視野の狭さが自己肯定感の低さにつながるんやで論。

自己肯定感が低い人は視野が狭いことが多い。

withonlineで45回目の連載がアップされました。

 

【自己肯定感を上げる5つのポイント、教えてやんよ】

 

今回のコラムから、

自己肯定感を高めるための具体的方法を

お伝えさせていただきます。

 

この際だからはっきり言ってしまうけど、

自己肯定感が低いて人って例外なくといっていいほど

「視野が狭い」です。

 

生きてきた世界が狭い人ほど

そうなりやすいのですが、

たとえばこういうことなんですよ。

 

すごく人口が少ない村に生まれてきた人がいるとします。

 

この人は、小中高といつもクラスメートが

10人に満たない環境で過ごしてきて、

高校卒業と同時にすぐ地元で働き出したとします。

 

で、この人はずっと親から親らしいことをしてもらえず、

クラスメートとも相性が悪くて

友達と呼べる人間がいない中で成長していきました。

 

職場の人間関係は悪くはないけれど、

仕事だけで会う関係だし

仕事自体は非常につまらないものだったとします。

 

「人生って空虚でつまらないものなんだな」

「生きるのってこういうものなのかな」

と思いながら、この人は毎日生きづらさ感じながら過ごしているんです。

 

この人の生きてきた世界って、

生まれてからこれまで関わってきた人たちと

家族、学校、職場、地元という場所だけなんですよ。

 

いくら、ネットやテレビで外の世界を目の当たりにしても

自分が経験していることじゃないから何の実感もないし、

むしろ「自分とは住む世界が違う人」と思ってしまう。

 

自己肯定感が低い人って、

こういう状態になっていることが多いです。。

 




 

今まで自分が生きてきた世界が

「世の中の常識」「一般的なもの」と

ご認識してしまうんですよね。

 

自分にとって害にしかならないコミュニティが存在する。

とくに、生活エリアが

「家族」「学校」「職場」という

3つのコミュニティだけになってしまっている人は

都会に住んでいてもそうなりやすいのですが、

ここで一つ重要なことがあるんです。

 

それは何かというと、

世の中には「最悪の相性のコミュニティ」が存在するということ。

 

何が最悪なのかというと、

こういうことなんです。

 

最悪の相性のコミュニティ

・やたらと攻撃される

・仲間に入れてもらえない

・見下されたり否定されたりする

・都合よく扱われる

・その場にいるととにかく落ち着かない

・騙し合いや足の引っ張り合いが多い

・悪口や文句が会話の中心

 

挙げればまだまだありますが、一言で言うと

「民度が低いコミュニティ」です。

 

厳しい現実として

僕たちは生まれてくる家を選ぶことができないので、

家族が「最悪の相性のコミュニティ」になることもあるんですよ。

 

中には、生まれてからずっと

コミュニティの相性が悪かったという人もいますし、

そういった人ほど生きてきた世界が

「自分の常識」になってしまうんですね。

 

しかも、民度が低いコミュニティで

こちらに害をおよぼしてくる人間のほとんどが、

「自信満々に攻撃してくる」ので、攻撃された側の人間は

「この人の言うとおりかもしれない」と錯覚してしまうんですよ。

 

さらに怖いのが、

最悪の相性のコミュニティに長く留まれば留まるほど

「受け入れてもらえない自分」のほうが

「当たり前」になってくるんです。

 

そうすると、

たとえ他のコミュニティとの相性が良くても

悪い部分ばかりに目がいってしまい、

良い部分に目を向けられなくなるんですね。

 

これは、ブラック企業に勤めていて

辞めたいのに辞められない状態に陥っている人が

分かりやすい例ではないでしょうか。

 

そして、もちろんこの現象はコミュニティだけではなく

対象が個人にも適用されるので、

自分にまったく合わない異性を追いつづけていて

受け入れてもらえずに自信喪失している人も該当します。

 

すべてを手に入れてそうな人でも自己肯定感が低い場合がよくある。

そして、人生経験が豊富な人でも

自己肯定感が低い人が存在するのですが、

こういった人たちは生きてきた世界は広いのに

「視野が狭い」のが原因です。

 

驚かれるかもしれませんが、

たとえすべてを手に入れたように見える人でも、

自己肯定感が低くまったく自信がないという人が

世の中には多数存在するんです。

 

たとえば、

「あの人、年収3千万らしいよ?

出世街道まっしぐらだし、しかも超イケメンだし、

将来がもう約束されたようなものじゃん」

と噂されるような男性。

 

こういう人が、

実は自己肯定感が低いことって

別に珍しいケースではありません。

 

お金があって社会的地位が高くて

ルックスも整っているからといって、

自己肯定感は高くならないんです。

 

「人から自分がどう見られているか?」を過剰に気にしているうちは。

 

ちなみに、

ハイスペックな人で自己肯定感が低い人の見分け方があるのですが、

これは単純に「鎧自慢してくるかどうか」です。

 

やれ俺はこれだけ稼いでる、

やれ俺はこんなにすごい仕事をしているなど、

収入や仕事内容を自慢してくる人って

「それでしか自分は勝負できない」という気持ちが

無意識にあるから鎧を引っ張りだしてくるんですよ。

 

こういう人に対して、

「ええ!そうなんですか!すごーい!」みたいな感じで

過剰に反応せず「私興味ない」といった冷ややかな反応をしていると、

しどろもどろになってさらに鎧を引っ張り出してきたり、

ボロを出さないうちに自ら接触を断ち切ったりすることがよくあります。

 

結局、人生経験が多かろうが少なかろうが

視野が狭い人に共通しているのって、

自分のことを無条件に受け入れてくれたり

そのままの自分を好きでいてくれたりする人に

目を向けていないことなんですね。

 

「そういう人に出会ったことがない」と言う人がいますが、

それはすでに出会っているのに目を向けていないか

まだ出会っていないだけです。

 

もしまだ出会っていないのであれば、

いろんな挑戦をし続けて

自分がピタリとハマる穴を探すことが大前提。

 

つまり、今の生活を何も変えようとせず

ぼけーっと待っているだけでは

今までどおりの人生ということです。

 

次回以降のコラムでも、

自己肯定感の高める方法をお話していきますので

ご興味がおありの方は楽しみにしていただけると幸いです。

 

 

【自己肯定感を上げる5つのポイント、教えてやんよ】

 

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