分かり合えないときの最後通告!「ブチ切れる」ことのススメ

with onlineで154回目のコラムがアップされました。

 

今回は、「深刻な嫁姑問題を解決するために大事な“ある心構え”」をテーマに執筆いたしました。

 

 

詳しくはコラムをご覧いただけると幸いですが、嫁姑問題の多くは、夫である男性が全力で奥さんの味方をしないことが原因で起こります。

 

つまり夫の母親が、家事や育児、奥さんのことに口を挟んでくるのを止めないから、嫁姑問題が起こるというわけです。

 

どれだけ本人たちが否定しても、これは親離れ子離れしてないことが根本の問題です。

 

いつも物をくれたり

良くしてもらってるから。

 

とか

 

嫁のやり方が

頼りないから。

 

とか、夫とその母親からしたら色んな言い分があるでしょうが、そんなことはどうだっていいのです。

 

すでに成人している子どもとその家族に干渉したり、それを当たり前だと解釈していること自体が問題なのです。

 

多くの場合、嫁姑問題を解決するには、夫が母親の干渉を拒絶する必要があります。

 

うちのことはうちでやるから、

これ以上とやかく言わないでくれ!

母さんのせいで俺も嫁も

迷惑してるんだよ!

 

という感じで。

 

しかし、それができない男性がほとんどだから、時代が変わった今でも嫁姑問題はなくなりません。

 

再三に渡って助けを求めているのに、一番味方してほしい人が頼りにならない。

 

姑と仲良くやっていこうと努力しているけど、どうにも肌が合わない。

 

奥さんである女性からすれば、これ以上どうすればいいか分からないという人も多いかと思います。

 

あるじゃないですか。

 

最後の手段が。

 

ブチ切れるんですよ。

 

実は嫁姑問題に限らず、人間関係の悩みが尽きない人の多くが、この最終手段を行わないまま問題を解決しようとしています。

 

そのせいで、いつまで経っても悩みが消えない人が多いのですが、なぜブチ切れることが必要になるのか?

 

今回は、「これ以上搾取されないために!ブチ切れることのススメ」をテーマにお話いたします。

 



 

事なかれ主義だと損をする。

こじれた人間関係を修復しようとして結局何も解決しない人は、次の項目を延々とやり続けます。

 

    • これ以上悪化させないように我慢する
    • 話し合って分かってもらおうとする
    • 怒らせないようにやんわりと伝える

 

なぜ何も解決しないのかと言うと、これらの項目には次の選択肢がないからです。

 

    • 1・はっきり言う
    • 2・ブチ切れる
    • 3・拒絶する

 

事なかれ主義の人ほど、これらの選択肢を持ち合わせてないんですよね。

 

逆に、人間関係の悩みがほとんどない人は、誰と付き合うときでも最初からこれらの選択肢を持ち合わせています。

 

残念ながら世の中には、同じ日本人なのに日本語が通じない人たちがいます。

 

どうやっても分かり合えない人がいるのです。

 

人は話せば分かってくれる!

 

と言う人がいるのは、この人の言い方が優れているのではなくて、出会う人がたまたま日本語がちゃんと通じただけの話です。

 

もしくは、希薄な人間関係しか形成したことがないかのどちらかではないでしょうか。

 

人間関係の悩みがほとんどない人は、「話が通じないヤツが一定数いる」という紛れもない事実を分かっています。

 

なので、そういう人種と遭遇していざとなったときは、「はっきり言う」「ブチ切れる」「拒絶する」ことを厭わないのです。

 

事なかれ主義の人は、揉めないことを大前提としているので、それが自分の首を絞めちゃってるんですよね。

 

これだけは確実に言えることですが、「揉める覚悟」がない人は、色んな人間関係で確実に損をしています。

 

なぜブチ切れることが必要なのか?

誰かと揉める覚悟がない人は、必ずと言っていいほどこう言います。

 

だって、誰かと喧嘩したり

揉めたりするの、苦手だし…。

 

あのですね。

 

ほとんどの人がそうです。

 

できることなら、誰とも喧嘩したくないし揉めたくありません。

 

揉めるのが大好きな人ってたしかにいますが、こういう人は少数です。

 

僕だってできれば誰とも喧嘩したくないし、揉めたくないけど、そうは言ってられないときもあるんですよ。

 

つまり、揉める前提で立ち向かわないと、こちらが搾取される結果になってしまう場面があるということです。

 

生きてたら色んなことが起こりますから、ときには寄ってきてほしくない人間が近づいてくることだってあります。

 

自分がちゃんとした人間になれば、そういう変なヤカラは寄ってこないと思っている人がいますが、これは違います。

 

どんな人間になっても、近づいてきてほしくない人が寄ってくることはあるんですよ。

 

そんなときどうすればいいかと言うと、これ以上の侵入を許さないように、できる限り関わらないことなんです。

 

そのためには、ブチ切れることも必要なんですよね。

 

なぜ、ブチ切れることが必要になるのかと言うと、

 

コイツと関わったらヤベえ!
この人を怒らせたら大変だ!

 

と相手に思わせるためなんです。

 

舐められやすい人がなぜ舐められたままなのかと言うと、揉めないように相手と分かり合おうとするからです。

 

ほわんとした雰囲気の人だと見た目で舐められることもありますが、ちゃんとした物言いをするようにしていると、

 

結構はっきり言うんだね。

 

と驚かれて周囲にもそれが伝わるので、結果的に舐められないようになります。

 

余談ですが、セフレになった女性が相手に舐められるのは、はっきり言わないからなんですよね。

 

「揉める覚悟」があるだけで心に余裕ができる。

相手と極力揉めないようにしている人は、イレギュラーが起こったときに慌てふためきます。

 

しかし、最初から揉める覚悟ができている人は、イレギュラーが起こっても切り札があるので、いざとなればそれを使います。

 

切り札とは、前述した3つの選択肢です。

 

    • 1・はっきり言う
    • 2・ブチ切れる
    • 3・拒絶する

 

ちなみに揉める覚悟ってどういうことなのかと言うと、ドランクドラゴンの鈴木さんのような前提です。

 

格闘技やってるとムカつく先輩いても耐えられる。

だっていつでも殺せるし。

 

下記記事でお話したとおり、彼は柔術の有段者で、芸人最強と噂されています。

 

【ジョンヒョク】愛の不時着に学ぶ、本当にいい男の7つの在り方を教えてやんよ。【すごいぜ!】  

 

揉める覚悟とは、

 

誰かれ構わず揉めたるぞ!

 

ということではなく、自分に不利益が起こって我慢できないときは、揉めても構わないという覚悟です。

 

この覚悟がないまま相手と分かり合おうとするから、いつまで経っても人間関係の悩みが消えないんですよね。

 

前述した嫁姑問題に悩む女性からすると、色んな言い分があると思います。

 

「私がお義母さんと揉めたら旦那とも揉めるし…」

「これからの関係が余計に悪くなりそうだし…」

「ブチ切れたりしたら、どんな顔して会えばいいか分からないし…」

 

はっきり言いますね。

 

姑さんとも旦那さんとも大揉めに揉めると思ってください。

 

揉める覚悟を持つというのは、大喧嘩になることを覚悟することなんです。

 

しかし、ブチ切れたことによってあなたは舐められなくなります。

 

姑さんには、ブチ切れたあとに次のように言えばいいです。

 

私の望みは、必要以上に家事や育児のことに口を挟まれたくないだけなんです。

それさえ守っていただければ、こんなに大喧嘩することもありません。

私たち、これから先も顔を合わせるわけじゃないですか。

だったら、できるだけ仲良くできた方がいいし、そのための距離感って必要だと思いませんか?

教えていただいたことには感謝していますが、自分の家庭のことは、自分たちでなんとかしたいんです。

でも、守っていただけないなら、またこうやって揉めると思います。

もう私、お義母さんのこと怖くないので。

 

そして、旦那さんには次のように言いましょう。

 

アンタが私の味方してくれないからでしょ!

だからこんなことになるのよ!

これから先もお義母さんが干渉してきたら、私はまたアンタの親にブチ切れるからね!

それが嫌なんだったら、マザコンやめなさいよ!

成人してんのに、親に自分の家庭のことに口挟ませんじゃないわよ!

 

つまり、旦那さんにもきっちりとブチ切れておくということです。

 

ここまで言えばさすがに引き下がると思うので、だからこそ「ブチ切れる」という選択肢は持っておかないとダメなんですよね。

 

いじめっ子がなぜいじめてくるのかと言うと、相手がやり返してこないのを知ってるからなんですよ。

 

やり返してくるのが分かってたら、その相手をいじめようとは思わないですからね。

 

なので、モラハラやDVをされた経験のある人が、その対策として

 

相手の暴言を上回る暴言をかぶせる!

死ぬ気でこっちも殴り返す!

なんだったら物使って殴る!

 

と言うことがあるのは、相手の戦意をそれで奪えるからなんです。

 

「コイツにこれまでのやり方は通用しない」と思わせないと、搾取は止まないんですよね。




以上になります。

 

揉める覚悟を持つための3つの選択肢

1・はっきり言う

2・ブチ切れる

3・拒絶する

 

もちろん、常にこの3つのどれかを振りかざしていては、誰とも円満な関係が築けません。

 

揉めるときは、自分に不利益が起こって我慢できないときにしましょう。

 

とくに日本人は「怒り」の感情に対してマイナスイメージを持っていることが多いので、「ブチ切れる」ことがよくないと思っています。

 

でも、僕からしたら「怒らなさすぎ」なんですよ。

 

相手に散々嫌なことをされたり言われたりしているのに、なんでまだ分かり合おうとしてるの?

そこ、ブチ切れるとこやで?

 

と思うことがよくあります。

 

「いざとなればブチ切れてもいい」という選択肢があるだけで、かなり心に余裕ができます。

 

「怒ったらいけない」と思ってるから、余裕もなくなるし、我慢するしか道がなくなるんですよね。

 

もちろん、ブチ切れたことによってその相手とは絶縁になることもあります。

 

でもそれは、遅かれ早かれ切れていた縁でしかないので、つながっていたのは、あなたが今まで我慢していたからです。

 

我慢していたあなたが都合よかったから、相手はメリットを感じていただけです。

 

そう考えたら悔しくありませんか?

 

もっと腹を立ててもいいんですよ。

 

自分の存在を証明するためにも、どうかブチ切れることは選択肢に入れてください。

 

「はっきり言う」「拒絶する」に関しては、下記記事を参考にしていただけると幸いです。

 

【自分の尊厳やプライドを守れない人は搾取しかされないんだよ論。】

 

 

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