なんで清く正しく生きている人が、ひどい目に遭うことがあるのか?
人の意見に流されすぎると、時としてひどい目に遭う。
withonlineで43回目の連載がアップされました。
【自己肯定感が低いと、人生損する理由、知ってるか?】
今回のテーマも引き続き、
「自己肯定感」についてです。
そういえば先日のニコ生でもお話したことなんですが、
最近「ロックアップ・スペイン女子刑務所」という
海外ドラマにめちゃめちゃハマってます。
主人公のマカレナは、
既婚者を好きになってしまい
そのまま不倫関係に。
そして、不倫相手に言われるまま
犯罪に手を染めてしまい逮捕され、
懲役7年の罪が確定。
しかし彼女は、
「私はハメられた!無罪だ!」と言って
収監されたあとも現実を受け入れられないんですね。
そこで、面会にやってきたお父さんがこう言うんです。
なんでお前がここにいるかわかるか?
それは自分の意思がなかったからだ
ひどく突き放した物言いに聞こえますが、
彼が言いたいのは
「自分の意思を持たずに人に流されたから
ひどい目に遭ってるんだぞ」
ということなんです。
なぜ善人なのに幸せになれないのか。
なぜ清く正しく生きているのに
搾取されることがあるのか。
その答えは自己肯定感と自尊心にあり、
この2つが低い人は
「自分の意思がない、もしくはあっても言えない」
という状態を作っていることが多いんです。
尊厳とプライドをなくした人間の末路は「服従の道」。
だから、人につけ込まれても文句が言えないし、
それで調子に乗った相手はどんどん侵略してくる。
つまり、
「いじめっ子はなぜいじめるのか?」という理由と同じで、
彼ら彼女らはいじめてる相手が
反撃してこないことを知ってるからいじめてくるんですよ。
いじめてる相手が反撃してきたら
最初は力でねじ伏せようとしてきたとしても、
その度に反発していたら
割に合わないのでその内いじめをやめます。
下記記事でもお話しましたが、
自分の中の超えてはいけない一線を
「嫌だけどまあしょうがない」と思って許した瞬間から、
相手の本格的な侵略が始まります。
【参照記事】
許してしまう理由は、
「嫌われたくない」「波風立てたくない」
「立場的に悪くなりたくない」など
様々な理由がありますが、
たとえ大事になったとしても
尊厳とプライドを捨ててしまった段階で
たどるのは「服従の道」なんですよ。
もちろん、
「今好きな男性にどうしても嫌われたくない」とか
「理不尽ことをされても会社での立場が悪くなりたくない」とか
人それぞれ理由はあるでしょうが、
厳しいようですがそれは主張できない弱さと
生きてきた世界が狭いからそう思ってしまうだけです。
だって、
どれだけ好きな異性であっても不誠実なことをされたら
はっきりと意見を言う女性がいるのはなんで?という話ですし、
仕事はめちゃめちゃできるのに納得できないことには
相手が上司であってもガンガンに噛み付く人がいるわけじゃないですか。
これは、
「そんなことができるのは、その人たちだから」じゃなくて、
彼ら彼女らは「それは嫌だ」という明確な基準を持っていて
世界が広いことを身をもって知っているからそうできるんです。
「この人がダメでも他に男なんて沢山いる」
「会社なんて他にも沢山ある」
という事実を知ってるんですよ。
カウンセリングでも、
「この人を逃したらもう他にいい人が現れないんじゃないか」
という不安を抱えたクライアントさんが結構いらっしゃいますが、
僕はそう言われる度に「絶対に」そんなことはありませんと言ってます。
なぜなら、本当に逃したらいけない相手って
大勢の中でひときわ輝く存在であり、その場合は
「いろんな異性を見てきたけれど、これ以上の人はもういない」と思いますからね。
しかも、厳しいようだけれども
今追いかけていたり付き合ったりしている男性は
いい人でもなんでもないことであることも多く、
「大切にされるとはどういうことなのか?」を
分かっていない女性が多いんだなと思いました。
人から大切にされたいなら、尊厳とプライドを守れ。
ちなみに、人から大切にされるってこういうことです。
・いつも誠実に向き合ってくれる
・頭ごなしに決めつけたり押し付けたりしない
・不義理や不誠実なことを相手がしたら謝ってくれる
・耳が痛い話しであっても、自分のためだけを思ってちゃんと言ってくれる
・衝突することがあっても逃げない
これが、人から大切にされるということです。
連絡をたくさんくれて頻繁に会ってくれるのが
大切にされることではありません。
ちなみに、
この人から大切にされる基準は
異性相手だけじゃなくて、
相手が老若男女問わず誰でもです。
そして、人間誰しもが大切にされる権利を持っています。
「自分にそんな権利なんてない」
と思った方がいらっしゃるかもしれませんが、
それは、すでに出会っているのに目を向けてなかったか
まだ出会っていないかのどちらかです。
それから、生きてきた世界が狭い人で
人から大切にされた経験がない人は、
他の世界が分からないこともあり
「嫌だな」と思うことがあっても、
「こういうものなんだ」と諦めてしまい
尊厳とプライドを守るために主張ができないこともよくあります。
なので、頑張っているのに生きづらさが消えない、
真面目に生きているのにいつも上手くいかないという人は
「主張ができない」「生きてきた世界が狭い」という2点が
その原因を作っていることが多いですね。
しかし、ここ日本では
主張しない人や世間知らずの人が
重宝されることが多い場面がよくあります。
ただ、それは重宝されているのではなくて
「都合よく扱われているだけ」なんですよね。
極限まで言い方を悪くするのであれば、
主張せずに世間知らずであればあるほど
「使い勝手のいいただの道具」に成り下がってしまいます。
すごく残酷だけれど、これが現実なんです。
その事実に気づいて抜け出した人から
幸せになっていきます。
悔しかったら、
早く抜け出してみろやってことですよ。
次回のコラムでは、
この2点について掘り下げてお話させていただきますので
ご興味がおありの方は楽しみにしていただけると幸いです。
【自己肯定感が低いと、人生損する理由、知ってるか?】
✩喜びの声多数!あなたの人生と恋愛に革命が起きる!リアライフマネジメントはこちらから✩
☆リアライフマネジメントQ&Aはコチラ☆
☆藤本シゲユキ・著書一覧☆
コメントを投稿するにはログインしてください。