「浮気しない男性の見分け方9選」を教えてやんよ。
withonlineで72回目の連載がアップされました。
今回のテーマは、「誹謗中傷者の心理と、遭遇したときの対処法」について執筆しました。
先々週に発覚した、アンジャッシュ渡部さんの不倫スキャンダル。
その内容があまりにもたちが悪いということで、一般人からの誹謗中傷が止まらないようですね。
「叩かれるようなことをしたのだからしょうがない」という人もいるでしょうが、だからといって暴言を吐いていい理由にはならないじゃないですか。
しかも彼が必要以上に叩かれるのって、男の嫉妬も入ってると思うんです。
「あんなにキレイな奥さんがいるのに」「仕事もプライベートも順風満帆なのに」「めちゃめちゃ稼いでいるのに」というように。
とくに今回の不倫騒動でよく話題になるのは「あんなにキレイな奥さんがいるのに」という部分。
もちろん、「誰がパートナーでも不倫はダメ」「キレイじゃない奥さんだったら浮気してもいいのか」という意見は大前提としてありますし、「あんなにキレイな~」という言い方自体に嫌悪を感じる人がいるのは分かっています。
しかし、今回ばかりはそう思っていた人たちですらも思わず「なんであの奥さんがいるのに浮気するの?」と衝撃を受けたようですね。
下記記事の中でもお話しましたが、浮気する人って基本的に直らないんですよ。
「癖」と名前のつくものって、それは恥ずかしい行いなんだと思って実際に直そうと努力しないと直らないんです。
それは「女癖」も同じで、浮気するしないって恋愛感情どうとかまったく関係なくて、「倫理観」の問題なんです。
女性の中には、「愛されていたら浮気されない」「パートナーを上手く舵取りできれば浮気されない」と思っている人が多いですが、これはただの後付けであり、浮気の抑止効果にはなりません。
たとえば、「奥さんが大好きだから浮気なんかしない」と言っている男性がいますよね。
彼らは元々「浮気はしない」という生き方だったところに、大好きな女性と結婚しただけなので、後付けになるんです。
じゃあ浮気しない男を
どうやって見極めたらいいの?
ここまで読み進められた方の多くが、そんな疑問を抱いたのではないでしょうか。
そんなわけで今回の記事は、「浮気しない男性の見分け方」についてお話したいと思います。
目次
浮気させない方法を考えるよりも、しない人を選ぶことのほうが大切。
そもそも浮気って、「する・しない」じゃなくて「できる・できない」なんですよ。
前述したように、浮気をしない男性はそういう倫理観で生きてきたので、「浮気ができない」んです。
どういうことかというと、たとえば誰かに「電車の中で大声を出してみましょう」「人が沢山いる公共施設の中を走り回ってみましょう」と言われたとしましょう。
ほとんどの人が「そんなのできない」と答えるはずです。
浮気もそれと同じなんですよ。
倫理観という言葉の意味を調べると、「人として守り行うべき道、善悪・正邪の判断において普遍的な規準となるものの考え方や捉え方”のこと」と書かれています。
浮気をしない人の考え方ってこうなんです。
-
- 筋が通らないことはしたくない
-
- パートナーを裏切って悲しませたくない
-
- 浮気をするなんてかっこ悪い
ようは、浮気という行為自体を「悪」「邪」だと考え、嫌悪感があるので「できない」んですよね。
だから浮気が「できる」人の多くは、その行為自体を一応「悪いこと」だとは認識はしているけど嫌悪までいっていないので、できてしまうというわけです。
ではどうやって浮気しない男性を見極めればいいのか?
こればかりはどうしても、相手を信用するまでに時間がかかるので、一撃で見抜く方法は存在しません。
なぜなら信用って、「相手を信じるまでに至った、『実績と成果物』の積み重ね」によってできるものなので、この2つがない状態だと相手に対して信用なんてできないんですよね。
なので、たった数回会っただけの相手を信用するなんてできないわけです。
その状態でしているのって、信用じゃなくて「期待」なんです。
信用とは、「この人は私のことを裏切らないだろう」という無条件の安心感なんですよ。
この安心感がない状態で、たとえ誰かが「信じてあげなよ」と言ったところで、信用はできないんですよね。
とはいえ、浮気しない男性を見極めるためのポイントになることはいくつかあるので、その点についてお話させていただきます。
1・付き合う前に手を出してこない。
基本的に浮気しない人って、付き合ってない状態で手を出してくることはほとんどありません。
カウンセリングで稀に「彼とは何度も会ってるのに一切手を出してこないのは、私に魅力がないからでしょうか?」と聞かれることがあります。
これは、相手の男性が女性に奥手な草食系というケースが多いかと思いきや、そうじゃないんです。
「付き合ってない女性とそういうことはしない」と決めていたり、「付き合う気もないのに関係を持つと相手を傷つけてしまうかもしれない」と考えていたりするケースがよくあるんですね。
なのでこういった男性は、その女性と付き合おうと決めていたり恋愛感情を抱いていたりしない限り、気を持たせるようなことは言わないし、ノリで口説くといったこともしないんですよ。
あと、こういった話しをよく聞きますが、アプリで知り合った男性とその日のうちに関係を持ったというもの。
相手から関係を持とうとしてきたのであればその男性はほぼ確実といっていいほど常習者であり、多くの場合、浮気することにためらいがありません。
これは相手に恋人がいない場合でも関係なくて、なぜなら「付き合ってなくてもセックスできる」という倫理観だからです。
2・パートナーがいるのに手を出してこない。
まあ当たり前ですね。
彼女や奥さんがいるのに手を出してくる男性って、その時点で「浮気ができる人」なんですよ。
こういった男性といざ付き合ったとき、多くの女性が「私もいつか浮気されるんじゃないか」という不安を抱えていることが多いです。
身も蓋もないことを言うと、現在どんなに愛されていたとしても、今がされないだけでいずれされる可能性はあると思っておいたほうがいいですね。
繰り返しになりますが、パートナーがいるのに口説いてくる男性は「そういう倫理観」です。
誰と付き合ってもこの部分は変わらないし、自分だけは特別だなんて思わないほうがいいでしょう。
余談ですが、不倫恋愛を現在進行系でしている、もしくは過去にしていた人が「俺には彼女がいる(もしくはいた)」「私には彼氏がいる(もしくはいた)」と発言することがよくあります。
これって自分が不倫しているという自覚がないか、不倫だと認めたくないからこういう言い方になるんですよね。
ようは「あんた、彼氏彼女って言うけどやってること不倫やん」ってことです。
3・別れてから彼女ができるまでの期間がちゃんとある。
男女問わず、いつも恋人が途切れない人っているじゃないですか。
こういった人の多くが、「交際期間がかぶっている」から途切れないんですよ。
ようは、次の恋愛にシフトするときに短い「二股期間」があるんですね。
もちろん中には、「きっちり別れてから次の人と付き合う」という人もいますが、このケースは少数派に分類されます。
そういった理由から、交際人数が多い人は浮気経験者である可能性が必然的に高くなります。
たとえば、20代前半で15人以上付き合ったとか、30代前半で30人以上付き合ったとか。
初めての彼女ができたのがいつかにもよりますが、15歳からだと仮定すると、単純計算で前者は6~8年の間に15人と交際、後者は15~18年の間で30人となるわけです。
およそ半年に一人のペースで恋人が入れ替わるというわけですが、かぶっている期間がないとここまで入れ替わりが激しくならないんですよね。
4・短命恋愛が少ない、もしくはない。
下記記事の中で、「モテる女性は短命恋愛をしていることが多い」とお話しました。
これは、相手の男性に対し「こいつ、(人として)ダメだ」と思って我慢できなくなった時点で見切るから、短命恋愛が多くなるという内容でした。
しかし、浮気性の人も短命恋愛になるケースがよくあります。
どういうことかというと、次のいずれかに該当する場合ですね。
-
- 1・恋愛初期のドキドキを感じたい
-
- 2・相手に理想を押し付けて違うと思ったら飽きる
「1」に該当する場合、恋愛初期のドキドキ感を常に感じていたいから、その感覚を味あわせてくれる相手が見つかれば、パートナーがいようがいなかろうが関係を持つんですね。
このドキドキ感ってずっと続くわけじゃないですし、この感覚を追い求めて恋愛をする人って、麻薬中毒者と同じなんですよ。
「2」に該当する場合は、最初から相手に理想を描きすぎたことで、減点方式で相手を見てしまうというもの。
なので、その理想に当てはまりそうな女性が新たに登場したら、すぐに乗り換えるというわけです。
この2つに共通しているのって、相手じゃなくて自分に原因があるということ。
なので、交際人数はそこそこの数なのに、今まで一度も長く続いたことがないという男性に遭遇したときは、その人自身に原因があると思っておいたほうがいいです。
とくに「1」に該当するケースが厄介で、男性でも恋愛のドキドキ感を追い求める中毒者がいるんですよ。
こういう人って快楽優先型なので、自分のことしか考えてないんですよね。
だから浮気ができる側の人間になるというわけです。
5・人や雰囲気に流されない。
浮気する男性というと、自分から口説いているというイメージを持たれることが多いですが、そうじゃないケースがあることを忘れてはいけません。
どういうことかというと、女性からアプローチするというケースです。
相手の男性を自分のものにするべく、わざと「終電を逃して帰れない状況を作る」「既成事実(セックスをする)を先に作る」という女性が一定数存在します。
普段から人や雰囲気に流されやすい男性だと、自分から行くことはなくても、相手次第でコロッと浮気することがあるんですよね。
人に流されない男性は、ちゃんと自分の考えを持っているし、それが生き方の指針になっています。
雰囲気に流されない男性は、その場のノリでいつもの自分を崩すことはありません。
逆に人や雰囲気に流されやすい男性って、なんか見ていてフワフワしてるし、頼りなさも感じるんですよ。
簡単に言うと、「断れない人」って人と雰囲気に流されやすいです。
6・友達がチャラくない。
これ結構大事だと思います。
「男同士のノリ」みたいなのってコミュニティごとに違いますが、貞操観念がゆるい男性のグループだと、一緒に飲みに行ったらほぼ確実にキャバクラか風俗に行く流れになります。
お金がないグループなら、これがナンパになるんですよ。
それに浮気ができない人って、貞操観念がゆるい人間に対しても嫌悪感があることが多いから、異性関係にだらしない友達を作らないんですよね。
そもそもですが、結構いい歳なのに遊びの楽しみ方が「女性のケツを追いかけること」になっている男性って、結構ヤバいです。
7・「浮気したことがない」と豪語している。
言うまでもなく次に該当する過去がある男性は、浮気ができる側の人間になります。
-
- 一夜限りでも浮気したことがある
-
- 二股していたことがある
-
- 不倫していたことがある
-
- セフレがいたことがある
これは覚えておいていただきたいのですが、相手の浮気に対する倫理観を知りたいのであれば、過去の恋愛遍歴を探るのが一番手っ取り早いです。
とくに、自分がモテる側の人間であると自覚し、そのことに自信を持っている男性なら、結構べらべらと過去の女性関係を話してくれます。
その中で、「浮気したことある?」「ワンナイトはある?」と聞いたら、すんなり答えてくれることが多いんですよ。
なぜなら、彼らは浮気に対する倫理観が「浮気ができない人」とは真逆なので、悪いことだとは思ってないんですよね。
逆に浮気ができない側の人は、きっぱりと「したことがない」と答えますし、どれだけモテそうな男性であってもそこは変わらないです。
もちろん、浮気経験者なのに「したことがない」と答える男性も中にはいますが、こういう人は最初の印象を良くするために嘘をついているので、後から同じ質問をすると「したことがある」と答えることがよくあります。
つまり、自分でついた嘘を自分で忘れるからそうなるんですよね。
あと、過去に一度だけ浮気したことがあるけど、「自分がこういうことするのは向いていない」と思ってそれ以降していないというケースも結構存在します。
この場合は、相手の男性が過去の自分を恥じているので、そのときのことを話す様子が申し訳なさそうになっています。
8・人の気持ちを考えることができる。
前述したように、浮気ができない人って「パートナーを裏切って悲しませたくない」んですよ。
それがたとえバレないことだとしてもです。
浮気ができない人って「今の自分がしていることをパートナーが知ったらどんな風に思うのか?」を考えるから、バレるバレないじゃないんですよね。
人の気持ちを考えることができる人は、相手が傷つくと分かっていることを自らしようとはしません。
なので、浮気ができない人は「他の女性に魅力を感じることはあるけど、できない」であることも多いです。
あと、「パートナーが悲しむこと=浮気」という捉え方でもあるので、誰かと付き合っていたり結婚していたりするのに、女性と2人きりで遊びに行くとかもしないですね。
9・後先のことをちゃんと考えられる。
下記記事の中でもお話しましたが、後先を考えられない人は例外なくといっていいほど、「誘惑に弱い」です。
逆に、理性で誘惑に打ち勝つことができる人って、「今自分がこの行いに首を突っ込んだらどういう事態が起こり得るか?」という「最悪のケース」を考えるので、一時の快楽に身を委ねることはありません。
しかし後先のことを考えられない人って、前提が「バレなきゃ大丈夫」「どうせバレないだろう」なんですよね。
後先のことをちゃんと考えられない人の傾向をまとめると次のようになります。
-
- 誘惑に弱い
-
- 先見性がない
-
- 詰めが甘い
-
- 場当たり的な行動が多い
-
- 最悪のケースを考えられない
心の病気が関連していない限り、性欲も食欲と同じでコントロールできるんですよ。
だって、やりたいときにやる、食べたいときに食べるってただの動物じゃないですか。
理性的といわれる人は、性欲も食欲もちゃんとコントロールしているから、そういわれるというわけです。
つまり、後先のことをどれだけ考えられるかが、理性を保つ手段であるともいえるでしょう。
以上になります。
-
- 1・付き合う前に手を出してこない。
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- 2・パートナーがいるのに手を出してこない。
-
- 3・別れてから彼女ができるまでの期間がちゃんとある。
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- 4・短命恋愛が少ない、もしくはない。
-
- 5・人や雰囲気に流されない。
-
- 6・友達がチャラくない。
-
- 7・「浮気したことがない」と豪語している。
-
- 8・人の気持ちを考えることができる。
-
- 9・後先のことをちゃんと考えられる。
ちなみに、草食系だからといって浮気しない人とは限らないので、あえて書き記しませんでした。
なぜなら、いくら女性に対して奥手でも、「5」「8」「9」に該当していなければ、浮気の可能性は大いにあるからです。
浮気をしない人って、何度もお話しているとおり「できない」のであり、そういう生き方を今まで心がけてきたから「しない」んです。
浮気しない人と付き合いたいのであれば、何度もデートを重ねたほうがいいですね。
これが一番間違いないです。
多くの恋愛ドラマでも、主人公とヒロインがそんなにすぐ付き合ったりしないじゃないですか。
いまだに「3回目のデートで進展がなければ脈なし」という情報を真に受けている女性が多いですが、たった3回で相手のこと信用できるわけないやろって思いますし、早くに付き合おうとするから、相手の人間性を見抜けへんねんと思います。
相手のことをちゃんと信じたいなら、時間と信用できるまでの積み重ねが必要であることを忘れてはいけません。
あと、今からお話することは今回の内容からは外れてしまうのですが、先日のニコ生のコメントで「片思いの期間は3ヶ月と言ってたけど、相手を信用するためには時間が必要だし、何を基準にすればいいのか?」といったご質問をいただきました。
「片思いの期間は3ヶ月」というのは、脈なしの相手を追いかける期間が3ヶ月なのであって、お互いが「いいな」と思っている状態であれば該当しません。
それに、お互いがいいなと思っていたら、3ヶ月の間に高めの頻度で連絡を取ったり会ったりすることが多いですからね。
もちろん、仕事の忙しさなどで頻繁に連絡したり会ったりできないというケースも存在しますが、相手がいいなと思ってくれている限りはちゃんと時間を作ろうとしてくれるので、脈ありだったら3ヶ月という期間にこだわらなくても大丈夫です。
ちなみに脈ありかなしの見分け方は、結局は相手に踏み込んで核心をついた発言をしないと分かりませんから、男性の態度など非言語の部分で推し量ることはできないのでお忘れなく。
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