何をしたら恋愛が上手くいくという法則なんてないのに、なんでモテる男女はモテるのか、その理由を教えてやんよ。
目次
恋愛が上手くいかない人が信じている3つのこと。
withonlineで、50回目の連載がアップされました。
とうとう50回!
このまま100回まで突っ走っていきますので、どうか着いてきてくださいね。
今回のテーマは、「恋愛感情の正体」について。
コラムの中でも書き記していますが、恋愛感情は「性欲」と「ないものねだり」の掛け合わせです。
ひどく夢がありませんが、この事実を知らない人は下記に記載する3つのことを信じている場合が多いですね。
1・頑張れば、いつか振り向いてもらえる
2・相手に何かをすれば、好きになってもらえる
3・側に居れさえすれば、いつか自分の魅力に気づいてもらえる
ここでまた現実的なお話をさせていただきますと、恋愛感情って「本能」なんですよ。
恋って、しようと思ってするものじゃなくて「落ちるもの」って言うじゃないですか。
なので、上記3つのことを信じている人ほど、どうにもできない恋愛にしがみついて、執着してしまうんですね。
はっきり言ってしまうと、信じるだけ無駄です。
では、なぜ信じるだけ無駄だと言い切れるのか、その理由を一つずつお話させていただきます。
信じてることその1・頑張れば、いつか振り向いてもらえる
そもそも恋愛に限らずなんでもそうですが、頑張ってなんとかなるんだったら、世の中は成功した人だらけになります。
寝食を忘れて取り組んだことが、かならずしも報われるとは限らない厳しい現実がありますよね。
それは恋愛も同じなんです。
さらに、この情報を信じている人ほど、相手に対しての働きかけを頑張ろうとしてしまっているので、その結果、「自分のことを良く見せよう」「相手に嫌われないようにしよう」として、いつもの自分を出せず逆に上手くいかないことが多い。
これって、頑張りでもなんでもなくて、普段の自分に自信が持てないから偽ろうとしてるだけなんですよ。
ただ、自分にも相手にも「嘘ついてるだけ」です。
逆の立場で考えていただきたいのですが、あなたのことを好きな異性が頑張って接してくれたとしても、それで好きになったことってなくないですか?
情が湧くことはあったとしても、恋愛感情にはならなかったはず。
こういうことを書くと、「でも私は、自分に対して頑張ってくれた人を好きになったことがある!」という女性も出てくるかもしれませんが、その人のことを好きになったのって、頑張ってくれたからじゃなくて、「その人の人柄に触れたから」だと思いますよ。
それに頑張れるのって、どこまでいっても自分のことだけなので、相手に対して頑張ろうとした時点で、人の気持ちをコントロールしようとしています。
なので、「頑張ればいつか振り向いてもらえる」と信じている人は、次のことも信じていますね。
信じてることその2・相手に何かをすれば、好きになってもらえる
この情報を信じている人は、「相手を振り向かせる一発逆転の方法があるのではないか?」とも思っています。
そもそも、相手の感じ方とか思い方ってコントロールできないので、「相手に何かをする→○○と思ってもらう」という図式は成立しないんですよ。
たとえば、辛いカレーを食べて「辛いな」と思っている人がいるとします。
この人に「今食べているカレーは甘い」と思ってもらおうとしても、無理じゃないですか。
福神漬けを入れても、カレーの辛さは変わらないし、甘いと思ってもらうためには、最初の調理法から変える必要があるわけです。
これを恋愛に置き換えると、「この人とは付き合えないな」と思っている相手の感じ方や思い方は、コントロールできないということになるんですよ。
なぜなら、相手から見た「付き合えない理由」は、「根本的に足りない部分」になる上に、その相手自身も、なにが足りないのか分かっていないことが多いからです。
もちろん、催眠術とか洗脳をすれば、相手の感じ方や思い方をコントロールすることは可能なのかもしれないけど、素人がそんなことできるわけないですし、万が一できたとしても、それは一時的なものでしかありません。
人の心理を巧みに読み取ることができるFBI捜査官でもメンタリストでも、そんなの無理です。
しかも、「相手に何かをすれば好きになってもらえる」と信じている人ほど、「何もしてないけど好きになってもらえる」現実があることを、知らなかったり経験していても気づいてなかったりします。
そもそも、恋愛感情は本能になるので、何かしたら好きになってもらえるとか、何かされたら好きになるという鉄板法則は存在しないんですね。
信じてることその3・側に居れさえすれば、いつか自分の魅力に気づいてもらえる
告白は、出会ってから3ヶ月を過ぎると、だんだん成功率が下がっていくという統計があります。
さらに、「片思いの期間は3ヶ月」という情報がありますが、これらのことはあながち間違っていないんですね。
なぜなら、自分の恋愛感情に気づくまでの時間は個人差があれど、好きになれるかどうかって最初の段階で決定しているので、時間をかけたからといって成功はしないんです。
そして、「側に居れさえすれば、いつか自分の魅力に気づいてもらえる」と信じている人が気づいていない事実があります。
それが何かというと、側にいた時間分だけ魅力も伝わるけれど、前述した「根本的な足りない部分」も同時に伝わっているということなんです。
しかも、一緒にいればいるほど、相手はこちらのことを知っていくわけですから、ちょっと接し方を変えたぐらいでは何も変わらないし、むしろ違和感しか伝わってないんですよ。
こちらの手の内はほとんど読まれているといっても過言ではありません。
あと、この3つ目の情報を信じている人に限って、自分に自信がない。
自信があれば、最初から自分を出して相手に接することができるし、それができないのって、「自分のことを良く見せよう」「相手に嫌われないようにしよう」とするからなんですよ。
そうやって自分を偽った状態で相手と接していると、相手に対して「やり切っていない」から、どんどん時間が過ぎていってしまうんです。
相手に「やり切る」ことができる人は、自分をさらけ出して接しているので、自分がどういう人間かをバンバン伝えていくし、思っていることや言いたいことがあれば口に出して言います。
そして、聞きたいこともちゃんと聞きます。
そうして接していると、相手がこちらを受け入れてくれているかどうかが、早い段階で分かるんですよ。
だから、モテる男女って脈があるかないかの見極めが早いし、やり切っているから「これ以上は無理だ」と思ったら、潔く「はい次」となるわけです。
なので、長期間の実らない片思いをしがちな人ほど、すでに決まっている答えを先延ばしにしているケースがよくあるんですね。
長年の片思いが実ったという美談があることで、期待が生まれてしまう。
とはいえ、前述した3つのことを信じてしまう女性は、ネット上でたまに見かける、「長年の恋がようやく実って恋愛成就した」という美談に共感していることも、信じた理由の一つとしてあるのではないでしょうか。
しかし、ここではっきり言いたいことがありまして、
なんで自分も、その人たちと同じようにいけるって思うねん。
ってことです。
恋愛に限らずなんでもそうですが、成功する人には成功するだけの理由があります。
なんとなくで成功するケースなんて、やる前からすでに結果が見えていることか、ただのまぐれでしかありません。
そして、ただのまぐれで得られた成功は、長続きしません。
では、長年の片思いが実ったという人たちが、なぜ恋愛成就したのか?
真相は本人のみぞ知るところではありますが、間違いなく言えるのは、「自分を売り込み続けた」からではないでしょうか。
もちろん、ただ売り込みを続けるだけではただの押し売りになってしまうので、相手のことを理解しながら、彼女たちはそのときの距離感に応じて、意中の男性にアピールしていたはずです。
こういうことを書くと、長年の片思いが成就した女性たちは全員「自信満々な人に違いない」と思ってしまいがちですが、そういうわけじゃないんですよ。
降谷建志さんに猛アタックをし続けて、恋愛成就したMEGUMIさんはその一人です。
記事中で、彼女は「自分に自信があるわけじゃない」と答えています。
しかし、MEGUMIさんの行動を見ていると、自分に自信がある人にしか見えないと思われがちですが、彼女は「自分の信念を貫き通した」んですよ。
それが何かというと、「言わないと伝わらない」「人間はいつかは死ぬから後悔したくない」なんです。
最初は距離感を無視した押し売りのような行動をされていたMEGUMIさんですが、降谷さんのことを知っていくにつれ、距離感を変えていっています。
記事中で彼女は「好きだから合わせるしかなかった」とも答えていますが、ここで間違ってはいけないのが、相手の性質や距離感に合わせただけであって、「嫌われることを恐れて、自分を出さなかったわけではない」ということです。
だって、「言わないと伝わらない」ことを信条にしている人が、嫌われることを怖がって、言いたいことをなんでもかんでも我慢するとか、考えにくいですからね。
なので彼女は、交際に至るまでの一年間、友達としての距離感を崩さずに、友達として言いたいことは言い、聞きたいことを聞いてきたのではないでしょうか。
以上の理由から、MEGUMIさんに限らず長年の片思いを実らせた女性は、素直かつストレートに言葉を発し、自分を売り込んできたから成就したというのが、僕の見解です。
つまり、自分を売り込むことができない、もしくはそうすることに抵抗がある女性だと、長年の片思いが実る可能性は、かなり低くなるということですね。
しかし、友達の役割を果たしていなければ、友達になれない。
ちなみに、好きな男性との恋が進展しないからといって、友達になればなんとかなると考えている女性は、次のことを忘れてはいけません。
友達というのは、次のような会話が「普通に」できてこそ、友達です。
男性
「最近気になってる子がいてさー」
女性
「そうなんだー。どんな子なの?」
男性
「見た目はすごいタイプで、性格もいい子なんだよね」
女性
「いいじゃん。あー、私も恋したいなー。」
こういった会話になったとき、不機嫌になる、暗くなる、固まるなど、リアクションがおかしくなるようであれば、その相手と友達にはなれないでしょう。
そして、そもそも相手の男性が「友達になりたい」と思ってるかどうかが重要。
こちらがいくら友達になりたいと思っていても、相手がそう思っていなければ、友人関係は成立しません。
たとえば、ものすごく着たいけど、どうしても似合わない服は着ることができますが、人間関係である以上そこには「気持ちが入る」ので、どんなに強く相手を欲していても、その気持ちが一方通行だったらたちまち成立しないんですよね。
それに、友達って一緒にいて面白いから、友達になるわけじゃないですか。
ということは、相手に対して提供できるエンタメがあって、そのエンタメを相手が喜んだり楽しんだりしてくれないと、同性相手でも友達にはなれないです。
あと、もう一つ言うと、「セフレ」という言葉って、「セックスできる友達」という意味ですよね。
厳しいことを言いますが、交際前に身体の関係を持ってしまい、雑に扱われて思うように関係性が築けない女性のほとんどが、セフレにもなってないです。
だって、友達の役割をしてるんだったら、もう少し重宝されますからね。
こういうことを書くと、「どうせ私はセフレにもなれてない」って嘆く女性がいるかもしれませんが、自分を責める前に相手を責めろよって話しです。
そんな相手に受け入れてもらおうと執着するから、自己肯定感も自尊心も下がって、どんどん自信がなくなるんですよ。
自分のことを大切にしている女性だったら、「私のことを大事にしてくれない男なんて、こっちから願い下げ」で終わりです。
男性に雑に扱われるようなことがあったら、「お前、私に何してくれてんだ!ふざけんな!」で終わりです。
自分のことを大切にしていないから、相手に雑に扱われても、腹が立たないということです。
じゃあどうすれば、恋愛の勝率は上がるのか?
前述したように恋愛感情は本能なので、何をしたら好きになってもらえて、何をされたら好きになるという絶対法則はありません。
さらに言うと、同僚の女の子が文句も言わず一心不乱に仕事をする姿に惹かれたとか、サークルの女の子が別け隔てなく皆に接している姿に惚れたとか、意中の相手に対する働きかけ以外の部分で好きになることもよくありますから、「その人が今までどうやって生きてきて、何を積み重ねてきたか?」という部分のほうが圧倒的に重要です。
恋愛にかぎらず自己啓発の世界でも同じですが、「これをしたら絶対に成功する」って方法は存在しないじゃないですか。
でも共通して言えることは、「結果がどうなるか分からないことに果敢に挑んでいける人じゃないと、成功率は上がらない」ということなんです。
つまり、ビクビクしながら挑戦しているうちは、成功率が低いということですね。
果敢に挑むというのは、「あらゆる手段を試しながら、全力でいく」こと。
「失敗したくない」気持ちが強い人ほど、自分を小出しにしかしないし、結果がほぼ変わらないような無難な選択しかしません。
これをしている内は、本当に望む成功体験を手に入れることはできないんですよね。
それは恋愛もまったく同じなんです。
男女共通して、仕事やプライベートは上手くいっているのに、恋愛するといつもガタガタに崩れてしまうという人たちがいます。
なぜ、彼ら彼女らがそうなってしまうのかというと、その大きな原因としては、「恋愛での成功体験が少ない」ことにあるんです。
ただ、成功体験といっても、好きな人と付き合えたとか、沢山恋愛してきたとかそういうことじゃないんですよ。
-
- 自分を出して受け入れてもらえた
-
- 言いにくいことや聞きにくいことを声に出して言えた
-
- 素晴らしい男性(女性)と付き合うことができた
-
- 衝突して喧嘩になることを恐れず向き合うことができた
-
- 相手を通じて成長することができた
以上のようなことが、恋愛での成功体験なんです。
ただ交際人数が多いだけの人って、成功体験を積み重ねられるチャンスが沢山あったのに、それをしてこなかった人なんですよね。
そういう人はいくら異性と恋愛した数が多くても、「恋愛経験の数=人間関係を終わらせてきた数」という自覚がありません。
そういった理由から、本当の意味でモテる男女って、共通して恋愛での成功体験が人よりも多いんですよ。
そして、彼ら彼女らがなぜモテるのかというと、どこまでいっても次の2つに行き着きます。
1・自分がどういう人に受け入れられて受け入れられないか分かっているので、負け戦をしない
2・自分の勝ちパターンと勝てる土俵が分かっている
つまり、モテる男女は自分のことをよく分かっているんですよね。
具体的にどういうことなのか、解説させていただきましょうか。
モテる理由その1・自分がどういう人に受け入れられて受け入れられないか分かっているので、負け戦をしない
これは、モテる男女がそれだけ沢山の異性と関わってきたという事実もありますが、本当の意味でモテる人って、対人関係を通じて「自分を受け入れてくれる人」と「受け入れてくれない人」をしっかり区別しているんですよ。
自分を受け入れてくれる人たちに対しては、「どういった人に受け入れてもらえているのか?」を、受け入れてくれない人たちに対しては、「どういった人に受け入れてもらえないのか?」を、意識的か無意識か、分析していますね。
いろんな媒体でお話していることですが、「恋愛はただの人間関係の延長線」でしかないので、この延長線上に恋心があるかないかだけの違いなんですよ。
ということは、自分のことを受け入れてくれる異性も同性もちゃんと共通項があるので、モテる男女はこの共通項を自覚しています。
もちろん、どれだけモテる人であったとしても、脈がない異性に踏み込むことはあるのですが、なぜそうしてしまうことがあるのかというと、踏み込む前に性的魅力を相手に感じたからです。
それに、人は踏み込んでみないことには分からない部分のほうが、多いですからね。
しかし、踏み込んでから脈がないと分かるやいなや、「これ以上は無理だ」と判断し、見切るのが早いんです。
なぜそこまで早い決断ができるのかというと、恋愛での成功体験を通じて、「自分を受け入れてくれる素晴らしい異性は他にもいる」ことが分かっているからなんですよ。
なので、一人の異性にそこまで執着しないというわけです。
モテる理由その2・自分の勝ちパターンと勝てる土俵が分かっている
男女共通して、モテない人ほど勝ちパターンができていないし、勝てない土俵で勝負しようとします。
ここでいう勝ちパターンとは、次のようになります。
-
- 自分の持ち味や魅力を自覚している
-
- その上で自分がどうすれば人に好かれやすいか、見せ方も分かっている
-
- 相手を理解する術を心得ている
このパターンができている人ほど、自分の勝ちパターンをそのまま対人関係全般で使いまわしてるのですが、ここで間違ってはいけないのがほとんどの場合、本人たちはそれほど意識してないということ。
つまり、「いつもの自分」で勝負しているので、「こうしたら好いてもらえる」とか、「こうしたら相手を理解できる」とか、いちいち考えてないんですよ。
モテの世界に一流二流があるんだとしたら、こういったことを意識して異性に接している人ほど、二流以下だと僕は思っています。
そして勝てる土俵というのは、自分を発揮させることができる場所や、自分を受け入れてくれる人のことです。
ようは、自分の適材適所が分かっているということなんですね。
【適材適所論】
勝てる土俵を分かっている人は、自分らしく振る舞える場所を分かっているので、お店を選ぶときも居心地が悪そうだったり、行ったことがないジャンルのお店は選択しない傾向があります。
モテる男女って、スペースですら味方につけているんですよね。
以上が、本当の意味でモテる男女のモテる理由になるのですが、大前提となることを忘れてはいけないので、その点についてお話させていただきます。
人も物も売り方一つで変わる。
営業職に就いたことがある方なら分かっていただけると思うのですが、営業成績が悪い人って、そもそも売ってる物に対して自信が持てていないんですよね。
「こんな物、お客さんはいらないかもしれない」
「こんな物、売りつけられても迷惑に思われそう」
「こんな物、自分だっていらない」
みたいな感じで。
これって営業職だけじゃなくて、恋愛で自信がない人も同じ考えになっています。
「私なんか、彼には必要ないかもしれない」
「私なんかが何か言ったら、迷惑に思われそう」
「私なんか、自分だって嫌だ」
というように。
そもそもですが、自信が持てないものを誰かに自信を持って勧めることはできません。
しかし、営業職でも恋愛の場面でも、売りたい商品や自分に自信はそれほどないのに、先述したMEGUMIさんのように売り込むことができる人が存在します。
その一つの理由として、信念を貫いたことが背景にあるのは、お話しした通りですね。
その他の理由としては、「売り方を変えて自信をつけた」からです。
僕が会社員勤めをしていたとき、通信関係の営業職をしていたのですが、「会社始まって以来の化物」と呼ばれるぐらい売り上げた経験があります。
そんな僕が売ってる物に対して絶大な自信があったのかというと、別に興味ないしむしろいらないと思ってました。
でもそんなこと言ってたら売れないし、どうしたものかと思って考えた結果、売り方自体を変えたんです。
具体的には、商品じゃなくて「料金」を推したのですが、簡単に言うと「この商品を購入するとお得になる」という部分に特化しまくったんですね。
それに付随して、自分で「これはいいな」と思える商品価値を「オプションとして」付け加えたんです。
常識的に考える人は、「商品自体を良いと思ってもらわないと意味がない」とか、「必要がなくなるかもしれないものを売ることなんてできない」と考えてしまうのですが、ここで断言します。
恋愛も仕事も、常識にとらわれすぎてる人ほど、モテないし成功しません。
もちろん、そこに最低限のモラルや倫理観は必要になりますが、「発想自体を変えて、柔軟に物事をとらえる」ことができない人は、既存のやり方に固執してしまい、上手くいかないんですよね。
恋愛指南書とかコラムをめっちゃ読むけど、恋愛が上手くいかない女性もこれに該当します。
売ってる商品自体にまったく自信はなかったけど、自分の売り方は勝ちパターンもできてるし絶大な自信があったので、それが熱として言葉に乗るからお客さんも「そこまで言うなら、買ってみようかな」となるわけです。
逆に、買わない人に対しては、「え、いらないですか?本気で言ってます?意味分からないんですけど」みたいなことを言ってましたね。
それぐらい、売り方に自信があったということです。
実はこれ、モテる男女もまったく同じなんですよ。
つまりモテる人たちは、「普通に売り込んでも差別化できないから、自分が信じれる部分を特化して売り込もう」と変換できた人なんです。
それが、その人の信念になります。
もちろん、その信念を貫いたらかならず成功率が上がるなんてことはないけれど、少なくとも自分で信じられないようなことを売り込んだところで、乗っかってくれる相手なんてほとんどいないです。
自分で「最高だ!」と思ってないことを、他の誰かが同じように思ってはくれないですからね。
だからこそ、自分の悪い部分ばかりじゃなくて、良い部分にもしっかりと目を向けないといけないんです。
【参照記事】
自分の愛すべき部分を見つけ、徹底的に愛でること。それがあなたの武器になる。
上記記事でも触れていますが、自分の良いところって、自分ではまったく自覚がないぐらい当たり前にできていて、それが人に評価されたところなんですよ。
「笑顔が素敵だね」→(え、普通なんだけど)
「こんなに親切にしてもらえて嬉しいわ」→(別にいつもやってることなんだけどな)
「キミに話しを聞いてもらってスッキリした」→(ただ話し聞いてただけなのに)
このような感じで、ほめられたり感謝されたりして「あんまりピンと来ない」ところこそが、実はあなたの良いところであり、愛すべきところなんです。
さらに、人に誇れる武器でもあります。
「でも、私の良いところって、誰でも持ってるようなものだし・・・」という女性がいらっしゃるかもしれませんが、あなたが当たり前にできていることって、あまりにも無意識でできてしまうことだから、「他の人もどうせ私と同じことができるんでしょ?」という前提なんですよ。
そして、その良いところって誰しもが持っていたり出来ていたりするものじゃなくて、むしろほとんどの人があなたと同じ水準に到達してないんです。
たとえば、共感力や責任感って誰しも持っているものだと思っている人が多いじゃないですか。
僕の見解でいうと、本当に共感力があって責任感がある人って、ごくわずかです。
本当に共感力がある人は、相手の感情が自分のことのように感じられて、目の前の人のことをちゃんと理解しようとする人。
本当に責任感がある人は、都合の悪いことが起こったとしても、その人や物事に関わっている間は逃げずに立ち向かえる人なんですよ。
そう考えると、本当の意味で共感力と責任感がある人って、ほとんどいないですよね。
「清潔感、身だしなみ、第一印象の良さが大切」という、社会人一年目にしつこいぐらい言われて、「出来て当たり前」とされることでさえも、この3つをすべてクリアしている人のほうが少ないですよね。
だから、あなたが当たり前に思っている良いところは、ほとんどの人が同じようにはできていないというわけです。
自分の悪いところばかりに目が向いてしまう人は、この視点が足りないんですよ。
どうか、自分の愛すべきところが見つかったら、それを徹底的に愛でてください。
そして、その愛すべきところを研ぎ澄ませ、誰しもが到達できない負けない武器にしてください。
その武器をいかに沢山所持できるかによって、恋愛や仕事での成功率が大きく変わります。
さらに、自分だけの武器で戦い続けていると、だんだんと信念に変わっていくんです。
笑顔が武器な人は「人と会うときはかならず笑顔で接する」、親切さが武器な人は「自分を頼ってくれた人を簡単に見捨てない」というように。
なので、今まで生きてきた中で長い間心がけていることがある人は、その心がけていることの中に自分だけの武器が潜んでいることが多いんですよね。
自分の悪い部分ばかりに目を向けて嘆くだけじゃ現状は何も変わらないけれど、少し視点を変えて自分のことを見てみると、人それぞれちゃんと良いところは出てくるんです。
だったら、その良いところを徹底的に伸ばして、誰にも負けない武器にしたほうがええやんかということです。
その武器に人は、心を動かされるんですよ。
そしてその武器を磨けば磨くほど、心を動かされる人が増えていくというわけです。
本当の意味でモテる男女って、顔がかっこいいとかキレイだからモテるんじゃなくて、ビジュアル以外の武器が強いからモテるということも、お忘れなく。
【withonlineコラム】
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