婚活も恋愛も上手くいかせたいなら、自己分析ってめちゃめちゃ大事ねんで?

自分を知ることの重要性。

婚活応援サイト、

「婚活方法の選び方」さんに取材をしていただきました。

 

 

テーマは、

「恋に悩む女性に伝えたい婚活を成功させる5つの秘訣」についてです。

 

ブログでも僕は自分を知ることの重要性について

お話する機会が多いのですが、

男女問わず自分のことをちゃんと知らない人で

恋愛も人生も上手くいっている人はいないんですよ。

 

なぜなら、

自分に興味を持たず自分を知らないという状態は、

たとえるなら自分が経営しているお店に

興味がないのと同じことだからです。

 

これでは、流行ることはおろか

お店を存続することも不可能ですよね。

 

僕はカウンセリングで自己分析の話をするとき、

「自分をお店に置き換えた」たとえ話をすることがよくあります。

 

これを僕は「人間お店論」と呼んでいるのですが、

活動しているのは僕たち人間だけれど

その人間を一つの独立店舗に置き換えたらどうなるか?という内容です。

 




 

自己改革とはつまり、このお店論でいうところの

「自分のお店を良くするためにはどうすればいいか?」ということ。

 

・自分のお店では一体なにが売れるのか?(魅力や強み)

・売った商品から派生して売れるものはなにか?(魅力や強みから派生して、新しく身につけられる習慣や素養)

・どういった顧客が見込めるか?(自分に合う人、適材適所、ニーズ)

・逆に、顧客にならないのはどういった層か?(自分を受け入れてくれない人、適材適所外)

・お店の欠点はなにか?(改善点)

・お店の弱点はなにか?(性質になくできないことや変えられないもの)

 

など、こういったことを分析していく理論です。

 

「自分に合う人」が分からないのは、自己分析ができていないから。

「自分に合う人がわからない」と言う女性がいますが、

これは厳しいようだけれども自己分析ができていないからです。

 

自己分析ができている女性に

「自分に合う人ってどういう人?」と聞くと、

「こういう人とは合うけど、こういう人とは合わない」

というように、ほぼ即答なんですよね。

 

モテる男女ってなぜモテるかというと、

自分がどういう人間に受け入れられて

どういう人間に受け入れられないかをわかっているので、

負け戦をしないだけなんですよ。

 

逆に、モテない男女ほど

躍起になって需要がないところに

自分を供給しようとしています。

 

ただ、こういうことを書くと

「じゃあ自分を受け入れてくれない人のことは諦めて、

妥協して付き合ったり結婚したりしろってこと!?」

と思う女性がかならず出てくるのですが、

現実の自分がどういう人間なのか認められないうちは

年齢を重ねるにつれ上手くいくことのほうが圧倒的に少なくなるので、

最終的に妥協せざるを得なくなってしまうんですよ。

 

しかし、現実の自分に目を向けて

今の自分がどういう状態なのかをしっかりと自覚し、

そこから立て直し作業をはかった女性から先に

幸せに近づくことができます。

 

詳しい自分立て直し作業につきましては、

著書「しびれちゃうぐらい『心底幸せ!』な恋をする方法」を

ご覧いただければ幸甚です。

 

その立て直しのプロセスの中で、

「今まで私が追いかけてた人、ぜんぜん私と合わないじゃん!」

と気づくケースはよくあることでして、

「そりゃあ、今まで上手くいかなかったわけだ」と

腑に落ちる女性が結構いらっしゃいます。

 

自分のことだけじゃなく、

相手の男性のことも

深く分析してなかった女性ほど

そうなってしまうようです。

 

いくらルックスが良くても、「人として」ダメな人とは上手くいかない。

それから、よくあるのが分析ミス。

 

たとえば、

エンタメ性がなくただつまらない男性のことを

「誠実」だと履き違えてしまったり、

人間性がおかしくて不義理や不誠実なことばかりする男性のことを

「あまのじゃく」だと思っていたり。

 

誠実さって、

真心をこめて嘘偽りなく人と物事に接することなので、

真面目なだけで面白みがない人が誠実というわけじゃないんです。

 

あまのじゃくな人も、

「思ってることを素直に言えない・表現できない」

「わざと思ってることと逆のことをしてしまう」のであって、

そこに不義理や不誠実な対応が続いた時点で

あまのじゃくとは言えなくなってしまうんですよ。

 

つまり、恋愛どうこう以前に

「人としてどうなのよ?」という対応が、

不義理や不誠実な対応になるというわけです。

 

人に対して興味を持つとは、こういうことである。

自分のことをしっかり分析していないと

相手の男性のことを分析ミスするのは当然で、

なぜなら、自分や相手を分析する際に必要なのって

興味と疑問なんですよ。

 

自分に興味を持つって自分の内面に興味を持つということなので、

自分にできていないことを他人にできるわけがないし、

興味の示し方もわからないのは当たり前なんですよね。

 

自分にも他人にも興味がある人って

「なんでこう思うんだろう?」という疑問が

自分や相手に対しかならず出てくるんです。

 

モテる女性がかならずといっていいほど

する質問があって、彼女たちは

「なんでそう思ったの?」

「どうしてその考え方になったの?」

「今のどう思った?」

というような疑問を男性に聞いてきます。

 

相手が考えていることを

深い部分で知ろうとするから、

この質問が出てくるんです。

 

あと、相手の喜怒哀楽を知ろうとする女性も、

人に興味を持って接していますね。

 

なにをしてるときが楽しいのか、

なにをされたら喜ぶのか、

なにをされたら悲しいのか、

なにをされたら怒るのか、

といった部分が、喜怒哀楽に対しての興味になります。

 

とくに相手の怒りを知ることは重要で、

相手がなにに対して怒りを感じるかを知っておくと

その人が対人関係で求めているものは、

怒りを感じることと真逆のものであることがわかるんです。

 

たとえば、

「遅刻するやつは絶対に許せない」と思っている人だったら

その人が相手に求めているものは「時間厳守」なんです。

 

ここでさらに相手に踏み込む女性なら、

「なんで遅刻する人がそんなに許せないの?」

と聞きますね。

 




 

「男は女性に真の理解者になってほしいもの」

なんて言いますが、

これって別に男性にかぎった話しではありません。

 

誰だって、本当は自分のことを深く理解してほしいんですよ。

 

もっとわかってほしいんですよ。

 

それが人間です。

 

どれだけ、

「自分は他人に理解されることがないから、もういいや」

なんて諦めていても、

それは今まで興味を示してもらったことがないから

これからもそうに違いないと決めつけているだけなんです。

 

なので、正しく自分のことを相手に理解してほしいなら、

自分がなにを理解してほしいのか

なにをわかってほしいのか、

自分でちゃんとわかっていないと伝えることができませんよね。

 

だから、そのためにも自分に興味を持つことが大切なんですよ。

 

自分に興味がなかったら

他人に興味を示すこともできないし、

深い部分で自己開示もできないというわけです。

 

自己分析していない人ほど、「選択ミス」をする。

さらに、自分に合う人のことがわからないから、

選択ミスをしてしまう可能性が上がります。

 

だから、取材を受けている中で

「自己分析が大切」とお話したんです。

 

結婚は、離婚前提でなければ基本的に一生モノ。

 

焦って結婚してくれそうな男性とくっついて、

そのあとに待ってるのはほとんどの場合が我慢なんですよ。

 

その我慢をずっと感じたくないために、

「でも結婚できて子供もできたし」と

無理やり今の自分に折り合いをつけていたり、

不倫に走る女性がいたりするのは

なんら珍しいことではないんですよね。

 

結婚後も幸せな生活を送りたいのであれば、

自己分析をして自分のことをちゃんと知ることは必要です。

 

世の中に、一発逆転で一気に状況が好転することなんてないし、

現状をひっくり返したいのであれば

面倒くさいことをしないと明るい未来はありません。

 

イチロー選手も引退会見のときに言っていたように、

「遠回りが一番の近道」というのはそういうことなんです。

 

今まで、ちゃんと自分のことを知ろうとしなかった女性は、

この機会に一旦立ち止まって自分を振り返ってみてはいかがでしょうか。

 

コラムでは、自己分析以外で

婚活を成功させる秘訣についてお話していますので、

ご興味がある方はご覧いただけると幸いです。

 

僕もそうなんだけど、

「この人だ!」と思える異性を見つけることができて

幸せな結婚生活を送っている人は、

めちゃめちゃ自己分析してるねんで?