【そういう】嫌気をさされて振られたら、復縁が激ムズになる理由。【ところやぞ】
withonlineで127回目のコラムがアップされました。
今回は、「言ったらダメなことを言っちゃう人」をテーマに執筆いたしました。
何かを発言する度に、
なんでそれ
言っちゃうかなあ。
今その話する?
ちょっとは空気読めよな。
というように思われてしまう人がいます。
言ったらダメなことを言っちゃう人は、基本的にデリカシーがありません。
デリカシーがないから、言ったらダメなことが分からないのです。
だから、
と言って「私も!」「分かる~」と盛り上がっている人たちの前で、
と平気で言うし、みんなが猫の話をしているときに
と関係ないことをぶっ込んでくるわけです。
言ったらダメなことを言っちゃう人のほとんどは、今まで誰かに注意されたことがありません。
あんまりそういうこと
言わない方がいいよ。
関係ない話したら
空気読めない人だと思われるよ。
というように注意してくれる人が今までにいたら、その人は発言をする前にちゃんと考えてから、言っていいことと、言わない方がいいことを区別するようになるからです。
しかし注意して直るのは、あくまでも相手が素直に指摘を受け入れてくれる人物であるという前提があっての話です。
相手が聞く耳を持たない人間だったら、注意したところで直りません。
これは、言ったらダメなことを言っちゃう人に限った話ではなくて、「そういうところやぞ」がある人全般に共通している事実です。
「そういうところ」というのは、その人にとっての至らなさや未熟さになります。
そして、カップルや夫婦が相手の「そういうところ」が嫌で別れた場合、別れを切り出された相手は、自分の何が悪かったのか分かっていない場合が、あまりにもよくあります。
さらにそういった場合、別れを切り出された相手が復縁を申し出ても、高確率で成就しません。
今回は、「復縁が難しい理由」をテーマに、「なぜ相手は『そういうところ』を直さないのか?」についても、詳しくお話させていただきます。
目次
まずは「そういうところやぞ」一覧。
前述したように、言ったらダメなことを言っちゃう人も、「そういうところやぞ」に該当します。
では、他にどういったものが該当するのか?
次にまとめてみました。
-
- すぐ人の悪口を言う
-
- 文句しか言わない
-
- 愚痴が多すぎる
-
- 言い方がキツすぎる
-
- すぐ人を見下したり馬鹿にする
-
- 生活音がうるさい
-
- いつも声がデカい
-
- 見栄っ張り
-
- 中2病ぽいところがある
-
- 噂話が大好き
-
- よく嘘をつく
-
- お礼が言えない
-
- 謝罪ができない
-
- 反省しない
-
- 注意力が散漫すぎる
-
- 気に入らないことがあるとすぐ怒鳴る
-
- 感情の起伏が激しすぎる
-
- 元ヤンが抜けない
-
- すぐ決めつける
-
- 手のひら返しがすごい
-
- イライラすると物に当たる
-
- 仕事を適当にしている
-
- クレクレくん
-
- すぐ楽しようとする
-
- 食べ方が汚い
-
- 言うことがコロコロ変わる
-
- 頼りたいとき頼れない
-
- 大事な話ができない
-
- 喧嘩になると黙り込む
-
- 次に使う人のことを考えない
-
- 図々しいし厚かましい
-
- やると言ったことをやらない
-
- 青い鳥症候群
-
- 不衛生
-
- 都合が悪いことがあるとすぐ逃げる etc・・・
まだまだありそうですが、キリがないのでこの辺にしておきます。
これらの「そういうところやぞ」は、本人が思っている以上に深刻なんですよ。
なぜかと言うと、ほとんどの場合が「いくつもの『そういうところやぞ』がセットになっている」からなんです。
たとえば、「すぐ人の悪口を言う」人なんだとしたら、次のような感じでセットになります。
-
- 文句しか言わない
-
- 愚痴が多すぎる
-
- すぐ人を見下したり馬鹿にする
-
- 噂話が大好き
-
- 謝罪ができない
-
- 大事な話ができない
必ずしもこのセットに該当するわけではありませんが、その場合は他の「そういうところやぞ」がもれなくセットになっているので、どちらにしろよろしくはないです。
そういえば、ブログのお問い合わせフォームから、いきなり恋愛相談メールを送ってくる女性がたまにいるのですが、フォームには次の文言をちゃんと書いてるんですよ。
ちゃんと書いてるから返信しないのですが、彼女たちが送ってきたメールには一通り目を通しているんです。
厳しいようだけど、文面からすでに「そういうところやぞ」が溢れ出ているケースがものすごく多くて、上手くいかない理由は読んでいて手に取るように分かります。
しかも例外なく長文だから、余計に分かるんですよね。
そういうところの多さで恋愛が上手くいかない人は、自分の至らなさや未熟さを自覚した上で直さないと、これからも上手くいくことはありません。
改善しないまま誰かと付き合っても、また同じ問題で揉めたり幻滅されたりします。
中には、そういうところが多くても受け入れてくれる異性はいるかもしれませんが、そういう人間は心が広いんじゃなくて、自分にもそういう側面があるから気にならないだけです。
復縁の努力を間違っている人たち。
そういえば、うちの奥さんがこんなこと言ってたんですよ。
元カレで復縁しようって言ってくる人に限って、
身体を鍛えたりお金稼げるようになったりしてるんだけど、
私が嫌だと言ったことは何も直ってない!何なの一体!?
下記動画の中でも話したのですが、別れの本当の原因に気づいてない人って、かなり多いんですよ。
とくに、相手の「そういうところやぞ」が嫌で別れた場合、それ以外のことをいくら頑張ったところで、嫌になったことを改善してなかったら元に戻るわけないんですよね。
分かりやすく言うと、内面でどうしても嫌な部分があるから別れたのに、外見を磨いてこられても「そこじゃねえよ」となるのは当たり前なんです。
もちろん、ルックスを磨いたり、身体を鍛えたり、仕事を頑張ったりするのは悪いことではありません。
以前と違う元恋人のそういう姿を見て、
お?この人
変わったのかも?
と思ってもらいやすいですし、入り口としては成功してるんです。
しかし、「そういうところ」が直ってなかったら、
結局なんも
変わってないやないかーい!
となるのは当たり前ですし、期待した分だけ幻滅もします。
さらに、嫌だと言ったことを直していないまま復縁を申し出られても、馬鹿にされている気分にもなりますから、嫌悪感も生まれてしまうんですよね。
冷却期間は、問題をなかったことにする期間じゃない。
復縁マニュアルで必ず出てくるのが、「冷却期間」。
この場合の別れは3ヶ月で、この場合だったら半年みたいに書かれていることがよくありますが、この冷却期間を次のように考えている人がめちゃめちゃ多いんですよ。
冷却期間を置いたら
問題がなかったことになる!
なるわけあらへんがなという話なんですが、「そういうところ」が嫌で振られてしまい、冷却期間を置いて様子伺いの連絡をするのって、たとえるならこういうことなんですよ。
仕事で、取引している人間がいたけれど、不義理はするし仕事も適当だから、嫌になって契約を切ったとしますよね。
そしたらある日突然、その相手から次のような連絡がくるんですよ。
お前なめてんのかってなりますよね。
復縁における冷却期間を、問題がなかったことになる期間だと思っている人は、この間違いをよく犯しています。
なぜ、このように考えたら誰でも分かるようなことが分からないのかと言うと、多くの場合「そういうところ」が原因で振られた人は、自分ではそんなに悪いことだと思ってないし、相手がめちゃめちゃその部分が嫌だと分かってないんですよ。
だから、平然となかったことにできるというわけです。
でも、振られた側の人間はなかったことにできても、振った側はなかったことにできないんですよね。
ちなみに、浮気が原因で振られた人が復縁を申し出るとき、「浮気されたことを許してない」と伝えたら、次のように言うことがあります。
「今はしてないからいいじゃん」
「そんな前のこと蒸し返されても」
「もう時効でしょ」
このように言われたら、その相手は100%反省してないと思ってください。
反省してる人は、
あのときは傷つけて本当にごめん。
許せなくて当然だと思う。
というように言います。
「そういうところやぞ」を直せない人たち。
前述したように、「そういうところ」が原因で振られた人は、自分ではそんなに悪いことだと思ってないし、相手がめちゃめちゃその部分が嫌がっているとは分かっていません。
素直だった子ども時代に指摘されたら直っていたことも、大人になって素直さがなくなった人ほど、自分の至らなさや未熟さを認められないし、省みようとしないんですね。
ただ、大人になってからも「そういうところやぞ」を指摘してくれる人が周りにいる場合、その人はものすごく恵まれていると思います。
指摘されたそのときは受け入れられなくても、あとになって自覚して改善できるチャンスはありますからね。
しかし、周りに指摘してくれる人間がいないまま大人になった人だと、めちゃめちゃ厄介な場合が多いんですよ。
そういった人に「そういうところ」を指摘しても、今まで注意された経験がないことを言われたわけだから、指摘した側がおかしいという認識になることも珍しくないんです。
本人からすると、今までの自分で何の問題もなく生きてこれたわけですから、「そういうところ」が自分にあるだなんて思ってないし、あったとしても、それの何がいけないんだという考えになるんですよね。
しかも、周りが自分と同じような人たちばかりだったら、その考えに至るのはある意味当然です。
たとえば、すぐ人の悪口を言う人なんだとしたら、すでに友達や家族もすぐ人の悪口を言う人間で構成されていることもよくあります。
そんな環境にいたら、人の悪口を言うことの何がダメなのか分からないのは、当たり前だと言えるでしょう。
だから、「そういうところ」をどれだけ嫌だと伝えても、直らないケースの方が多いというわけです。
「自覚してるだけまし」という意見もあるかもしれませんが、自覚していても悪いことだと思ってなかったら、直るわけがないんですよね。
ちなみに、「人の悪口を言うのをやめて」と恋人に言われたことがある人は、倫理観の問題だけでそう言われたわけじゃありません。
人の悪口を言ってるときの顔が、ブサイクで嫌な顔つきになっているから、「やめて」と言われてるんです。
しかもすぐ人の悪口を言う人って、日常的にその顔つきになることが多いので、人相も変わってくるんですよね。
言うまでもなく、すぐ人を見下したり愚痴ばかり言ったりする人も、それに沿った人相になっていきます。
変わらないし変わるつもりもない人間の発言。
「そういうところやぞ」を直せない人たちが必ずといっていいほどする発言に、次のようなものがあります。
この台詞を言う人間は、嫌な部分を指摘しても直そうとしないし、むしろ「嫌なら他の人のとこ行けば?」と突き放して言うこともよくあります。
なぜ彼ら彼女らが直そうとしないのかは前述したとおりですが、自分に悪いところがあればすぐ直そうとする人にとっては、「そういうところやぞ」を指摘されたのに、直そうとしない人の意味が分からないと思います。
自分に悪いところがあればすぐに直そうとする人って、素直だからそうできるんですよ。
でも、指摘されてるのに直そうとしない人って、素直じゃないし自己評価が無駄に高いから、意地でも認めようとしません。
だから、指摘すると逆ギレされたり、すねられたり、逆にこちらのあらを突き返してくることがあるのです。
こういう人は、相手との関係性を上手くいかせるために、歩み寄って自分を変えるつもりはありません。
しかもあろうことか、自分は変わらないのに、相手には都合よく変わることを求めてくることが多い。
だから一緒にいる人は疲れてしまって、
この人に何言っても無理だな。
もう別れよう。
と考えるようになります。
相手が別れを考えてそれを告げないのは、別れを切り出すタイミングを伺っているだけで、相手の嫌な「そういうところ」を許容したわけではありません。
ほとんどの場合、とっくに見限っているので、時既に遅しなんですよね。
こういう経験をされたことありませんか?
元カレに、嫌だと思うところの改善を何度もしてきたのに、一向に聞き入れてもらえず、あからさまに別れそうな雰囲気や冷たい態度をかもしだしたら、急に向こうが焦って改善しようとしてきたこと。
そのとき、
もっと早くやれや。
今更おせえんだよ。
と思わなかったでしょうか。
これは女性に限った話ではなくて、男性でも同じなんですよね。
僕も若い頃、言い方がキツすぎるモラハラ気味の女性と知らずに交際したことがありまして、何度も何度も「ちょっとは言い方を考えてくれ」と頼んでいたんですよ。
そしたら、相手は
私はアンタのためを思って
言ってる!
と言って聞かないから、もう別れようと思ったんですね。
僕は結構分かりやすいタイプなので、雰囲気にも冷めた感じが出ていたはずです。
そのとき、彼女がどうしたかと言うと、めちゃめちゃしおらしい態度で接してきたんですね。
腹立つし気持ち悪いわで、さらに冷めました。
あとこういうパターンもありまして、優柔不断な人だったら、とっくに愛情が冷めているのに別れを切り出さないまま、相手と付き合い続けるケースがあるんですよ。
この場合、関係性は「付き合ってる」状態だけど、何かと手遅れなんですよね。
とはいえ、優柔不断な人は相手と衝突することを避けることが多いので、相手に対して「そういうところやぞ」と思っても言わないまま冷めていくケースの方がほとんどかもしれません。
以上になりますが、現在恋人やパートナーに「そういうところやぞ」を指摘されたことがあって、聞かないまま過ごしている人がいるんだとしたら、もっと危機感を持った方がいいです。
今の時点ですでに相手は別れを考えている可能性が高いし、事態は思っている以上に深刻だと思ってください。
相手はあなたの「そういうところ」が本当に嫌だから、何度も何度も言ってくるのです。
たとえば、虫が嫌いな人に虫を無理やり触らせようとしたり、顔に昆虫を押し付けたりしたら、本気で拒絶されるし、そのうち嫌われます。
相手にとって嫌な「そういうところ」を直さないまま接するのって、これと同じことなんですよ。
「仏の顔も三度まで」という言葉がありますが、どれだけ優しい人でもどうしても嫌なことはあるので、そういう人が「やめて」と言ってることは、本気の拒絶です。
甘えるのも大概にしておきましょう。
【withonlineのコラムはこちら】
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