本当は矛盾だらけ!めちゃめちゃ信じられてる「男性の性質」5選。
withonlineで108回目のコラムがアップされました。
今回は、「男は教えたがりで頼られたい願望があると言われる本当の理由」について、解説いたしました。
恋愛コラムなどをよく見る女性にとって、幅広く知られているこの情報。
しかし、この情報はコラムでもお話した通り、次のような背景があるんですよ。
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- 教えたがりで頼られたいのは男性に限った話ではない
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- 自己都合で教えたいし頼られたい
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- 承認欲求が強い人ほど教えたいし頼られたい
つまり、その人がマウントを取れることと、口を挟みたいもの、存在価値を証明したいもの限定で、頼られたいし教えたいということです。
男性に教えたい願望があるんだとしたら、自分の知らないことであっても、ちゃんと調べて教えてくれますよね。
その人にとって本当に大切で必要な情報なら、本当は教えたくないことだって教えてくれるはずです。
頼られたい願望も同じで、じゃあなんで世の中には肝心なときに女性と向き合わずに逃げたり、育児に無関心な旦那さんがいっぱいいるんだって話になるじゃないですか。
というか、「男は教えたがりで頼られたい願望がある」という情報だけじゃなく、「男性はこう」「女性はこう」とかいう情報って、人それぞれ違うとかそれ以前に、穴だらけすぎる理論ばかりなんですよ。
【男女脳に違いはない!間違いだらけの恋愛指南!】
そんなわけで今回は、穴だらけすぎる男性の性質について、解説いたします。
目次
矛盾1・男は大きな悩みに直面したとき、自分の殻に閉じこもる理論
まず、「男性は大きな悩みや問題に直面したとき、誰にも打ち明けずに自分の殻に閉じこもる」という理論について。
なぜそう言われるのかと言うと、単にその男性が一緒にいる女性のことを信用してないからです。
「コイツに言ったってしょうがないからなあ。」
「コイツに言っても分かんねえんだろうなあ。」
「大事な話できないもんなあ。」
というように思われているから、悩みを打ち明けてくれないし、自分で抱え込むというわけです。
そもそもですが、「男は自分の殻に閉じこもりたがる理論」が成立するなら、なんで自分の奥さんには悩みや弱みを打ち明けないのに、クラブのママや指名してるホステスさんには本当のことを話す男性がいるんだって話になるじゃないですか。
以前、「寄り添い」について記事を書いたことがありますが、この寄り添いができる女性は例外なく、相手の男性と深い信頼関係を築いていたり、非常に共感能力が高かったりするという背景があります。
【男を落とす最終奥義!「寄り添う」方法を教えてやんよ。】
【諦めるなんて】彼女がいる男のおとし方。(寄り添い編)【もったいない】
上記記事を公開したときに、色んな女性から
私の好きな彼は傷口も弱みも見せてくれません。
どうしたら寄り添うことができますか?
と聞かれたのですが、厳しいようだけれど、その男性から信用されてないか、その女性に共感能力が足りないかのどちらかです。
これらのケースに該当しない場合は、「カッコ悪いとこ見せられない」と男性が思っているからですね。
この場合、パートナーである女性のことを男性が溺愛しているケースが多くて、「カッコ悪いとこ見せたら幻滅されそう」と思って、弱みや傷口を見せられないんですよ。
つまり、このパターンも「女性のことを信用していない」になるんですね。
だって、信用していたら「幻滅されるかも」とは思わないし、むしろ「この人だからこそ打ち明けたい」ってなるじゃないですか。
そういった理由から、「男は大きな悩みに遭遇したとき、自分の殻に閉じこもる理論」は成立しません。
というか、女性だって殻に閉じこもる人はいる。
この理論は、別に男性に限った話ではありません。
実際、大きな悩みや問題に直面して、パートナーに言えず一人で抱え込む女性はめちゃめちゃ多いです。
なぜ、一人で抱え込んでしまうのかと言うと、一緒にいる男性が頼りないから言えないんですよ。
つまり、「信用できないから言えないし、言わない」というわけですね。
しかも、パートナーである男性が「何かあったら俺のこと頼っていいよ」「もっと俺のことを信じてくれてもいいんだよ」というように、普段から言ってるのにもかかわらずです。
というか、このような台詞を自分から言う男性に限って頼りないというテンプレがあるのですが、一人で抱え込んでしまう女性は、一緒にいる分その事実を痛感しているので、だから余計に話したくても言えないんですよね。
中には、「あまりにもしつこく聞かれるものだから話したら、『その問題は俺には解決できない』と言われた」という女性もいますから、「信用できない=頼りない」って結構結びついているんですよね。
矛盾2・男は狩猟民族だから追わせた方がいい理論
「男は狩猟民族だから追うよりも追わせた方がいい」という情報があります。
もうこれ、アホちゃうかっていうぐらいデタラメな理論なんですが、この情報を信じて実践している女性ほど、恋愛が上手くいっていません。
そもそもですが、本気で好きじゃないと追ってきません。
たとえ本気であっても、傷つくのが怖くて受け身でいる男性も沢山います。
それなのに、「まあいいかなとは思う」「別に普通かな」ぐらいの感情で追ってくるわけないじゃないですか。
それぐらいの気持ちなら、「家でシコっときますわ」「ネトフリ見て楽しみますわ」ってなりますよね。
なんで前提が「私のことが本気で好きなはず」やねん。
ってことなんですよ。
その期待をしたい気持ちは分からなくもないけど、結局相手に追わせる恋愛を実践している女性のほとんどが、踏み込んで傷つきたくないからなんですよね。
つまり、このアホみたいな情報が浸透してしまった理由は、奥手で受け身な女性のニーズとマッチングしてしまったからなんです。
この情報どおりにしていれば、相手が追ってこなくても傷が少ないですし、言い訳ができますからね。
あと、「価値を高めて追われる女になりましょう」的な情報があるけれど、これもまたゴミみたいな理論だなと思っています。
なぜなら、世の中に存在する「男性から追われる女性」の真実は、「気づいたらなんか追われてた」であり、その中には「お前寄ってくんなよ」という男性も含まれているので、意図してそうしているわけではないんですよね。
それに、何に価値を感じるかは人それぞれ違いますし、カレーですら「嫌い」という人がいるんだから、万人に好かれるとか無理じゃないですか。
「なぜか男性に追われることが多い女性」のほとんどは、最初の段階で自分を否定してくる異性を選んでないんですよ。
「ああ、この人は私のことを悪く思ってないな」という男性を最初に選んで、デートしたり連絡を取ったりしているから、その結果、追われることに繋がるというわけです。
しかもその中には、「この人だったら付き合ってもいいな」という男性だけじゃなく、「最初はいいかもと思ってたけどやっぱ違う」という男性も含まれるので、望んでない人からも追われるんですよね。
この「男は狩猟民族だから追わせた方がいい理論」の矛盾点は、下記動画でもお話しておりますので、ご興味がある方はご覧いただけると幸いです。
【男に追わせる恋愛が上手くいかない理由】
というか、女性が追うと上手くいくケースの方が多い。
基本的にモテる女性や恋愛成就しやすい女性のほとんどは、いわゆる肉食系です。
「あ!この人いいな!」と思ったら積極的にアプローチするし、そのときの距離感に応じてグイグイ来るし、全力で人としての好意をぶつけてきます。
モテて恋愛成就しやすいのは基本的にこのタイプの女性であり、それは今も昔もさほど変わってないんですよね。
僕が今まで実際に見てきたモテる女性や恋愛成就しやすい女性は、例外なくこのタイプに分類されます。
そう考えたら、いかに「男は狩猟民族だから追わせた方がいい理論」が成立しないかを、分かっていただけたのではないでしょうか。
矛盾3・男は要件のない連絡を嫌う
「男性は要件がない連絡を嫌う」というのも、結構よく言われることですよね。
こんなもん完全に人によりますし、毎日連絡してくれる男性や、用事がないのにしょっちゅう繋がろうとしてくる男性なんて、山ほどいます。
ただ、仕事が忙しすぎたり余裕がなさすぎたりすると、連絡頻度はその分下がってしまいますが、これって愛されてる愛されてないという問題じゃないんですよ。
人それぞれ、「リソースを割きたいもの」と「優先しないといけないもの」が違うじゃないですか。
なので、連絡無精な人は恋愛以外に使いたい時間があるだけなので、それが理解できない女性は、単に恋愛にリソースを割きたくて優先したいだけなんです。
とはいえ、仕事が忙しすぎても、余裕がなさすぎても、ちゃんと連絡を欠かさずしてくれる男性もいるわけですから、これは元々の人や恋人に対する「連絡習慣」が大きく関係しています。
だから、身も蓋もない話をしてしまうと、マメな人って誰に対してもマメだし、連絡無精な人って、仕事以外ではレスが遅いです。
男性の連絡に対する概念より大切な情報がある。
あと、「男は要件のない連絡を嫌う」という情報なんかよりも、現代ではもっと大切な情報があるんですよ。
それが何かと言うと、「いきなり電話を掛けてこられたら嫌がる人の方が多い」という情報です。
これって男女問わずなんですが、例にもれず僕もその一人です。
今は結婚している身ですが、独身時代は女性にいきなり電話をしてこられた時点で「この子ないな」と思ってました。
なぜ、いきなり電話を掛けてこられたら嫌がる人が増えたのかと言うと、今は返したいときに返せるという、LINEやメールといったツールがあるわけじゃないですか。
そこを無視して電話をするということは、相手の時間を奪っている自覚がないとみなされてもしょうがないわけです。
ということは、そんな行いを平然とできる人とは一緒にいれないですよね。
極端に思った方もいらっしゃるかもしれませんが、現代では僕のように考えてる人がものすごく多いんですよ。
なので、男性の連絡に対する概念がどうこうより、相手の立場に立った気遣いや配慮を考える方が大切なんですよね。
というか、女性でも要件のない連絡を嫌う人はいる。
カウンセリングをしていると、このように言われる方が結構多いんですよ。
私、用がないのに連絡するのが苦手で、
毎日連絡を取るのが苦痛なんです。
会ったとき話せばいいと思っちゃうし、
惰性でLINEとか電話するのが好きじゃないんですよね。
「女性は彼氏と毎日連絡を取りたがるもの」と思っている男性が多いですが、全然そんなことはありません。
むしろ、その逆の女性も同じぐらい多いんですよ。
なので、要件がない連絡を嫌うのは、男女の違いじゃなくて人それぞれが持つ「価値観の違い」なんですよね。
矛盾4・付き合っても男にすぐ身体を許してはいけない
誰が言い出したか分からないけど、「付き合ってもすぐ身体を許してはいけない」という情報をいまだに信じている女性が結構多いです。
言うまでもなく、付き合う前に身体を許さない方がいいのですが、その理由を説明するならこういうことなんですよ。
「最初から向き合う気も付き合う気もない男✕自己肯定感と自尊心が低い女性」という最悪のマッチングが完成することが多いからです。
この場合、関係を持った時点で上手くいかないことが、ほぼ確定しているようなものなんですよね。
ただ、付き合ってからは話が別で、そこに明確な理由がないのであれば、セックスを断り続けると関係が悪化することがよくあります。
なぜなら、「付き合ってもすぐ身体を許してはいけない」という情報を真に受けて実践している女性のほとんどが、「そうしていれば大切にされるはずだから」「そうすると価値を感じてもらえるはずだから」と信じているんですよ。
だから、セックスを断ったときに、相手に「なんで?」と聞かれても明確な理由を言えないんですよね。
それが続くと、結果的に信用されなくなって上手くいかなくなるというケースがめちゃめちゃ多いです。
世の中には、付き合いたての彼女にセックスを求めて断られ、
と思う男性もいれば、
信用されてないんだな・・・。
怖くてももう誘えないや・・・。
と思う男性もいるので、セックスだけではなく、断る際に理由をちゃんと説明できないことは、女性への不信感に繋がります。
でも、付き合ってすぐHして
振られてしまったら・・・。
そういう男は、焦らしても焦らさなくても、関係を持った時点で別れます。
これは、ヤリモクというケースだけじゃなく、「なんとなく違った」「自分で気づいてなかったけど、性欲を満たしたいだけだった」というパターンもありますし、付き合うことの重大さをそこまで考えてない男性が多いような気がします。
そもそも論を言ってしまうと、「信用できないような男と付き合うなよ」「駆け引きしないと大事にされないほど中身がないの?」ってことになりますし、「付き合ってもすぐ男に身体を許してはいけない」という情報を信じてる女性ほど、人選ミスをよくするし自分に自信がないです。
とはいえ、知り合ってから付き合うまでの時間が短く、お互いのことをあまりよく知らないというケースもありますから、この場合だと、いくら恋人同士になったとはいえ、いきなりセックスするのが怖いという女性もいらっしゃるかと思います。
この場合、関係を求められたら素直にこう言えばいいのではないでしょうか。
知り合ってすぐに付き合ったから、
もうちょっとお互いのことを
知ってからじゃダメかな?
したくないってわけじゃないんだけど、
もっと貴方のことをちゃんと知りたいし
私のことも知ってほしいから、
後1回はデートしてみない?
それか正直に、「実はちょっと怖いの」と言ってみてもいいです。
相手の気持ちを尊重できる男性なら、このように伝えても「まあ知り合ったばかりだし、そりゃそうだよなあ」と納得します。
逆に、やんわり断ってるのに、「なんで?いいじゃん大丈夫だよ!」というようにしつこくしてくる男性だと、どんな言い方をしてもやりたがるし、人の気持ちを考えることができません。
なので、駆け引き目的ではなく「いきなり関係を持つのが怖い」という場合は、素直に話して断るといいのではないでしょうか。
というか、付き合う前にセックスの相性を確かめたがる女性もいる。
恋愛においてセックスの相性はすごく大切です。
そして、この相性に重点を置いている女性の中には、セックスの相性を確かめてからじゃないと付き合えないという人もいるんですね。
男性から「付き合おう」と言われたら、
その前にセックスしてみない?
身体の相性が合わないと
私付き合えないんだよね。
って普通に言いますし、いいなと思った男性に
私、貴方と寝てみたいから
Hしてみない?
というように誘ってきます。
僕も実際にこういう女性に遭遇したことは、過去に何度かあります。
彼女たちはセックスの相性をすごく大切にしているので、合わないなと思ったら本当に付き合わないし、その先の関係に進むことがないんですよね。
ちなみに、男性でも同じことをしているケースがよくありますが、この場合、高確率でただの身体目当てなので注意しましょう。
身体の相性が良くても付き合うことはほとんどないし、相性を確かめたがる男性に限ってセックスが下手という傾向が強いです。
しかし、付き合う前に身体の相性を確かめようとする女性はその逆であることが多く、男女の違いがあるのだとしたら、こういうところに現れるのかなと思います。
矛盾5・男はミステリアスな女性が好き
この情報も昔から言われていることですが、映画やドラマの設定で、ミステリアスな女性に男性がのめり込んで翻弄されるシチュエーションのものがよくあるから、信ぴょう性が高いと思っている人は多いです。
たしかに、映画やドラマの設定でよくあるミステリアスで妖艶な女性に惹かれる男性は多いのは、事実です。
しかし、現実世界でそういう女性に遭遇したら、まともな男性は警戒して、アホな男性はそのままのめり込みます。
現実世界で、そのようなミステリアスな女性に翻弄されている男性のほとんどは、見る目がないし、大体その女性に騙されています。
男友達から「もうアイツと関わるのやめとけよ」と言われていることもよくあり、素性も得体も知れない相手にのぼせ上がって翻弄されに行くって、ただのアホですからね。
そもそもですが、恋愛としても人間関係としても成立してません。
しかも、「男はミステリアスな女性が好き」という情報を信じて、そのとおりにしようとしている女性のほとんどが、分かってないことがあるんですよ。
それが何かと言うと、まともな男性は警戒して寄ってこないということと、もし寄ってきたのだとしても、ミステリアスを気取っているうちは信用されないということ。
だって、恋愛に関係なく、秘密が多そうな人を信用することなんてできないですからね。
それに、現実世界で好かれるミステリアスな女性というのは、妖艶で秘密めいた謎の人ではありません。
「生活感がないけど、ちゃんと生活している女性」なんですよ。
どういうことかと言うと、基本的に生活感があまり感じられない人って、ミステリアスに映ります。
そんな女性たちが、ポロッと日常の出来事を口にすることで、「この人もちゃんと生活してるんだ」という人間臭さを感じることができ、それが好印象につながるというわけです。
「男はミステリアスな女性が好き」と言われているのに、「男は家庭的な女性を求める」とも言われているので、この2つの相反した情報って矛盾してるじゃないですか。
この矛盾した2つの情報に整合性をつけるなら、「生活感がないけど、ちゃんと生活している女性が好き」ということなんだと思います。
なので、「生活感は見せないけど実はばりばり家事やってます」みたいな女性は、たしかに男性人気が高いですね。
というか、女性もミステリアスな男性が好きな人が多い。
この見出しそのままですが、ミステリアスな異性に惹かれるのって、男性に限った話ではありませんよね。
女性でも、ミステリアスな雰囲気を持つ男性に惹かれることはよくあります。
以上になります。
「男性はこう」「女性はこう」という情報って、誰にでも当てはまるものだったり、人によるものだったりするので、いかに当てにならないものだとお分かりいただけたでしょうか。
これからは、どんどん個人が尊重される時代になると言われていますし、恋愛だけじゃなく人間関係全般で、「その人自身をちゃんと見れる人」も求められるはずです。
さらに、誠実さも今まで以上に求められる世の中になってきていますから、「男性を振り向かせるテクニック」的な情報にも、どんどん価値がなくなっていくでしょう。
なぜなら、このようなテクニックのほとんどは、ただの駆け引きだったり、自分を偽ったりするものだからです。
たとえば、小悪魔テクだったり、交際前の男性に好きバレしてはいけないというものだったり。
ということは、誠実さからかけ離れてますよね。
今も昔も、素直で正直な女性はモテるし求められているのは何も変わらないですし、いつの時代も、人や情報に流されたり踊らされたりせず、自分をちゃんと持っている女性が必要とされることをお忘れなく。
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