【復讐は何も生まない】復讐否定派のよく言う台詞を全否定します。【やり返したら同じレベル】
目次
復讐否定派のよく言う台詞を全否定していきます。
【前回のブログ】
前回の記事では、復讐することでしか前に進めない人がいるから、何も知らない部外者が復讐を止める権利はないというお話をさせていただきました。
日本はどうしても復讐否定派の人が多く存在するため、誰かに酷い目に遭わされてやり返したい気持ちを抱えているのに、否定派の言葉のせいで躊躇している人がかなり多いんですよ。
そんな復讐否定派の人間がよく言う台詞が次のようになります。
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- 「復讐は何も生まない」
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- 「やり返したら相手と同じレベルになる」
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- 「復讐なんかしても浮かばれないぞ」
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- 「早く忘れて前に進みなさい」
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- 「あなたの大切な人は復讐なんて望んでない」
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- 「許せない人を許しましょう」
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- 「相手より幸せになることが一番の復讐」
復讐することでしか前に進めない側の人間なのに、このような言葉を誰かに言われたせいで、「復讐ってよくないことなんだ」という思い込みが根付いてしまい、泣き寝入りしてしまう人がよくいるんですよね。
そんなわけで今回のブログでは、復讐否定派の人間がよく言う台詞を全否定していきたいと思います。
「復讐は何も生まない」
前回お話したように、加害者を許すことで前に進める人もいれば、復讐することでしか前に進めない人もいます。
前者の人にとっての復讐は、何も生まないかもしれません。
しかし後者の人にとっては、何も生まないどころか、結果的に5つのものを取り戻すことができます。
それは、「栄光・名誉・自尊心・プライド・時間」の5つです。
復讐したことによって、人間としての尊厳を取り戻すことができ、止まっていた時間が動き出すというわけです。
これのどこが、復讐は何も生まないのかという話なんですよね。
「やり返したら相手と同じレベルになる」
復讐否定派の人間がよく言う台詞第一位かもしれません。
よく考えてみてください。
普段善良に生きてる人が、やり返すときだけ自分のレベルを下げたからと言って、普段から不誠実な人と同じレベルになるわけがないじゃないですか。
それに、積み重ねている「徳の数」もまったく違いますし、復讐したからと言ってそれがなくなるわけでもありません。
でも仮に、仮にですよ?
やり返したら相手と同じレベルになってしまうのだとしましょう。
しかし、ここで大事なことを見落としてないでしょうか?
やり返さない限り、加害者はあなたの上に立っているということを。
その加害者が、意図して裏切ったり搾取したりしたのであれば、裏であなたのことをせせら笑ってるんですよ。
つまり、酷いことをしてきたくせに、その上見下されているということです。
でも、やり返すことによってそれで相手がたじろいだら、同じレベルになるどころか、その瞬間に形勢は逆転します。
ほかにも、何をされても怒らない人が職場にいるとしましょう。
職場の誰かに酷いことを言われても、雑な扱いを受けても、いつも笑ってるんですよ。
こういう人が裏でどのように思われてるかと言うと、次のようになります。
あの人、何しても怒らないから、面倒なこととか全部やらせとけばいいんじゃない? あの人、いつもあんな扱いされてるのに、悔しいとかないのかな? 私だったら耐えられないかも。
要するに、馬鹿にされてるんですよ。
「あの人はいつも笑っていて心が広いね」とか思われないんですよね。
職場などのコミュニティで、パワハラ上司やお局さまのターゲットにされず、一目置かれている人がなぜその立ち位置にいるのかと言うと、仕事ができたり能力が高かったりするからではありません。
敵に回したら面倒くさそうだからです。
つまり、攻撃でもしたら噛みつかれるかもしれないと思われているから、ターゲットにされないし、一目置かれるというわけです。
なので、やり返したら同じレベルになるどころか、やり返さないと加害者に見下されたままだし、周囲には舐められたままなんですよね。
「復讐なんかしても浮かばれないぞ」
勝手に決めんなや。
という話です。
浮かばれるか浮かばれないかは、こっちが決めることなんだよという。
前述したように、復讐することで前に進める人は、やり返すことによってちゃんと浮かばれます。
第三者にこちらの心情を勝手に決められる筋合いはないということです。
「早く忘れて前に進みなさい」
これ、ものすごく無責任発言なんですよね。
被害者も、忘れられるものならそうしたいんですよ。
でも、人間の脳や心は機械と違っていきなりオフにすることはできませんから、忘れたいときに都合よく忘れることはできないのです。
それを第三者が「早く忘れなさい」と言うのは、あまりにもデリカシーがなさすぎるし、そもそも被害に遭った人の気持ちをまるで考えていません。
それに言ってる本人も、誰かに酷い目に遭わされて怒りが収まらなくて悔しい思いをしたときに、忘れることなんてできるわけがないんですよ。
なので、この無責任発言もいちいち聞く必要がないです。
ちなみに、「早く忘れなさい」の同義語に、「笑って流しておきなさい」もあります。
「あなたの大切な人は復讐なんて望んでない」
だからなんで勝手に決めるねん。
という話です。
たとえば僕の家族が誰かに酷い目に遭わされて「復讐したい」と言ったとき、危ない目に遭ってほしくないとは思うけど、復讐しないでほしいとは思わないです。
やり返したい気持ちは分かるから、法に触れず、危ない目に遭わないような復讐方法を一緒に考えるのではないでしょうか。
ほかにも、僕が誰かに酷い目に遭わされてはらわたが煮えくり返ってるとき、うちの家族はやり返すことをきっと止めないと思います。
泣き寝入りなんかした日には、「そのまま黙ってて悔しくないの!?」って言われると思います。
そういった理由から、僕に「あなたの大切な人は復讐なんて望んでない」なんて言う人間がいたら、
やり返さないと怒られるし。 ていうか、勝手に決めんなし。
なんですよね。
「許せない人を許しましょう」
この台詞を言う人間に限って、今までぬくぬくと生きてきたんだろうなと思ってます。
なぜなら、誰かによって地獄と絶望を味わわされた人は、簡単に許せなんて言わないからです。
夜も眠れないぐらい悔しい思いをして、どこにぶつけたらいいか分からない怒りにずっと振り回されていた過去があるから、同じ苦しみを味わっている人に、とてもじゃないけど言えないんですよね。
こういう人がもし、加害者のことを許せて前に進めたのだとしても、自分ができたからと言って、それを人に押し付けるのは違うじゃないですか。
言わずもがな、復讐することで前に進める人がいるからです。
「許せない人を許しましょう」と言う人に言いたいのが、これなんですよ。
アンタやアンタの大切な人が目も当てられないぐらいの酷いことをされたとき、同じことが言えんの?
この問いに即答で、「許せる」と答えた人は、さぞかし立派な聖人君子なんだと思います。
どっかに出家でもして、聞きたい人だけに向けて説法を説けばいいと思います。
でも復讐否定派で、今回のブログで書いているようなありきたりの台詞を言う人間に限って、自分や大切にしている人が酷い目に遭ったときに、目くじら立てて怒るんですよね。
つまり、自分が経験してないことで傷つき苦しんでる人の気持ちが分からない人間は、綺麗事を言う傾向にあるということです。
ほかにも下記動画の中で、「許せない人を許しましょう」みたいな崇高理論は聞く必要がないというお話をしておりますので、ぜひご覧ください。
【参考動画】
「相手より幸せになることが一番の復讐」
たしかに相手よりも幸せになって、許せない相手のことを思い出すこともないぐらいになって、鼻ほじりながら、
あーあんな奴いたっけな。
みたいな感じになれば、これは万々歳です。
そうなったら、ものすごく建設的だとも思います。
でもこれって、ただの結果論なんですよ。
許せるか許せないかってその時になってみないと分からないし、時間が経って思い出すことが少なくなってきたんだとしても、
思い出したらやっぱり腹立つわ!
このようになることも多いんですよね。
むしろ「思い出したらやっぱり腹立つ」ぐらいまでになれば、万々歳だと思ってください。
それに相手より幸せになったところで、それが復讐になるかどうかって相手がどのように解釈するかによって決まるから、
そもそもこの定義って、あんまりちゃんと成立してないんちゃうかな?
って思います。
なので、思い出したらやっぱり腹立つぐらいまでになったら万々歳だし、思い出すことがすっかりなくなってしまって、「ああ あんな奴いたな」ぐらいになったら、もっと万々歳というだけの話です。
どうやってやり返せばいいのか?
You Tubeで、
復讐したいんですけれども、どうやってやり返したらいいか分かりません。
というコメントをたまにいただきます。
基本的には、「相手が一番嫌がりそうなことを法に触れずにやる」というのが、いいのかなと思っています。
ここ大事なんでもう一回言いますけれども、バレなきゃいいとかじゃなくて、そもそもの前提が「法に触れちゃ駄目」なんです。
なので、法に触れるような復讐はドラマの中だけで楽しんで、実際に行うやり返し行為は、あくまでも法に触れずに相手が嫌がることにしましょう。
復讐するときの心構え。
それから、復讐をためらってしまう理由の1つに、
相手に逆恨みされて、もっと酷いことをされたらどうしよう…。
という懸念があります。
加害者に次のように思わせることができないと、報復される可能性がないとは言い切れません。
なのでやり返すときに、いかに相手の戦意を奪えるかが重要なんですよね。
しかも場合によっては、下記動画の中でもお話したように、返り討ちに遭う場合もあります。
【参考動画】
相手はこちらのことを舐めてかかっているので、激昂される可能性もあるということです。
そういった理由から、「揉める覚悟」と「徹底的にやる覚悟」の2つは持っておいた方がいいでしょう。
舐められないように腹をくくることはものすごく大切ですし、その腹がくくれないなら、復讐は考え直した方がいいかもしれません。
具体的な復讐例。
たとえば恋愛関係になって、「どうしても許せない男がいる」という場合。
カウンセリングに申し込んでくださった方で、実際に一人、別れ際に相手をビビらせた女性がいらっしゃいます。
彼女は相手の男性にかなり酷い仕打ちをされたそうで、どうしても許せなかったのだとか。
その男性に彼女は、次のように言ったそうなんですね。
アンタが女と歩いてるところを見つけたら、私にしたこと全部バラしに行くから。 覚えておいて。
相手の男の人はかなり怯んでいたらしいんですけれども、彼女は次のようにも話していました。
さらに彼女はこう続けます。
「人間っていつやってくるか分からない確実な恐怖にすごく怯えるじゃないですか。
だから効果あるかなと思って」
分かりやすく言うと、その筋の人が言う「夜道には気をつけろよ」という台詞や、死刑宣告された人間が死刑執行日を待つというのが、いつやってくるか分からない確実な恐怖です。
実は、相手をそこで怖がらせた時点で復讐が成立する場合もあるので、実際彼女は
言ったことですごいスッキリしました! だからもうそれ以上何かするつもりはないです!
と話されていました。
こういうやり方も一つの方法としてあるので、ご参考までに。
以上になりますが、復讐するのはあくまでも、酷いことを言ったりしたりしてきた相手に対し、どうしても許せない場合だけです。
言うまでもありませんが、こちらに非があったり何も酷いことをされたりしてないのに、ムカつくという理由だけで相手に危害を加えるのは、ただの逆恨みです。
そこは履き違えないように注意してください。
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