洗脳される前に見抜け！その男はモラハラ男だ！「被害者編」
さて、前回の記事までは主に、
モラ男に焦点をあてて、
お話させていただいました。
【前回までのモラ男】
今回の記事からは、
モラハラ被害に遭いやすい女性に
焦点をあてて、お話させていただきます。
どんな凶悪な犯罪者にも恋人がいるように、
どんな酷い男にも恋人がいますよね？
酷い男に限って、意識してかしないでか、
女性を依存させるのが上手いのも事実。
特にモラ男につかまってしまうと、
一緒にいる期間が長くなればなるほど、
一種の洗脳状態におちいってしまい、
なかなか離れられなくなってしまうのは、
以前お話した通りです。
では一体、
どんな女性がモラ男の被害に遭いやすいのか？
これは一言で言うと、
尽くすタイプの女性になります。
しかも尽くしすぎてしまうことが、
今までの恋愛で癖づいてしまっているので、
自ら奴隷扱いになることを
選択していると言っても、過言ではありません。
そしてモラ男は、
自分を大きく見せるのが得意な人間です。
もちろん、
その化けの皮はいずれ剥がれることが
多いんですが、被害に遭う女性は
初期段階の印象でそれを見抜けず、
「自分にない魅力を持っている男性」として、
モラ男に惹かれてしまうんですよね。
そんなモラハラ被害に遭う女性の性格は、
大きく分けて以下の４つになります。
・モラルがある
・几帳面
・責任感が強い
・思いやりがありすぎる
それでは1つずつ、
彼女たちの性格を解説していきますね。
モラルがある
皮肉なことに、
モラ男にモラルが全くないことに対し、
一緒にいる女性は、
常識をわきまえた人間であることが多いです。
人は、自分と正反対の人間に
惹かれると言いますが、
その代表的な例ではないでしょうか。
周囲に、
化けの皮が剥がれてしまったモラ男の奥さんが、
「なんでこんな男と結婚したの？」というぐらい
出来た人であることは、意外によくあることです。
几帳面
几帳面であり、
さらに言うと、完璧主義者でもあります。
自分の中で、
「○○はこうしなければいけない」
「○○はこうあるべき」という、
ある種の強迫観念があるんですよね。
そして完璧主義者の多くは
完璧を求めすぎるあまり、
出来なかったときの自分を責めてしまい、
劣等感を強めてしまうという、
負のスパイラルに陥りやすいです。
これは、
「○○を完璧に出来なかった自分はダメだ」
と、思い込んでしまうからなんですよ。
そこを突いてくるのがモラ男です。
「支配編」でお話したように、
モラ男は絶対人に言われたくないことを
見つけだすのが天才的に上手い。
なので、
相手の完璧に出来ていない部分を、
粗探しして見つけては、
そこをザクザク突いてきます。
そうすると、被害者女性は、
「完璧に出来ない自分が悪いんだ」と
余計に自分を責めてしまう訳です。
責任感が強い
責任感が強い女性は、
根が真面目な人が多いんです。
そして完璧主義な部分が相まって、
なんでも全力で取り組もうとします。
その途中で、なにか問題が起こったり、
トラブルになった場合、
まず自分に非がないか考えてしまうのが、
責任感が強すぎる女性の欠点です。
しかも１人で抱え込もうとするから、
タチが悪い。
モラ男との関係も、
「この人を放っておけない」という、
責任感の強さがアダになって、
離れるタイミングをどんどん先延ばしに
してしまいます。
思いやりがありすぎる
自分より他人を優先するあまり、
いつも自分のことは後回し。
これは、親の教育方針で、
そうなってしまった女性が多いです。
「困っている人がいたら助けてあげなさい」
「人には優しくしなさい」という親の教えが
深く根付いてしまい、いつの間にか自分の幸せよりも、
他人の幸せを優先するようになってしまうんですね。
しかも、途中の人格形成において、
最終的にこのような考えに至る女性も多いです。
「助けるのが当たり前」ではなく、「助けないと嫌われる」。
「優しくするのが当たり前」ではなく、「優しくしないと嫌われる」。
とにかく人に嫌われたくないという一心で、
自分を押し殺してしまう女性も少なくありません。
このように、
モラハラ被害に遭いやすい女性は、
悪い意味でモラ男との相性が抜群だと、
理解していただけたと思います。
どれだけモラ男に罵詈雑言を浴びせられても、
まずは自分に非がないか確認してしまい、
相手の意見に正当性を見つけようとしてしまうのが、
悪循環の始まりなんです。
しかも、モラハラ被害に遭う女性は、
物事に波風をたてたくないのも特徴的で、
最終的には「自分さえ我慢すればいい」という、
自分を押し殺した考えに至る場合が多い。
これは、
人に嫌われるのを極度に恐れてしまう性格が、
重い足かせとなってしまっているからです。
それでは次回。
モラ男シリーズは、
次でラストとなります。
最終回は、
「モラ男との別れとその対策」について、
お話したいと思います。
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