なぜモラハラは治らないと言われているのか?モラ彼との関係が上手くいかない理由。

モラハラをする人間は基本的に変わらない、治らないと言われています。

 

以前、ろくでもない男が変わらない6つの理由という動画を公開しましたが、変わらないのはろくでもない男だけじゃなくて、モラハラする人間もなんですよね。

 

【参考動画】

ではなぜモラハラは治らないのか?

 

そんなわけで今回は、「モラハラ男が変わらない・治らない理由」をテーマに徹底解説いたします。

 

現代におけるモラハラの傾向。

まずモラハラとはどういう人間のことを指すのか?

 

これについてお話させていただきます。

 

モラハラと聞くと多くの人がイメージするのが、怒鳴りながら人格否定をしてきたり、罵詈雑言を浴びせてきたり、夜中中寝かせないでずっと説教してたりと、こういう人間のことをイメージされる方が多いと思います。

 

でも実際は、こういうステレオタイプのモラハラというより、“静かなモラハラ”の方が多いんですよね。

 

別に怒鳴るわけでもないし、声を荒げて汚い口調で罵ったりとかそういうわけではなく、静かな口調で相手のことをコントロールする。

 

そして、自分の支配下に置こうとしてきます。

 

中でも一番多いのは、多くの人がイメージするステレオタイプのモラハラと、静かなモラハラが融合したケース。

 

いつも怒鳴り散らしたり説教したりするわけではないけれど、モラハラをする人間側が何かカチンと来ることがあったり、都合が悪いことがあったりすると声を荒らげる。

 

そして感情的じゃないときは、静かな口調で見下しながら一緒にいる人間のことをモラハラする、こういう感じなんです。

 

普段からそういう状態ですから、一緒にいる人は自分がモラハラされてるという自覚がありません。

 

モラハラ被害者は自分が被害に遭っている自覚がなく、モラハラ加害者は自分が加害者になっている自覚がないのが、実はテンプレなんです。

 

実際誰かに指摘されるまで、自分がモラハラ被害を受けていたと気づかないケースはすごく多いんですよね。

 

もう今は絶縁しましたが、かつて親友と呼んでいた男がいて、そいつが重度のモラハラでした。

 

でも僕は被害に遭ってる自覚がまるでなかったんです。

 

これは僕に限った話ではありませんが、それぐらい自分がモラハラ被害を受けている自覚がない人の方が圧倒的に多いのです。

 

しかも多くの人がイメージするモラハラって、「言うてもそんなに数は多くないでしょ?」と思われていることがよくあります。

 

しかし、日本人男性のモラハラ率はかなり高いです。

 

計算したわけじゃないですし、統計を取ったわけでもありませんが、人によっては

 

7割ぐらいいるんじゃないかなあ?

 

こんな感じで言ってる人もいます。

 

その比率はおかしくないと僕も思っています。

 

なので思ってる以上に多いんですよね。

 

知られざるモラハラの特徴。

そして、モラハラの特徴としては次のようになります。

 

モラハラの特徴
    • 自分が一番正しいと思っている
    • 自分は賢いと思っている
    • 恩着せがましい
    • 言う通りにしないと機嫌が悪くなる
    • 周りは馬鹿ばっかりだと思っている
    • 言われる方が悪いと思っている
    • 正論を言ってるだけで相手を傷付けてる自覚がない
    • 人を見下すことや文句が多い
    • 職業差別をする
    • 男尊女卑
    • 劣等感とコンプレックスが強い
    • 自分を頼るよう仕向けて外と断絶させる

【モラハラの関連動画】

・他人事じゃない!思った以上に多いモラハラ男の特徴

・モラハラ男の鉄板台詞8選+番外編

・モラハラ被害に遭わないための!3つのポイント

 

代表的なのを挙げましたが、モラハラはサディストの一面があるんですよ。

 

自分の言動で相手がへこんでいたり、落ち込んでいたりする姿を見て、悦に入ることがよくあります。

 

感覚としては、

 

俺が正しいことを言って、論破してへこました!

 

これぐらいの感じだと思うんですよ。

 

モラハラがする言葉のチョイス。

しかもモラハラをする人間って、ピンポイントで相手が嫌がることを傷つくことを言ってきます。

 

日本語の種類って沢山あるので、いろんな言葉の言い換えができるじゃないですか。

 

その中でも一番最悪な言葉のチョイスを選択してくるのが、モラハラです。

 

なのでアイツらは“人を傷付ける天才”であって、その発言を言うことに何の罪悪感もためらいもないから、バンバン言ってくるんですよね。

 

毎回何かしらグサッとくるような言葉を言われるものだから、それが重なってくるとどんどんダメージが蓄積されていくんです。

 

そしてモラハラをする人間と一緒にいても、相手の言動に麻痺することはあっても、慣れることはありません。

 

一緒にいればいるほど、どんどん心がすり減っていくんですよね。

 

モラハラが治らないと言われている理由。

そしてここからが本題。

 

なぜモラハラが治らないと言われているのかと言うと、パワハラする人間のことを例に出してお話したいと思います。

 

基本的にモラハラを職場で行うと、パワハラになります。

 

たとえばパワハラ被害に遭っていた部下が、上層部に掛け合って問題になったとしましょう。

 

そして、パワハラしていたその人間がどこかに飛ばされたとします。

 

もちろん、この飛ばされた人間にはなぜそのような目に遭っているのか、何がいけなかったかを

 

君のパワハラが原因でこんなことになってるんだよ?

 

というように伝えられているわけですよね。

 

じゃあ、この飛ばされた人間はその後反省して変わるのかと言うと、そんな目に遭ってるのに変わらないんですよ。

 

なぜかと言うと、

 

俺そんなひどいこと言ったかな?

打たれ弱いあいつが悪いんじゃない?

俺は当たり前のことしか言ってない!

 

こんな風にしか思ってないんですよね。

 

でも今までの調子で部下に言い続けていたら、またパワハラだって言われそうで面倒くさいから、ちょっと大人しくしとこう、みたいな感じなんです。

 

そのとき彼ら彼女らは、自分の言い方や人間性を直そうとはしません。

 

すると、職場はまあまあ平和が訪れます。

 

でも本人は、良くないと思って直してるわけじゃないですよね。

 

思った言葉をそのまま言いたい。

 

でも言ったらまたパワハラって言われると面倒臭い。

 

だから我慢する。

 

この繰り返しになるわけです。

 

パワハラを我慢した反動。

そしたら我慢した分は、不健全な形でどこかで反動が起こります。

 

その結果、プライベートでパートナーや、自分より立場が弱い人間に対してモラハラするという反動が起こるんですよね。

 

なので、パワハラだと誰かから散々指摘されてるのに、それでも治そうとしない、治らないということは、モラハラも同じなんですよね。

 

なぜかと言うと、自分は間違ったこと言ってない、俺が一番正しいという思いがあるからなんです。

 

言葉のチョイスのおかしさは、何から直していけばいいか分からないレベル。

そして、治らないその根本的理由を紐解いていくと、モラハラをする人間は言葉のチョイスからしておかしいことがデフォルトなんですよ。

 

なんでそういう言葉使うかな?

その言葉のチョイスする必要ある?

 

みたいなことを平気で言ってくるんですよね。

 

人を不愉快にしてしまう言葉のチョイスがあって、それがどういうものかと言うと、7つあります。

 

人を不愉快にしてしまう言葉のチョイス

    • それ単体だとネガティブワードになる言葉

(例:犯罪者、がめつい、低能など)

    • 人を見下したり馬鹿にしたりするときに使う言葉

(例:滑稽、みじめ、哀れなど)

    • 汚い言葉遣い

(例:クソ、お前、死ねなど)

    • 若者言葉

(例:じゃね?、ダリい、てかさあなど)

    • コンプレックスや劣等感を刺激する可能性のある言葉

(例:低所得、中卒、高卒、底辺など)

    • 容姿に関する否定言葉

(例:ブス、チビ、ハゲなど)

    • 4D言語

(例:でも、どうせ、だって、だから)

 

そもそもの言葉のチョイスがおかしい人達って、今お話したこれらの7項目に該当する言葉を平気で使ってくるんですよ。

 

ということは、言わない方がいい言葉や使わない方がいい単語を、彼ら彼女らは無意識に使い続けてしまっているから、しらみ潰しで直していかないといけないわけです。

 

しかも言葉のチョイスがおかしすぎるから、何から直していいかわからないレベルだし、本人も自分は悪くないという前提でいることが多いですから、そもそも治す気が全くないんですよね。

 

なので、誰かから言葉のチョイスのおかしさを指摘されたとしても、簡単に治るものではありません。

 

それに、本人が直そうという意思があったとしても、言葉のチョイスの改善にあたって何から手をつけていいか分からない、どの言い方に変えていいか分からない、こういうレベルなんですよ。

 

しかも、「その言葉は使わない方がいいよ」って指摘しても、本人はなんで使ったらいけないか分かってないんですよね。

 

たとえば、LINEやメールのやり取りをしていて、こちらの無知さが原因でちょっとアホなことを言ってしまった。

 

モラハラじゃない人だったら、普通に笑って済ませてくれたりとか、気まずくならないような配慮をしてくれたりとか、そういうことをしてくれます。

 

しかし中には、「そんなことも知らないの?」と馬鹿にした挙句、文末に「苦笑」と入れてくるやつもいるんですよ。

 

かつて親友と呼んでいた男がそうでしたが、「それ気が悪いしやめた方がいいで」と指摘しても、本人は何が悪いのか理解してない様子でした。

 

モラハラが治ることを期待してはいけない。

あと、ネット記事などで「旦那のモラハラが治りました」とか、「長年苦しめられた妻のモラハラがようやく治りました」とか、このようなものを見かけますが、これは激レア中の激レアです。

 

自分が今一緒にいる人にモラハラの気があって、

 

この人もこのネット記事の人たちのように治るのかも!?

 

と思ったら、大間違いです。

 

残念ながら、治ることを期待しない方がいいです。

 

なぜかと言うと、このようなネット記事になっている事例は僕が思うに、元々モラハラほど酷いものではなく、言い方を全然分かってなかった人がモラハラ認定されてただけじゃないのかな?と思うんですよね。

 

中には本当にモラハラが改善したケースも稀にありますが、それは深く反省して何年もかけて治したモラハラ加害者の努力と、一緒にいる人の度重なる指摘によるものです。

 

しかしほとんどのモラハラは自分の言い方が悪いという自覚すらなく、自分が一番正しいと思っています。

 

なので、基本的に人間が自分の悪い癖を直そうとするのって、その人が素直で正直な人間であるということが大前提なんですよ。

 

でも、モラハラ・パワハラをする人間は素直でも正直でもないし、ひねくれっぷりがやばい上に、闇が深いことが圧倒的に多い。

 

つまり、悪い癖を直すという土台がそもそも出来てないんですよね。

 

それに、“自分がモラハラである・パワハラである・悪いことをしたんだ”って認めるためには、自分の弱さ、未熟さ、闇、この3つと対峙する必要があります。

 

そういった理由で治らないというのもあるのです。

 

なので、分のパートナーがモラハラである場合、我慢するか、別れるか、相手以上のモラハラをして制圧するか、この三択になります。

 

でも大体は別れるか、我慢するかの二択になることが多いです。

 

そういった理由から、相手が変わることを期待せずに、どうかご自分のこれからの人生のことを考えてください。

 

 

☆まともな男の見つけ方~素敵な出会いの教科書~

 

✩喜びの声多数!あなたの人生と恋愛に革命が起きる!リアライフマネジメント(カウンセリング)はこちらから✩

 

☆リアライフマネジメントQ&Aはコチラ☆

 

【with classのコラムはこちら】