コロナ禍の今だからこそ習慣化しておきたい5つのこと。
withonlineで103回目のコラムがアップされました。
今回は、「運動習慣をつけるための方法」をテーマに執筆いたしました。
コラムの中でも触れていますが、何か習慣づけたい物事があるときは、次の2つを意識するといいです。
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- 1・とりあえずちょっとやってみる
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- 2・最初にハードルを上げすぎない
「1」については、筋トレを習慣づけたいときは1回だけでもやってみる。
勉強を習慣づけたいなら、5分だけでも勉強してみるということです。
このようにちょっとだけやってみると、よほど体調やメンタルが不調でもない限り、物足りなくなって回数や時間を増やすようになるんですよね。
もし、物足りなさを感じることができずに、ちょっとだけで止めることがあったとしても、習慣づけることが大切なので、最初のうちはそれでもかまいません。
「2」についてはそのまんまですが、習慣づけたい物事に対して馴染みがないほど、ハードルを上げすぎたらまず続かないんですよ。
運動習慣がない人が「今日から腹筋50回やる!」と決めたり、勉強習慣がない人が「今日から2時間は資格の勉強する!」と心に誓ったりしても、ほとんどの場合が続きません。
なぜなら、そうできるだけの耐性がまだついていないので、馴染みがなさすぎるからです。
どうしても習慣づけたい物事があるときって、最初の意気込みがものすごいので、ついハードルを上げてしまいがちになります。
しかし、その意気込みは多くの場合、覚悟でもなんでもなくそのときの気分です。
大体2~3日したら、その意気込みは薄れています。
これには理由があるのですが、その日に決めたことのほとんどが、次の日に持ち越してしまうと「3日目にはやる気がゼロになる」んですよ。
このように。
【1日目】
ある物事をやると決める
【2日目】
前日の意欲が30%まで低下する
【3日目】
意欲が0%になる
物事を先延ばしにしてしまう人って、このサイクルになってるんですよ。
自己啓発セミナーに行って涙するぐらい感動していた人が、1週間後に何もしてないというような現象もこれに当てはまります。
1日目にやると決めて実行しても続かないことの方が多いわけですから、それだけ人間の意思って当てにならないんですよね。
そのとき、どんなに強い感情でやる気になっていたとしても、ハードルの上げすぎはまず続かないので、最初は「ちょっと物足りない」というぐらいの回数や時間の方が、ちょうどいいのかもしれません。
続けることが目的なので、強い感情でその目的を見失ってはいけないということです。
なので、習慣づけたい物事があるときは、「ちょっとだけでもやる」「ハードルを上げすぎないこと」を意識してみてください。
そんなわけで今回は、「習慣化しておきたいもの」について、お話させていただきます。
目次
コロナ禍の今だからこそ習慣化しておきたい5つのこと。
2021年1月現在。
案の定コロナウイルスは収束するどころか、いまだに猛威をふるっているわけですが、気軽に外にでられないという状況が今も続いています。
とくに緊急事態宣言が発令した地域の人たちは、否が応でも自宅で過ごす時間が増えているのではないでしょうか。
しかし、この時期だからこそ、できることって沢山あると思うんですよね。
お家時間を有意義に使ったか、ダラダラ過ごしたかによって、未来は変わると言えるでしょう。
ここからは、コロナ禍の今だからこそ習慣化しておいた方がいいことを5つ、お話させていただきます。
1・運動
withonlineのコラムと重複してしまいますが、運動だけは絶対に習慣化した方がいいので、しつこく書きます。
「健全な精神は健全な肉体に宿る」って紛れもない事実だし、運動してない人って身体のだるさや重さが当たり前になっているんですよ。
運動が習慣化している人は、身体が軽い状態を自分で分かっているので、ちょっと違和感があると「今日なんか身体が重いな」というようにすぐ分かるんです。
しかし、運動してない人はその重さが日常なので、気にならないんですね。
すごく太っている人って、まったく運動せずに食べまくった結果がそうなったわけじゃないですか。
こういう人は、ちょっと動いただけでも息切れしたり疲れやすかったりするのですが、本人からすると、その自分が当たり前なんですよ。
その体型で毎日を過ごしているから、身体が軽い状態の自分をすでに忘れてしまっているというわけです。
今の時代、ジムに行かなくても、運動する方法なんていくらでも見つかります。
You Tubeで検索したら、自宅でできるトレーニング法が沢山出てくるし、しかも正しいフォームまで教えてくれるわけじゃないですか。
その日の気分で、見るトレーナーやトレーニング法を変えることも可能だし、めちゃめちゃいい世の中だなと思います。
運動習慣が根付いてきたら、自宅でできる高負荷のトレーニング法だって見つかりますからね。
自宅トレーニングの習慣化は、痩せるためだけではなく、健康な自分でいるために必須だと言えるでしょう。
2・姿勢に気をつける
これもブログやコラム、動画などで散々言ってることではありますが、しつこく言い続けます。
いい女と呼ばれる女性に、猫背の女性は一人もいません。
日本人は男女問わず猫背の人が多いので、姿勢を正すだけでマイノリティな人種になることができます。
つまり、他の人と差別化がはかれるんですよね。
実際街中で姿勢が良い人を探してみると分かると思いますが、ほとんどいないんですよ。
さらに、姿勢が悪い人って「たたずまいがマズい」ということも結構あって、たとえば電車の中で立っている人を見ると、肩が前に出ていて首が曲がっているというケースがかなり多いです。
食事中もそうです。
ご飯を食べるときに、ストレートネックになっている人はかなり多くて、どんなにお箸の持ち方がキレイでも、首が曲がってるだけで食べ方が汚く見えてしまうんですよね。
僕は昔、めちゃめちゃ猫背だったので、たたずまいも食べ方もマズかったのですが、それで損していたことってかなり多かったんじゃないかと思います。
誰も教えてくれないし、気になっても言いづらいことですから、自分で気をつけるしかないんですよ。
そういった理由から、現在猫背の人は、姿勢に気をつけることも習慣化した方がいいでしょう。
3・所作や立ち居振る舞いに気をつける
家でやっていることって、外でも必ず出ます。
なので、家でだらしない生活をしている人ほど、それが外でも出てしまいますし、姿勢同様に気になっても誰も教えてくれないことなので、所作や立ち居振る舞いは自分で気をつけないといけません。
その所作や立ち居振る舞いを気をつけるにあたって、最近読んだ本の中でおすすめがあるので紹介させていただきます。
「育ちがいい人」だけが知っていること
この本は、 「育ちがいい」と言われる人が、普段当たり前にやっている行いをまとめたものです。
一つ一つが短く、分かりやすく書かれているので、どういった所作や振る舞いに気をつければいいかを、ピンポイントで見つけることができるのではないでしょうか。
この本を読んで僕なりに思ったのが、育ちがいいと言われる人の行いって、次の3つに該当するなと感じました。
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- 行いを簡略化しない
【例】面倒だからと手を抜かない 「これぐらいでいいや」と中途半端にしない
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- ながらでしない
【例】食べながらスマホをいじる 別のことをしながら目を見ずに人と話す
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- ひと手間を省かない
【例】片手でできる動作を両手で行う 相手のことを考えたひと手間を加えることができる
withonlineで「ながらスクワット」のことを書いたばかりなので、それだけは許してくれと思ってしまいましたが、基本的に育ちがいいと言われる人って行いが丁寧なんですよ。
詳しくは本をご覧いただけると幸いですが、育ちの良さを気にする人ってめちゃめちゃ多いので、自分の所作や振る舞いに自身が持てない人は、この機会に改善するといいのではないでしょうか。
という女性がいらっしゃるかもしれませんが、この本にも書かれているとおり、育ちの良さとは家柄や躾の厳しさで決まるものではなくて、「その人のたたずまい」なんですよ。
育ちとは、適切な所作や振る舞いを知っているかいないかだけのことだと、冒頭にかかれているんですね。
つまり育ちの良さは、技術として身につけられるものになるので、そういった意味でも適切な所作や立ち居振る舞いを、この機会に習慣化した方がいいというわけです。
4・読書
僕のブログ読者の方は、読書習慣がある人が結構多いです。
というか、読書習慣がある人じゃないと、こんな長文を読んでられないですからね。
もちろん、読書はしないけどブログだけは読むという方もいらっしゃるので、それは非常にありがたいことなのですが、本から得られる知識ってものすごいんです。
なので、読書習慣があるに越したことはないと思っていいでしょう。
コロナ禍になり、読書する人が増えたとニュースでやってましたが、それでも読書習慣がある人はまだまだ少ないと思います。
なぜなら、電車に乗ったときに車内を見てみると、読書している人はほとんどいないし、世の中に本を読む人が沢山増えたのなら、出版業界はすでに潤っているからです。
そういった背景を考えると、読書をする人が増えたんだろうけど、それでも本を読まない人の方が圧倒的に多いと言えますね。
読書の良いところって知識を得られるだけじゃなく、賢くなって自分がパワーアップした実感を得られるのも、多大な恩恵の一つだなと思います。
もちろん、めっちゃ自己啓発本を読むけど、その人自身は何も変わってないというケースもありますが、なぜこういう状態になるのかというと、こういう人は「本質」を知ろうとしてないんですよ。
つまり、自分にとって都合のいい部分しか見てないんですよね。
本質とは、「それさえ知っていれば後が楽になる」こと。
ただ、この本質は痛みを伴うことがあまりにも多くて、都合の悪いことや自分自身と向き合わざるを得なくなるんですよ。
だから、読書習慣はあるけど何も変わってない人は、その本質から目を背けるから変われないというわけです。
ちなみに、ずっと前から言ってますが、恋愛指南書なんて読まなくていいです。
というか、読むな。
そもそもほとんどの恋愛指南書が、男女脳に違いがある理論を元にして男性を一つの枠組みにカテゴライズしているのですが、下記動画でお話しているとおり、そもそもこの理論自体になんの信ぴょう性もないんですよ。
【男女脳に違いはない!間違いだらけの恋愛指南!】
今では、脳科学者も心理学者も男女脳に違いがあるなんて信じてなくて、それよりも「個人差」の方を重要視しています。
なので、恋愛指南書を読むんだったら、傾聴力や雑談力、マナー、心理学に関する本を読んだ方がいいのは間違いないでしょう。
あと、読書習慣が根付かない理由として、「活字を読むのが苦手問題」がありますが、そういう人は「漫画で分かるシリーズ」から入ってもいいと思います。
僕自身、いまだに漫画で分かるシリーズから入ることもありますし、活字が苦手な人は、入り方から工夫してみるのもいいのではないでしょうか。
5・物を大切にする
この機会に、普段使っている物を大切にする習慣もつけてみましょう。
僕の話で恐縮ですが、視力が悪いので、いつもは眼鏡をかけて過ごしているんですよ。
去年末、眼鏡を外してレンズを拭こうとした瞬間、ブリッジが割れてかけられなくなってしまったんですね。
幸い予備はあったので、新しく作るまではそれで過ごすことができたのですが、割れたときにこう思いました。
そういえば、いつも使う物だから
当たり前にあるように扱いすぎて、
大切にしてなかったかもしれない。
そう思い、今までの眼鏡にはお礼を言って、新しい眼鏡は大切に扱うことに決めました。
普段から物を粗末に扱うことはありませんでしたが、どうしてもいつも扱っている物だと、大切にしようという気持ちが薄れていたんだなと反省したんですね。
僕は物にも魂が宿ると信じているので、いつも使う物だからこそ、丁重に扱わないといけないと思いました。
物を大切に扱うって、こういうことだと思うんです。
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- 両手を使うところを片手で横着しない
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- 床に置きっぱなしにしない
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- 投げない
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- 長く使うための手入れを怠らない
物を投げるとか
下の下じゃない?
と、思った方がいらっしゃるかもしれません。
でも、場面によっては無自覚でそうしている人がいるんですよね。
たとえば、ゲームをやっている方なら分かっていただけると思うのですが、勝てなくてイライラしすぎて、コントローラーやスマホを投げてしまう人が一定数いるんですよ。
これ、僕も昔やってしまっていたのでお恥ずかしい限りですが、れっきとした「イライラしたら物に当たる」という行為になるわけじゃないですか。
その行為は言うまでもなく最悪なのですが、FBで友達になっている女性がこんなことを投稿で書いていました。
言葉を発せないものに
当たるのは最低だ。
と。
なるほどなあと思いました。
物にも魂が宿る理論で考えると当たり前の観点になりますが、この発想がなかったので、いたく感心したことを覚えています。
他にも、疲れて帰ってきたときに、カバンを床や机の上にドスンと置いたり、着たあとの服をそこら辺に投げたり。
こういった行いって、いつもやってることだから物を雑に扱っている自覚がないんですよ。
でも、こういった部分に気を配るようにすると、物を大切にする行為につながりますね。
「物を大切にする心は、人を大切にする心にも通じる」と言いますが、これは何も間違ってないと思います。
そして、物を大切に扱うように心がけていると、所作や振る舞いが美しくなるんですよね。
分かりやすく言うと、買ったばかりの服やカバン、靴などを最初は汚さないように気をつけるじゃないですか。
そうすると、汚さないように自分の所作や振る舞いに気をつけるから、必然的に品のある行動を取っていることが多くなるんですよ。
しかし、物を大切にしない人は、時間の経過とともに「汚してはいけない」という意識が薄れていきます。
なので、買ったばかりのときに心がけた行いを、使っている限りは忘れないようにするのも、物を大切に扱うことにつながるのではないでしょうか。
そういえば、インタビューでROLANDさんが次のようなことを言っていたのが、ものすごく印象的でした。
人の品格は
ゴミを捨てる瞬間に現れる。
と。
「たしかにそうかも!」と思ったので、シェアさせていただきます。
ローランドが感じる「女性の美しさ」、無性に燃える女性の行為とは…?
出典元:マイナビニュース
僕もまだまだできていないことはありますから、共に物を大切に使っていきましょう。
以上になります。
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- 1・運動
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- 2・姿勢に気をつける
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- 3・所作や立ち居振る舞いに気をつける
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- 4・読書
-
- 5・物を大切にする
今回お話した内容は、なかなか外に出られない今だからこそ、自宅でできる習慣化できる物事に限定させていただきました。
お仕事などで、どうしても外に出ないといけない人は、次のようなことも心がけてみるといいかもしれません。
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- 雑談力を養う
【例】初対面の人とスムーズに話せるコミュニケーションスキルの向上 会話の糸口をつかむための訓練
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- 見えないところに気を配る
【例】トイレの手洗い場で水しぶきを拭く 飲食店で食べ終えたお皿を店員さんが運びやすいように寄せる
習慣化したものが増えていくと、それが当たり前になっていきます。
そして、その当たり前の数が多い女性ほど、恋愛に限らず人生で出会う様々な人たちから支持されるようになっていきます。
人にモテる女性ほど、感謝される対象になったとき「私何もしてないよ」「何もしてませんよ」と言うのですが、これは彼女たちに当たり前の数が多すぎて、何もしてないようで、きっちり何かをしてるんですよね。
なので、その当たり前の数を増やすためにも、習慣化できそうな良い行いは、どんどん自分に取り入れていきましょう。
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