルールみたいなのは

あるにはあるんですが、それって

「押さえておいたほうがいい基礎」でしかないので、

結局応用は、自分のやり方を見つけないといけないんですよね。

 

しかも、その基礎すらも自分のやり方や勝ちパターンが見つかったときに

「あれ?基礎だと思ってたけど全然違うじゃねえか!」となることはよくあるので、

結局、最終的にはやっぱり「自分がどうか?」に戻ってくるんだなと思います。

 

ただ、その上でどうしてもエンタメ性だけは

外せないというのが僕の見解で、

そもそも人として面白くない人の恋愛もビジネスも

上手くいかないのは当然なんです。

 

じゃあ、人として面白くない人って

どういう人なのかというと、

これまた正解がないわけで、

だって、人それぞれ何に対して面白さを見出すかは

まったく違うじゃないですか。

 

それに、面白いかどうかは相手が判断することなので、

僕たちに決定権はありません。

 

人として面白くない人。

その上で、人として面白くない人がどういう人なのか。

 

こういうことになります。

 

・自分が面白いと思うものを信じれていない

・自分から面白いことや楽しいことを作ろうとしない

・一人の時間を楽しく過ごせない

 

1つ目の、

「自分が面白いと思うものを信じれていない」という部分についてですが、

ここでつまずいている人って男女問わず多いと思います。

 

自分が、

「面白い!楽しい!」って思ったものはそれでいいのに、

そこに誰かが「そんなのおかしい」ってアホみたいな主観を入れてくるから

自分が面白いと思うものに自信が持てなくなるんですよ。

 

これは、

「私はこれが好き!」と思うものに対しても同じですね。

 

どれだけ多くの人間に否定されようが、

自分が好きだと思ったものは好きでいいのに

流されてしまうから、自分の好きに自信が持てなくなるんです。

 

しかし、こうやって書くと、

「あんな男やめとけ」と周囲から言われるような

ろくでもない男性を追いかけている女性が

「じゃあ私は彼のことを好きでいいんだ!」

なんて勘違いをすることも多いのですが、

ほとんどの場合それは「純粋な好き」じゃないですし、

書くとめっちゃ長くなるのでこの話しはまた別の機会にでも。

 

端的にいうと「ただの執着」です。

 

2つ目の

「自分から面白いことや楽しいことを作ろうとしない」は

そのまんまなのですが、人として面白くない人って

エンタメを誰かに提供してもらおうと待ちの姿勢になっていることが多いです。

 

だから、3つ目の

「一人の時間を楽しく過ごせない」になってしまうんですよね。

 

その結果、33回目の連載でお話しした

① おもしろいことや楽しいことを仲間と共有しようとする意思がない
② 会話の引き出しが少ない
③ 笑いのツボの相性が合わない

という結果につながってしまうわけです。

 

【参照記事】

 

どこまでいっても、「自分が面白いかどうか」が基準。

あと、エンタメ性を向上するために、

「ものすごく面白いことや楽しいことをしないといけない」

と錯覚している人が結構いらっしゃるのですが、何度も言うけれど、

自分が「面白い・楽しい」と思えることなんだったらなんでもいいんですよ。

 

もちろん、恋愛以外でね。

 

相手がいないと成立しないエンタメに身を委ねている人は

厳しいようだけれども、エンタメ性が低いと言わざるを得ません。

 

僕自身、毎日仕事が終わってから楽しみにしているエンタメは、

お酒を飲みながらFF14をプレイするか

映画かドラマの鑑賞なので、正直めっちゃ地味だなと思います。

 

でも、僕はそれらをすることが面白いし楽しいと思っているので、

誰かに非難されることがあっても

「うるせえよ、お前より人生楽しんどるわ」で終わりです。

 

そして僕は、自分が女性だったら僕と付き合いたいと思うし、

お酒を一緒に飲みたいなと思うので、

それが、「会いたいと思える自分」かどうかという話しに戻るんですよ。

 

今まで相手に気を遣いまくって素を出せなかった女性は、

自分が男性になったとして、

そんな自分と付き合いたいと思えるでしょうか?

 

自分から面白いことや楽しいことを相手に提供しない

そんな自分と付き合いたいと思えるでしょうか?

 

でも、エンタメ性を身につけても

それが相手に受け入れられなかったら・・・?

 

そんなことを考える女性がいらっしゃるかもしれませんが、

あなたが面白い、楽しいと思うことを否定してくる男と

付き合っても上手くいくわけないで?という話しになってきます。

 

結局、恋愛だけじゃなくすべての人間関係に共通することですが、

人に対してかぶっていた仮面を脱いだ自分を

好きになってもらったり支持してもらったりしないと上手くいかないので、

「あなた自身」を受け入れてくれる相手を見つけましょうということです。

 

そのためにエンタメ性を向上させて、

自分を好いてくれる人の数を増やしていくと

適材適所も同時に増えていきますね。

 

エンタメ性を高める詳しい方法につきましては、

コラムをご覧いただけると幸いです。

 

 

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