「モテる女性」が実践する2つの切り替えの早さを教えてやんよ。
withonlineで70回目の連載がアップされました。
今回のテーマは「3ヶ月以上の片思いが実らない理由」をテーマに、執筆いたしました。
身も蓋もないですが、好きになれるかどうかって早い段階で決定していることがほとんどなので、時間をかければいいというものではないんですよ。
むしろ、時間をかければかけるほどに恋愛成就率が下がると思っておいたほうがいいです。
今現在、好きな男性に対して「側にいればいつか振り向いてくれるはず」と期待して、長期間の片思いをしている女性からすると、耳が痛い事実だと思います。
しかし、相手は目と耳を通じてこちらのことを見ているので、時間をかけたらかけた分だけこちらの良さも伝わっているけど、それと同時に「相手から見た足りない部分」も伝わっているんですよ。
この足りない部分が、「付き合うには決定打が足りない」というものになります。
ちなみに、何が足りないと感じるかどうかは人それぞれまったく違うので正解はありません。
しかし、「友達としか思えない」「妹にしか思えない」という振られ文句に関しては、単純にタイプじゃなかっただけなので、これは分かりやすいですね。
コラムの中で、「モテる女性は切り替えが早い」とお話していますが、彼女たちももちろんタイプじゃないことが原因で関係が進展せず、恋が終わることはあります。
自己肯定感が低い女性だと自分が相手のタイプじゃないと分かったら、「どうせ私は可愛くないし」とか「やっぱり女は顔なんだ」と卑屈になってしまうのですが、モテる女性はこう考えるんですよ。
タイプじゃないならしょうがないよね。
だって人それぞれ好みがあるし、
自分がそこに当てはまらなかっただけだから。
よし、次いこ次。
勘違いしている女性が多いですが、モテる女性って全員がずば抜けて可愛いわけじゃありませんし、切り替えが早いから出会いの機会数が多いだけなんですよ。
その多くの出会いの中で、自分のことを受け入れてくれそうな男性の中から「いいな」と思う人を選んでいるだけです。
今回のブログでは、そんなモテる女性の切り替えの早さについてお話させていただきます。
目次
切り替えその1・脈なしと分かったら「はい次」
男女問わず、一人の異性に執着する人ほど片思いの期間が長くなる上に、相手に対する気持ちを断ち切ることができません。
つまり、「好きだから諦められない」ということなんですが、誰かが「もう無理だから諦めろ」と言ったところで、そう簡単に割り切れるものではありませんよね。
しかし、モテる女性は切り替えが早いから、「無理なもんはしょうがないよね。はい次」となるのですが、なぜこうもあっさりと割り切れるのか?
もちろん彼女たちも人間だから、いいなと思った男性に自分が受け入れられてないと分かると、しっかりと傷ついているんですよ。
でも、モテる女性は傷ついてから折り合いがつき、立ち直るまでのスピードが人よりも早いんですよね。
なぜなら、彼女たちは次にお話する事実をすでに分かっているからです。
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- 恋愛感情は理屈で生まれるものじゃない
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- 頑張ったからといってどうにかなるもんじゃない
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- 相手の思い方や感じ方を変えることはできない
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- 女性として好きになってもらえなかっただけで、人として好かれてないわけじゃない
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- 往生際が悪いのは美しくない←ここ大事
厳しいようですが、一人の異性に執着してしまう人ほど「往生際が悪い」です。
そして、「ワンチャン」を狙いまくります。
相手に対して期待が消えない人ほど、このワンチャン狙いをよくしてしまうんですが、残念ながらそのチャンスが巡ってきたとしても、それは一時的に状況が良くなるだけで結果が何も変わらないというケースがほとんどなんです。
基本的に物事って積み重ねでしか結果が変わらないので、たまたま巡ってきたワンチャンは「たまたま起こった良いこと」であり、それがきっかけでその後の展開が良いように激変することはほぼないんですよね。
それに往生際が悪い人ほど相手に対し、「ちょっとぐらいは私(俺)のことを好きでいてくれるのではないか?」という期待が消えないのですが、恋愛感情にちょっとぐらいとかないじゃないですか。
恋愛感情ってどこまでいっても、「異性として好き」「「異性としてなんとも思わない」「生理的に無理」の3つしかありません。
相手への執着を断ち切るにはどうしたらいいかというと、「最初から恋愛感情は抱かれていなかった」という事実を認めることなんです。
でもこの事実はあまりに痛くて厳しいので執着が消えない多くの人が認められずにいるのですが、勝率が低い片思いを長引かせた先に待っているのは、「今以上の悲しみと苦しみ」なんですよ。
モテる女性はその事実を知っているので、ダメージを最小限に抑えるべく「これ以上は無理だ」と分かった瞬間から撤退を考えるんですね。
それが、切り替えの早さにつながるわけです。
切り替えその2・「こいつ、ダメだ」と思ったら見切る
意外に思われるかもしれませんが、モテる女性ほど短命恋愛をしています。
2~3ヶ月で終わる恋や、中には2週間足らずで終わる恋も彼女たちは経験しているんです。
「モテる女性はどういう人なのか?」をイメージすると、ほとんどの人が「恋愛経験が豊富」と考えると思うんですよ。
恋愛経験が豊富ということは、短命恋愛をしないとそうならないんですね。
では、なぜ彼女たちが短命恋愛をしているのかというと、これもまた切り替えの早さが関係しています。
こんな風に書くと、「飽きたらハイ次」みたいになるんだと思った方もいらっしゃるかもしれませんが、そうじゃないんです。
モテる女性って「こいつ、ダメだ」と思ったら、見切りをつけるのが早いんですよ。
どういうことかというと、彼氏に対して「幻滅」「嫌悪」「呆れ」の感情が出てしまい、それが積み重なったから「もうダメだ」になるんですね。
具体的にどんな事例が原因でこの3つの感情が出てくるのかというと、次のようになります。
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- 嘘をつく
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- 約束を守ってくれない
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- 都合の悪いことが起こると逃げる
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- 大事な話しができない、もしくは話し合いができない
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- 人の気持ちが分からない
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- 自分の要求ばかり通してきて、こちらの言い分は聞いてくれない
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- 他人を平気で見下す
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- 愚痴や文句が多い
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- こちらを傷つけるようなことを平気で言ってくる
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- とにかくデリカシーがない
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- 道徳的価値観がおかしい
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- 常識がない
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- 自分のことをちゃんとしていない
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- 親しき仲に礼儀なし etc・・・
挙げればキリがありませんが、端的に言うと彼氏に対して「人としてないな」と思い我慢できなくなってきたら、モテる女性は見切りをつけ「別れること」を考えます。
その中には、何度も相手に「そういうところが嫌だ・直してほしい」と伝えているのに、一向に改善が見られないから別れを考える女性もいれば、「どうせ言っても直らないだろうな」と考えて何も言わない女性もいるので、これは人によりますね。
下記記事の中で、「本気で好きだからといって相手の人格が変わるわけではない」とお話しましたが、これまでの生き方がマズい人ほど、交際相手に未熟な自分を出してしまうということです。
それが結果として「人としてないな」と思われる結果につながるというわけです。
モテる女性は「人ってそんな簡単に変わらない」ということも知っているので、だから「もしかしたらこの人は変わってくれるかも」という期待もしないし、だから見切りをつけるのも切り替えも早いんですね。
振られた側の人が別れの根本的原因を分かっていないという事実。
ちなみに多くの場合、振られた側の男性は「なぜ自分が振られたのか?」「何がいけなかったのか?」という根本の意味を分かってないんですよ。
ちゃんと別れたい理由を伝えているのにもかかわらずです。
そういえば、うちの奥さんがこんなことを言ってました。
過去に付き合った人たちに
ちゃんと別れたい理由を伝えてから別れたのに、
その後バッキバキに肉体改造してたり
お金稼げるようになっていたりして、数ヶ月してから
「俺とよりを戻してくれ」って言ってくる人が多かったんだけど、
あれってなんなの!?
全然そこじゃないんだけど!
つまり、彼女が別れようと思った理由は「人としてないな」という部分だったのに、歴代の元恋人たちは全然違う解釈で考えていたということです。
でもこれって男性に限ったことじゃなくて、女性も同じことをしている人が多いように思います。
振られた原因が「人として」の部分なのに、復縁をするために自分磨きを頑張ったりダイエットしたりしている女性は多いじゃないですか。
「そこじゃねえんだよ」ということなんですが、なぜ彼ら彼女らがこのような勘違いをするのかというと、自分が振られた原因に関して「そこまでの悪いこと」だとは思ってないんですよね。
だから、その部分はスルーして、違うことに取り組むというわけです。
モテる女性がえらいわけじゃない。でも彼女たちに学ぶべき点は沢山ある。
見出しのとおりですが、今回の記事で言いたいのは、モテる女性はえらいということじゃないんです。
彼女たちの切り替えの早さは学ぶべき点が多いということを言いたいんですね。
まず、脈がないなと思ったら「はい次」と考えられる切り替えの早さ。
前述したように、勝率が低い片思いを長引かせた先に待っているのは、「今以上の悲しみと苦しみ」です。
モテる女性とはいえ、ずっとモテてきたという人は意外に少なくて、過去に執着恋愛をしたこともあれば、相手に傷つけられ酷いことをされた恋愛もしっかりと経験しているケースが多い。
彼女たちはそういった経験を踏まえた上で、「これ以上は自分がもっと傷つくことになる」と分かっているので、だからこそ切り替えも引き際も早いんですよ。
次に、我慢できなくなってきたら見切りをつけることができる切り替えの早さについて。
ろくでもない男性と付き合っていて、女友達から批判されることが多いから「でも彼にもいいところがあるし」という女性っていますよね。
しかし、このいいところって誰しもが持っているものだったりするんですよ。
つまり、他の部分が悪いせいで、そのいいところが際立って良く見えるだけという理屈です。
しかもこのいいところって、相手の機嫌が良いときだけしか発動しない「条件付きのいいところ」であることを、彼女である女性は分かってないんですね。
ですがモテる女性は、相手にいいところがあるのは分かるけど、悪いところのせいで自分が危害を被っているのは事実だから、その事実のほうに目を向けるんです。
そして、「これ以上無理だな」と思ったら、すぐに切り替えるというわけです。
今お話した2つの切り替えの早さに共通していることってなんなのかというと、「危機管理能力の高さ」なんですよ。
危機管理能力という言葉の意味を「危ないことを避ける能力」のことだと思っている人が多いですが、本当の意味はこうです。
危機が起こったときに、被害を最小限に抑えることができる能力、これが「危機管理能力」です。
モテる女性の切り替えが早いのは、「これ以上は自分が傷つくことになる」「これ以上は自分に被害が増えるだけ」という意識に基づいてのものなんですね。
なので、ただ飽き性ですぐ他の男性に目移りするから切り替えが早いということじゃないんです。
もちろん、中には恋愛体質でいろんな男性を渡り歩くようなモテる女性も存在しますが、若いときはそれでいいかもしれないけど、恋に恋するような恋愛を続けた先に待っているのは不幸でしかありません。
なぜなら、こういった女性たちは恋愛初期のフワフワした感情やときめきを追い求めているだけなので、たとえが悪いけど麻薬中毒者と同じなんですね。
今現在、なかなか切り替えることができなくて、付き合う前の男性に執着しすぎてしまっていたり、本当は別れたほうがいいのに、なかなか別れに踏み切れなかったりする女性は覚えておいてください。
今からお話することは、「そんな縁起でもないことを今から言わないでほしい」と言われるのを承知の上です。
その相手との関係が終わったとき、その経験をなかったことにせず、しっかりと学び取ってください。
「なぜ上手くいかなかったのか?」「どうしていたら上手くいっていたのか?」を考えることは大切ではありますが、それより先に考えないといけないのは、「もっと早くに切り替えができるタイミングはなかったのだろうか?」です。
おそらく、何かに言い訳して答えを先延ばしにしてしまっていたのではないでしょうか。
断言しますが、いい恋愛がしたいのであれば切り替えの早さはめちゃめちゃ大切です。
「もう諦めないといけないのに」「もう別れないといけないのに」と思って過ごしている時間だけ、「機会損失」をして次の出会いを逃していることを忘れないでください。
男女問わず決断力がない人は、恋愛に限らずさまざまな場面で機会損失していることもお忘れなく。
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