脱・実家暮らし!自立した女性になるための一人暮らしのすすめ

with onlineで151回目のコラムがアップされました。

 

今回は、「今どきの男性はどんな女性と結婚したいのか?時代の変化で大きく変わった結婚相手選びの指標」をテーマにお話いたしました。

 

 

これからの時代は、確実に「稼ぐ力がある女性」が結婚相手として求められていくでしょう。

 

現代では、昭和時代のように「女が稼いだら男は調子に乗るからダメ」「女は家庭を守るもの」という先人の意見を真に受けて、嫁入り修行だけをしていても結婚はできません。

 

女性も稼げるようにならないと、結婚ができない時代になってきているのです。

 

そういった理由から、「結婚したら働きたくないから専業主婦がいい」と考えているような女性は、どんどん淘汰されていくと思った方がいいでしょう。

 

そういえば下記記事で登場した、会社員時代の同僚の女の子。

 

彼女は今、とある結婚相談所に勤務しているのですが、次のような会話をしていたんですよ。

 

今って、女の人が稼ぐ力がないと、

結婚相手に選ばれにくい時代になってるよなあ。

そやねん。

稼げんとあかんし、

うちに登録してはる男の人、

口揃えるように

自立した女性がいいって言うてるわ。

 

ちなみに「稼ぐ力」というのは、いざとなればお金を稼げる能力のことを指します。

 

つまり、誰にも頼らず自力でお金を稼げる手段を持っている人が、稼ぐ力がある人になります。

 

お金を稼ぐ力がある人はパートナーの収入に依存してないので、たとえ現在が専業主婦であったとしても、家計が大変になったときはいつでも自分が働く覚悟を持っているのも特徴的です。

 

なので、大金を稼ぐのだけが稼ぐ力ではないんですよね。

 

稼ぐ力がなく自立してない人は、とにかく誰かに依存しようとします。

 

自分ではそういうつもりがなくても、心のどこかで

 

誰かがなんとか

してくれるだろう。

 

という甘えがあるので、危機感を感じられないんですね。

 

もし、危機感があっても慌てふためくだけで、自力でどうしていいか分からない。

 

なぜ、稼ぐ力があって自立している女性が求めらているのかと言うと、安心して家庭を任せられるからなんですよ。

 

旦那さんにおんぶに抱っこ状態だと、守らないといけないものが多すぎて、常に重圧がかかった状態で過ごさねばなりません。

 

稼ぐ力をつけるためには、まず自立することが必要。

 

「自力でなんとかする」という概念を身につけないことには、稼ごうという気が起きないので、自立心を養うことが先なんですよね。

 

自立心を養うためには、一人暮らしをすることが必須。

 

なぜ一人暮らしをすることが自立する上で欠かせないのか?

 

今回は、「脱・実家暮らし!自立した女性になるための一人暮らしのすすめ」について、徹底解説いたします。

 



 

一人暮らしをしないと自立できない理由・親がなんでもやってくれるから

下記コラムでは、「40歳過ぎで実家暮らしの男性がヤバい理由」をテーマに執筆いたしました。

 

 

この記事は軽く炎上してしまったのですが、反省点はあるにしろ、今読み返しても書いてあることは別に間違ってないと思っています。

 

そしてこの記事に書いてある内容は、男性に限った話ではなく、女性にも通じて言えることです。

 

誤解を招かないために始めに断言しておきますが、親の介護や持病などのっぴきならない事情で、実家から離れられないのはしょうがないです。

 

今からお話することは、実家を離れられない事情はとくになく、一人暮らし未経験で実家暮らしに甘んじている女性に向けた内容になります。

 

それと、今現在実家暮らしだけど、一人暮らし経験がある状態と未経験な状態とでは雲泥の差なので、その点も踏まえて覚えておいてください。

 

まず、親との関係がそこそこ良好である場合。

 

上記コラムから一部抜粋してお話いたします。

 

のっぴきならない事情以外で、今まで一人暮らし経験がない40代の男性と、子ども部屋おじさんを一緒にするのはかわいそうだという声はあるかもしれませんが、自立心の欠落という観点だけを見ると、どっちもどっちな気がします。

なぜなら、40を過ぎて実家暮らしの男性も、子ども部屋おじさんも、ほとんどの場合次のような共通点があるからです。

・人間一人が一ヵ月生活できるだけの金額を知らない
・親がご飯を用意してくれる
・親が洗濯をしてくれる
・光熱費が勝手に支払われている
・生活品の補充も勝手に行われている
・体調を崩したら看病してもらえる
・放っておいてほしいときに放っておいてくれる
・話したいときに聞いてくれる相手がいる
・誰かが家にいるからなんだかんださみしくない

などなど。

このような共通点があるのですが、「俺はご飯作ってるよ!」「洗濯も自分でやってるよ!」というような男性も中にはいるかもしれません。

でもそれ以外のことを親がやっているのであれば、何の言い訳にもならないし、自立してないことに変わりはないんですよね。

たとえ親とまったく口を聞かない家庭内別居のような状態であったとしても、実家に住んでいて金銭的負担が一人暮らしをするときより少ないのであれば、それは親の庇護のもと生活しているのと同じです。

つまり、文句言いたいなら一人暮らしをしてから言えよってことなのですが、親元を離れて自分で生活するということは、身の回りの世話を全部自分一人でやることです。

 

親が身の回りのことを何かしらやってくれていると、「自分でなんとかしないといけない」という概念が根付かないんですよ。

 

大きな壁にぶつかったときに自力でなんとかできる人って、身の回りのことも自力でなんとかできる人なんです。

 

「自力力」とでも言いましょうか。

 

要するに、身の回りのことを自分でなんとかすることは、自力力を養う上での「基礎」になるんですよね。

 

「自分でなんとかしないとやってくれる人がいない」という環境に身を置かないと、自力力が培われないということです。

 

一人暮らしをしないと自立できない理由・年々やる気がなくなるから

上記コラムでは40歳を過ぎた実家暮らしの男性について言及していますが、本気で自立したいなら、できるだけ早く一人暮らしをした方がいいのは間違いありません。

 

なぜかと言うと、こんな話を聞いたことはありませんか?

 

それは、「人は35歳を過ぎるとやる気がなくなる」というもの。

 

「35歳 やる気」で検索をかけると沢山の情報が出てくるので、ご興味がおありの方は調べていただけると幸いですが、端的に言うと、「将来のことがなんとなく見えて、頑張る意味を見いだせなくなった」ということです。

 

10代20代の頃って、夢や希望があるわけじゃないですか。

 

でも、年齢を重ねるにつれて現実を目の当たりにし、頑張っても上手くいかない経験を積み重ねてしまうと、若い頃に持っていた夢や希望がなくなるんですよね。

 

頑張っても無駄だと悟ったら、途端に人はやる気をなくします。

 

実際、このブログを読んでいる一人暮らし未経験の35歳以上の女性の中には、

 

実家を離れた方がいいんだろうけど、

そんなことして本当に意味があるのか

ちょっと疑問…。

 

という方もいらっしゃるかと思います。

 

でもこれはある意味正常な反応で、人はやる気をなくしたら「やらなくていい理由」をなんとかして見つけようとするんですよ。

 

「35歳過ぎたらやる気なくなる論」を差し引いて考えても、一般的に考えたら歳を重ねるごとに気力や体力は衰えていくので、年々頑張ることの意味を見いだせなくなる人が多くなるのは、当たり前だと言えるでしょう。

 

そういった理由から、現在35歳未満の女性は、できるだけ早い段階で一人暮らしをした方がいいのは間違いありません。

 

え?35歳以上の女は、

結婚も人生ももう諦めろってこと?

そんなの酷い!

 

と思った方もいらっしゃるかもしれませんが、やる気が出ないなら、せめて今の自分に危機感を持ってください。

 

ほとんどの場合、親は自分よりも早く死にます。

 

そのとき、自分は結婚していなかったら?

 

何が言いたいかと言うと、「一人で生きていかないといけない可能性がある」ということを言いたいのです。

 

そのとき、自立してなかったらあなたどうするんですか?という話なんですよ。

 

ここで、自立することを考えず、

 

そうならないように

絶対に結婚相手見つける!

 

と思った女性は、親だけじゃなく男性にも寄生する気満々なので、この考え方でいるうちは結婚なんてできないだろうし、できたとしても、誰にも大切にしてもらえないと思います。

 

なんで自立しないといけないのかと言うと、むしろ結婚できるできないとかどうでもよくて、もし一人で生きていかないといけなくなったときに、どうにもできないからなんですよ。

 

生きてたら何が起こるか分からないじゃないですか。

 

自力力がなく依存心が強い人が、いざ孤独な環境に投げ出されたとき、本当に何もできないんです。

 

一人暮らしって、いざ一人で生きないといけなくなったときの予行演習でもあるんですよ。

 

その予行演習を通じて、次にお話する耐性を身につけるというわけです。

 

一人暮らしをしないと自立できない理由・孤独耐性が身につかないから

初めて一人暮らしを経験した人のほとんどは、一時の開放感を経験したあと、孤独感に襲われます。

 

中には孤独感を一切感じず、

 

うお~~!

一人暮らしが快適すぎる~!

もう実家には戻りたくねえ~!

 

という方もいらっしゃるかもしれませんが、そういう人は実家から出たくてしょうがなかったはずなので、18歳になった途端に一人暮らしを始めていると思います。

 

しかし、一人暮らしで感じる孤独感で一番厄介なのが、体調を崩したときなんですよ。

 

看病してくれる人はいないし、ご飯も洗濯も買い出しも、全部自分でなんとかしないといけない。

 

風邪をひいたときでも大概なのに、インフルエンザにでもかかろうもんなら、それはもう地獄です。

 

めちゃめちゃしんどいのに全部自分でなんとかしないといけないから、頭が朦朧として

 

なんでこんなことを

一人でやってるんだろう?

このまま死ぬのかな?

 

なんてことまで考えるし、一人暮らしでのインフルエンザは初めて経験する孤独感の中では、かなり上位に入っていると思っています。

 

人は、一人暮らしを通じて孤独との向き合い方を学んでいきます。

 

自分の機嫌は自分で取らないといけないので、さみしさを自分で解消する術を身につけていきます。

 

いつも誰かが家にいる状態って、さみしくないんですよ。

 

もちろん、煩わしいときもあるだろうけれど、孤独感だけは一人暮らしをしないことには分かりません。

 

そして、一人を楽しめない人は人生を楽しむことはできません。

 

そういった理由から、孤独耐性を身につけるべく、一人暮らしが必要になるというわけです。

 

一人暮らしをしないと自立できない理由・サバイバル能力が身につかない

そこそこ自由な暮らしができるぐらいの収入がある状態での一人暮らしって快適ですが、そうじゃない場合もあるわけです。

 

たとえば、新卒で就職したばかりの会社で手取りがそれほどないとか、退職したてでまだ転職先が見つかってないとか、病気になってしまいしばらく働けなくなったとか。

 

つまり、お金を自由に使えない状態での一人暮らしです。

 

この状態を経験している人ってサバイバル能力に長けていることが多いのですが、カツカツであればあるほど、この能力値は高くなります。

 

まず、ご飯を作るのが面倒だからとか、料理ができないという理由で、コンビニ弁当や外食で済ませてばかりいると、お金がすぐなくなる。

 

欲しいものを買うために、何かを切り詰めてお金を捻出する。

 

月末付近になり、所持金がヤバいことになっても、それでも生きていかないといけない。

 

サバイバル能力に長けている人って、生きる上での知識と知恵を、なんとかして編み出していくんですよね。

 

現代ではネットがありますから、ちょっと調べたらお金がなくても生活が豊かになるライフハックが、いくらでもあります。

 

「貧乏生活を経験した人はたくましい」と言われていますが、日常を通じてサバイバルスキルが磨かれていくてので、たくましくなるのは当然なんですよね。

 

あまり自慢できたことではありませんが、僕は20代のときに、水道以外のライフラインを止められたことが何度もあります。

 

初めて電気を止められたときは、「うわあ…マジかあ…」としばらく呆然とするしかなかったのですが、面白いものでそういうことを何度か経験していると、そのときに応じた自分なりの対処法で乗り切ろうとします。

 

貧乏自慢選手権みたいなのがあるんだとしたら、僕の経験なんて入賞もできないと思いますが、貧しい一人暮らしを経験して乗り越えてる人って、例外なく強いです。

 

生命力って、サバイバル能力と連動してるんですよね。

 

一人暮らしをしないと自立できない理由・親の言動や態度に慣れるから

最後にお話するケースは、親との相性が悪かったり、険悪だったりする場合。

 

世の中には、のっぴきならない事情がなく、親の悪口や文句を言うくせに実家から出ない人が結構多いです。

 

どれだけ親のことが嫌いでも、親が用意した帰る家があるんだったら、その悪口や文句は自立してない人間の甘えでしかありません。

 

中には、親のことは大嫌いだけど、かと言って一人暮らしをするお金もないから、共存の道を選んでいる人もいるのですが、実はこの考え方って大変危険なんですよ。

 

親が大嫌いということは、親子関係に大きな問題やわだかまりがあって、それが何も解決してないわけじゃないですか。

 

そこまで嫌いじゃなかったとしても、親が鬱陶しいというケースもそれは同じなんです。

 

たとえば、顔を合わしたら親が嫌なことを言ってくるとか、口を開けばすぐ喧嘩になるとか、すぐヒステリーを起こす親だとか。

 

親に対して何かしら思うところはあるのに、それを我慢して共存することは、たとえるならこういうことなんです。

 

どれだけ実家の中を快適にしようとしても、悪霊がしょっちゅう家の中をうろついていて、事あるごとに嫌がらせしてくるのと同じなんですよ。

 

最初はその悪霊のことを嫌だなと思っていたけれど、日常で起こることだからそのうち慣れてきて、麻痺してしまうんです。

 

言わずもがなこの悪霊は親になるのですが、親の言動や態度に麻痺しているからと言って、受け入れてるわけではありません。

 

我慢に我慢を重ねたせいで、自分の気持ちや感情に無頓着になっているだけです。

 

それに、どれだけその相手のことが嫌いであっても、一緒にいたらその相手の考えや価値観にも、だんだん慣れてきてしまうんですよ。

 

たとえば、自分の母親がしょっちゅう嘘をつくから、そのせいでこちらに迷惑がかかっていたとします。

 

最初のうちは、

 

ねえ、なんでそんな嘘ついたの!?

お母さんのせいでこっちは

すごい迷惑してるんだけど!

 

と怒っていたのが、そのうち

 

またうちの親嘘ついてるわ。

迷惑してるけど、

いつものことだししょうがないか。

 

という風になるんですよ。

 

なんで最初のうちは怒っていたのかと言うと、お母さんの嘘で迷惑して「あり得ないから」怒っていたわけですよね。

 

でも、あり得ないと思っていることをされ続けて、それをなんだかんだ許してしまうと、相手のあり得なさに慣れてしまうんですよ。

 

場合によっては、下記記事でお話したような「無気力状態」に陥ります。

 

これは執着恋愛をしている女性に限った話ではなく、親の言動や態度に麻痺している女性は、すでに「第4段階」になってしまってるんですよね。

 

【不倫関係】苦しみから解き放たれるために!執着恋愛を手放す方法【セフレ関係】

 

自分の親が本当にあり得なかったんだと自覚できるのって、ほとんどの場合が親元を離れたときなんですよ。

 

一緒に住んでいるとどれだけ親に思うところがあっても麻痺してしまうので、一人になって冷静にならないと何があり得なかったのか見えてこないのです。

 

どれだけ親のことが嫌いでも、疎ましく感じていても、のっぴきならない事情がないのに一緒に住んでいるのは、親離れしてないのと同じなので、それが嫌ならできるだけ早く実家を出た方がいいでしょう。

 

自立とは、親の呪縛から開放されることも込みなのでお忘れなく。

 



 


以上になります。

 

一人暮らしをしないと自立できない理由

1・親がなんでもやってくれるから

2・年々やる気がなくなるから

3・サバイバル能力が身につかないから

4・孤独耐性が身につかないから

5・親の言動や態度に慣れるから

 

今回のブログは結婚云々を抜きにして、生きていくたくましさや強さを手に入れるためにも、一人暮らしはした方がいいという視点で執筆いたしました。

 

「実家を早く出たい意思はあるけど、まとまったお金がない」という方もいらっしゃると思いますが、この場合、中長期視点で考えることが大切です。

 

まず、一人暮らしをする上でどれぐらいの金額が必要になるかをシミュレーションし、その金額を貯めることを目指してみましょう。

 

あと、成人しているのに、

 

親が実家を出ることを

許してくれない!

 

という女性がいますが、親に逆らえない人って自立できないです。

 

説得して分かってもらえればそれに越したことはありませんが、中には何度話しても理解してくれない親もいるので、その場合は言うことを聞かず逆らうしか方法がありません。

 

本当の意味で自立することとは、親に自分の人生に口を挟ませないことでもあるので、その点も忘れないでください。

 

ほかにも、自立に関して違った角度でお話している動画があるので、ご興味がおありの方は下記動画をご覧ください。

 

精神的自立Part1「精神的自立ってなに?」

精神的自立Part2「精神的に自立する3つの方法」

 

【withonlineのコラムはこちらから】

 

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