31歳からの恋愛相談室『彼氏の「なんでもいい」「どこでもいい」にうんざりしています』

今回のご相談は、
「極度の優柔不断彼氏について」です。

 

『彼氏の「なんでもいい」「どこでもいい」にうんざりしています』

 

クライアントさんからも

よく聞かれることがありまして、それは

「どうすれば彼も少しは決めてくれるようになるのか?」

というものです。

 

結論からお話しするとこれはめちゃめちゃ難しいことであり、

優柔不断な男性と付き合っている女性のほとんどが

決められないままの彼氏と我慢して付き合っているか、

愛想を尽かして別れているという現実があります。

 

コラムにも書きましたが、

まず、極度の優柔不断な人がどういう人物なのか

下記に記載させていただきます。

 

・小さな選択でも迷う

・大きな決断はできない

・冒険できない

・とにかく人任せ

・すぐ人に流される

・自分がないから深く物事も考えない

・自分の意見を言わない

・ものすごく頼りない

 

ちなみになぜ

「ものすごく頼りない」という項目があるのかというと、

頼りがいがある人って男女問わず、自分で考えて決めて

それを行動に移しているからなんですよ。

 

優柔不断な人って最初の段階である

「自分で考える」というのが無いので、

人や情報に流されるところがスタートなんですよね。

 

しかも優柔不断な人って、

ずっとそういう生き方が根付いてしまっているので

決められないことの何がそんなに悪いのかを分かってないんです。

 

「あかんっちゅうねん!」って話しなんですが、

なんであかんのか、これもまた記載させていただきます。

 

・小さな選択でも迷う

→自分がいいなと思うものが分からない

 

・大きな決断はできない

→責任が伴うことはしたくない

 

・冒険できない

→無難な人生しか歩けない

 

・とにかく人任せ

→自分のことなのに他人事

 

・すぐ人に流される

→自分がなく量産型の人間になる

 

・自分がないから深く物事も考えない

→ただの考えなしでボケーッと生きている

 

・自分の意見を言わない

→流されて損する場面が多い

 

・ものすごく頼りない

→一緒にいる人がしっかりしないといけなくなる

 

優柔不断な人がどんな幼少期を送ってきたかというと、

大きく分けて2つに分かれます。

 

1つ目は、

「親がなんでも決めてきた」

 

つまり、親の言いなりどおりに生きてきたということですね。

 

2つ目は、

「親が支配的だった」

 

これは、子供のやることなすことを親が否定してくるので、

決めることに恐怖を感じてしまうようになったケースですね。

 

ちなみに、

「親が優柔不断だったから、子供もそうなったのでは?」

と思った方もいらっしゃるかもしれませんが、この場合は子供が

「親が頼りないから自分がしっかりしないといけない」

と考えて、大人になるケースが多いです。

 

どんな幼少期を送ってきたのだとしても、

優柔不断な人って悪気なく人に迷惑をかけていることが多いので

僕は「罪」だと思っています。

 

とくに男性。

 

どうしても、

「男なんだったら自分でちゃんと決めろよ!

人任せにすんじゃねえよ!」って思ってしまうんですよね。

 

それから、優柔不断な人は「平和主義」であることが多いといいますが、

これって平和主義なんじゃなくて、ただ波風立てたくないだけです。

 

しかも、波風立ちそうになったら高確率で逃げていくのも特徴。

 

責任取りたくないし取れないから逃げるんですよね。

 

ちなみに、下記記事でもお話しましたが、

彼女持ちの男性が優柔不断である場合、

難攻不落の要塞のように攻略が激ムズになります。

 

【参照記事】

 

というかこの場合、

ほとんどの男性が彼女と別れないんですよね。

 

だって、自分が選びたいものを普段から選んでない人に

大きな決断なんてできるわけがないんだから。

 

じゃあ、優柔不断な人が決断力ある人間に変わるのは

一体どういったときなのか?

 

それは、瞬時に決めないといけないシチュエーションが

連続して起こるような環境にいるときです。

 

たとえば自然災害が起こったときなど、

生き死にがかかった状況に直面すると

人は一気に強くなるといいます。

 

海外ドラマ、「ウェントワース女子刑務所」でも

主人公のビー・スミスは収監された当初はめっちゃ気弱で頼りなかったのに、

「決断しないと食い物にされる」という状況をいくつも経験し

シーズン4ではボスの座についていますからね。

 

 

つまり、こういった

「ミスるとヤバい」という出来事が連続して起こらないかぎり、

優柔不断な人が自ら決断力をつけることってほぼないんですよ。

 

でも、ここは治安がすごく良い国、日本。

 

ミスっても死なないどころか危険な目に遭うこと自体少ないし、

選択ミスが命取りになるような出来事はそうそう起こらないですよね。

 

だから、優柔不断な人間でもこの国では生きていけるんです。

 

コラムでは、そういった人への働きかけ方やはっきりした物言いの仕方を

書き記しましたが、優柔不断な人が決断力をつけられるかどうかよりも、

「決められない自分はまずい」と思えるかどうかが一番の問題かもしれませんね。

 

 

『彼氏の「なんでもいい」「どこでもいい」にうんざりしています』

 

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