なんて答えたらいいか分からない!そんな会話を振られたときの、7つの対処法
withonlineで93回目のコラムがアップされました。
今回のテーマは、「地雷を踏みやすい3つの会話術」です。
その3つが何になるのかというと、こちら。
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- 1・オウム返し
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- 2・ミラーリング
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- 3・相手のこだわりに興味を持つ
詳しくはコラムをご覧いただけると幸いですが、この3つがなぜ地雷になりやすいかというと、こういうことです。
オウム返しは多用されると馬鹿にされてるように感じるし、ミラーリングはやってることが相手にバレたら最悪です。
そして、興味がないことで話を振ると続かないので、「コイツ、興味ねえな」って相手にバレるんですよね。
恋愛指南書やコラムで、この3つが鉄板ネタのように書かれていることがよくありますが、真に受けて実践するのはやめましょう。
大体失敗に終わって、寒くて痛い人認定されてしまいます。
恋愛に限らず、対人関係において、コミュニケーションの取り方で悩んでいる人って結構多いと思うんですよ。
でも、小手先のテクニックに頼るぐらいなら使わない方がいいし、色んな人と接して話すことの苦手意識を払拭していかないと、コミュ力って上がらないんですね。
でも、そうは言っても、
なんて答えたらいいか
分からないときがある!
という方もいらっしゃることでしょう。
今回のテーマは、そんな「なんて返したらいいか分からないときの7つの対処法」について、お話しさせていただきます。
出会って間もない人や、初対面の人の会話で、どう答えていいか分からない話を振られたときに困ったことがある方、必見です。
目次
1・ほめられたときの対処法
自尊心が低くなっていると、ほめ言葉を素直に受け取れないときがあるんですよ。
自分で自分のことを認められないから、「どうせそんなこと思ってないだろ」とか「何か裏があるんじゃないか?」と勘ぐってしまうんですよね。
しかしほとんどの場合、ほめてくれた相手は「本当にそう思っている」から言葉に出して言ってくれただけです。
上司の前では散々太鼓持ちをするくせに、裏では馬鹿にしているというような人は、実際は少ないです。
しかも、こういう人の多くは、自分より権力がある相手のことしかほめないので、そうじゃない人のことはほめないんですよね。
ほめても自分にメリットがないし、むしろ自分より権力がなかったり、能力的に劣っていたりする相手のことは見下しています。
そういった理由から、ほめてくれる人のほとんどは、本心でほめてくれているわけですが、ほめられたときに、次のように返す人がいます。
いえいえ、
自分なんてそんな!
まだまだです。
というように。
こう言った本人はただ謙遜しているつもりなんですが、ほめた側の人間からすると、「せっかくほめたのにな」と思い、「ほめ損」のように感じる場合があるんです。
なので、素直に返しておく方がいいでしょう。
本当にありがとうございます!
そんな風に言っていただけて
すごく嬉しいです!
このような感じで。
相手を立てたい場合であれば、次のような台詞を加えるといいですね。
「でも、○○さんが居てくれたからこそ、ここまで来れたんですよ。
自分一人だったら絶対に無理でした。」
「○○さんのお力添えがあったおかげです。
本当にありがとうございました。」
素直に受け取り、お礼を言い、相手を立てるという流れを作ることができたら、ほめた人も嬉しいですし、とても好印象ですね。
謙遜せず、素直に受け取りお礼を言いましょう。
相手を立てることができれば、尚良しです。
ビジュアルをほめられたときは?
しかし、顔やスタイルをほめられたとき、素直に受け取ったら嫌味になりそうだから、なんて返せばいいか分からないという人もいます。
こういった場合は、次のように返すといいのではないでしょうか。
ありがとうございます!
すごく嬉しいんですけど、
なんだか照れちゃいますね(笑)
ほめてくれた相手を立てたいなら、「○○さんみたいに素敵な人から言われたら照れちゃいます」と付け加えるといいですね。
あと、あまり顔や身体のことをほめられるのは好きじゃないという人もいます。
とくにデリカシーがない男性だと、「胸大きいね」「スタイル良くてエロいね」とか平気で言ってきますからね。
このようなセクハラ発言をされて、嫌な気持ちになったときの返し方はこうです。
なんて返したらいいか
分からないじゃないですか(笑)!
私だから良かったけど、
他の女の子にそういうこと言うと
引かれちゃいますよ!
基本的にデリカシーがない人って、「その言葉を言ったらマズい」というのが、分かってないから言うんですよ。
なので、「あ、これ言わない方がいいんだ」って自覚させた方がいい場合があるんですよね。
とくに、これから中長期的にかかわらないといけないような相手なら、なおさらです。
そうじゃなければ、「なんて返したらいいか分からないじゃないですか」だけでいいのではないでしょうか。
ほめられたことに悪い気がしなければ、お礼を言い、「照れる」と伝える。
セクハラ発言は、「なんて返したらいいか分からない」と伝え、自分以外の人に言わない方がいいと伝えましょう。
2・好きと言われたときの対処法
出会って間もないのに、「好き好き」言ってくる男性がいます。
女性も気持ちが盛り上がっていたら、つい舞い上がってしまうという場合もあるかもしれません。
しかし、まだそこまで相手のことをよく知らないし、自分の気持ちもどうなのか分からないというケースは、あまりにもよくあります。
ではこういった場合、なんと返せばいいか?
それは次のようになります。
そう思ってくれて
すごく嬉しいよ。
私もあなたのこと、いいなと思ってるよ。
でも、まだ出会ったばかりだし、
お互いのことをこれから
どんどん知っていかない?
もし、相手のことを「いいな」と思えないのであれば、3行目の台詞は抜いてかまいません。
このように伝えて相手が応じてくれたのであれば、そのまま関係を進めるべく、お互いのことを知っていけばいいのではないでしょうか。
それでも好き好き言うのを相手がやめない場合は、
私はまだ自分の気持ちが
分からないから、
あんまり言われすぎたら
プレッシャーになるんだ。
ごめんね。
と返してみてください。
逆に、あまり関係を進めたくないのであれば、「そう思ってくれて すごく嬉しいよ。ありがとうね。」だけでいいと思います。
それでも相手が好き好き言ってきたら、
私の何を見て好きって思うの?
出会ってまだ○日なんだよ?
あんまり言われすぎたら、
馬鹿にされてるように感じるから、
言わないで。
というように一蹴してもいいのではないでしょうか。
否定せず気持ちだけ受け取り、「これからお互いのことを知っていこう」と伝えましょう。
今後進展させるつもりがなかったり、相手がしつこかったりしたら、「言わないで」とはっきりと言うことも大切です。
「愛してる」って言われたときの対処法
出会って間もないのに、「愛してる」と言ってくる男性がいます。
はっきり言いますが、
ただのヤベえ奴です。
こういう男性は、愛という言葉の意味も分かってないし、依存心も強いし、依存しなければすぐに「なんか違う」と思って離れていきます。
かかわらない方が無難なので、次のように返してみましょう。
そう言ってくれてありがとう。
でも、出会ってすぐの人にそう言われると、
なんて返したらいいか分からなくなるんだ。
気持ちは嬉しいんだけど、ごめんね。
出会って間もないのに、「好き好き」「愛してる」と言ってくる男性って、「自分がそう思っているからお前もそう思え」という前提であることも多いです。
なので、変な突き放し方をしたら、語気が強くなることもあるし、急に高圧的な態度になることもあるので、最初は全否定せずに「気持ちは分かる」という風に持っていった方がいいですね。
出会って間もないのに、「愛してる」と言ってくる人間は、ただのヤベえ奴。
ストーカー化する恐れもあるので、相手の気持ちを否定しないように気をつけましょう。
3・暗い話をされたときの対処法
出会って間もない人から暗い話をされたとき、なんて返せばいいか分からなくなって、スルーしてしまう人、結構多いんですよ。
たとえば、「この間母親が亡くなって・・・」とか、「会社をクビになってしまって・・・」とかですね。
そのままスルーしてしまう人は、触れない方がいいと判断していることが多いですが、出会って間もない相手が暗い話をしてくるのって、こういうことなんですよ。
聞いてほしいんです。
この人なら分かってくれるかもしれないと思ったから、打ち明けたんです。
なのでこの場合は、次のように返してみましょう。
詳しい事情が分からないので、
なんと答えたらいいか言葉に迷いますが、
私でよければお話を伺ってもよろしいですか?
暗い話をしてくる人って、基本的に「誰か話を分かってくれる人に聞いてもらいたい」んですよ。
このように返せば、ほとんどの人が事情を話してくれます。
その会話の中で、相手がつらそうにしていたら、「つらかったんですね」と共感すると、「この人は分かってくれた」と思い、そこから一気に心を開くようになることも、珍しくありません。
暗い話をしてスルーされたら、「この人は分かってくれない」と思って、心を閉ざすことはよくあるんですよね。
相手が暗い話をしてくるのは、「聞いてほしいから」。
スルーせずに聞き、相手の気持ちに寄り添ってあげましょう。
4・愚痴を言われたときの対処法
愚痴られたときに、なんと返せばいいか分からないという人も結構多いです。
とくに、出会って間もない人から愚痴を言われたら、「この人、元々愚痴っぽい人なのかな?」と警戒してしまいます。
この場合も暗い話をされたとき同様に、相手は聞いてほしいから言うんですよね。
愚痴って、自分の気持ちを分かってほしいから言うんですよ。
どのように返せばいいかというと、次のように返してみましょう。
他にも何か話したいことがあるんだったら、
どんどん吐き出してね?
ちゃんと聞くよ。
というように。
普段あまり愚痴を言わない人なんだとしたら、「言ってもいいんだ」という安心感が生まれるので、そこからブワッと話すこともよくあります。
愚痴を言いたいのは、自分の気持ちを分かってほしいから。
言いたいことを吐き出させてあげるのが大切です。
愚痴る人に正論を言いたい場合。
では、明らかに自己責任であるような愚痴を言ってくる人に対しては、どのように返せばいいか?
つい正論を言ってしまいたくなるものですが、この場合、いきなり正論を言っても、相手は「分かってくれない」と感じて、こちらの言葉を受け取ってくれないんですよ。
なので、この場合も共感が必要になります。
【共感の方法について】
まずは、相手の愚痴に「つらかったね」「大変だったね」「頑張ったね」と共感し、意見を言いたいときは、「これは私の意見になるんだけど、言ってもいいかな?」と前置きしてから、伝えてみてはいかがでしょうか。
【言いたいことを分かってもらうための言い方】
ちなみに、元々愚痴っぽい人の場合は、誰にでも暗い話をするし愚痴ることもよくあるので、この場合は注意が必要。
こういう人の愚痴を一度聞くと、「この人は自分のことを受け止めてくれる人」と認識され、依存されることも多いので、適度に距離を取った方がいいです。
たとえば、相手が愚痴を言ってきそうになったら、
実は今私もすごく大変で、
ちゃんと話を聞いてあげられる
精神状態じゃないんだ。
本当にごめんね。
落ち着いたら、私の方から連絡するね。
というように返しましょう。
元々愚痴っぽい人は、自分の話は聞いてほしいくせに相手の話は聞こうとしないので、一緒にいればいるほど、疲れるのは自分です。
前述したように伝えて、そのまま距離を置く方向に持っていくといいのではないでしょうか。
相手が元々愚痴が多い人間であれば、注意が必要。
依存されると厄介なので、距離を置く方向に持っていった方がいいでしょう。
5・自慢話をされたときの対処法
自慢話や武勇伝も、返し方に困りますよね。
「へー」「すごーい」「そうなんだー」で返しておけばいいかというと、そういうわけじゃないんです。
そもそも論ですが、なぜ相手は自慢話や武勇伝を語りたがるのだと思いますか?
「ほめられたい」「認められたい」というのは仮の欲求で、そこに「何か分かってほしいことがある」から、相手は語りたがるんですよ。
実はこれ、語る本人も気づいてない場合がほとんどです。
じゃあ、何を分かってほしいのかというと、「俺はこんなに年収がある」「こんな仕事を成し遂げた」という結果じゃなくて、「頑張ったプロセス」を分かってほしいんですね。
なので、自慢話や武勇伝を語る相手には、こんな風に返すといいです。
え!?それってすごいと思うんですけど、
そこに至るまでめちゃめちゃ
大変だったんじゃないですか?
他の人だったら、
とっくに心が折れてるような出来事が沢山あったりとか。
このように返すと、相手の目の色が変わって「そうなんだよ!」となりやすいです。
なぜなら、このような返し方をする人が、ほとんどいないからです。
そこから、相手は自慢話や武勇伝を語るのをやめて、苦労話にシフトすることはよくあります。
その苦労話にも共感して聞くようにすると、自分のことをどんどん話してくれるんですよね。
ちなみにこの手法は、僕がホストクラブをやっていたとき、男性客相手によく使っていた対処法です。
ありがたいことに、「あの店のオーナーと話したい」と言って、女性客と一緒に来てくれた人は結構多かったので、ぜひ使ってみてください。
自慢話や武勇伝を語りたがる人は、「頑張ったプロセス」に目を向けて、聞いてあげましょう。
本人は、「ほめられたい」「認められたい」と錯覚しているけれど、本当は分かってほしいことがあるのです。
しょうもない自慢話にはどう対処すれば?
では、しょうもない自慢話にはどう返せばいいか?
たとえば、「俺は昔モテていた」とか「喧嘩が強かった」とか、「ほんまかいな」的自慢話ですね。
この場合、真相を確かめるためにも突っ込んで聞いてみましょう。
へえ!そのモテ話、
どんなことがあったか
聞いてみたい!
とか、
すごい!その喧嘩武勇伝、
めっちゃ興味あるから聞かせて!
というように。
大体、こういう本当か嘘か分からない自慢話をしてくる人って、嘘だとしたら、具体的に聞かれたら困るんですよ。
なぜなら、実際に経験してないし、そこまで突っ込んで聞いてくる人が少ないから、モテ設定や喧嘩が強い設定の詰めが甘いんですよね。
相手のしょうもない自慢話が嘘の場合、突っ込んで具体的に聞くと、大体そこで話をやめます。
逆に、もし本当だった場合。
これ、意外なことに、めちゃめちゃ面白い話が聞ける場合もあるんですよね。
「え?それ普通にすごくね?」みたいな。
もちろんそうじゃない場合もありますが、あまり大したことがなかったとしても、その人の中では「素敵な思い出」なんです。
大体、過去の自慢話や武勇伝を語る人って、今が満たされていないことがよくあるんですよ。
なので、「色んな事情があるんだろうな」と思って相手のことを見たら、「自慢話や武勇伝ぐらい語らせてあげてもいいか」という広い心を持つことができるのではないでしょうか。
嘘か本当か分からない自慢話には、突っ込んで聞くのがベター。
本当の話なら、もしかすると面白い話が聞けるかもしれないし、嘘の話なら、それ以上言わなくなります。
6・人の悪口に巻き込まれたときの対処法
これは、自分が悪口を言われたときじゃなくて、誰かの悪口に巻き込まれたときですね。
「ねえねえ、○○さんってありえないと思わない?あなたもそう思うでしょ?」という感じで。
人の悪口が好きな人ならこのまま乗っかるんですが、好きじゃないという人もいます。
誤って民度が低い職場に勤めてしまい、あまりにも悪口や陰口が横行しすぎているから、それが嫌すぎて辞めたという人も沢山いますからね。
では、人の悪口に巻き込まれたときは、どう返せばいいかというと、次のようになります。
私、あんまり○○さんのことを
知らないんですけど、
そういう感じなんですか?
そこで、言ってきた相手が悪口を言い続け、「あなたも気をつけなさいよ」みたいなことを言われたら、
そうなんですね。
気をつけます!
教えていただき
ありがとうございます!
というように返せばいいです。
これだったら、悪口に加担していることにはならないし、そう言ってる相手のことを否定もしてないので、波風が立たないんですよね。
あと、悪口を言う相手が戦意を喪失する返し方もあるのですが、それが次のようになります。
え~!
でも○○さん、あなたのことを
すごくほめてましたよ!
実際にほめていてもほめていなくても、このように返したら、ほとんどの人間がその人の悪口を言わなくなります。
なぜなら、悪口や陰口を言うのが好きな人って、気に食わないことを見つけて非難しているだけで、本当に嫌いだから言ってるんじゃないんですよ。
だから発言に責任を持ってないし、本当に嫌いな相手だったら、ほとんどの場合「ムカつく!」「アイツ腹立つ!」「死ねばいいのに!」と言っているからです。
しかし、本当に嫌いでも「その相手がほめていた」と伝えると、悪口を言わなくなる場合もあるので、「ただ文句言いたいだけ」という人って、結構多いんですよね。
ちなみに、悪口を言われている相手が、言っている相手のことをほめてなかったとしても、多くの場合、事実確認は行われません。
だって、今まで悪口を言ってた相手に対して、「私のことほめてくれてたんですって?」みたいに聞かないし、恥ずかしいですからね。
悪口に巻き込まれた場合は、否定せず乗っからずにやり過ごすか、悪口を言われている相手が、言っていた人間のことを「ほめていた」と伝えてみましょう。
後者を選択したほとんどの場合、事実確認は行われない上に悪口に巻き込まれることが減るので、言ったもの勝ちでもあります。
自分が悪口の標的になっている場合。
では、自分が悪口の対象になっている場合は、どのように返せばいいか?
これは勇気がいりますが、実際に悪口を言っている相手のところに言って、
あなた、私の悪口言ってるんだってね。
文句あんなら直接言いに来てくれる?
と言えばいいのではないでしょうか。
前述したように、基本的に悪口を言う人って、発言に責任を持ってないし、ただ文句言いたいだけなんですよ。
しかも、ビビリなんです。
なぜなら、本人の前で言えないから、陰口を言うんですよ。
「売られた喧嘩はいつでも買ったるで」というスタンスを貫くと、悪口は言われなくなります。
返り討ちに遭うかもしれないのに、それ以上その人の悪口を言うメリットはないですからね。
勇気を出して、「文句あるなら直接言いに来い」と言いましょう。
相手はビビリだから、本人に言わず陰口を叩くのです。
7・失礼なことを言われたときの対処法
これは、初対面の人間に心を開かれやすい人の悩みでもあるのですが、「なぜか失礼なことを言われやすい」というものがあるんですよ。
なぜこのような状態になってしまうのかというと、「この人ならなんでも許してくれそうな気がする」と勘違いした相手が、距離感を無視していじってきたり、デリカシーがないことを言ってきたりするからなんです。
多くの場合、本人は失礼なことを言ってる自覚はなく、もっと仲良くなりたいからそう言ってくるのですが、人をいじるのが下手な人や、デリカシーがない人は、ただただその発言が失礼になることもよくあります。
なので、この場合は我慢せずにはっきりと言った方がいいでしょう。
空気を悪くして申し訳ないけど、
今のはちょっと失礼じゃないかな。
そういうこと言われると傷つくから
やめてほしいんだよね。
というように。
このように伝えて、ちゃんと相手が謝ってくれたらいいのですが、人の気持ちが分からない人間だと、「冗談だって~」「そんなことで怒らなくても~」みたいに言ってくるんですよ。
その場合は、「言う人が冗談だと思っていても、言われた側はそう受け取れないことがあるから、人それぞれ傷つき方は違う」と伝えてみましょう。
それでも、謝ってくれない場合は、一緒にいてもまた傷つけられるだけなので、今後の付き合いを考えた方がいいでしょう。
失礼なことを言われているのに、我慢する必要はありません。
はっきり伝えているのに謝ってくれない場合、その相手と一緒にいる限り、また同じことを繰り返すのでご注意を。
目上の人に失礼なことを言われた場合。
目上の人に失礼なことを言われたら、次のように返すといいのではないでしょうか。
生意気言うようですいません。
今のは傷つきました。
ショックです。
そういうことを尊敬している
○○さんの口から聞きたくありませんでした。
これは、傷ついたことを伝えているだけでなく、相手に罪悪感を抱かせる言い方でもあります。
ちなみに、この言い方はタメ口で話す人にも使えるので、おすすめです。
「尊敬している」を、「大好きな」とか「親しくしている」に置き換えるといいのではないでしょうか。
このような伝え方をすると、大体の人が謝ってくれますが、そうじゃない場合ももちろんあります。
その場合は、「自分より年上なのに、人の気持ちが分からない人なんだな」と思い、やはり付き合い方を考えた方がいいでしょう。
目上の人が相手の場合、罪悪感を抱かせる言い方をすると、謝罪してくれるケースが多いです。
もし、その言い方でも謝ってくれない場合、その相手は人の気持ちが分からない人間です。
以上になります。
コミュニケーションに正解はないので、今回お話した返し方はあくまでも一例になります。
ただ、僕の実体験や色んな人の返し方で、成功率が高かったり、衝突が少なかったりした事例を集めてみましたので、なんと答えていいか分からない会話の返しに困っていた人は、一度使ってみてはいかがでしょうか。
参考にしていただけると幸いです。
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