パートナーをいい男に育てる女性が必ずやっている!「うながしテクニック」を伝授!
with onlineで142回目のコラムがアップされました。
今回は、「夫婦間で『ありがとう』と『ごめん』が言えなくなる3つの理由」をテーマに執筆いたしました。
詳しくはコラムをご覧いただけると幸いですが、夫婦間でありがとうとごめんが言えなくなるのは、次の3つのどれかに該当することが多いです。
1・照れくさいから
2・言いたくないから
3・反動が来ているから
2の「言いたくない」というケースは、奥さんである女性が事あるごとに口うるさく注意してきたり、言い方がキツすぎたりすることで、言われた側の旦那さんが意地になってしまい、お礼と謝罪を口に出したくないんですね。
なのでこの場合は、奥さん側が言い方を改める必要があるのですが、1と3に該当するケースなら改善の余地があります。
どうやって改善するのかと言うと、ありがとうとごめんを言ってもらうように「うながす」んですよ。
その方法は詳しく後述いたしますが、お礼や謝罪以外の場面でも、彼氏や旦那さんをいい男に育てられる女性って、そうしてもらうようにうながすのがめちゃめちゃ上手いんですよね。
今回は、「パートナーをいい男に育て上げる女性が必ずやっている!うながしテクニック」について、徹底解説いたします。
目次
いい男とは、色んな女性の手が加わった作品なのである。
まず本当のいい男とは、例外なくと言っていいほど、色んな女性の手が加わりまくっています。
母親、元カノ、今の彼女、奥さんなど、色んな女性たちがその男性に注意や指摘を繰り返してきたからこそ、いい男に変貌したんですね。
その実態は、以前動画でも解説いたしました。
【本当のいい男のつくられ方 】
出会った頃はすごく優しくていい人に見えたのに、いざ付き合ってみたら
思ってた人と
全然ちゃうかった!
みたいな男性っているじゃないですか。
こういう男性って、自分がどう振る舞えば相手に好印象を抱いてもらえるか分かっているので、自分を良く見せるための擬態能力が高いんですよ。
ほかにも、職場では仕事もできるし、ものすごく誠実でまともそうに見えたのに、蓋を開けてみたら結構なクズという男性もいますから、深い関わりをしなければコミュニケーション能力と対人スキルである程度乗り切れちゃうんですよね。
僕が、「仕事ができるのと人間性は比例しない」といつも言っているのはそのためなんです。
だから、第一印象や職場内で「いい人に見せかける」のって、テクニックでどうにでもなるんです。
でも本当のいい男って、付き合ってからも結婚してからも、態度や言動がほとんど変わらないんですよ。
「私の前でだけ見せる可愛い一面」など、良い意味でのギャップがあるぐらいです。
なぜ彼らがこのような素敵な男性になったのかと言うと、色んな女性たちが過去に次のような注意や指摘を繰り返してきたからです。
-
- 「そんなことしてたら女の子は引くよ?」
-
- 「こういうとき、女は○○って言ってほしいんだよ」
-
- 「ほんっと、女心分かってないよね」
-
- 「私的にはさ、ここで○○してほしいのよ」
-
- 「そういうのを自己中って言うんだよ」
-
- 「今のはデリカシーがないから止めて?」
-
- 「そういうこと言うと女の子は嫌がるから止めた方がいいよ」
-
- 「なんでそこでそんなこと言っちゃうかなあ」
などなど。
本当のいい男は、色んな女性たちのこういった注意や指摘を素直に受け止めてきたからこそ、どんどん良い方向に変わっていったんですよね。
もちろん、
なんでそんなこと
言われないといけないんだよ!
と注意されたときに怒る場合もありますが、根が素直な人だったら、
まあたしかに
アイツの言ってることは
正しいし一理あるよなあ。
と言われた言葉の意味をあとになってからちゃんと考えます。
そう考えると、良い人に見せかけることができる擬態能力が高いだけの男性は、母親も歴代の元カノも、なんの注意も指摘もしてこなかったというケースが多いです。
もしくは、注意や指摘をされてはいたけど、女性が回りくどい言い方をしすぎていたか、男性が聞く耳持たなかったかのどちらかですね。
うながしは、相手を変えるために行うものではない。
余談ですが、ろくでもない男性に対して
私が側にいれば、
いつか彼も変わって
れるかもしれない…!
という期待が止まらない女性はいつの時代にも存在しますが、相手の自主性に任せていたら、今後変わることは100%ないと思っておいた方がいいです。
なぜならその相手にとっては、今の状態のままこれまで生きてこれたから、変える必要性をとくに感じてないし、変わった先のメリットにも魅力を感じないんですよね。
もし、その相手が「変わりたい」と言っていたとしても、結局何も変わってないのはそういうことです。
本当に相手に変わってほしいと望むなら、ガンガンに口出していかないとダメなんですよ。
たとえどんなに疎ましがられても、です。
その結果、拒絶されて別れることになるかもしれませんが、本当に相手を変えたいのなら、真正面からぶつかっていかないと無理です。
というか、相手を変えたい、変わってほしいと思うのって、ある意味自分にとって都合よく変化してほしいというエゴでしかありませんし、そもそも相手に変わる意思や覚悟がなければ成立しませんから、その点はよく考えた方がいいでしょう。
それに、いい男になるようにうながした女性たちは、相手を変えようとしてうながしてないんですよ。
その男性に、何か傷つくことを言われたり、デリカシーがないことをされたり、配慮してもらなかったりしたときに、注意や指摘をしたのです。
つまり、男性の態度や言動が目に余るときに、彼女たちはうながすというわけです。
いい男に育てあげるための具体的なうながし方。
それではここからが本題です。
前述した、「ありがとう」や「ごめん」が言えない旦那さんに対して、うながしのお手本のような声がけを実践している女性がいたので、URLを下記に記載いたします。
【旦那が謝らない】「ありがとう」や「ごめんなさい」が全然言えない夫婦が読むべき話
このお話は旦那さんである男性が、数年前に2ちゃんねるに書き込んだものがまとめられています。
彼の奥さんの言い方やうながし方が秀逸なので、その手腕を記事から抜粋いたします。
結婚2年目の嫁が思いつめた顔で、
「あのね、話があるの。喧嘩したいわけじゃないから冷静に聞いて欲しい」
と言う。聞けば、
「あなたは、日常の中での『ありがとう』や『ごめんなさい』が全然足りない。
小さなことでも絶対に必要なことだよ。
例えば、あなたに頼まれて私が冷蔵庫からビールを取ってきたら、本来あなたは『ありがとう』って言うの。
私は『どういたしまして』って言うの。
あなたが私にぶつかっちゃったりしたら、あなたは『ごめん』って言って、私は『大丈夫だよ』って言うの。
私たちにはそのやり取りが無いんだよ…」
そう言われた。
うながすと言っても、ただ「ありがとうって言って」「ごめんって言って」と言うだけでは、いきなり過ぎるんです。
まず、改善してほしいことを伝える前に「前置き」をする。
そして、問題になっていることを具体的かつ冷静に話すことです。
その時は全然そんなふうには思ってなかったから、
「いや、言ってるだろ!」と言ったら、
「喧嘩したいわけじゃないんだってば」と困ったように言われた。
この返しも秀逸です。
恋人同士や夫婦だと、関係性が近いからどうしても相手に対して甘えが出てしまうんですよ。
その甘えの中には、「怒りをぶつけても許してくれるだろう」というものも含まれています。
だから、改善してほしいことを相手に伝えた際、キレられることは結構あるんですよ。
なので、
キレられたら
嫌だな…。
じゃなくて、
ぐらいに思っておいた方がいいです。
ここで萎縮したりカッとなってブチ切れたりしたら本末転倒なので、あくまでも「喧嘩したいわけじゃない」と意思表示をしましょう。
そのときに、「大きな声を出さないでほしい」と付け加えてもいいですね。
相手の態度が高圧的な場合、相手が今どんな状態なのかをこちらが伝えることによって、自覚せざるを得なくなるんですよ。
あ、今俺は大きな声を
出してたのか。
というように。
すると、自分のしていることが恥ずかしくなるので、態度が変わることが多いです。
嫁が言うには、俺はありがとう・ごめんなさいの他にも、嫁のありがとうやごめんなさいに対する返答も疎かすぎるらしい。
「私があなたのしてくれた事にありがとうって言ったら、せめて『うん』ぐらい返して欲しいよ。
私がありがとうって言ってもあなたは無言だから、いつも少しだけ悲しいんだよ。
毎回少し悲しい」
と言われた。
ここでこの奥さんが、「腹が立つんだよ」と言ってたら、おそらく旦那さんの受け取り方は変わっていたかもしれません。
相手に改善してほしいことがあるときは、怒りより悲しさを伝えた方が響くんですよね。
次の日から、本来「ありがとう」「ごめんなさい」を言うタイミングで、嫁が「今だよー!ありがとうのタイミング!ほらっ」と笑顔で突っ込んでくるようになった。
嫁が「あ、ごめん」と言った時につい無言でいると、覗き込んで「ねえってば、ごめんね?」と改めて言ってくるので、
「おっ、おお、大丈夫だよ」みたいな感じで返すようになった。
これが、「うながし」です。
この奥さんは、うながしだけじゃなくほかの言い方も素晴らしすぎるのですが、男性を本当のいい男に育て上げられる女性は、例外なく同じことをやっています。
うながすときは、笑顔でサラッと言うのがポイントです。
うながした後は、ほめることも忘れずに。
うながすのが上手い女性が必ずセットでやっていることがあるのですが、それが何かと言うと、うながし後に相手を「ほめる」んですよ。
そのほめ方は、
とか、
という簡単なものでかまいません。
大事なのは、こちらが言ったことを相手が改善してくれたときのほめ方なんです。
たとえば、前述したありがとうとごめんを言えなかった旦那さんに対してなら、こんな風に。
「最近あなたがちゃんとありがとうとごめんって言ってくれるようになって、すごく嬉しい!
今はあなたとのコミュニケーションで、悲しい気持ちになることが全然ないの。
きっと慣れないことだったと思うから、すごく頑張ってくれたんじゃないかなと思って。
だから、その気持ちも嬉しいんだよ。
本当にありがとうね。」
相手がしてくれたことだけじゃなく、頑張ってくれた経緯や気持ちに対してもほめるのがポイントです。
結果をほめれる人は多いんですけど、プロセスをほめられる人って少ないんですよ。
でもほとんどの人って、プロセスの方をほめられたいし認められたいんですよね。
それ以外の具体的なほめ方については、下記動画を参考にしていただけると幸いです。
【モテる女性はほめ上手!本命になる女性のほめ方テクニック】
【本命になる女性の高度なほめ技術5選+番外編】
プロセスに焦点を当てると、相手の気持ちを理解することができる。
プロセスに焦点を当てられる人って、相手にとって悪い結果だったとしても、言い方が違います。
たとえば、会社の昇格試験が不合格だった人に対してだと、
そっか…。それは残念だったね。
でもめちゃめちゃ頑張ってたの知ってるよ。
なんだか私、すごく悔しいし悲しい。
何か私にできることあるかな?
みたいな感じで、「次はきっと合格するよ!」とか「あなたなら大丈夫だよ!」といった無責任な励ましはしないんですよね。
このような励ましをされたほとんどの人が思うのは、
いや、なんでそんなこと
言い切れんの?
でも悪気があって
言ってるわけじゃないしなあ。
なんですよ。
落ち込みが真っ只中の人に必要なのって、プロセスや気持ちに対する理解であって、未来の希望じゃありません。
まだ、明るい未来になるように頑張ろうという意思が芽生えてないのに、「次は」とか「あなたなら」と言われても複雑なんですよね。
未来への希望を言うんだとしたら、一通り相手が気持ちを吐露して、
聞いてくれてありがとう。
ちょっとすっきりした。
となったときに、「無責任な発言と思わないでほしいんだけど」と前置きして、
あくまでも私の感覚だけど、
あなたはきっと大丈夫だと思う。
と言うのがいいのではないでしょうか。
以上になりますが、相手に改善してほしいことを伝えてうながすためには、言うまでもなく信頼関係が必要です。
つまり、
お前だってできてないくせに、
なんでそんなこと言われないと
いけないんだよ!
お前にだけは言われたくない!
というように思われてたら、相手は聞く耳を持ってくれないんですよね。
自分のことは棚に上げていつも口うるさいし、その上改善まで要求されたら、言うことを聞きたくないじゃないですか。
そういった理由から、普段から信頼関係を築く努力はしておきましょう。
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