なんで嫌われたのか分からない!男性に引かれてしまう3つの距離感の無視とは?
目次
好きな男性に嫌われたり引かれたりする理由。
恋愛が上手くいかない理由は色々ありますが、その中の一つに「距離感の無視」があります。
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- 相手の一番になろうとする
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- 相手の全部を知ろうとする
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- 相手を追い詰めすぎる
これら3つに該当する人ほど、相手との距離感を無視しています。
距離感の無視を繰り返しやってしまうと、たとえそれまでがどれだけ好印象だったとしても、最終的には引かれてしまうし、場合によっては嫌われてしまうんですよね。
これは、交際中に限った話ではなく、交際前でも無自覚で距離感を無視してしまう女性がいます。
具体的にどういう行いが距離感の無視になるのか、徹底解説させていただきます。
距離感の無視その1・相手の一番になろうとする
距離感の無視をしてしまう女性の多くは、相手の人生の中で自分が主役になろうとします。
しかし、相手の人生は相手が主役でしかなく、どうあがいても他人がその中で一番になることはできません。
相手にはこれまで培ってきた人間関係や仕事があり、大切にしている趣味があり、自分より先に仲良くしている人たちがいる。
どれだけ相手から好印象を得られていたのだとしても、好意を向けられていたのだとしても、自分は遅れてやってきた新参者になるわけじゃないですか。
その事実があるのに、好かれているのを良いことに、相手の許可を得ることなく自分が一番になろうとズカズカ入り込む。
そうすると相手は、
と引いてしまうわけです。
距離感のおかしさで振られてしまう女性によくあるのが、「好かれているから何しても嫌われない」という無意識の前提があること。
つまり、相手の好意がずっと同じ状態で持続していると思いこんでいるんですよね。
そんなわけあるかいな。
という話なんですが、たとえば創業何百年の続くような老舗の和菓子屋でも、経営努力を怠ったら潰れるでしょ?ということなんですよ。
と慢心して、和菓子作りに手を抜いたり失礼な接客をしたりしていたら、お客さんの心が離れていくのは当然です。
だって、ほかにも和菓子屋さんはあるから、そっちの方に行きます。
相手の好意を持続させたいなら、好かれ続けるための努力や維持が必要だし、礼儀を忘れたらいけません。
「親しき仲にも礼儀あり」という言葉がありますが、これは、相手の時間や人間関係を尊重するという意味でもあるんです。
一例を出しますと、何か技術を持って仕事をしている人に対して、
友達だからタダでやってくれるでしょ?
一番早くお願いね!
という無礼者がいます。
これは、友達の時間を奪うだけじゃなく、その人が大切にしている顧客の存在をまるで考えていないから、失礼極まりない発言になるんですよね。
ここで親しき仲にも礼儀ありという言葉の意味を分かっている人は、「友達はその道のプロだからお金を払わないのは失礼だ」「ほかにもお客さんがいるだろうしあまりわがままは言っちゃいけない」と考えます。
こういう人は恋人に対しても適切な距離感を保つし、「友達相手にしないことは好きな人にもしない」という前提でいます。
つまり、距離感を無視してしまう人って、相手の一番になろうとするだけじゃなく、自分がすでに相手の一番であるという前提を作ってることがよくあるんですよね。
なので、距離感がおかしくなるというわけです。
距離感の無視その2・相手の全部を知ろうとする
距離感を無視してしまう女性は、相手の全部を知ろうとすることもよくあります。
何でもかんでも相手のことを知りたがるので、それをされた側の男性は、なんとも言えない居心地の悪さや気持ち悪さを感じます。
好きな人のことは何でも知りたいという気持ちは分からなくはありません。
しかし、相手の全部を知ろうとする女性は、相手が知られたくないことまで知ろうとします。
たとえば、友達を家に招くとするじゃないですか。
こちらが何も許可してないのに、その友達が勝手に冷蔵庫を開けて食品をチェックしてたり、寝室に入っていってあれこれ探ってたら嫌ですよね。
相手の全部を知ろうとするって、これと同じことなんですよ。
別にやましいことや後ろめたいことがなくても、プライベートなことだからあまり探られたくない部分って、誰にでもあるということです。
という女性がいるかもしれませんが、アンタはそうでも嫌がる相手がいるんだよということを忘れてはいけません。
距離感の無視その3・相手を追い詰めすぎる
恋愛で距離感を無視してしまう女性は前述したように、なぜか自分が最優先されているはずという前提を作っています。
さらに、自分が相手を詮索し過ぎていることに気づいていません。
だから相手との会話ややり取りで納得がいかないことが出てくれば、自分が一番である証拠探しと、理想の相手である整合性をつけようと色々聞いてくるので、それが相手を追い詰める結果になるというわけです。
距離感を無視してしまう女性は、自分の行いが相手を追い詰めていることに全く気づいておらず、むしろ
とすら思っていることがよくあります。
ここではっきりとものを言う男性だったら、
お前ちょっとしんどいわ。
人との距離感おかしいって言われない?
というように言ってきます。
しかし、「ないな」と思ってもそのことを告げずそっと離れていく男性だとしたら、相手を傷つけないように離脱準備をするんですよね。
その事実を知らない女性は、まさか自分が距離を置かれるとか思ってないので、大切にされてないと感じて相手を追い詰めるというわけです。
なぜ距離感がおかしくなるのか?
人間には、「今現在そうなってしまった理由」が必ず存在します。
なぜ、距離感を無視するようになってしまったのか?
その理由をお話させていただきます。
距離感がおかしくなる理由その1・親が躾けてないから
両親のどちらかが、我が子に対して人間関係を円滑にするための躾けをしていると、その子どもは大人になったときに、正常な距離感で人と接するようになります。
たとえば、「そういうことしたら人から嫌がられるよ」とか「そんなことしたら相手に失礼だよ」というように、親が躾けていたら子どもは「これやっちゃダメなんだな」と学習していきます。
しかし、親が人間関係を円滑にするための躾けをしていないと、子どもは人との距離感の取り方が分からないまま大人になってしまうんですよね。
その結果、「人にしたらダメなこと」「言ったらダメなこと」が分からないから、悪気なく距離感を無視してしまうというわけです。
ちなみにこのケースは、親が仕事でいつも忙しくしていたり、子どもに無関心だったりしたせいで、放任されたまま大人になってしまった人にもよく見受けられます。
こういった環境は、良い意味でも悪い意味でも子どもにとっては自由すぎるので、わがままな大人に育ってしまいやすい環境であるとも言えます。
距離感がおかしくなる理由その2・愛情飢餓
そして、親が子どもに対して適切な愛情を与えてないと、その子は愛情飢餓状態に陥り大人になってから、その愛情をほかの誰かから得ようと一生懸命になることもよくあります。
そのほとんどが異性からの愛情になるのですが、親に否定されて育った子どもほど、愛情飢餓状態に陥りやすくなります。
親が子どもに適切な愛情を与えていると、その子どもは「これは親がしてくれることであって、他人がしてくれるわけではないんだな」と無意識に学習していきます。
なぜなら、親の与える愛情と他人からもらえる愛情の種類が違うことが、経験で分かっていくからです。
しかしその経験がないと、どういう距離で他人と接していいか分からない上に、一時でも自分が承認されたら「自分が丸ごと受け入れられた」と錯覚してしまうので、それが距離感の無視につながることがよくあります
距離感がおかしくなる理由その3・みんなに甘やかされてきた
最後は、親も友達も元カレもその女性に対して、みんな甘やかして接してきたというケースです。
つまり、誰もその女性に注意してこなかったから、距離感がおかしい女性になってしまったというケースですね。
こういった女性は、みんながお姫様扱いしてくれるものだから、なんでも自分の思い通りになると勘違いしていることがよくあります。
なので、自分は誰にでも受け入れられるという前提だし、逆に受け入れてくれない人に対してはその意味が分からないから、今までの自分に整合性をつけようと躍起になってしまうんですよね。
それが、距離感の無視を引き起こすというわけです。
距離感の無視を引き起こさないためにはどうすれば?
男性とも人とも適切な距離感を保つためには、次の事柄を気をつける必要があります。
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- 相手にも大切にしたい人や物事、時間があることを忘れてはいけない
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- 相手にも知られたくないことや言いたくないことがあることを忘れてはいけない
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- 相手の気持ちや感情はコントロールできないことを忘れてはいけない
端的に言うと、相手の一番にはなれないし、相手の全部を知ることはできないし、自分が思ってほしいように相手に思ってもらうことはできない、ということです。
これまでにお話した内容は女性に限った話じゃないので、男性にも距離感がおかしい人はちゃんといます。
彼ら彼女らの多くは、自分の何がダメで何がいけなくて振られたのか分かってないことが多いですが、相手の事情も気持ちも考えず、距離感を無視しすぎたことが原因です。
今回の記事を読んで「これ自分のことだ」とドキッとした人は、「自分がされて嫌なことは人にしない」「友達にしないことは好きな人にもしない」という2つを、まずは心がけてみてはいかがでしょうか。
もちろん、人との距離感に正解はありません。
ここまでがOKでここからはNGというラインは人それぞれ違うし、「この人には大丈夫だったけど、この人にはダメだった」というケースも沢山あるのです。
距離感の無視にならないよう気をつけたいのは、その相手が踏み込んでほしくない心の境界性を知ること。
つまりその人の、「何をされたら嫌か?」「どんな人が嫌か?」「何を言われたら嫌か?」など、引いたり嫌ったりするラインをあらかじめ知っておくということです。
決して、「自分は大丈夫だから相手も大丈夫」という前提を作ってはいけません。
人によって、踏み込んでほしくない領域はそれぞれ違うのです。
自分とは違う心の境界線を持つ人を否定せずに理解するよう努めるのが、距離感を無視しないための第一歩ではないでしょうか。
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