信用できない女性に男が心を開けるわけがないんだよ論。

最近、連載やコラムの補足記事ばかりだったので、

純粋なブログ更新は久しぶりになります。

 

どうしてもブログ以外だとNGな表現や書けないことがあるので、

制限をかけない藤本節を久々に炸裂させてみましょうか。

 

藤本100%やで!

 

恋愛において「信用」の観点が抜けている男女が多い件。

恋愛関係に進展しない理由の一つに、

「信用できない」というものがあります。

 

たとえば、彼氏や旦那さんがいるという状態で

パートナーが居ない男性に「好き」と伝えたけれど、

「君には相手がいるじゃん」と言われて

先に進まないという女性がいます。

 

しかも、彼女たちの多くがこう言います。

 

彼が私と付き合ってくれたら、

今の彼氏(もしくは旦那)と別れるつもりなんだけど・・・。

 

ちょっと待て。

お前は一体なにを言ってるんだ。

 

プライドが高い男性なら

「おいおい、なに保険かけとるねん」って思うでしょうし、

誠実な男性なら

「筋ぐらいちゃんと通してから言えよ」って思いますし、

僕もそんな女性に言い寄られたら舐められてんのかなって思います。

 

好きな男性にはパートナーがいないけれど、

女性にパートナーがいて上手くいかないケースのほとんどは

言うまでもなく当たり前の話しなんですが、

「信用できない」からなんですよね。

 

つまり、

「なに上手いことやって、美味しいとこだけ持っていこうとしとるねん」

という話しです。

 

ちなみに、その状態で相手の男性が付き合う気はないけど

相手の女性と一緒にいるケースがあるのはどういうことかというと、

都合がいいか、最初からなんとも思っていないかのどちらかです。

 

なぜなら、

本当に好きだったら思うところがありすぎて

つらいから一緒にいれないし、

一緒にいてもいろんな感情が交錯しすぎて

平常心を保ってられないですからね。

 

じゃあ、

好きになった男性に奥さんや恋人がいるのに

付き合わないまま一緒にいることができる女性はどういうことなんだ?

という話しになってくるのですが、

以前に友人が面白いことを言っていたのを思い出しました。

 

男より女の人のほうがワンチャン狙うよなあ。

しかも長い期間で。

 

「男性とは」「女性とは」と人間をひとくくりにして

考えるのはあまり好きじゃないけれど、

この発言を聞いて「たしかに!」と納得してしまいました。

 

しかも、そういう女性の多くは

相手の側にいる期間が長くなればなるほど、

執着恋愛になってますからね。

 

もちろん、執着じゃなく

「私はもう折り合いがついてるから

今の状態でも別にかまわない」という

女性も存在するのですが、

この達観といってもいい域に行ける女性は極稀です。

 

執着恋愛になった場合、

すでに平常心を保てていないのが当たり前になっていて、

冷静な判断ができなくなっていることに

当の本人は気づいていません。

 

冷静に今の自分が置かれている状況と

現実的な問題を考えることができていれば、

「これ以上もう無理だな」って分かりますからね。

 

今の話しの流れでいうと、

彼女や奥さんがいる男性に口説かれてしまい

そのまま流される女性が後をたたないことを考えると、

恋愛において「信用」という観点が抜けている人が

男女問わず多いという事実を物語っています。

 

だって、

別れる予定がないパートナーがいるのに

色恋目当てで接触してくる男性って、

不誠実以外の何ものでもないですからね。

 

誠実な人って、人の不誠実さが気になるし、

不誠実な人は、人の不誠実さが気になりません。

 

なので、相手に不誠実なことや不義理をされて

それを何度も許容できてしまう女性は、

厳しいようだけれども誠実じゃないから許せてしまうんです。

 

こういうことを書くと、

「私は人に対して誠実だし!」と反論する女性もいらっしゃるでしょうが、

本当に誠実な人って、自分自身にも誠実ですからね。

 

自分に対して誠実だと、

自分に嘘つかないし、自分に真心こめて接してるし、

自分に対して真摯に向き合うことができています。

 

人にも自分にも誠実な人は

誰かから不誠実なことをされたら許せないし、

必要以上に関わりあいたくないから距離を置いたり、

場合によってはブチ切れたりするものです。

 

彼氏とか好きになった人に不義理や不誠実なことを何度もされているのに、

「どうやったら彼と上手くいくんだろう?」って悩んでる女性がいますが、

悩まないといけないのはそんなしょうもないことじゃない。

 

相手にそんなひどいことをされているのに、

怒ったり悲しんだりしない自分のほうを悩んだほうがいい。

 

人を「信用する」って、そんな簡単なことちゃうねんで?

あと、「信用する」の定義を履き違えている人が多すぎます。

 

恋愛の場面にかぎらず、

多くの人が信用じゃなくて

期待をしてるんだなと感じました。

 

そもそも、相手を信用する上で必要なものって、

信用するまでに至った「成果物」「実績」の積み重ねなんですよ。

 

その2つの積み重ねがあって、

「この人は大丈夫だろう」という

「無条件の安心感」を抱いてこそ

相手のことを信用している状態になります。

 

この積み重ねがまったくない状態で、

「彼のことを信用できません」

と言う女性がいらっしゃいますが、

そんなの当たり前じゃねえかという話しです。

 

それから、

「彼のことを信用していいでしょうか?」

と聞く女性もいらっしゃいますが、

信用って誰かに言われてするものじゃないし、

「その人を信じる」と決めた自分の目利きを

信じることができないと、人のことは信用できません。

 

それに、その男性は僕に対して信用に匹敵する

「成果物」と「実績」を積み重ねていないので、

僕にその質問をするのはお門違いやで?というわけです。

 

なので、出会ったばかりの人のことを

信用なんてできるわけがないし、

その状態で相手に抱いてるのは

「この人はきっといい人かもしれない」

というような、これもまたただの期待になるんですね。

 

だからといって、

最初から相手を疑ってかかればいいのかというと、

それはそれでダメなんです。

 

だって、相手のことを疑ってかかったら

人は「疑いの証拠探し」しかしなくなるので、

疑わしくない相手に対しても疑いの目で見てしまいます。

 

じゃあどうすればええねんという話しになってくるのですが、

正解は「フラットな目」で「人としての相手」を見ることです。

 

目の前にいる人が、男性だから、女性だからという視点ではなく、

「この人はどういう人間なんだろう?」という視点で見ることが大切。

 

そして、フラットな目で相手のことを見るには、

冷静でないといけません。

 

冷静さがなくなるにつれ、

人は目の前の人間のことが分からなくなっていきます。

 

それは、

「この人、超かっこいい!」という高揚感も

「コイツ、めっちゃ腹立つねん!」という嫌悪感も

「嫌われたらどうしよう」という不安も

「絶対に振られたくない!」という焦りも、

「いつもと違う自分」が感じている感情は

すべて冷静さを欠いていることを忘れないでください。

 

あと、世の中のやらかしてしまった系の事件って

例外なくといっていいほど、

冷静さを欠いたことが発端になっているので

その点についてもお忘れなく。

 

思っていることをちゃんと言わない人間を信用なんてできるわけがないだろう。

まあこれも当たり前の話しです。

 

よく、

本命コミュ障になって好きな男性の前で

自分の素が出せないという女性がいますが、

これをやってしまっているうちは信用されません。

 

「人の心を開きたいなら、まずは自分をオープンにするところから」

といったことがいわれていますが、これはなにも間違ってないです。

 

そもそも、自分を出してくれない相手に対して

心の内を見せようなんて思えないですし、

自分のことを分かってもらいたいとも思わないですからね。

 

以前、「寄り添い」について記事にしたことがありますが、

公開後に「私の好きな人は弱みや傷口を見せてくれません」

といったお悩みがあまりにも多く届きました。

 

 

これはハッキリ言ってしまって申し訳ないけれど、

信用されてないからやで?

 

つまり、

「コイツにこんな話ししてもしょうがないしなあ」とか

「どうせ的外れな答えが返ってくるんだろうなあ」とか

「そもそも理解してもらえないだろうなあ」と思われているから、

弱みや傷口を見せてくれないわけです。

 

よく、

「男性は大きな悩みや問題に直面したときには

自分の殻に閉じこもる」なんていわれていますよね。

 

これ、僕も信じてたけど、嘘です。

 

だって、自分の奥さんには悩みを言わないのに

クラブのママには相談する人がいるのはなんで?

という話しになってきますし、

その人のことを信用してたら

相手が奥さんだろうが彼女だろうがちゃんと言います。

 

僕もそうしていますね。

 

ほら、初対面なのに、なぜかなんでも話せてしまう人っているじゃないですか。

 

「初めて会う人にこんな話しをしたことないんだけど」

「この話しは今まで人にしたことがないんだけど」

「あなたにだったら言ってもいいと思ったんだけど」

 

彼ら彼女らって、初対面の相手から

この台詞を言われることがよくあるんですよね。

 

もちろん、そういった人の中には

人たらしの詐欺師みたいな人間もいますが、

ここでいうところの「なんでも話せてしまう人」は

悪い人間じゃないという前提でお話させていただきます。

 

なぜ、なんでも話せてしまうのかというと、

話しを引き出すテクニックに長けているとか

そういうのじゃないんですよ。

 

生き様なんです。

 

今まで、つらいことや苦しいことが沢山あったけれど、

それでも人や物事に対して誠実に接してきたのが

雰囲気として色濃く表れているから、

その人たちの生き様が安心感として相手に伝わっているんですよね。

 

だから、なんでも話せてしまうんです。

 

逆に、なんとか相手に寄り添おうとしている人の多くが、

嘘くさいし胡散臭くなっているという現実があります。

 

反町隆史さんが主演のほうのドラマ、

GTOを見ていた方なら分かっていただけると思うのですが、

生徒の村井が悩んでいたときに、

無理やり話しを聞き出そうとしていた

体育教師の袴田先生みたいになっているのが

分かりやすい例かもしれません。

 

最終的には、頑なに口を閉ざす村井に対して

怒りで我を忘れて殴っちゃうんだから、

そりゃあ信用されないわっていう話しです。

 

たとえば、仕事がつらいのに

それでも頑張らないといけない男性に対して、

次のようなメッセージを送ってしまう女性がいます。

 

「いつも仕事頑張ってる○○君のこと、尊敬してるよ!」

「仕事頑張ってる○○君、超かっこいいなと思ってるよ!」

 

いやいやいや、いらんからこういうの。

気に入られようと必死やな。

 

生き様が安心感として表れている人は

絶対にこんなこと言わないし、

この人たちが最終的に言うことは

「嫌ならもう辞めちゃえば?」です。

 

だって、この人たちは人生経験を通じて

結局人生は二択でしかないことを分かっていたり、

限界を超えてまで頑張りすぎたら人はおかしくなることを

身を持って知っていたりするから、

経験したことを相手のためだけを思って

そのまま言ってるだけなんですよね。

 

だから、思ってないことは言わないんです。

 

好きな男性に寄り添いができない女性の多くが、

普段から思っていないことを言ってるし

本当に思っていることを言ってないんですよね。

 

ほめ言葉一つ言うにしても、

思ってないこと言ってるから嘘くさい。

 

思っていることはあるだろうに、

言おうとしないから

何考えてるのか分からなくて胡散臭い。

 

そうやって自分に接してくる人のことを

信用なんてできるわけがないし、

だから寄り添おうと思っても寄り添えないんです。

 

それに、自分で自分を信用していないのに、

その自分を相手に信用してほしいなんて虫が良すぎますからね。

 

モテる女性って「素直」だといいますが、彼女たちは

思っていることは言うし、思っていないことは言いません。

 

だから、信用されるんですよ。

 

素直に生きてきたのも、また生き様というわけです。

 

彼女たちの多くは

相手が信用できない側の男性であった場合、

勝手に相手がどんどん心を開いてきて、

言わなくていいことまで調子に乗って言ってくるので

早い段階で不誠実な人間を見極めていますね。

 

ちなみに、彼氏である男性が彼女や奥さんのことを好きすぎて、

「カッコ悪いところを見せたくない!」という気持ちから

弱みや傷口を見せないというケースも存在しますが、これは稀です。

 

【こちらの動画も見られています】

「今も昔も変わらない!男性に『いいな』と思われる女性の特徴10選」

 

相手に信用してもらうためにはどうすればいいか?

前述したように、信用は積み重ねによって成り立つものです。

 

さらに、相手に信用してもらうためには

言うまでもなく「信用できる自分」作りが必要になります。

 

前述したものと重複する部分もありますが、

箇条書きにするとこういう感じです。

 

・人や物事に対して誠実に接する

・不義理しない

・思っていることはちゃんと言う

・思っていないことは言わない

・隠し事はしない

・言いにくいことでも指摘しないといけないときはする

・秘密は守る

・言い訳しない

・人の悪口を言ったり見下したりしない

・噂話に花を咲かせない

・のっぴきならない事情でもない限り、約束は守る

・信用できない人間と付き合わない

・小さな嘘でもつかない

・というか、自分に嘘つかない

 

まあ、こんな人なかなかおらんのやけども。

 

大事なのは、

この箇条書きにできるだけ当てはまるように

信用できる人間でいようとすること。

 

僕たちは聖人君子じゃないんだから、

いきなり完璧になんてできないんです。

 

でも、信用できる人間でいようとする限り、

信用できる人間にちゃんと近づいていきます。

 

ちなみに、

「好きな人の前だけ、信用できる自分でいればいいじゃん!」

と思った方もいらっしゃるかもしれませんが、

あのな?そういうところやで?

その発想自体が、信用できひん人の考え方やねん。

 

考え方がマジでクズすぎる。

 

普段できてないことって、

ごまかそうとしてもにじみ出ますからね。

 

上手く隠し通しているつもりでも、

接している相手は目と耳を通じて見ているので

できていないことは丸わかりです。

 

恋愛を上手くいかせる秘訣って、つくづく

「これまでどういう生き方をしてきたか?」

によって、成功率がガラリと変わります。

 

断言しますが、恋愛も人生も上手くいかせたいのであれば

「生き方」を変えない限り、望む未来は手に入りません。

 

仕事にたとえると、

実力や能力で信用されることはあっても

人として信用されていないと、

次の仕事につながらないですよね。

 

しかし、人として信用されていると、

そこからどんどん次の連鎖が生まれてくる、

それと同じことなんです。

 

信用は、ビジネス以外の場面でも

大きく関連していますし、

「愛され女子」って信用されているから

愛されているということをお忘れなく。

 

 

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