31歳からの恋愛相談室「結婚を考えている彼氏にニートの弟がいました」

今回のご相談は、

「彼氏にニートの弟がいるので、

結婚するのをためらってしまう」というものです。

 

【結婚を考えている彼氏にニートの弟がいました】

 

コラムにも書いていますが、

「宣言する」ことって大事なんですよ。

 

つまり、

「私は○○されたら絶対に別れる」

「××されたらすごく嫌だ」

と相手に告げるということです。

 

彼氏に対して

「私、浮気されたら絶対に別れるからね」

と宣言する女性がいますが、

こうやって「自分の地雷」を相手に伝えておくと

結構な抑止効果になるんですよね。

 

それでも浮気する男性はいますが、

そういう人は先読み能力がなくて

詰めが甘いただの考えなしです。

 

このように、宣言して相手の了承を得たのにもかかわらず

約束を破られたというケースはもちろんあるので、

「宣言するなんて意味ないじゃん!」と思った女性もいらっしゃるかもしれません。

 

しかし、僕たち人間は

人それぞれ価値観や考え方が違うので、

こうやって宣言しないことには

自分のことを相手に分かってもらえないんですよ。

 

それに宣言しておくと、

「前にも言ったよね?」という前提ができているので

相手が地雷を踏んできたときに言いやすくなるんですよね。

 

では、何度も宣言しているのにかかわらず、

相手が地雷を踏んできた場合はどうすればいいのか?

 

身も蓋もないけれど、

「別れる」か「我慢する」かの二択です。

 

つまり、

自分を大切にすることを選ぶか

相手に合わせるかの二択になります。

 

恋愛以外の人間関係でも衝突したときに

「分かり合う」ことを目的としている人がいますが、

世の中にはどうしても自分と相見えない人間が一定数存在するんですよ。

 

それは、恋人かもしれないし

友達かもしれないし

自分の親かもしれない。

 

「話せば分かってくれる」なんてのは

誰にでも通用することではなくて、

「話したけれど分かってくれない人がいる」

という現実を知らないと、この台詞が出ちゃうんですよね。

 

そして、そういう相手に自分の地雷を分かってもらうために

言い方を工夫しながらやんわりと宣言する人がいますが、

こうやって核心に迫らないうちは

永遠に分かりあえることはないと思ったほうがいいでしょう。

 

「てめえ、ふざけんじゃねえよ!

それされるの嫌だって言ってんだろ!」

とまあ、こんな感じで言うかどうかはさておき、

分かってもらえないなら、最終的にはハッキリ言うしかありません。

 

たとえば、こんな風に。

 

第一段階目

「ごめんだけど、それされると嫌だし傷つくんだ。

だからこれからはしないでほしい」

第二段回目

「蒸し返すようで悪いけど、前も言ったんだけどさ。

それされると本当に嫌なんだ。だからやめてほしい」

第三段回目

「何度も同じ話しするの嫌なんだけど、

これからもやめてくれないなら、別れることになると思う。

それだけはちゃんと言っておくね」

 

このように段階を踏んで宣言していくのですが、

最後は宣言じゃなくて「警告」です。

 

ちなみに、「それ」というのは

あなたが感じるすごく嫌なことや

どうしても許せないことなので、

なにが基準かはもちろん人それぞれ違います。

 

今回のご相談者の方のように、

「ニートの弟さんの面倒を見ることになったら耐えられない」

というのも、彼女にとってはすごく嫌なことになりますし、ほかの誰かが

「それぐらい許してやればいいじゃん」とか

「それは我慢したほうがいいと思うよ」と言ってきたとしても、

あなたが「嫌だ」「許せない」と感じたら、それが自分なんです。

 

そこに第三者の意見は関係ないし、

もちろん世間一般でいわれているようなことも関係ありません。

 

どこまでいっても、

「自分がどう思うか?」なんですよね。

 

その自分を貫いた結果、

別離するか相手を迎合するかも自分次第。

 

選ぶのも自分なんです。

 

ただ、僕の見解でいうと、

結婚前に自分の地雷を伝えていて

それを改善してくれなかった相手との生活は、

迎合した分だけ「我慢」する羽目になってしまうので

その点は忘れないでください。

 

 

【結婚を考えている彼氏にニートの弟がいました】

 

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