人選ミスをしないために!付き合う前に相手の人間性を確認する方法

with onlineで162回目のコラムがアップされました。

 

今回は、「夫や彼の悪いクセを直すための論理的な説得方法とは?」をテーマに執筆いたしました。

 

 

基本的にどんな男性と付き合っても、交際が長くなるにつれて何かしらのストレスは出てくるものです。

 

多くの女性が、相思相愛になれば自動的に関係が上手くいくと思っているのですが、そんなわけはありません。

 

付き合ってそこそこ長いけど、一緒にいてストレスを感じたことがない!

 

という男性と出会えた女性はかなりの幸運の持ち主だと思いますし、完璧な人間なんていませんから、何かしらの未熟さがあって当然なんですよね。

 

相手に対してストレスを感じたり不快な気持ちになったりした場合。

 

ちゃんと声に出して

 

それされると傷つくからやめて。
悲しくなるからそんなこと言わないで。

 

というように伝えないことには、相手はその言動をこれからもし続けるんですよね。

 

間違っても、相手の自主性に任せて直してもらおうなんて期待しちゃダメです。

 

絶対に、直らないと思った方がいいです。

 

相手は自分のそういう未熟さを何も悪いことだと思わずに今まで生きてきたのですから、あなたがストレスを感じているなんて微塵も思ってないんですよ。

 

たとえ不快感が顔に出ていたのだとしても、

 

え?なにその顔?

俺、なんか悪いことした?

意味分かんないんだけど。

 

で終わりです。

 

なので、注意や指摘をしない限り、相手はストレスを感じることや不快な気持ちになることを止めてくれないんですよね。

 

だからこそ下記記事でお話したように、場合によってはブチ切れることも必要になるわけです。

 

【分かり合えないときの最後通告!「ブチ切れる」ことのススメ】

 

ただ、ちゃんと伝えたりブチ切れたりして、その言動を止めてくれるかどうかは、相手の人間性次第なところはあります。

 

交際前に、相手の人間性に対して違和感や不信感を覚えていないのであれば、嫌だと伝えたことによって止めてくれる可能性は高いです。

 

しかし、違和感や不信感があったのにもかかわらず付き合ってしまった場合。

 

その相手は注意や指摘をしても聞いてくれない可能性が高いです。

 

なぜなら、相手の人間性に対して思うところはあったのにそれをスルーしてしまったということは、その相手からすると「自分は受け入れられた」という状態になるんですよ。

 

そうすると、その相手はどんどん自分の未熟な部分や不誠実さを露呈してくるというわけです。

 

この場合、再三に渡って相手に嫌なことを止めてと言ってるのに直してくれないわけですから、別れるか我慢するかの二択になってしまいます。

 

では、このような人選ミスを引き起こさないために、男性のどのような部分に注目すればいいのか?

 

今回は、「付き合う前に相手の人間性を確認する方法」について、お話いたします。

 



 

そもそも論だが簡単に人を信用するな。

ほとんどの人が、出会って最初のうちは猫をかぶっています。

 

いきなり自分全開でいくぜ!

 

なんて人はほぼいないです。

 

なのでほとんどの人が、自分の悪い側面を隠して良いところしか見せないようにするのですが、この状態の相手を簡単に信じちゃう女性がものすごく多いんですよ。

 

しかもたちの悪いことに、中身がクズなのを隠して近づいてくる「擬態能力だけが高い男」に引っかかる女性ほど、その相手を信じてしまいます。

 

そして、次のような台詞を言うまでが大体セットです。

 

    • 「出会った頃は優しかった」
    • 「最初はすごくいい人だった」
    • 「始めはそんな人じゃなかった」

 

そりゃあその相手は猫かぶってたんだから、当たり前でしょって話なんです。

 

ブログで何度かお話したことではありますが、今からお話することは大事なことなので、しつこいと思われてもいいから書きます。

 

まず、このような状態に陥っている女性はその男性のことを信じてしまっているとお話しましたが、厳密には信用しているわけではありません。

 

期待しているだけなんです。

 

つまり彼女たちは、「信用」と「期待」をはき違えてるんですよね。

 

信用とはそもそも、その相手を信じるにいたった「実績」と「成果物」の2つが積み重なった前提が必要になります。

 

その前提があって、

 

ああ、この人は大丈夫そうだな。

 

という疑いようのない安心感を得ることができてようやく、その相手を信用していることになるのです。

 

信用とは?
    • 信じるにいたるまでの「実績」と「成果物」の積み重ねが必要
    • 疑いようのない安心感を得ることができて初めて、その相手を信用していることになる

 

要するに、出会ったばかりの人を信用することなんてできないし、相手に対し少しでも疑いがあるなら、信用しているうちに入らないということなんです。

 

なのでどんな人が相手でも、実績と成果物がないのなら、信用するまでにはどうしてもある程度の時間が必要になるんですよね。

 

信用は、誰かに言われてするもんじゃない。

それから、カウンセリングをしているたまに、

 

彼のことを信じてもいいでしょうか?

 

と聞かれるクライアントさんがいらっしゃるのですが、信用は誰かに言われてするものではないことを、その都度お話しております。

 

それに、どれだけその男性が誠実で善良な人間であったのだとしても、僕とその彼の間には、信用にいたるまでの成果物と実績は何もないじゃないですか。

 

なので、僕の口から「信用していいですよ」とも言えないんですよね。

 

それから信用は、尊敬と感謝と同じで自然に湧き上がってくるものなんですよ。

 

そういった理由から人を信じているときって、誰に言われるわけでもなく勝手に信用しています。

 

信用と信頼の違い。

信用と信頼の違いを簡単に説明すると、信用とは「過去の実績と成果物から疑いようのない安心感として生まれるもの」になります。

 

信頼とは、「未来を信じて頼りにすること」になるので、信用とは似て非なるものなんです。

 

誰かと信頼関係ができあがるとき、お互いが信用してから信頼するという流れになっていることが多いですね。

 

ただ、中には信用ができていない状態で、信頼関係を結ばないといけないケースもあります。

 

たとえば、今まで取引きをしたことがない会社と仕事をするという事例が、分かりやすいのではないでしょうか。

 

この場合、取引きする会社の過去の実績や取り組みを見て、仕事を依頼するか判断します。

 

そして、

 

うん、この会社だったら大丈夫かもな。

 

と判断したとき、未来を信じて頼るというわけです。

 

なので、信用するまでにいたってなかったとしても、信頼する上での過去の実績と成果物は必要になるんですよね。

 

この2つがない状態で信頼するのは、博打を打つのと同じ行為だと言えるでしょう。

 

出会ったことがない相手を簡単に信じるな。

今からお話することはかなり多い事例になります。

 

それが何かと言うと、まだ会ったこともない男性に執着する女性の存在なんです。

 

この事例は、マッチングアプリでの出会いによくあります。

 

以前、このことについてツイートしたんですよね。

 

 

カウンセリングをしていると、10回に1回ぐらい、まだ会ったことがない男性を好きになってしまったというご相談をいただくことがあります。

 

その全員がアプリで知り合っていて、詳しくお話を聞いていると、どう考えてもヤリ目なんですよ。

 

手口としてはこんな感じです。

 

ヤリ目のよくある手口
    • 連絡めっちゃマメ
    • 電話をすることもある
    • 会ってないのにセックスを匂わす
    • 今まで付き合った彼女は全員身体の関係から入ったと言っている
    • 付き合う前にセックスできないなら価値観が合わないと言ってくる
    • 「好きだよ」「早く会いたいよ」と言ってくる
    • 今は彼女いらない、作る気はないと言っている

【自己肯定感が低い女性がマッチングアプリで傷つかないための5つの注意点】

 

僕は彼女たちに言わないといけないから言うわけですよ。

 

真相は彼のみぞ知るですが、いわゆるヤリ目男が取る行動のテンプレが揃っているので、できれば会うのを考えた方がいいですよ。

 

と。

 

そして、ちゃんとその理由もお話するのですが、ほぼ必ず次のような質問が返ってくるんです。

 

なぜ彼はいつも連絡くれたり、時間を作ってくれるんですか?

男の人って好きでもない女性に、こんなことできるんですか?

 

この質問に答えるときいつも心苦しいのですが、その理由は身も蓋もないからなんですよ。

 

だって、やりたいだけだし、そのためだったら別に好きじゃなくても労力を割けるのが、ヤリチンでありヤリ目なんですよね。

 

とある芸人さんが、

 

やらせてくれるんやったら、好きでも愛してるでも何でも言うよなあ!

 

と何かの番組で言ってましたが、そういうことなんです。

 



 

女性は「ないな」と思ったら指一本触れさせないですが、男性は「ないな」と思ってもギリギリ抱ける許容範囲ならセックスできます。

 

そして、性欲を発散するためなら、耳障りのいい言葉を並べまくれます。

 

もちろんこれは、ヤリチンヤリ目に限った話ではありますが、男女の違いがあるんだとしたら、こういうところに性差があります。

 

言葉を選ばずはっきり言いますが、ヤリ目疑惑があるのに会いに行って、傷つくことになったとしてもそれは自己責任です。

 

たとえるなら、行ったらテロリストに捕まって処刑されるかもしれない国に、興味本位で旅行に行くのと同じです。

 

行くなと言われてるのに行って、「捕まりました。助けてください」と言われても自業自得になるんですよ。

 

ヤリ目疑惑がある男性に会いに行ったその日にセックスして、

 

本命になりたいです。

助けてください。

 

と言われても、どうしようもできないのです。

 

だから行ったらあかんって言うたやん。

 

としか言えないのです。

 

そもそも、まだ会ったことがない女性にセックスの話をすること自体倫理観がおかしいし、人様の娘に対して取る態度ではないじゃないですか。

 

本気で幸せになりたいと思うんだったら、会う前の男性に期待して執着している場合じゃないです。

 

その男性が、ヤリ目であろうがなかろうが。

 

とくにアプリでの出会いは、「ダメだったらはい次」ぐらいのスピード感で数をこなさないといい男性には出会えません。

 

なのでやり取りの段階で、ちょっとでも違和感や不信感が出てきた時点で会うべきではありません。

 

これは以前ツイートした内容の通りなので、どうか忘れないでください。

 

 

ちなみに、世の中には「文字のやり取りだけで判断するな」と主張する層が一定数いますが、僕から言わせると人間のこと知らなさすぎだなと思います。

 

僕の経験上、今まで莫大な数の人たちと出会ってきたけれど、文章に違和感がある人って、それを上回る人間性の難があります。

 

なので、人選ミスをしたくないなら「文字のやり取りの段階できっちり判断するべき」なんですよね。

 



 

会話中に違和感や不信感が出てくるポイント。

では、ここからが本題とも言えるのですが、会話中に違和感や不信感が出やすいポイントを下記にまとめてみました。

 

会話中の違和感・不信感ポイント

容姿ディス

    • 無駄に美意識が高いのが特徴。通行人や店内にいる人の容姿をよく非難する。太っている人や清潔感がない人に対してはとくに厳しい。

悪事武勇伝

    • 過去の悪事を悪びれもなく自慢する。その内容が結構引くレベル。本人はまったく反省していない。反省していたら口に出すことすらはばかられる。

女性軽視

    • 女遊びをしていたことやナンパして成功したことなどを自慢。本人はモテる俺自慢のつもりだが、このタイプの男は例外なくデリカシーがなく人の気持ちを考えられない。

いらち

    • いらちとは関西弁で「気が短い」という意味。店員さんの対応が遅い、車が前に進まないときなど、あからさまにイライラした態度を取る。このタイプと付き合ったら、事あるごとにイライラされるようになる。

会う前からセックス匂わせ

    • 安定のやめとけ案件。ほぼヤリ目だと思った方がいい。ここまでやめとけと言ってるのに、会いに行って傷つくのは自業自得。

スマホ触りすぎ

    • 会話中でもお構いなしにスマホを触る。ほかに女性がいるとかではなく、スマホ依存である場合が多い。付き合ったら会話がなくなるタイプ。

自分の話しかしない

    • こちらに全然話を振ってくれないし、質問もしてこない。自分のしたい話しかしない。このタイプは人の話を全然聞いてないし、自己中であることが多い。

特別扱い希望

    • そんなに親しくないのに、距離感がおかしい。自分が丸ごと受け入れられているという前提。このタイプは自分が特別扱いされてないと思い込んだら、いちいちすねる。

否定野郎

    • こちらが言ったことに対し、すぐ否定から入る。物事を肯定することを知らないんじゃないかというレベルで否定が多い。このタイプはモラハラであることも珍しくない。

卑屈

    • 表情に乏しく声の通りが悪く、伏し目で猫背なのが特徴。このタイプは距離が縮まってくると、文句や愚痴が多くなる傾向にあり。一緒にいるとしんどくなる。

優柔不断

    • 自分の意見や考えがなく、人任せが多い。「なんでもいいよ」「○○ちゃんが決めて」が口癖。会話して頼りなさを感じたら、このタイプである可能性が高い。

男尊女卑

    • 女性軽視と似ているが、女性全般を下に見ている発言をする。やたらマウントを取ろうしてきたり、「もっとああしろこうしろ」と、頼んでないことをいちいち教えてきたりするのが特徴。

友達がろくでもない

    • つるんでる男友達が、女癖が悪かったり風俗が大好きだったりして信用できない。人としても信用できない。会ったことはないけど、話を聞いてて「この人の友達ヤベえな」と分かる。

元ヤンが抜けない

    • やたらとオラつくのが特徴。揉め事大好き。「そんなヤツしばいたったらええねん」というように、解決法が暴力の提示。

承認欲求オバケ

    • いかに自分がすごい仕事をしているか、能力が高いかいちいち説明してきて称賛を得ようとするタイプ。しかしこのタイプに限って仕事ができないし、中身が大したことない。ほめないと機嫌が悪くなる。

職業不明

    • なんの仕事をしているのか聞いてもよく分からない。直感で怪しく感じる。「○○関係の仕事」という言い方をしてくるのが特徴。

反社風

    • 色黒で短髪の髪染め、ファッションは白と黒が基調でタトゥー入り。「さっき買ったの?」と思うぐらいスニーカーが白い。歯も白い。キャバクラ大好き。女の子大好き。悪そうなヤツらは大体友達。

職業差別

    • その名のとおり、特定の職業を差別すること。気に入らない職業のことはボロカスに言う。学歴不問の仕事をしている人のことを過剰に見下す。

元カノディス

    • 元カノや元奥さんの文句や悪口を言う男性のこと。このタイプは例外なくと言っていいほど、本人にも思いっきり原因がある。普段から被害者意識が強く、人のせいにすることが多い。

ドSな俺

    • 本人はいじっているつもりだが、気分が悪くなるレベルの不快な発言をしてくる。ドSである自分がカッコいいと勘違いしているタイプに多く、その実態はただただデリカシーがないだけ。

小突く

    • 女性がなにか言ったときに、軽く頭をはたいてくる。本人はツッコミのつもりだが、これをやる男はDVまでいかなくても大体地雷。「ドSな俺」と連動していることが多い。

マザコン

    • やたら母親と仲が良い。しょっちゅう母親の話が会話に出てくる。お母さんを大切にしている男性と思われがちだが、付き合うにつれて親離れ子離れしてないだけということが分かる。

 

とまあ、代表的なポイントはこんな感じになります。

 

中には、「反社風」や「小突く」といった見た目や行動の違和感・不信感ポイントも含まれていますが、水商売経験者なら

 

分かる!

そんな男の人、大体ヤバい!

 

と共感していただけると思います。

 

上記いずれかの違和感・不信感ポイントが相手にあった場合、そのまま関係を進めると大体上手くいきません。

 

そしてほとんどの場合、「容姿ディス+女性軽視+否定野郎」というように複合的になっているので、どれか一点だけ該当しているというケースの方が少ないです。

 

基本的に、付き合っても関係が上手くいくという男性は、付き合う前のストレスがほぼないんですよ。

 

あってもせいぜい、

 

あ、この人こういうところあるのか。

まあ人間だからしょうがないよね。

 

と許せるレベルのことです。

 

どんなに擬態能力が高くても、人間性の粗は隠そうとしてもにじみ出てしまいますから、話してたらボロが出てしまうんですよね。

 

なので、人選ミスをしたくないなら、「3回目のデートで告白がなければ脈ナシ」というようなゴミ以下の情報を真に受けず、ある程度信用できるまで逢瀬を重ねてください。

 

人選ミスが少ない男女って、付き合う前の時間をちゃんとかけているんですよね。

 

焦って関係を進めてもいいことは何一つないので、できるだけ沢山会話をしましょう。

 

 

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