良いことが起こっても悪いことは起こらない。あなたが幸せにならないといけない理由。
目次
幸せになってもいい理由と、幸せにならないといけない理由。
【前回のブログ】
自ら不幸の道に突き進んでしまう人は、次に該当することを信じこんでいる場合がよくあります。
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- 良いことが起こると悪いことが起こる
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- 幸せになりすぎたらいつかしっぺ返しが来る
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- 自分が幸せになったら誰かを不幸にしてしまう
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- 自分が幸せになんてなれるわけがない
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- 自分は幸せになってはいけない存在だ
前回もお話したとおり、これらの思い込みはいらないです。
自分らしく生きる上で非常に邪魔な考え方であり、有害そのものなんですよね。
ではどうやってこれらの考え方を手放せばいいのか?
その捨て方を今からお話させていただきます。
悪いことが起こるのはたまたまであり、しっぺ返しが来るのは因果応報である。
まず、良いことが起こったら悪いことが起こるという考え方について。
これ、著名な人が言い出したせいで一気に広まってしまった感があるのですが、悪いことが起こるのは大体「たまたま」です。
たとえばコイントスをして、5回連続で表が出るとするじゃないですか。
このとき、ほとんどの人が「次はそろそろ裏がくるはず」と思ってしまうんですよ。
でもコイントスって、何回やろうが裏表どちらが出るか、確率は2分の1なんです。
たまたま表が5回も続いたから、次は裏がきそうと思ってしまうだけで、次も表が出る可能性があるというわけです。
これを「ギャンブラーの誤謬」と言うのですが、良いことが起こると悪いことが起こると信じている人って、このコイントスと同じ物事の見方をしてるんですね。
しかもこういう人は、悪いことが起こったときに、それはたまたま起きた出来事なのに、なんとかして自分につなげようとしちゃうんですよ。
具体例を出すと、山登りをしていてイノシシに遭遇したとします。
そのイノシシがこちらに突進してきてぶつかってきたとしましょう。
なぜイノシシが自分にぶつかってきたのか?
それは、自分の日頃の行いでも、良いことが起こったあとの反動でもありません。
たまたまその山に登ったら、たまたま突進したいイノシシに遭遇しただけの話です。
そこに意味も理由もないんですよね。
これは、幸せになりすぎたらいつかしっぺ返しが来ると考えている人も同じです。
どれだけ幸せになっても、まったく不幸が訪れない人はいるし、たまたま不幸に見舞われる人もいるというわけです。
それにしっぺ返しって、自分がそのブーメランを受けてしまうような生き方をしていなければ起こりませんから、これは因果応報の話になります。
【参考動画】
何が言いたいかと言うと、悪いことが起こるほとんどはたまたまであり、良いことが起こったから悪いことが起こったわけではないということ。
そして、しっぺ返しを食らってしまうのは、そういう生き方をしてきたせいでブーメランが返ってきただけであり、幸せになった罰を誰かが下すわけではないということです。
つまり、幸せになっても悪いことが起こってないし、しっぺ返しも受けてない人がちゃんといるということです。
四柱推命で「大殺界中は悪いことが起こる」と信じている人も同じような考え方になっていて、この考え方自体がすでに不幸の道に進んでいるんですよ。
そもそも、「なんでそんなことが言い切れるのか?」という話だし、僕も含め、大殺界期間中に良いことしか起こってない人も沢山いるし、悪いことが起こるって思い込みでしかないんですよね。
【参照記事】
自分が幸せになると誰かが不幸になるのか?
大前提として理解していただきたいことが一つありまして、基本的にこの世は、何かを選択したら何かが犠牲になります。
たとえば、
今日の昼なに食べよっかな?
ラーメンかな?それともハンバーグ?
と考えているとしましょう。
ここでラーメンを選んだら、ハンバーグ屋さんには1人分のランチ代が入りません。
このように何かを選ぶということは、何かを捨てるということになるので、だからこそ何かしらの犠牲が生まれるんですよね。
そしてこの現象は、選ぶものが大きくなればなるほど、それに付随して伴う犠牲が大きくなることもよくあります。
さらにその犠牲が大きくなると、強い罪悪感も生まれます。
一例を出すと、ここにどうしてもアイドル歌手になりたいと切望している女性がいるとします。
しかし、両親は娘の夢に大反対で、芸能界には絶対に行かせないと断固拒否しているんですね。
ここで彼女が夢を選ぶと、両親を悲しませることになり、傷つけてしまいます。
逆に両親の方を選んだら、夢を諦めなければいけなくなります。
これは、どちらを選べば正解とかはありません。
自分の人生を選ぶか、自分以外の人の人生を選ぶかというだけの話なんです。
要するに、罪悪感を払拭して自分の人生を選ぶことができた人が、幸せになれるというわけです。
実は、幸せになるのには勇気が必要なんですよ。
その勇気を出せずに他者を優先してしまった人ほど、自分の人生を歩むことはできないんですね。
しかも罪悪感ゼロで自分の人生を選ぶことはできませんから、選びたいものが大きすぎるほど、犠牲も罪悪感も大きくなることがある、と思っておいた方がいいでしょう。
ちなみに、何か大きなものを選んでそこに罪悪感が伴った場合、その気持ちを払拭することはできませんが、後から拭い去ることができる場合があります。
先ほどの例だと、アイドルになりたい女性が、芸能界に入ってトップアイドルの座を勝ち取ることができたそのとき、両親と和解して恩返しすることができるというように。
その一例を出すと、今やテレビで見ない日はないぐらいの人気タレントとなった、オードリーの若林正恭さん。
実は若林さんは、2009年頃までお父さんに勘当されて絶縁状態だったそうなんですね。
彼がまだ実家にいた頃、お父さんから芸人を辞めて定職に就くか、家を出て芸人を続けるか選択を迫られたのだとか。
そこで若林さんは、家を出てお笑いを続けるという決断を下しました。
そしてオードリーは、2008年に行われたM-1グランプリで準優勝。
その後、2009年に数年ぶりに実家に帰省した若林さんは、お父さんと和解します。
このように、自分の人生を選ぶ場面に遭遇したとき、一番応援してほしい人にしてもらえないことは沢山あるんですよ。
つまり、自分の人生を生きるためには、幸せになる覚悟を試されることが往々にしてあるというわけです。
ということは、苦渋の決断をした上に、そこからさらに幸せになるための努力をしないといけないのに、なんで幸せになった後に悪いことが起こったり不幸が訪れたりするんだという話になるわけじゃないですか。
苦悩して努力した分、チャラになってないとおかしいです。
何かを選ぶときはそこに犠牲がつきまとうし、強い罪悪感を伴う場合もあるけれど、そこで自分の人生を優先したからと言って、罪悪感ゼロでノーダメージの人ってほぼいないはずです。
だから、楽して幸せになれるわけじゃないんですよね。
ちなみに、せっかく幸せになったのにそれが長続きしない人がいますが、これは「幸せを維持して発展させる努力を怠ったせい」が一つの原因としてあります。
要するに、あぐらをかいてしまったら、そこから減退の道をたどるしかないということです。
今までつらい人生を送ってきた人ほど幸せにならないといけない。
手放さないといけない最後の思い込みは、「自分が幸せになんてなれるわけがない」「自分は幸せになってはいけない存在だ」という2つです。
これらの思い込みを抱えている人は、きっとこれまでの人生でつらく悲しい経験を沢山されたのだと思います。
そしてこういう人は、「良いことが起こったら悪いことが起こる」「幸せになりすぎた不幸になる」という思い込みもあるはずです。
では聞きましょう。
なんで良いことが起こったら悪いことが起こると信じているのに、悪いことが起こったら良いことが起こるって思えないんですか?
なんで今まで不幸だった分、幸せになってもいいと思えないんですか?
ということなんですよね。
とくに自ら不幸の道に突き進む人ほど、不幸貯金をしまくってるわけじゃないですか。
「良いことが起こったら悪いことが起こる」という理論が本当に存在するのだとしたら、不幸貯金がある人ほど大きな幸せを経験できるということになりますよね。
幸福はお金みたいに誰かに相続することができませんから、死ぬときに不幸貯金が残りまくっていたら、楽しいことや良いことがあまりなかった人生で終わることになります。
良いことが起こったら悪いことが起こる理論に基づくなら、これはかなりの損害を被っていると言えるでしょう。
しかし、こういうことを言ったら、必ず次のようなことを言い出す人が出てくるんですよ。
でも、不幸貯金を使って良いことが起こり続けたら、その貯金はいつかなくなるってことでしょ?
不幸貯金がなくなったら、すごく悪いことが起こりそうだから使えない…。
だから、良いことが起こったら悪いことが起こるとか、そもそもあらへんっちゅうねん。
自分で書いてて「不幸貯金ってなんやねん」と思いましたが、どうしても不幸の渦中に身を置きたい人に寄せて書いてみただけで、そんなもの存在しないです。
ただ、それに似た法則があって、僕もその理論については信じています。
それが何かと言うと、「プラマイゼロ理論」です。
この理論はガチスピリチュアリストに教えてもらった法則で、この世はすべてプラスマイナスゼロで成り立っているというものになります。
これは、良いエネルギーが入ってきたら時間差で同等のエネルギーが引かれて、悪いエネルギーが入ってきたら、時間差で同等のエネルギーが還元されるという理論です。
と思った方もいらっしゃるかもしれませんが、プラマイゼロ理論が違うのは、こちらから還元ができるところにあります。
つまり、良いエネルギーが入ってきても、常日頃から人や社会に何かを還元するような行いをしていれば、マイナスのエネルギーが引かれないんですね。
プラマイゼロ理論に則って言うなら、プラスのエネルギーが入ってきても何も還元しなければ、マイナスで引かれてしまうということになります。
それを物語る上で分かりやすい例が、宝くじの高額当選者です。
彼ら彼女らは一夜にして大金を手にしたわけですが、多くの宝くじ高額当選者の末路は悲惨だと言われることが多いんですよ。
その理由の一つとして、高額当選者が私利私欲でプラスのエネルギーを食い尽くしてしまったことで、マイナスのしわ寄せが来たのではないか?というのが考えられます。
そう思った方もいらっしゃると思いますが、まずは一日一善を心がけてみましょう。
電車でお年寄りに席を譲るとか、倒れてる自転車を直すとか、コンビニの陳列棚から落ちてる商品を拾って戻すとか、最初はそういうのでいいのです。
それが慣れてきたら、善行の範囲を広げたり、親切の回数を増やしていくといいのではないでしょうか。
人と社会に還元すると言っても、そんな大それたことではなくて、「人と地球に優しい自分でいること」を心がけてみてください。
プラマイゼロ理論に基づいて人と地球に優しい人間でいるようにすると、善行を通してお天道さまに顔向けできる自分でいられる上に、誰かの役に立ってるわけですから、自己有用感も高まるし良いことづくめだと思ってます。
ちなみにガチスピリチュアリストが言うには、因果応報論は「悪いことをしたらその罰を受ける」というより、「悪いことして良い思いをした分、後から差っ引かれるという無機質なもの」なんだそうです。
前述したように、生きてたら悪いことも起こります。
それは避けようがないことだし、良いことが起こったから悪いことが起こったのではなく、そこに理由がなければ、それはたまたま悪いことが起こっただけです。
プラマイゼロ理論に則ると、「悪いことが起こる=マイナスのエネルギーが引かれた」ということになりますから、時間差でプラスのエネルギーがちゃんと入ってくることになります。
そして、入ってきたプラスのエネルギーがあるなら、人や社会に還元してマイナスで引かれるエネルギーを少しでも抑える。
言うまでもありませんが、還元したものが大きければ大きいほどマイナス分が帳消しになり、それがプラスになって還ってくるということです。
いつも幸せそうにしてる人が親切で優しいのって、そういうことだと僕は思ってます。
良いことが起こると悪いことが起こると信じてる人は、ぜひプラマイゼロ理論の方を信じてみてはいかがでしょうか。
僕にとっては、この理論の方がはるかに信ぴょう性があると思っています。
余談ですが、ろくでもない人間が幸せにしているのは、それは今現在プラスエネルギーの恩恵を受けてるだけだと思ってください。
それから下記動画にて、プラマイゼロ理論を別動画にて解説しておりますので、ご興味がおありの方はぜひご覧いただけると幸いです。
【参考動画】
以上になりますが、ここまで読んでみて、少しでも「私も幸せになっていいのかも?」と思っていただくことができたのであればすごく嬉しいです。
そう思った方にもう一つお伝えしたいのが、「いいのかも?」じゃなくて、幸せになっていいし、むしろならないといけないんですよ。
幸せになるのって、自分の人生の責任を取ることでもあるので、不幸の道に進むのは、自分の人生から逃げてることにもなるんですよね。
なので、そろそろ不幸慣れから抜け出して、幸せになる覚悟を決められてはいかがでしょうか。
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