自分で自分を機嫌を取るのって、「意地でも面白いことを探す」こと。
withonlineで36回目の連載がアップされました。
【モテる女性の口癖は『やってみたい！』のワケ、教えてやんよ】
今回も引き続き「エンタメ性」についてですが、
「知らないもの」に触れることの重要性をメインにお話しています。
日本人って、
知らないものに対して拒否反応を示している人が多く、
それが視野の狭さにつながっていることがよくあるんですよ。
僕は、知らないものからしか
新しいエンタメは生み出せないと思っているほうなので、
普段から積極的に知らないものに飛び込んでいます。
たとえば映画やドラマを見るにしてもそうで、
一度見た作品はよほど「もう一度見たい」と思えないかぎり
見返すことがほとんどないんですよね。
惰性で一度見た作品を見るぐらいなら、
新しい作品を見たいのでそうしています。
家ですることがないからといって、
惰性で同じ作品を見ている人がいる事実を知って
ものすごく驚いたことがあるのですが、
エンタメ性が低い人の特徴の一つに
「惰性行為」がかならずあるんですよ。
することがないから、
すでに楽しみを見いだせなくなったゲームをまだやる、
調べたいものがないのにスマホをダラダラといじる、
面白くもないテレビをボーッと見る、といった具合に。
という話しなんですが、
知らないものに首を突っ込む習慣がない人ほど
惰性行為をしているなと感じます。
面白いことや楽しいことって、
自分で探して見つけないといけないんですよ。
意地でも探せや。
ちなみに僕は、
Netflix、Hulu、DTVの3つの動画サイトを契約しているのですが、
これは面白いことや楽しいことを
見つける可能性を少しでも上げるためにあえてそうしています。
これだけ動画が見れる環境が整っているのに、
「あれ～？見たいものがないなあ」となることはありますし、
そのときどうしているかというと
意地でも見たいものを探しています。
先週土曜日がちょうどその日だったんですが、奥さんと
「見たいものないなあ」と動画サイトをぐりぐり巡回していると、
「ん？」というドラマに引っかかり、見たら大当たりでした。
「ブラックリスト」というドラマなんですが、
シーズン5まで放映されているので、
しばらくの間の楽しみが一つ増えて嬉しいです。
家の中でつまらないなと思う時間を過ごすことが耐えられないので、
「意地でも面白いことや楽しいことを見つける」のが
昔から当たり前になっているのですが、
「家ですることがない」と言う人のほとんどが
「意地でも探す」というこの発想が抜けていますね。
もちろん中には、
「映画とかドラマ見るの、あんまり好きじゃない」
と言う人がいますが、
こういう人に限って普段から時間を持て余しているし
今まで見た作品の数がものすごく少ないです。
「いろんな作品見てから好きじゃないって言えよ」
という話しになるのですが、
その上で好きじゃないにしても
家で楽しめることなんて山ほどあるんですよ。
ほら。
210個もあるねんで？
どれか一つぐらい面白いことや楽しいことなんて見つかるやろ。
ちなみに、
「家の中でボーッとしてゴロゴロしているのが幸せ」
という人は、それが幸せなんだったらそのままでいいです。
「ボーッとしてゴロゴロするの飽きてきたなあ」ってときに
面白いことや楽しいことがあればいいだけなので。
ようは、「暇だな」と感じることが続くと
人間はネガティブなことしか考えなくなるので、
長い間入院生活を送っている人も
「あの葉っぱが落ちたら私は死ぬんだ」という
発想にそりゃなるわっていう話しです。
あと、「寒いとき」と「空腹時」も
人はネガティブなことを考えるので、
路上キャッチがまだ合法だったときのホストや
警備員の人が冬場に飛んだり辞めたりすることが多い現実を考えると、
それは当然のことかもしれません。
とにかく、「家ですることがなくてつまらない」という人は
「意地でも」面白いことや楽しいことを探して見つけてください。
そして、その面白いことや楽しいことは
あなたの「知らないもの」の中にしか無いんですよ。
自分で自分の機嫌を取るのって、
家と外での楽しみを持つことだというのをお忘れなく。
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