【モラハラ?】見誤るな!ソイツは教祖系男子のヒテ男だ!【いや違うかも?】
目次
限りなくモラハラに近い男性。
彼女や奥さんが言ったことに対し、
やたらと全否定する男性。
いますよね。
こういう男性とお付き合いしている女性は、
こんなことを考えているのではないでしょうか。
あまりに否定ばかりされるので、
ときにはイラッとしてしまうけれど、
彼は優しいときは優しい。
アナタの言ったことを全否定するのだって、
どちらかと言うとアナタのためを思って
言ってくれているような気がする。
だから、つい自分が悪いような気になってしまう。
もっと頑張って彼に認めてもらおうとするのだけど、
返ってくる言葉はダメ出しばかりで、
褒めてもらったことはほとんどない。
実はちょっと違います。
似て非なるものです。
そうですね。
彼らのことを、
「全否定する男」略して
「ヒテ男」とでも呼びましょうか。
ってそのまんまやないかーい。
☆モラ男についてはコチラから☆
ヒテ男の特徴。
ヒテ男の特徴としてはモラ男と違い、
耳をふさぎたくなるような暴言を
あまり相手に吐いたりはしないのです。
モラ男の台詞が罵詈雑言なら、
ヒテ男の台詞は説教やダメ出しにたとえられますね。
しかもその説教やダメ出しは彼らなりの理詰めで行われるので、
ヒテ男と付き合っている女性の中には、
相手のことを「頭が良いすごい人」だと思い込んで
崇拝してしまうこともあるのです。
しかしよくよく聞いてみると、
ヒテ男の理詰め説法は穴だらけであることがほとんど。
説教やダメ出しの多くが、
自分のことを棚に上げている発言です。
そのことに気が付かない女性は
ヒテ男信者となってしまい、
「彼の言うことは正しい」と思い込んで
周りが見えなくなってしまう。
ヒテ男はある意味、
教祖系男子とも言えましょう。
ですが、
どれだけ相手の女性を思いやる風の台詞を装い、
説教やダメ出しをしたところで
やっていることはモラ男と同じ全否定なのです。
というわけで、
これから具体的にヒテ男の生態について
僕と一緒に勉強していきましょうか。
最初にお話しするヒテ男の生態は、
彼らの口癖について。
その口癖は4つあります。
まず1つ目がこちら。
「お前をもっと成長させたいんだ。」
ヒテ男でなくとも、この台詞を使う男性はいますよね。
こういう台詞に、
「自分のためを思って言ってくれている」と思って
感激してしまう女性がいますが、
この言葉の裏の意味は違いますよ。
本心はこうです。
「今のままのお前じゃ俺はちょっとイヤだから、
もっと俺の都合の良いように変わってくれよ。」
相手の女性のことを成長させると言いながら、
今のままじゃ不満だから変われと言っているわけです。
そもそも、
「相手に変わってほしい」という願いは
「条件付きの愛情」と同じなので、
相手が現状のままでは無条件に愛せないことを意味しています。
「成長させたい」とヒテ男に言われた女性は、
「テストで100点を取らないとお母さんに愛されない子供」
と同じなわけです。
「そんなんじゃダメだって。」
相手の女性が自分の意志でなにかしようとするたび、
この台詞が飛んできます。
料理、掃除、私生活、将来のこと、
それはもう日常の細かい作業から未来のことまで全部です。
ヒテ男にもモラ男と同様、自分ルールが存在するので、
そのルールに相手の女性が沿った行動をしていないと
たちまち全否定します。
しかもモラ男のように暴言を浴びせるのではなく、
「なにやってんだよ。そんなんじゃダメだって。
普通こういうときはさ、○○するだろ?
なんでこんなんなるの。おかしいだろ?」
といった感じの言い回しで説き伏せてくるので、
妙に説得力があるように感じてしまう。
たしかに、
ヒテ男の言っていることが正しい場面もあるのですが、
この台詞のほとんどが、彼らの価値観や常識を
相手の女性に押し付けているだけにすぎません。
そこでうっかり、感心でもしようものなら、
「お前は俺がいなきゃ、ほんとダメだなあ。
お前は俺の言うことだけ聞いときゃいいんだって。」
と鬼の首をとったようにドヤ顔してきます。
「お前のことは俺が一番よくわかってるから。」
ヒテ男の真骨頂、
「俺がお前の真の理解者なんだぜ」アピールです。
そしてヒテ男は相手の女性の一番になりたがる。
たしかに男性は、付き合った女性の歴代彼氏の中で
自分が一番でありたいと願う生き物。
ですがヒテ男の場合は、
少々その度が過ぎているといっていいでしょう。
自分が教祖であり続けるために
自分の考えを相手の女性にすり込ませ、
相手の考えや価値観を全否定していくことで
熱心な自分だけの信者を作りたいのです。
ヒテ男信者になってしまった女性は、
「この人『だけ』が私のことをわかってくれる」
と錯覚してしまい、余計に離れられなくなってしまう。
だからヒテ男には、
弱っているときに出会ってしまうと危険なのです。
洗脳されてしまうから。
「まだまだだね。」
越前リョーマか。
相手の女性がヒテ男のために頑張ったことに対して、
「その程度で俺が認めるとでも思った?
だからお前はアマちゃんのアマアマなんだよ。
は~。ちょっとはましになったと思ったんだけどな~。
期待し過ぎた俺がバカだったよ。」
という侮蔑の意味を全部凝縮して、
「まだまだだね。」
となるわけです。
彼らがなぜ相手の女性を褒めないかについてですが、
もちろん彼らが思うレベルに相手が達していないことも
理由のひとつとしてあります。
それ以外の理由は、
褒めて調子にのられるとイヤだから、褒めないのです。
「お前を成長させるため」という大義名分のもと、
説教とダメ出しをくり返しながら
自分の考え方や価値観を相手にすり込んでいくわけですよ。
以上4つがヒテ男の口癖です。
これらの台詞だけを見ると、
ただの理屈っぽい男性に思えるかもしれません。
「あ~いるいるこんな男~!」
と共感される女性もいることでしょう。
しかし、ヒテ男信者になってしまうと、
モラ男と同様に女性の考えや価値観を尊重してくれないので、
結果的に付き合う女性は自分というものがなくなります。
モラ男と違い暴言を吐くことがあまりないので、
「まあこの人はこういう人なんだろう。」
と思ってヒテ男と付き合う女性は、
彼らの言動をあまり問題視していない女性が多いようですね。
ヒテ男信者にならなくとも、
流れでそのまま結婚してしまったらさあ大変。
いつかかならず後悔するときがやってきます。
そんな暗黒の未来にならないためにも、
もっとヒテ男の生態を掘り下げていきましょうか。
ヒテ男はモラ男と違い、
声を荒げた暴言を吐くことがあまりないとお話ししましたが、
そんな彼らにも、ムキになって反論する場面があります。
それは、
交際相手の女性にこのようなことを
言われたときです。
将来や仕事のことについて突っ込まれた。
不幸中の幸いとでも言うべきでしょうか。
自分のことを棚にあげたヒテ男の理詰め説法を聞いているうちに、
「もしかしてこの人は口ばっかりの人間なのでは?」
と気付き、ヒテ男信者にならない女性も中にはいるのです。
偉そうに人に意見してダメ出しする割には、
言動が伴っていないから不信感を抱いてしまうのは
しょうがない。
そこで相手の女性が、ヒテ男に対しこんな台詞を
言ったとしましょう。
「でも貴方、私には色々言うけど、
将来なにか目標でもあるわけ?」
「でも貴方、私には色々言うけど、
ただの派遣社員じゃん!」
これらの台詞に対し、
ヒテ男はこう反論します。
「俺は俺でちゃんと考えてるんだよ!
今はまだ時期が悪いから動いてないだけだ!
俺はこんなところで終わる人間じゃない!」
そう、「今は本気だしてないだけ」的な
台詞をムキになって言ってきます。
そこで具体的なプランを聞いたところで、
穴だらけでツッコミどころ満載のビジョンが
返ってくることがほとんど。
この瞬間に、
「あ、この人ダメだ。」と我に返る女性も
すくなくはありません。
しかし、
「今は本気だしてないだけ」
「俺はこんなところで終わらない」
「俺は将来ビッグになってやる」などの台詞は、
どうやらダメ男の標準装備のようですね。
他人のアドバイスを全否定。
周囲の人間が相手の女性に対しアドバイスしたことを、
前世からの恨みでもあるかのように全否定します。
もし女性がそのアドバイスのとおり
動こうとしようものなら、
「はあ?お前そんなこと真に受けてんのかよ。
無理に決まってるだろ。常識的に考えて。
だいたい、そんな奴らの言うことなんて~」
と、いかにアドバイスをした人間が自分より
劣っているかをムキになって力説。
これはもちろん、
自分以外の人間の言うことを聞かれるのがイヤだからです。
ヒテ男もモラ男と同じく支配欲が強いので、
自分の存在が相手の女性にとって「絶対」でないと、
許せません。
なので、勝手なことをされると不快感をあらわにします。
ちなみにこんな場合もヒテ男にとっては
「勝手なこと」と認識されるようです。
女性の夢や目標、新たなチャレンジを全否定。
「お前なんかがやったって無理に決まってるだろ。」
「俺はやらない方が身のためだと思うけどね。」
「将来それでやっていけると思ってんの?」
からの、説教とダメ出し。
こうやって、ことごとく相手の女性の希望を
考えられる最悪の事態を例にだしながら、
相手の夢をつぶしていくのです。
たしかに説得力があるように聞こえてしまう場合もあるのだけれど、
それはただ単に、相手を尊重していないだけのこと。
なぜ、交際相手の夢を全否定するかと言うと、
こういう思惑が隠されています。
自分より輝かれるのがイヤだから。
意識してかしないでか、
自分が相手より上じゃないとヒテ男はイヤなのです。
恋人同士という、たった2人しかいない関係性の中で、
お山の大将を気取りたいのがヒテ男。
だから彼らは常に相手に対しこう思っています。
・自分より下にいてほしい
・俺だけに従順であってほしい
超絶上から目線で、
人より一歩進んだ考え方ができる(風の)俺を
崇めてほしいというわけです。
自分のことを神通力でもあるかのように、
先見性に長けた人間だと思っています。
まさに教祖系男子。
なので、交際相手の女性に対しても、
自分が一番の理解者だという空気感を出してくるのですよ。
でもそれは、
ヒテ男の考え方や価値観を押し付けているだけであって、
相手の女性のことを1人の人間としては見ていません。
本当の理解者というものは、恋人の夢や目標に対して、
正しい答えを導いてくれて、応援してくれるはずだから。
ヒテ男は相手を全否定して、
「人よりも分かってしまう俺」を気取りたいだけの、
ただのダメ男なのです。
彼らは最初は優しく近づいてくる場合が多く、
理詰め説法も最初は丁寧なアドバイスから入るので、
ターゲットにされた女性も心を許しやすい。
しかしこういったヤカラは、
弱っているときに近づいてこられると、
たちまち飲み込まれてしまうので注意が必要です。
近づいてきた相手がヒテ男かどうかの判断基準は簡単です。
アナタの意見を全否定するかどうか。
とくに、
「いや、それは違う。」
「でもそれって○○じゃない?」
といったような言葉で始まる台詞を
多用する男性であれば要注意。
ヒテ男とまではいかなかったとしても、
やたらとこちらの考えを否定したがる男性は、
自分のことしか考えていない上に、
相手のことを正しく見ようとはしませんよ。
お気をつけあれ。
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“【モラハラ?】見誤るな!ソイツは教祖系男子のヒテ男だ!【いや違うかも?】” に対して6件のコメントがあります。
コメントは受け付けていません。
ダメ男シリーズ?いろいろ読ませてもらいましたが、何だか怖いですね。付き合った人がこういう人だったら、相手と向き合える気がしません。
表面的な付き合いしかできないのは、こういうところに問題があるのかも。
>ひたさん
向き合ってくれない相手に時間を費やしても時間の無駄に終わることが多いんですよね。
なので、相手の人間性を見ることは本当に大切です。
ヒテ男という言葉、初めて知りました。
つい最近まで、ヒテ男が教える女のための恋愛技法のブログで、洗脳されて、取り込まれていました。
私はそのブログで、サクラをしていました。
無料で恋愛相談にのってもらう代わりに、コメントでヒテ男を褒め称えるのです。
そこで販売している商材は、限りなく詐欺に近い、グレーなものでした。
実際の内容が、宣伝内容とは違うのです。
それを誤魔化すために、私が商材の絶賛コメントをしていました。
でも、だんだんヒテ男が支配的な感じになり、うんざりしてきました。
本音をコメントに書くと、「まだまだ読みが甘いです」とか「これまで僕の言ったことを忘れたんですかね?」などと、即否定。
嫌気がピークになって、ブログのコメントに「サクラでした。騙した皆さん、ごめんなさい」と書いたら、いきなりアクセス禁止になりました。
当然ですが。
でも今も、教祖系のヒテ男には、何千人のメルマガ読者がいます。
ヒテ男はブログやメルマガで、「信じてほしければ、信じなさい」「他のサイトを読んではいけない。僕のメルマガと記事だけを読んでいれば成功します」と洗脳を続けています。
この記事を読んでいて、ヒテ男の、たちの悪さを思い出しました。
でも私もそうですが、教祖系の男性は、何かしそうに見えて、魅かれます。
実際は、グダグダな仕事ぶりで、借金抱えている感じでした。
>mmzさん
ヒテ男は僕が作った造語なんですよ。
>「他のサイトを読んではいけない。僕のメルマガと記事だけを読んでいれば成功します」
これって、カルト教団とか悪徳マルチとやっていること同じですね。
同業者としてないなあと思いますが、こういった人の文章を信じる女性が後を絶たないので、騙されないためにもっと見る目を養ってほしいと思う気持ちもあります。
ちなみに、モラハラなのかよくわからないですが、彼女の知り合い・ご両親に対して、彼女のよくないところを伝えるというのはどうなんですか?
もしかしたら、その不満に思っていることが彼にとっては大きなウェイトを占めていて、今まで何度も言ってきたのに治らないのかもしれないですけど、やっぱりご両親とか知り合いの前で彼女の不満を言うのはないなーと思ったんです。
うーん、でもそれ以外は普通らしいので、当てはまらないかもしれないですけどね。
とは言え、彼女の人生なので私はどうにもできないんですけどね。
>プーさん
聞いている方が不快に思うのであれば、それはいいことではありませんね。
ただ、今まで何度も改善をうながしたということであれば、なおさない彼女も彼女だと思います。