モテる女性がやっている!3つの素直な感情表現の方法
withonlineで112回目のコラムがアップされました。
今回は、「ストレートに『仲良くしたい』と言うことの重要性」についてです。
お近づきになりたい相手がいる場合、思い切ってストレートに言うことで、そこから関係性が変わることってめちゃめちゃ多いんですよ。
私、ずっと前から○○君と
仲良くしたいと思ってたんだよね。
僕、○○さんと
仲良くなりたいんです。
というように。
僕自身、仲良くなりたいなと思った相手には、男女問わず普通に「仲良くしたいねん」と言ってましたし、そこから関係性が良い方向に変わったことは沢山ありました。
なぜ僕がそうしていたのかと言うと、世の中には「言わないと損」な言葉が沢山あると思ってたし、「なんでも言うてみるもの」という意識が20代の頃からあったんですよ。
ちょっと打算的な物言いになりますが、素直でいた方が圧倒的に得なことばかりだと気づいたからそうしていたんですね。
もちろん、相手に仲良くしたい意思がなければその後の関係は成立しないのですが、声に出してド直球で「仲良くしたい」と素直な気持ちを言うことで、少なくともこちらに敵意がないことは証明されます。
「モテる女性は素直」だと昔から言われていますが、彼女たちは例外なく感情表現が上手いんですよ。
では、モテる女性はどのように素直なのか?
そして、どのように感情表現をしているのか?
今回は、そんな「モテる女性の素直さ」について解説いたします。
目次
素直であるとは喜怒哀楽に忠実であること。
まず、素直とはどういう状態なのかと言うと、「自分の喜怒哀楽に忠実であること」です。
嬉しいから喜ぶ。
腹が立つから怒る。
心が傷んだから哀しむ。
楽しいから楽しむ。
このように、そのときの自分が感じた気持ちを、言葉や態度で表すことができる状態が、素直であるということです。
つまり、素直であればあるほど、その人は「分かりやすい」ことになるのですが、恋愛だけじゃなく人間関係全般において、この「分かりやすさ」ってめちゃめちゃ大事なんですよ。
なぜなら、相手に分かりやすいと思ってもらえたら、その分だけ自分のことを理解してもらえるし、思ってないことは言わない人という印象を与えることができるので、信用もされやすいからです。
でも、分かりやすいと思われたら、
調子に乗られて雑に扱われたり
騙されたりしそう・・・。
こう言う人に限って素直さが足りないのですが、調子に乗られて嫌なことをされた時点で、
そういうことされると
悲しくなるからやめて。
と言えばいいだけです。
というか、素直な人だと相手に嫌なことをされたり言われたりした時点でちゃんと感情表現ができますし、逆に素直じゃない人だとはっきり言えないんですよね。
そもそもですが、素直な人に対して調子に乗る人間は、素直じゃない人に対しても調子に乗るので、嫌な思いをした時点で意思表示ができないと、そのままイキり倒されます。
そして、素直じゃない人は言葉や態度に感情が表れていないので、今どういう気持ちなのかを分かってもらえません。
しかも、分かりにくいという印象を与えるだけでなく、「何を考えているか分からないヤツ」認定をされてしまう上に、相手が心を開いてくれないので、そこから仲良くなることが難しくなるんですよね。
なので、自分の喜怒哀楽を言葉や態度で表現できる人ほど、素直な人間であると言えるでしょう。
すぐに怒る人は素直なのか?
じゃあ怒りの沸点が低くて、
すぐに怒鳴ったりする人も
素直な人になるの?
こういう人は素直なのではなく、ただ感情のコントロールができないだけです。
つまり、情緒不安定な状態で、自分の感情に振り回されやすい人ほど、コントロールができていないと言えるでしょう。
なのでこういう人は、カッとなったら言葉を選ばずすぐ口に出して怒鳴るし、悲しいことがあったら大号泣するといった、極端な感情表現を行います。
しかし、素直な状態とは、適切に自分の感情を取り扱った上で表現の方法を考えるので、振り回されてはいないんですよ。
すごく楽しかったとしても、静かな場所だったらTPOをわきまえて大きな声を出してはしゃがないとか、イライラすることがあったとしても、一旦落ち着いてから言い方を考えて相手に伝えることができるというわけです。
逆に、感情のコントロールができない人は、「ワンクッションを挟む」ということができません。
要するに、感情とその後の行動が直結してしまっているんですね。
だから、カッとなったらそのまま怒鳴るというわけです。
もちろん、子どもの頃は感情のコントロールが未熟な状態ではありますが、そのまま大人になるか、適切に感情表現ができるかは、親の育て方が大きく関係していると言えるでしょう。
素直であるためには、自我を解放することが大切。
でも、普段素直じゃない人に向かって
と言ったところで、ちゃんと感情表現してくれるとは限りません。
というか、ほとんどの場合がそうは言われても急に素直になることはできません。
なぜかと言うと、素直じゃない人は、そうならざるを得なくなった事情がちゃんと存在するからです。
その事情とは多くの場合、親が子どもの自我を奪ったから、その人は素直でいられなくなったんですよ。
【親が子どもの自我を奪う4つの背景】
【自我を奪われた子どもが大人になってから起こる5つのケース】
子どもが泣いたり怒ったりするのって、理屈ではありません。
悲しいから泣くし、腹が立つから怒るのです。
そのときに親が、しっかりと子どもの感情を受け止めていれば、自我が封印されることはありません。
ちゃんと自分の気持ちを
伝えたら分かってもらえるんだ。
と思えるから、そのまま素直な大人になるんですね。
しかし親が、
ビービー泣くな!
うるさいから黙れ!
とか
怒ったってしょうがないでしょ!
我慢しなさい!
というように、子どもの感情をないがしろにし続けていれば、どんどん自我が封印されていくんですよ。
そうすると、こんな風に思うようになるのです。
うちの親が全然自分の気持ちを
分かってくれなかったから、
他人に分かるわけがない。
自我が封印される環境で育ってしまったら、素直さがなくなるのは当たり前なんですね。
ただ、「思っていることがあるけれど言えない」という状態は、自我はあるけど怖くて言えないという状態になるので、こういう人に足りないのは「自分の感情を表現する勇気」です。
思っていることが言えない人は、自分の見られ方や思われ方が気になるから表現できないのであって、自我がないというわけではないんですね。
しかし、自我がなくなるほど、自分が今どういう気持ちなのか分からなくなってくるんですよ。
自我が封印される状態とは、自分の喜怒哀楽が分からなくなる状態です。
その状態が酷くなると、自分が何を食べたいのか、何をしたいのかさえ分からなくなります。
しかも厄介なことに、思っていることがあるけれど言えないという状態が長引いても、自我は封印されてしまうんですよ。
最初は、「嫌だな」「つらいな」と思っていたのに、その状態から抜け出すことができないままでいると、「どうせ分かってもらえないし無理だ」と思って諦めるようになるのです。
すると今度はその状態に慣れて麻痺してしまい、自分が何に対して嫌と感じ、つらいと思っていたのかが分からなくなるんですね。
なので、素直な人間でいるためには、自我を解放しないといけないし、思っていることが言えないという状態からは、早めに脱却しないといけないわけです。
自我の解放のやり方は、下記動画を参考にしていただけると幸いです。
【自我を取り戻して自分らしく生きる方法・前半】
【自我を取り戻して自分らしく生きる方法・後半】
モテる女性がやっている3つの素直な感情表現の方法
さて、ここからが本題。
「素直な女性は感情表現が上手い」と前述しましたが、彼女たちが具体的にどんな表現をしているのかを、これからお話いたします。
モテる女性がやっている素直さ・その1
まず、彼女たちの感情表現は具体的です。
たとえば食事をしているとき、
と口に出すだけでも素直なのですが、感情表現が上手い女性は、
これすごく美味しいね!
私ね、こういう○○な
食べ物大好きなんだ。
というように、具体的に自分の感情を相手に伝えます。
他の場合だと、合コンや飲み会の場で気になる男性がいるから話したいけれど、ずっとその人の隣に誰かいて空いてなかったとします。
機会を伺っていたら、ようやく席が空き、話すチャンスがやってきたので、その人の隣に移動したとしましょう。
ここで、
と伝えるのが、素直な人。
やっと隣が空いた!
実は、あなたと話したいと思ってたの。
なんか皆と雰囲気違う人がいるなと思って
気になってて、隣に来たかったんだ。
と伝えるのが、感情表現が上手い人です。
では、ただ素直な人と、感情表現が上手い人の違いは何なのでしょうか。
その答えは、「理由があるから具体的」なんですよ。
つまり、自分がそう感じたり思ったりしたことに対して、「なんでそう思うんだろう?」と考えているから、理由が分かるし具体的なんですよね。
前述した会話例を出すと、美味しいと感じたのは、○○な食べ物が大好きだから。
気になる男性と話したいと思ったのは、皆と雰囲気が違うから気になっていたから。
さらに、ずっと隣が空くのを待っていたことを言葉にすることで、より具体的になっています。
このように、素直な気持ちを伝える際に具体的な理由をつけることで、相手が抱く印象は変わりますし、自分のことを分かってもらいやすいです。
ちなみに、今回はあえて書き記しませんでしたが、素直な女性はお礼と謝罪が早いです。
とくに謝罪をするときも、言い訳をせず「何に対してのごめんさいなのか」と「謝罪をする理由」をちゃんと言うので、言葉を受け取りやすいんですね。
たとえば、
昨日○○のことで言い過ぎてしまってごめん。
あなたを傷つけるようなことを言ってしまったから
ものすごく反省した。
とか、
今のは私の言い方が悪かった。ごめんね。
言葉をちゃんと選べなくて
勘違いさせちゃったね。
というように。
感情表現を具体的に行うときは、そう感じたり思ったりした理由を考えること!
普段から、自分の感情について「なんで?」「なぜ?」「どうして?」と問いかける習慣を作っておきましょう。
モテる女性がやっている素直さ・その2
次に、感情表現が上手い人は、あれも言いたい、これも言いたいではなくて、伝えたいことを1つに絞っています。
これは、話が分かりやすい人にも共通していることですが、「何が言いたいか分からない人」は例外なくといっていいほど、主張したいものが沢山ありすぎて伝わりにくいです。
逆に、感情表現が上手くて話が分かりやすい人は、「今はこれだけ言う」と言葉を制限しています。
なので、会話の内容からズレた趣旨の発言はしないし、何が言いたいかが1つに絞られていて明確なので、聞き手が迷うことはないんですね。
言葉は、「何を言うかじゃなくて何を言わないかで知性が現れる」と言いますが、たとえ伝えたいことが沢山あったのだとしても、あえて言葉を制限する人は、感情表現が上手くて話が分かりやすいです。
いくら素直であったとしても、あれもこれも言っていたら、せっかくの素直さが薄れてしまいますし、発言する前に「何を一番言いたいのか?」「何を言わない方がいいのか?」を考えておいた方がいいでしょう。
たとえば、昨日あった出来事を説明するときに、登場させなくていい人物を会話に挟んだり、時系列がいきなり飛んだりしたら、素直さ以前に話が分かりづらくなります。
「関西人はオチがない話を嫌う」と言いますが、ここで言うオチとは「結局何が言いたいのか?」ということなんです。
なので、「楽しかった」「悲しかった」という感情を説明するときは、本筋に関係ない話をできるだけカットすることで、気持ちを理解してもらいやすくなりますね。
あと、これもよくあるケースで、
喧嘩になったときに、
昔の話を持ち出されるのが嫌だ。
と言う男性がいますが、なぜこのように言われるのかというと、何が言いたいか分からない上に、色んな出来事を持ち出されるから、自分が責められてるとしか感じないからなんですね。
たとえば、約束していた時間に連絡がなかったことについて、さみしい思いをしたときに、
あなたのことを責めたいわけじゃないから、
今から言うことは勘違いしないで聞いてね。
昨日、○時に連絡するって言ってたのに、
なかったからさみしかったんだよ。
と伝えることができれば、ワンクッションも置いているし、言いたいことが1つに絞られているので、相手も何が言いたいのかを理解することができます。
【人間関係を良くするために!言い方で損しない方法を教えてやんよ。】
しかし、次のような伝え方だと、相手は理解することができません。
昨日連絡くれなかったよね。
この前も約束守ってくれなかったし、
黙ってたけど、私の誕生日のときも
なんか適当だったじゃん。
みたいに言われたら、彼女のさみしい気持ちに目を向けることができないし、分かるのは「怒ってる」「責められてる」ということだけです。
このような例だけではなく、何か相手に分かってほしいことや聞いてほしいことがあるときは、言いたいことを1つに絞ってから伝えるのが、感情表現が上手い女性と言えるでしょう。
何が言いたいか、要点は1つにまとめること!
「何が言いたいか?」だけではなく、「何を言わないか?」も考えよう。
モテる女性がやっている素直さ・その3
最後に、感情表現が上手い女性は、否定言葉を極力使わないです。
たとえば、「嫌い」「ウザい」「まずい」といった言葉のことですね。
否定言葉を使わない方がいいのは各方面で言われていることなので、「嫌い」と言いたいところを「苦手」に言い換えると、印象が変わるといった情報をすでにご存知の方も多いかと思います。
なので、今更感を感じた方もいらっしゃるかもしれませんが、感情表現が上手い女性は、もっと言い換えが上手いんですよ。
たとえば、友達と初めて行ったお店で食事をしていたら、どの料理もそんなに美味しくなかったとします。
この場合、友達と2人で選んだお店なんだとしたら、「あんまりだね」「美味しくないね」と言うことができます。
でも、感情表現が上手い女性は、直接的に料理をけなさず、次のように言うことができるんですよ。
このお店に来ることを
楽しみにしていた人たちは、
ちょっとかわいそうだね。
このように表現すると、「その視点があったか」と新たな発見にもなるし、そこからまた違う話題につなげることもできますからね。
嫌いな人に対しても同じです。
人の悪口を言うことにためらいがある女性は、誰かと嫌いな人の話題になったときに、なんと答えたり返したりしていいか分からなくなることが結構あるようです。
たとえ嫌いな人間であっても、悪口に乗っかりたくもないし、笑って済ませるのも限界がありますから、彼女たちにとって人の悪口話に花が咲いている時間は、苦痛に感じて当然だと言えるでしょう。
このとき、
あなたも○○さんのこと嫌いでしょ?
だってあの人、デリカシーが
なさすぎるじゃん。
と振られても、感情表現が上手い女性は
たしかに、
○○さんの言葉で傷ついたこともあるし
正直苦手な部分もあるんだけれど、
もしかしたら、言ったらダメなことが
分からない人なのかもしれないね。
というように返します。
この場合、言っているのは悪口ではなく、「事実」と「感想」と、相手の事情を察した「察知」です。
しかも、誰かの悪口を言っているときに、その相手の事情を察した発言をすると、そこから悪く言えなくなる場合が結構あります。
なぜなら、「その相手がそうなるに至った事情」について投げかけているのに、それ以上悪く言うと、今度は悪口を言ってる人の性格が悪く思われてしまうからです。
場合によっては、悪口を言われてる相手の事情を察したことにより、それまで悪く言っていた人が同情することもあるでしょう。
このような場面以外でも、感情表現が上手い女性は否定言葉を極力使わず、自分の気持ちを言い換えることができる上に、新たな視点を人にもたらすことができるので、話していると発見が多いという特徴もあります。
否定言葉を使いそうになるときは、言い換えができないか考えてみよう!
普段から、色々な物事を客観視して接する人の事情を察することが、言い換えのバリエーションを増やす秘訣。
以上になります。
1・具体的に理由を言う
2・言いたいことは1つに絞る
3・否定言葉を言い換える
文字にすると簡単に見えますが、今回お話したことを実際にやってみるとすごく難しいです。
普段から自分の感情がなぜ沸き起こるのか知っておかないといけないし、言いたいことを分かってもらうために、言わなくていいことを省かないといけない。
そして、否定言葉を使わないようにするため、客観的目線を持ち、人の事情を察する習慣を身につけないといけないんですね。
なので、まずはそのとき感じたことや思ったことを、言葉にするようにしてみましょう。
もちろん、自我が封印されていては素直になることができないので、その場合は自我の解放をすることをお忘れなく。
【withonlineのコラムはこちら】
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