自ら不幸の道に突き進む6つの理由+番外編。
目次
自ら不幸の道を選ぼうとする人たち。
世の中には、自ら進んで不幸になろうとする人たちが少なからずいます。
傍から見ていても明らかに間違った道なのに、本人は周囲の助言を無視してどんどん突き進んでいく。
幸せになれるチャンスが目の前にあるのに、それを選ぼうとしない。
こういう人たちを見て、
なんで自ら進んで不幸になろうとするの?
幸せになった方がいいじゃん!
と疑問に思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
なぜ、わざわざ不幸の道を選ぶのか?
まずはその理由について、お話したいと思います。
自ら不幸の道を選ぶ理由その1・幸せが怖い
人間は未体験のものや未知のものに対して、恐怖を感じる性質があります。
それは幸福に対しても同じで、幸せな経験があまりない人って、幸せが怖いんですよ。
昔のドラマとかでよくあった
という台詞が、これに該当します。
そしてこういう人は、幸せなことが起こったら必ず悪いことが起こると信じているケースも多く、後でものすごいしっぺ返しが来るんじゃないかと思っています。
それを防ぐために、幸せな道を選ばずに不幸な道を選んで、しっぺ返しが来ないよう無意識に調節するというわけです。
自ら不幸の道を選ぶ理由その2・不幸慣れ
2つ目の理由は、不幸慣れしてしまって、その方が馴染みがあるからです。
人間は、たとえどんなに劣悪な環境であったとしても、それが自分に馴染みが深いものなら、そこから抜け出すことができません。
たとえば、超ブラックな会社に勤めている人がいて、傍から見ても限界をすでに超えてヤバそうなのに、辞めない人っているじゃないですか。
その会社にいるのが長すぎたせいで、劣悪な環境に慣れてしまったんですよね。
すると、退職してほかの会社に転職するのが怖くなるというわけです。
もちろん、ブラックな会社は社員を社畜になるよう洗脳することが多いので、その影響のせいで辞めることができないというのはあります。
しかしこの場合、これまでにホワイトな会社で働いたことがあるなら、すでに「良い職場環境」という基準ができているので
ほかにもっと良い会社がある!
こんな仕事、辞めてやる!
と思うことができるんですよ。
しかし、ホワイトな会社で働いたことがないと良い職場の基準がないから、辞めた方がいいと分かっていても、怖くて辞められないんですよね。
言うまでもなく、その対象基準が「幸せ」になっても同じということです。
自ら不幸の道を選ぶ理由その3・自己防衛
自ら不幸の道に進む人は、ある意味「不幸の依存症」でもあります。
前述したように人間は、慣れ親しんだ環境ほど変えることに恐怖や不安を感じる生き物です。
それが不幸な環境で、その人にとっては慣れ親しんだものなんだとしたら、幸せな環境へシフトすることに強い恐怖や不安を感じるというわけです。
不幸な環境に慣れてしまうほどそれらの感情は強くなるのですが、不幸慣れも一定ラインを超えると、次のような考えが出てくるんですよ。
「何かに期待してそれが裏切られて絶望するよりも、すでに絶望状態でいた方が、何か悪いことが起こっても傷つかない」と。
つまり、最初から希望を持たず期待もしないことで、自己防衛できると考えるんですね。
自ら不幸の道を選ぶ理由その4・刺激不足
口では「誠実な人と付き合いたい!」「浮気しない男の人がいい!」と言いながら、選ぶのはいつもその対局にいる男性ばかりという女性っているじゃないですか。
下記動画でも解説しましたが、不幸慣れしている女性ほど、穏やかで平和な恋愛には興味が持てないんですよね。
【参考動画】
彼女たちにとっては、常に波風立っているような恋愛が標準なので、その基準に満たないと刺激が足りないというわけです。
なのでこういった女性は、穏やかで平和な関係になってきたら刺激が足りないので、自ら波風を立てるように仕向けることもよくあります。
自ら不幸の道を選ぶ理由その5・自分への罰
たとえば、貧しい家庭に育ち、親が節約を通り越したドケチな暮らしを家族に強要していたとします。
こういった家庭に育った子どもは大人になったとき、お金を使うことや贅沢することに罪悪感を覚えることがよくあるんですよ。
つまり、「お金を使ってはいけない」「贅沢しちゃいけない」という固定観念が、親のせいで根付いてしまったんですね。
その固定観念が、自身の存在の否定に関することであれば、それは
という強い呪縛になり、自分を不幸せにしようとするんですね。
なぜこのような呪縛が植えついたのかと言うと、次のような言葉をいつも親が子どもに投げかけていたら、幸せになってはいけない固定観念が根付くことが多いです。
「アンタができたせいで私は不幸になった」
「お前なんか産むんじゃなかった」
「なんでいつも迷惑ばかりかけるんだ」
「アンタがいるせいでうちは貧乏になった」
「私を不幸にしてお前が幸せになるのは許せない」
まあほかにも色々あるのですが、このような言葉を言われ続けていたら、「自分は存在したらいけない人間なんだ」という固定観念が根付き、自らを罰するがごとく、不幸の道に進むというわけです。
ほかにも、次のようなケースもありまして、たとえば自分のせいで誰かに不幸が訪れたとします。
自分のせいで誰かが大怪我をして、一生障害が残ってしまったり、事故を起こしてしまい、誰かを死なせてしまったり。
このような強い罪悪感が残るような出来事を経験すると、あまりの申し訳なさから自分への罰則行為として幸せにならないよう、不幸の道を選ぼうとします。
幽遊白書で戸愚呂弟が、地獄の中でもっとも過酷な冥獄界を自ら選んだのが、このケースです。
自ら不幸の道を選ぶ理由その6・期待
自ら不幸の道を選ぶ人は、これから先自分が不幸せになることを分かっていて、その道に進んでいる人ばかりではありません。
その先に幸せがあるかもしれないと期待して、飛び込んでいる人も沢山いるのです。
その姿が周りから見ると、自ら不幸の道に進んでいるように映るというわけです。
たとえば、長年の不倫関係やセフレ関係から抜け出すことができない人。
怪しい起業セミナーやスピリチュアル商法にドハマりしている人。
新興宗教にのめり込んで心酔してしまっている人、などなど。
物事の道理や本質を理解している人なら、詳しく話を聞かずとも
と分かるのですが、期待が止まらない人にはそれが分からないし、自分も周りも見えていません。
その結果、我に返って気づくそのときまで、どんどん不幸の道を突き進んでいくというわけです。
自ら不幸の道を選ぶ理由番外編・破壊衝動
最後のケースはちょっと特殊で、せっかく幸せな道を歩んでいたのに、自分でそれを破壊するというものです。
一例を出すと、すごく大好きな人と結婚をして家庭を築くことができたのに、不倫をしてしまい、離婚を切り出された女性がいます。
しかもこの女性は、夫である男性にさりげなくバレるように、自ら証拠を残すんですね。
せっかく幸せを手に入れたのに、なぜこのような暴挙に出るのかと言うと、次のような思いがそこにあるからです。
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- この幸せをいずれ誰かに壊されるぐらいなら、自分で壊す
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- 綺麗な思い出のまま残したいから風化する前に、自分で壊す
-
- 自分なんかと一緒にいたらこの人が可愛そうだから、自分で壊す
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- この人がいたら自分らしくいられないから、自分で壊す
と思った方もいらっしゃるかもしれませんが、これはただの破壊衝動でそうしているわけではないんですよね。
これまでにお話した、「期待」以外の自ら不幸を選ぶ理由が絡み合って、破壊衝動が起きていることがほとんどです。
また別の機会でお話いたしますが、これは自己憐憫が入りすぎた人に多い現象の一つなんです。
僕が大好きな漫画、「魔人探偵脳噛ネウロ」でアヤ・エイジアが言う
という殺害動機も自己憐憫が入ってるんですよね。
あと順風満帆に関係が進んでいるのに、ある日突然別れを切り出す人が、このタイプに該当していることはよくあります。
自ら不幸の道に突き進む人が信じている思い込み。
自ら不幸の道に突き進んでしまう人は、次に該当することを信じこんでいる場合がよくあります。
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- 良いことが起こると悪いことが起こる
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- 幸せになりすぎたらいつかしっぺ返しが来る
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- 自分が幸せになったら誰かを不幸にしてしまう
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- 自分が幸せになんてなれるわけがない
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- 自分は幸せになってはいけない存在だ
これらの思い込みはいらないです。
あなたの人生において非常に邪魔な考え方であり、有害そのものです。
なので、今すぐ捨てましょう。
その捨て方については、次回のブログでお話させていただきます。
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