好きになれるかどうかは最初に決まっている!恋愛感情の仕組みについて徹底解説!

with onlineで149回目のコラムがアップされました。

 

今回は、「恋愛は始まった時には、すでに結果が出ている」をテーマに執筆いたしました。

 

 

コラムの中でも触れていますが、ネット上の恋愛相談で、次のようなものを見かけます。

 

好きになった男性がアプローチしてくれません。

どうしたらアプローチしてもらえますか?

 

お前は一体なにを言ってるんだ。

 

という話になるじゃないですか。

 

でも、受け身な女性って大なり小なり悪い意味で相手任せにしているので、恋が進展しないということがあまりにもよくあります。

 

連絡してもらうのも相手から。

 

誘ってもらうのも相手から、というように。

 

恋愛関係に進展するのが早い女性って、好きバレしてなんぼだと思ってるし、積極的にアプローチするんですよね。

 

だから恋愛関係に進展するのが早いし、ダメだったらすぐに見切りをつけて次の恋に進めるというわけです。

 

この事実は、ブログや動画を通じて何度もお話していることなので、知っている方も多いかもしれません。

 

しつこいついでにもう一つ言っておくと、「交際前の男性に好きバレしてはいけない」という情報は、信じたら恋がまったく進展しないゴミ以下の情報なので、これを真に受けいている女性は即刻頭の中から消去してください。

 

受け身の女性に限って一人の男性に執着しがちという傾向があるのですが、彼女たちが分かってない事実があるんですよ。

 

それが何かと言うと、「好きになれるかどうかは最初の段階で決定している」ということ。

 

恋が上手くいきにくい人って、男女共通してこの事実を分かっていないです。

 

今回は、そんな「恋愛感情の仕組み」について、徹底解説したいと思います。

 



 

相手が自分のことを好きかどうかを分かる人と、分からない人。

この仕事をしていると、知人や友人から次のように聞かれることがたまにあります。

 

一緒にいてたら、

その相手が自分のこと好きか嫌いかなんて

なんとなく分かるやん。

それやのに、何を相談することがあんの?

 

このような質問を投げかけてくる人は、馬鹿にしているわけじゃなくて、本気で意味が分からないといった面持ちで聞いてくるんですよね。

 

つまり、恋愛で悩んだことがない典型的な人の疑問と言えるでしょう。

 

もちろん、クライアントさんからいただくご相談は多岐に渡っているので、「相手が自分のことを好きかどうか知りたい」というお悩みだけではありませんから、上記のような質問をされる度にその旨を話しています。

 

ですが、世の中にはなんとなくでも相手が自分に好意を寄せているかどうか分からないという人が、結構多いんですよ。

 

なぜそれが分からないのかと言うと、誰かに本気で愛された経験がないことが、一つの理由として考えられます。

 

その経験がないため、自分に向けられる好意の基準が分からなくなるというわけです。

 

この人、私のことが

本当に好きなんだな。

 

と一度でも感じたことがある人は、「愛されるとはこういうこと」という基準を肌で理解しています。

 

この基準がほかにもある人ほど統計ができているので、相手の自分に対する本気度がなんとなく分かるんですよね。

 

とはいえ、誰かのことを好きになると冷静じゃいられなくなるので、この「愛され基準」を持っている人でも、ときには迷うことがあります。

 

でも、そのうち冷静になって次のように思い返すんですよ。

 

しょっちゅう連絡取って会ってるということは、

少なくとも嫌われてはないし、

人として受け入れられてるってことなんだな。

 

というように。

 

そもそもなんですが、嫌いだったり興味がなかったりする人に、しょっちゅう連絡を取って会うような奇特な男性も女性もいないんですよね。

 

そういった理由から、相手が恋愛感情を抱いているかどうかを気にするより、まずは「人として受け入れられてるかどうか」に目を向けた方がいいでしょう。

 

恋愛感情って理性じゃなくて本能。

ブログや動画を通じて何度かお話していますが、恋愛感情は本能です。

 

著書「本当の彼氏のつくりかた」でもその事実について触れていますが、って気づけば落ちているものなので、「何をすれば好きになってもらえる」「何をされたら好きになる」というものではありません。

 

この事実を知らない女性は、次のような思い込みを抱いていることがよくあります。

 

    • 1・頑張れば、いつか振り向いてもらえる
    • 2・相手に何かをすれば、好きになってもらえる
    • 3・側に居れさえすれば、いつか自分の魅力に気づいてもらえる

 

そもそも恋愛って頑張るものじゃないし、何かしないと好きになってもらえないと思っている女性は、前提が間違っています。

 

相手が自分のことを好きになるのって、こちらが「何もしてない状態」であることが多いです。

 

だから、好きになった理由を相手に聞いても、「え?そんなこと?」「私そんなことしたっけ?」と思うようなケースがよくあります。

 

中には、「顔がものすごくタイプだった」という内面や接し方が全然関係なかったというケースも多いですから、相手が自分を好きになった理由って、

 

そこなの!?

 

と思うケースの方が多いです。

 

そして、「側に居れさえすれば、いつか自分の魅力に気づいてもらえる」と思っている女性が分かっていない事実が2つあるんですよ。

 

それが次の2つの事実です。

 

1・人の印象は3回目までで決まる

実は、人の印象って3回目までに固定されて、4回目以降は変わらないと言われています。

 

先日発売した「半年後リベンジ」にもその事実を書いていますので、本分から抜粋いたします。

 

3ヶ月以上相手の側にいて恋人同士の関係に進展していないのであれば、それ以上側にいたところで、その男性が恋愛感情を抱く可能性はほぼありません。

 

実はこれには理由がありまして、恋愛心理学で「スリーセット理論」というものがあるんですよ。

これは、「人の印象は出会いから3回目までに固定される」という理論になります。

 

どういうことかと言うと、人は1回目に会ったとき、その相手の第一印象を大雑把に決めます。

つまり、「ひょっとしてこういう人なのかな?」という印象らしきものを作り上げるんですね。

 

そして2回目。

このときに、印象を再判定します。

「この人ってたしかこんな感じの人だったよな?」と、最初の自分の判定が正しかったか、もう一度判定するというわけです。

 

続いて3回目に会ったときは、印象を確認します。

これは単なる確認であって、「やっぱこの人ってこういう人だよな」と相手の印象を固定化するんですね。

 

これがスリーセット理論になるのですが、実は4回目以降会っていても最初の印象をさらに強めていくだけで、それを変化させるのは難しいと言われています。

 

そして、一度定着した相手の印象は、半年近く変わらないとも言われています。

 

そういった理由から、同じ人に3回会って自分に対して好印象を持ってもらえない場合は、無理して親密になろうとしない方がいいとも言われているのですが、このスリーセット理論を抜きにしても、その女性のことを好きになれるかどうかは最初の段階で決定していると思ってください。

 

それを物語っている事実があるのですが、数年前に異業種交流会で知り合った人たちと飲んでいたときのことです。

そこで1人の男性がこんなことを言ってました。

 

男ってさー、付き合う前に1回でも『コイツとはもうないな』って思ったら、そこから先ってもうないよなあ。
久しぶりに会って劇的に可愛くなってたとかなら、話は別やけど。

 

この発言にその場にいた男性陣は僕を含め、うんうんと深くうなずいていました。

たしか、10人近くの男性がその場にいたんじゃないかなと思います。

(上手くいかない恋の最終手段!半年後リベンジより抜粋)

 

このスリーセット理論は動画でもお話したことがあるのですが、これは男性に限った話ではありません。

 

 

少しお聞きしたいのですが、こういった経験はありませんか?

 

あなたのことをすごく好きでいてくれて、誠実だし優しい。

 

この人のことを好きになれたら

どんなに幸せだろう…。

 

と思うんだけど、どうにもときめかない。

 

こういったケースでその後恋心が芽生えたパターンは、僕がこれまでに聞いた限りだとないんですよ。

 

なので、理屈じゃないんですよね。

 

2・長期間相手の側にいるのはむしろマイナス

しかも厄介なことがもう一つあって、男性とは、女性とはってひと括りにするのはあまり好きじゃないのですが、紛れもない性差の違いがあるのだとしたら、これなんですよ。

 

女性は、「ないな」と思ったら指一本触れさせないですが、男性は、「ないな」と思ってもギリギリ許容範囲だったらセックスできます。

 

これって、マッチングアプリでの出会いでよく聞く話で、

 

プロフ写真と実物が全然違ったし、

まったくタイプじゃなかったけど、

ギリ抱ける範囲だったから

とりあえずホテルは行っといた。

 

という男性ってめちゃめちゃ多いんですよ。

 

ほとんどの女性にこういった概念はありませんから、「セックスしたということは少しは好きなのかも?」という期待が生まれるんですよね。

 

しかも悲しいことに、とくにセフレを作るような男性のほとんどは女性の気持ちも、後のこととかも全然考えていません。

 

中には、付き合うつもりはまったくないけど、承認ほしさで自分のことを好いてくれる女性を側に置く男性もいます。

 

前述したように、連絡が取れて会えているなら、少なくとも人としては好かれています。

 

しかし、彼らのような男性の場合は自分のことしか考えてないので、都合が悪くなってきたら、あっさりと関係を断ち切ることがよくあるんですよね。

 

そのときのダメージって、期待した分だけ深刻なんです。

 

そして、スリーセット理論にならうのであれば、4回目以降は一度抱いた印象をさらに強めるだけなので、相手から見た至らない部分や足りない部分が目につくだけなんですよ。

 

たとえば相手の女性のことがタイプじゃないなら、

 

やっぱりコイツ、

可愛くないなあ。

 

と思い直すだけで、その女性のほかの魅力には目がいかないんですよね。

 

以上が、側に居たところで、自分の魅力に気づいてもらえるわけじゃない理由になります。

 



 

どうしても諦められないなら、一度出直さないといけない。

とはいえ、誰かのことを好きになったら、可能性が低くても諦めたくないし、相手が自分に恋愛感情を抱いてないって認めたくないじゃないですか。

 

そういった人に、

 

もう無理だから潔く諦めて

あなたのことを受け入れてくれる人を

探しましょう!

 

と言う人がいるけど、気持ちがついていかないじゃないですか。

 

そんな人のために作ったのが半年後リベンジでもあるのですが、どうしても諦められないなら、一度出直さないことにはそれ以上関係が進展しないんですよね。

 

✩上手くいかない恋の最終手段!半年後リベンジ

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僕は人生における時間は、考え方次第で無駄な時間はないと思っているのですが、それでも無駄な時間というものがあるのだとしたら、次の行為を挙げます。

 

それ以上脈がないのを認めることができず、相手に執着する時間です。

 

その結果、なんとか今の状態で関係を進展させようと、ありもしない魔法の恋愛指南を求めたり、自分に好意があると思いたいがために、好き避けについて調べたりするというわけです。

 

これは女性だけでなく、男性にもこういう人は少なからずいます。

 

彼ら彼女らには、「相手を振り向かせるために、徹底的に自分を変えて一から出直す」という発想がないんですよ。

 

その発想を持つには、「今のままじゃどうあがいても無理なんだな」という現実を受け入れることが必要です。

 

この酷く厳しい現実を受け入れることができたら、「潔く諦めて次の人を探す」か「一から出直す」かの二択になるんですよね。

 

どちらを選べば正解とかはありませんが、少なくとも現実を受け入れずに期待だけしているのは、不正解だと言わざるを得ないでしょう。

 

恋愛は、今まで自分がどう生きてきたかをプレゼンして、それについて相手がどう評価するかだけなので、今回のwith onlineのテーマである「恋愛は始まった時には、すでに結果が出ている」というのはそのためなのです。

 

だから、始まってから頑張ろうとしても遅いし、やることとしては「今の自分を開示すること」だけなんですよね。

 

そのとき、いかに相手の本能を揺さぶることができるかが、勝負の決め手となるわけです。

 

今まで食べたことがないすごく美味しい料理を食べたときって、かなりの衝撃を受けるじゃないですか。

 

今まで聞いたことがないようなカッコいい音楽を聞いたときも、ものすごい衝撃を受けますよね。

 

本命になれる女性となれない女性に差があるのだとしたら、相手に与えるインパクト量の差は間違いなくあります。

 

このインパクトを少しでも与えるためには、人と同じことをしていたらダメで、オリジナリティが絶対的に必要なんですよ。

 

恋愛感情のほとんどは性欲で構成されているという説があります。

 

この説に沿うなら、僕がしょっちゅう言ってるように、「顔が好き」「雰囲気が好き」「声が好き」と感じるのも性欲なので、相手の性欲を刺激することができれば、恋愛感情を抱いてもらいやすいというわけです。

 

しかし、そんな単純な話ではないのが恋愛の面白いところで、いくら顔がタイプで可愛くても、初動では相手にガンガン食いつかれるけど、早い段階で飽きられる女性っているじゃないですか。

 

なぜこのような現象が起きるのかと言うと、「インパクトが足りないから」なんですよね。

 

つまり、一緒にいてつまらないし、発見もないから驚きもない、刺激も足りないということなんです。

 

自分の軸や考えがなく、人に流されて合わせてしまう女性ほど、インパクトが足りません。

 

著書「本当の彼氏のつくりかた」では、「恋愛感情は性欲とないものねだりの掛け合わせである」とお話いたしましたが、ここにインパクトが掛け合わさることで、

 

どうしようもなく

本気で好き!

 

という状態になるというのが、僕の見解です。

 

間違いなく言えるのは、人も音楽も映画もドラマも、オリジナリティがあるものが評価されるのは、今も昔も変わらないということです。

 

 

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