男に追わせようとするな!男性を追わせる恋愛がダメな理由を徹底解説!
withOnlineで131回目のコラムがアップされました。
今回は、「不誠実だった人間が誠実に生まれ変わることはあるのか?」をテーマに、執筆いたしました。
詳しくはコラムをご覧いただけると幸いですが、結論から申しますと、生まれ変わることはあります。
しかし、そのケースは宝くじで高額当選を果たすぐらい確率が低いと思った方がいいでしょう。
ろくでもない男性と付き合ったり関わったりしていて、
私が側にいれば、
いつか彼も変わってくれるはず…!
という期待が消えない女性がいますが、相手の側にいるだけで相手が変わることは100%無いと思った方がいいです。
なぜなら、その人自身にどうしても変わってほしいなら、ガンガンに口出しする必要があるし、相手の自主性に任せるだけでは何も変わらないんですよね。
不誠実な生き方をしてきた人ほど、その生き方がすでに定着していて楽なので、しんどい思いをしてまで誠実な生き方を選ばないからです。
ちなみにですが、側にいるだけで相手が変わることを期待している女性は、受け身であることが多いです。
彼女たちは、相手に変わってほしいと願いながら、相手に対して変わるための指摘も注意もしません。
受け身でいながら、相手が変わってくれることを一緒にいる間、待ち続けるわけです。
どれだけ待っていたとしても、その先は言わずもがなですよね。
恋愛で、受け身でいて良いことって、実はほとんどありません。
これは恋愛に限らず人生全般に共通することですが、受け身でいればいるほど、機会損失がえらいことになるんですよ。
古くから言われている情報で、「男は狩猟民族だから追われるよりも追いたい」というものがあるじゃないですか。
あと、この情報に付随して、「男性は自分から追わせないと女性を大切にしない」とも言われています。
これらの情報がめちゃめちゃ浸透していて、かなり多くの女性が信じてしまっているのですが、
今すぐ頭の中から消し去ってください。
これらの情報を信じて実践している女性ほど、恋愛が上手くいってないし、好きな男性との関係が進展していません。
今回は、「追わせる恋愛をしては行けない理由」をテーマに、徹底解説いたします。
目次
ヤバい婚活本や恋愛指南書に書いてあること。
もうすっかり婚活や恋愛に関する書籍は読まなくなりましたが、なぜ読まなくなったのかと言うと、適当かつ的外れなことしか書いてないものばかりだからなんですよ。
本を開けば、いまだに「男性とはこう」「女性とはこう」って書いてあるし、その根拠は、なんの信ぴょう性もないことが証明された、「男女脳に違いがある」という40年近く前のデータに基づいたものです。
このデータって、男性9人と女性5人からしか取ってなくて、その後にいろんな研究者が男女脳の違いを証明しようとしたけれど、大差がないことしか発見できなかったそうです。
なので、今では男女脳に違いがあることを信じている脳科学者はほとんどいないそうな。
【男女脳に違いはない!間違いだらけの恋愛指南!】
この仕事をする前に、いろんな恋愛指南書を読み漁ってリサーチしていたのですが、中には参考になるものもあったけど、ほどんどの本を読んだ感想は、
「男性はこう」
「男とはこういう生き物」
って言うけど、人によるやん。
当てはまらん人もいるし、
女の人でも当てはまる人いるやん。
でした。
たとえば、「男は大きな悩みに直面すると自分の殻に閉じこもる」という情報。
クラブのママや懇意にしているホステスに悩み相談をする男性がいるのはなんで?という話になってきますし、誰にも相談せずに1人で抱え込んで解決しようとする女性もいます。
ほかにも、「男は用のない連絡を嫌う」という情報がありますが、僕は付き合ったら用事がなくても彼女に連絡してたし、好きでそうしていたので、嫌いじゃありませんでした。
というか周りの男性を見ていると、毎日彼女と連絡を取る人の方が多かったなと思います。
カウンセリングをしていると、
私、用がないのに
連絡するのが苦手なんです。
私、LINEするの嫌いだから、
普段は連絡しない人の方が
ありがたいんです。
という女性が結構いらっしゃいますから、完全に人によるんですよね。
そして、ヤバい婚活本や恋愛指南書に必ずといっていいほど書いてある情報というのがあって、それが次のようになります。
-
- 相手に好意をバレてはいけない
-
- 男の言うことを否定してはいけない
-
- 連絡が少なくても待てる女になりましょう
-
- 男性の不安を煽って貴女の価値を高めましょう
-
- 自分から追うと価値を感じてもらえません
-
- ミステリアスさを演出するために、あまり自分の話をしてはいけない
-
- 女性から結婚の話をしてはいけない etc…
僕のブログやYou Tubeをいつもご覧いただいてる方なら、
めちゃめちゃ
ヤベえこと書いてあるんだな。
と分かっていただけると思います。
それはもう見事に、ヤバめの婚活本や恋愛指南書には上記のような項目が必ず書いてあります。
的外れすぎる情報なのに、なぜ沢山の本に書かれているのか?
でも、疑問に思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。
なんで、こんなに的外れで
信じたらダメな情報が
堂々と書かれてあるの?
というように。
その疑問を解消する前に、まず「前述した項目を信じてしまう女性がいるのはなぜなのか?」という点にお答えさせていただきますと、簡単な話です。
これは、ただの「ハロー効果」の影響です。
つまり、「この人が言うんだから間違いないだろう・信頼できるだろう」という思い込みのことなのですが、「本を出せるぐらい有名な人の言うことなんだから、その通りなんだろうな」と思ってしまうんですよね。
恋愛本に書かれていることを鵜呑みにしてしまう女性って、著者さんが好きというよりも、ハロー効果の影響が強いことの方が多いです。
では、次が本題。
なぜ的外れすぎる情報なのに、沢山の婚活本や恋愛指南書には、「男性に追わせる恋愛」を推奨したものが多く書かれているのか?
それは、次の理由になります。
1・みんな言ってることで幅広く信じられているから
2・著者さんが美人で小悪魔系
3・受け身の女性をターゲットにしたら商売になるから
大体この3つのどれかに該当します。
基本的に、男性に追ってもらう恋愛指南って、受け身で奥手の女性のニーズとめちゃめちゃマッチするんですよ。
なぜなら、受け身で奥手の女性は次の項目に該当することがほとんどだからです。
1・自分から好意を伝えてどう思われるかが怖い
2・思っていることが言えない
3・聞きたいことが聞けない
4・自分語りになるのが嫌で、自分のことを話すのが苦手
5・自己主張が苦手で我慢することが多い
こういった女性をターゲットにしたら商売になりやすいのはある意味当然で、完全に相手の男性に拒絶されるまで、恋愛指南することができますからね。
しかも、相手の男性と深い話もしないから、最初から脈なしだったとしてもそれに気づくこともないし、少なくとも意中の男性と関わりがある間、クライアントである女性は夢を見ていられるわけです。
とはいえ、ここまでお金儲けに徹した悪どい業者だけではなく、中には著者さん自身が、男性は追わせた方がいいと本気で信じているケースもよくあります。
なぜ本気で信じているのかと言うと、その著者さんが過去に、男性から追われたことが何度もあるからなんですよ。
だから、堂々と男性に追ってもらう恋愛指南を情報発信するんですね。
だったら、
やっぱり追わせる恋愛って
的外れなんじゃなくて
正しい情報なんじゃないの?
と思った方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、追わせる恋愛が成立するのって、身も蓋もない大前提があるんですよ。
男性が追ってくるのはどういうとき?
なぜ男性が女性を追うことがあるのかと言うと、その男性にとって、女性のルックスがドンピシャで突き刺さったからです。
もうタイプでタイプでしょうがないから、追ってくるんですよね。
性格がいいとか、優しい子だとか、気が利くとか、コミュ力が高いとか、そういうのじゃなくて顔です。
追わせる恋愛が成立するのは、その男性にとって女性の見た目が突き刺さったという、身も蓋もない大前提があるからなんですよ。
なのでこの大前提がないと、どんなことをしても追いかけてくることはありません。
前述したように、追わせる恋愛を本気で信じている著者さんが少なからず存在するのは、その人自身が美人だからというケースって別に珍しくないんですよね。
しかし、ルックスがタイプだからという理由で男性が追いかけてくることがあったのは、すでにもう昔の話です。
男性の草食系化が止まらない今、どんなにタイプでもいいなと思っていても、追ってくる男性の方が少なくなってしまいました。
【現代の男性の草食系化が著しい4つの背景】
なので、男性に追いかけてもらう恋愛指南を信じている女性は、恋愛における機会損失が大変なことになっている場合が、あまりにもよくあります。
【受け身の女性がメチャメチャしている恋愛での機会損失】
だからこそ、恋愛を上手くいかせたいなら、女性がもっと積極的になる必要があるんですね。
モテる女性はとにかく自分からアプローチする。
これは今も昔も変わらないことなんですが、モテる女性や恋愛関係に進展するのが早い女性って、例外なく肉食系で自分からガンガンにアプローチしています。
彼女たちがやっていることって、次のようになるんですよ。
-
- 好きバレしてナンボだと思っている
-
- 自分の意見はちゃんと言う
-
- 連絡が少なかったら、さみしいとちゃんと言う
-
- 信用される女性を目指す
-
- 自分自身に価値があると思っている
-
- 自分のことを分かってもらうために自己開示をしっかりする
-
- 結婚したくなったら自分から切り出す
これらの項目、気づきましたか?
前述したヤバい婚活本や恋愛指南書に必ずといっていいほど書いてある情報と、真逆のことを彼女たちは実践してるんですよ。
中には、
この機会を逃したら
二度と会えないかもしれない。
という意識を強く持って、意中の男性と接している女性もいるぐらいで、彼女たちは相手を追わせるとか考えてないし、欲しいものは自力でなんとかするというスタイルです。
ちなみに、男性を追わせる恋愛指南を本気で信じている著者さんは、なぜ自分からアプローチしなかったのかと言うと、真相は本人のみぞ知るところですが、おそらく蝶よ花よとあがめられて、自分から動く必要がなかったのかもしれませんね。
あと、著者さん自身が関わった男性に対して、本気じゃなかったことも考えられます。
だって、本気で誰かのことを好きになったら、追わせるだとか駆け引きだとか、そんなことを考える余裕なんてなくなるからです。
とはいえ、過去に大恋愛をして、それでものすごく傷ついた経験がある人は、誰かを好きになるのが怖くていいなと思う異性がいても一線を引こうとする場合もありますから、一概には言えないですよね。
追うことに価値を感じている男性なんてほぼいない。
そもそもなんですが、女性を追うことに価値を感じている男性なんて、昔からほとんどいないです。
というか、そんな難しいことを考えて女性を追っていません。
その女性のことを素敵だなと思って価値を感じたから、追ってきたというただの結果論です。
追わせる理論を推奨している人が絶対といっていいほど言うことがあって、それが次の2つになります。
1・男は闘争心がある生き物
2・人は苦労して手に入れたものを大切にする
つまり、男性は簡単に手に入るものには闘争心がわかないし、追わせた方が相手は苦労するので、女性を大切にするという理屈です。
はあ??
と思うわけですが、これらの情報ってすでに破綻しているんですよ。
厳密に言うと、そういう人もいるけど万人に当てはまらないというわけです。
だって、「男は狩猟民族だから闘争心がある」という前提って、信ぴょう性はありそうだけどまったくピンと来ないし、誰かと競争するのが嫌な男性もいるわけじゃないですか。
現代で、闘争心にあふれたそんな自信満々な男性は少ないですし、むしろいいなと思った女性に競争相手がいると分かった時点で
俺なんかどうせ
相手にされない…。
と意気消沈する人の方が多いです。
だから、「他の男の影をちらつかせて不安を煽る」という恋愛テクニックとか、これをされた時点で離れていく男性の方が現代では多いんですよね。
あと、人は苦労して手に入れたものを大切にするという心理学に基づいた情報ですが、世の中には、どれだけ苦労して手に入れたものでも、手に入った瞬間に興味をなくす人間がいるわけじゃないですか。
それにほとんどの場合、苦労して手に入れたから価値を感じるんじゃなくて、価値があると思ったから苦労して手に入れたんですよ。
だから、順序が逆なんですよね。
というか、僕はゴリゴリの肉食系だった側の人間ですが、今の奥さんも前の奥さんも、付き合ったのは彼女たちからのアプローチがきっかけです。
彼女たちは臆することなく僕に好意を伝えてきたし、変な小細工も一切しませんでした。
「男性は追われるとその女性に価値を感じず大切にしない」なんて誰が言い出したんやと思いますし、好きになったから付き合ったし、一緒にいたいしいれると思ったから結婚したんですよね。
これは僕に限った話ではありませんし、周りにいる男性や女友達にもそういう人はいます。
クライアントさんの中でも、自分から積極的にアプローチをして付き合った、結婚したという女性が沢山いますから、とくに現代の恋愛では、つくづく積極的に動ける女性の方が強いなと感じました。
以上になりますが、たとえ幅広く知られている信ぴょう性がありそうな情報であっても、真実と現実は違うなんてことは沢山あるんですよね。
恋愛系の情報以外だったら、たとえば昔は平然と次のような情報が当たり前にまかり通っていて、信じられていたじゃないですか。
-
- 運動中は水を飲んではいけない
-
- うさぎ跳びで足腰を鍛える
でも、今はこれと真逆のことが推奨されていますよね。
それと同じことなんですよ。
受け身でいるとダメなのは、仕事だけじゃありません。
恋愛もなんです。
受け身の恋愛ばかりしてきた女性は、どうかそのことを忘れずに、積極性がある女性にシフトチェンジすることを強くおすすめいたします。
【動画版はこちら・男に追わせる恋愛が上手くいかない理由】
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