【ジョンヒョク】愛の不時着に学ぶ、本当にいい男の7つの在り方を教えてやんよ。【すごいぜ!】
withonlineで83回目のコラムがアップされました。
今回のテーマは「誠実な男性がいいと言いながら、悪い男に惹かれる女性」についてお話させていただきました。
コラムの中で「愛の不時着」についてお話していますが、超絶的にこのドラマは面白いです。
あんまり自分の好きなものをゴリ押しするのは好きではありませんが、そんな僕があえて言おう。
絶対に見た方がいい。
と。
もちろん、100人見たら100人が面白いという作品なんてないので好みは当然ありますが、これほどまでに話題が沸騰するドラマは、それなりの理由がちゃんとあります。
その理由の一つに、1話の尺が長いのに中だるみがなく、最後まで飽きさせない展開作りになっていることが挙げられるでしょう。
このドラマを見終わった人のほとんどは、「愛の不時着ロス」に陥り、その余韻を上書きしたくないから、しばらくの間は他のドラマが見れなくなることもあるんだとか。
実際、僕自身もロスになりましたし、一緒に見ていたうちの奥さんもそれは同じでした。
そんな愛の不時着ですが、同じロスでもとくに女性の多くが陥るのは「ジョンヒョクさんロス」。
主人公は、ヒョンビン演じるリ・ジョンヒョクなのですが、男の僕でもこう言います。
と。
というか、こんな人が実在したらそれはただのチートです。
しかし、だからこそ孤高の存在として抗えないほどの魅力を感じるのだし、「こんな男の人が実在していればいいのに」とつい期待してしまうのだと思います。
今回の補足記事は、コラムの内容が「悪い男に惹かれる女性の理由」だったので、悪い男にちなんで「サイコパスの特徴」について書こうとしていたんですよ。
「でもこの間、ニコ生でサイコパスのこと話したところだしなあ」なんて思いながらどうしようか考えていたのですが、「そういえばイイ男のなんたるかってあんま書いたことねえな」と頭によぎったので、せっかくだし、ジョンヒョクさんのことを書こうと思った次第であります。
そんなわけで、今回のブログは「愛の不時着に学ぶ本当にいい男の在り方」をテーマにお話させていただきます。
今回はどちらかというと男性にご覧いただきたい記事かもしれません。
目次
ジョンヒョクすごいぜ!その1・謙虚。
最近、香川照之さんの「昆虫すごいぜ!」を見たばかりなので、見出しをパクリます。
ドラマの設定でのジョンヒョクさんは、北朝鮮の軍人さんで中隊長です。
朝鮮人民軍総政治局局長の息子という裕福な家庭に育ち、そのことを仲間に隠して任務に就いているのですが、物語が進むにつれ生まれや育ちの良さが周囲にも当然バレます。
というかバレないと話しが成立しないシーンが多い展開作りになっているのですが、バレてからもジョンヒョクさんは一貫して謙虚そのもの。
愛する人や仲間のために自分の立場を利用することはあっても、生まれや育ちの良さを鼻にかけることはないし、誰に対しても分け隔てなく接しています。
多くの人が、「謙虚でいる方が人に好かれる」ことを分かっているのに、謙虚でいることができないという背景があります。
謙虚じゃない人ほど、本当の自分を見透かされたくないから去勢を張ってしまうわけですが、これは自己評価が実際の自分よりも高いことで起こる現象ともいえるでしょう。
小さなコミュニティで権力を得た人が、その中で威張り散らすことがよくあります。
こういう人のほとんどは、その権力がコミュニティ外でも通用すると勘違いし、謙虚に振る舞うことができません。
とくに、そのコミュニティが小さければ小さいほど、傲慢に振る舞っている人間に対して、人はこう思うわけです。
お前誰やねん。
と。
どっかの会社の社長だとか、どっかの競技で優勝したとか、どっかのホストクラブでナンバーワンだとか、そのコミュニティの存在を知らない人からすると、「あんた偉そうにしてるけど誰なのよ?」となるわけです。
言うまでもなく、コミュニティの存在が名の通ったものであっても、傲慢に振る舞っていいわけはありません。
むしろ人に知られている分、さらに謙虚に振る舞わないといけないし、どれだけ有名人であったとしても知らない人は知らないし、コミュニティ外では僕たちと同じ「ただの人間」です。
なので、どんなコミュニティで権力があろうが、どこでもかしこでも傲慢に振る舞っている男たちに僕はこう言おう。
自分ら、めっちゃダサいで?
と。
ちょっとはジョンヒョクさんを見習え。
ジョンヒョクすごいぜ!その2・優しい。
ジョンヒョクさんは、自分や守りたい人たちに危害を加える者以外には、誰にでも優しいです。
見ず知らずの人でも困ってそうだなと思ったら、すぐに手を差し伸べるし、その優しさを分け与える対象は老若男女の垣根を超えています。
しかし、多くの女性がよく言う言葉の一つに、こういったものがあります。
かと言って、「じゃあ自分だけに優しくしてくれる人がいいの?」と聞くと、「それはちょっと違う」という答えが返ってくる。
と思った男性の方が多いかもしれませんが、そもそも論で言うと、多くの人が「優しさの定義」を勘違いしています。
まず、下記のような前提に基づいた行動は、本当の優しさではありません。
-
- 自分の立場を良くするために優しくする
-
- 「好かれたい・嫌われたくない」から優しくする
-
- 波風立てたくないから我慢して優しくする
-
- 見返りを求めて優しくする
-
- 気遣ってるふりして構ってほしいから、優しくする
これらの前提は優しさじゃなくて、自分の立ち位置を良くしたかったり、脅かされないための「ただの媚び」です。
こういった前提の行動を優しさであると勘違いしている人があまりにも多いんですよね。
「女性に優しくしてるのに一向に好かれない」という男性は、その媚びてる感じが透けて見えるから好かれないんです。
むしろ、媚びれば媚びるほど嫌われることを、偽りの優しさを演じている人の多くが知りません。
たとえば、娘にめちゃめちゃ嫌われているお父さん。
でも、このお父さんは娘に好かれようと一生懸命に優しくしているんです。
そんな父親の様子を見て、娘は「大嫌い」と頑なに態度を変えません。
なぜこういった現象が起きるのかというと、「媚びられてるのが分かるから気持ち悪い」んですよ。
そうすると、「この人はどうやったら怒るんだろう?」といった疑問が浮かんできて、さらに悪態をつくようになるんですね。
しかし、このお父さんはそれでも媚びるから、娘の嫌悪感はさらに拍車がかかるわけです。
本当の優しさとはあくまでも、「相手目線」です。
「困ってるんだろうな」「大変そうだな」「力になってあげたいな」という前提で、自分の保身や立ち位置向上はそこに挟んでいないので、純粋な善意になるんですよね。
そして、本当の優しさとは、ときとして厳しくもあります。
本気で相手のことを思っているからこそ、言い方が厳しくなることもあるというわけです。
「お前のためを思って言ってるんだ」と言う人がいますが、これは相手のためじゃなくて「自分のため」です。
めちゃめちゃ厳しい人たちがふいに見せた優しさのせいだったりするのではありません。
そう言って相手がそのとおりにしてくれれば、自分にとって都合がよくなるから、この台詞が出てくるんですよね。
しかし、本当の優しさから生まれる厳しさは、相手の心や身体のことを考え、後々つらい思いをするのはかわいそうだからという前提なので、どこまでいっても「相手のため」なんです。
もう二度と会えないかもしれないヒロインのセリに対し、何度か厳しい言葉をかけたジョンヒョクさんですが、そのすべては彼女のことを心から心配しての発言でした。
それをセリはちゃんと分かっていたからこそ、「本気で私のことを心配してくれる人」と彼のことを認識していたはずです。
なので、「本当の優しさを兼ね備えている男性で、私にはさらに優しくしてほしい」というのが、多くの女性の本音なのではないでしょうか。
そう考えると、「誰にでも優しい男はイヤ」という言葉は「差別化がないのは嫌」という解釈にもなりますよね。
ジョンヒョクすごいぜ!その3・共感能力が高い。
ここでいう共感能力とは、「人の気持ちや痛みを考える力」のことを指します。
つまり、「分かるー」「すごーい」だけが共感じゃないんですよね。
ジョンヒョクさんの共感能力は非常に高いです。
人の気持ちや痛みにしっかりと寄り添うことができるし、自分のことに置き換えて、相手のことを考えることができる。
この土台がしっかりとできているから、ジョンヒョクさんは優しいわけです。
しかし残念なことに、日本人男性の多くは共感能力が非常に低いです。
日本人男性が外国人の女性のモテないといわれる理由の一つに、間違いなく共感能力の欠如があるといえるでしょう。
下記記事の中で、「気持ちを分かってもらえない理由」についてお話しましたが、日本人の背景として「人の気持ちを理解する」という習慣が根付いていないことが、一つの原因として考えられます。
【気持ちを分かってほしいだけなのに、分かってもらえない理由】
海外ドラマをよく見られる方なら分かっていただけると思うのですが、次のようなシーンってよくあるじゃないですか。
女性
「私はただ悲しいって気持ちを分かってほしいだけなの!なんで分かってくれないの?」
男性
「(はっとした表情で)ごめん、そんなことをキミが思っていたなんて気づかなかったよ。悲しい思いをさせて悪かった」
しかし多くの場合、日本だとこうはいかないわけですよ。
「俺にそんなこと言われてもなあ」となかったことにしようとされたり、「そんなこと言ったって俺も大変なんだよ!」と逆ギレされたり、だんまりを決められて無視されたり。
たとえば目の前に泣いている女性がいたとします。
ほとんどの人は「なんで泣いてるんだろう?」と思いますよね。
ここで、「どうした?何かあったの?」と声をかける男性も多いことでしょう。
泣いている理由は、なんだっていいんです。
彼氏に振られたとか、上司に怒られたとか。
その女性が泣いている理由を聞いて、ほとんどの日本人男性は、相手の感情に目を向けることができないんですね。
感情に目を向けるとは、「傷ついているんだな」「悲しいんだな」という部分に目を向けること。
つまり、これが共感能力になるんですよ。
しかし、共感能力が欠如している男性は相手の感情に目を向ける習慣がないので、「主観」で発言してしまうのです。
「またすぐにいい男が見つかるよ」だとか「どの職場でもそんなもんだよ」というように。
そうじゃなくて、「それは悲しいね」「それはつらかったね」といった感じで、まず感情に寄り添うことができないと、本当の意味で共感していることにはならないんですよね。
「なるほど!そういう風に言えばいいのか!」と思った方もいらっしゃるかもしれませんが、付け焼き刃で共感能力は高くなりません。
下記記事でもお話しましたが、本当の理解と共感とは日々の積み重ねであり、死ぬまで続く鍛錬なんですよ。
【本当に難しい理解と共感】
厄介なのが、ちょっと気を抜くとすぐに主観が入ってしまうこと。
これは男女限らず、個性が尊重されづらい日本というお国柄のせいでもありますが、日本人の多くはとくに「自分はそうじゃない」「自分と同じじゃない」と思ったら、主観が入りやすくなるんです。
この習慣をいかに外して相手のことを見るかが難しいので、だから共感能力は付け焼き刃で習得できる代物じゃないというわけです。
ジョンヒョクすごいぜ!その4・嘘つかない
ジョンヒョクさんは誠実さの塊のような男性なのですが、中でも突出しているのは「嘘をつかない」ということ。
劇中では、大切な人を守るためだったり、敵を欺いたりするために彼が嘘をつくシーンもありますが、ジョンヒョクさんは、保身や虚栄心のための嘘は言わないです。
実際、セリにも次のように言い切っていますし、彼女もその言葉を信じています。
と。
嘘をつくって、虚偽の報告だけじゃないんです。
「思っていないことを言う」も、嘘になるんですよ。
分かりやすいのが、嫌われ者の上司に取り入り太鼓持ちをしまくる人。
こういう人は、上司には気に入られやすいですが、周りからは「思ってもいないのにお世辞が言える人」と見られていることが多いです。
もちろん、社内政治などありますから、綺麗事で生きていけないような組織はあります。
しかし、嘘をつかない生き方を心がけていると、信用に足る人物として周囲に映り、非常に優遇されることがよくあるんです。
ようは、「見てる人はちゃんと見てる」ということなのですが、嘘をついてその場をしのぐのって、正直楽なんですよ。
ただし、その場を上手くやり過ごすことはできても、ついた嘘の大きさに応じて、後々隠しきれなくなってくることがあまりにも多いんですよね。
さらに、自分でついた嘘ってすぐ忘れるし、嘘をつくことに慣れてきたら、今度は本音が言えなくなってしまいます。
嘘をつかない生き方って損することはよくあるし、この信念を貫き通すのはしんどいし難しいです。
ですが、その生き方を貫いた先には、嘘をついて生きてきたときに見えなかったものや光景を目にすることがちゃんとできるんです。
そう、ジョンヒョクさんのように。
ジョンヒョクすごいぜ!その5・どこかしら影がある
ジョンヒョクさんは、大切な存在であったお兄さんを過去に亡くしています。
その過去は彼にとってはあまりにも辛いもので、深い悲しみと傷を背負いながら、彼は生きようとします。
あまり言うとネタバレに拍車がかかるので、彼の過去に何があったかは割愛させていただきますが、つらい経験や悲しい経験って実は必要なんですよ。
男女問わず、「影がある人はモテる」なんて言いますが、これは先天的な雰囲気だけじゃなく、過去の経験によって形成された部分の方が大きいです。
言うまでもありませんが、ただ過去のつらく悲しい出来事にとらわれすぎて立ち直れないままでいると、負のオーラが漂うだけの人間になってしまいます。
ジョンヒョクさんの場合はちょっと違うくて、立ち直れてはいないけれど、過去を受け入れて背負うことを決意したという点ではないでしょうか。
それが、セリの存在を通じて乗り越えられるようになっていくのですが、ドラマが進むにつれて、ジョンヒョクさんはどんどん魅力的な人間に映っていきます。
ブログや動画でも何度かお話したことではありますが、深い悲しみを乗り越えて生きている人は、傷ついた分だけ強くなっているんです。
その強さが雰囲気として交わり、人としての魅力や器の大きさに輪をかけるようになるんですね。
男性も女性も「傷つくことを恐れて行動しない人」ほど、人としての深みが足りません。
こういう人たちが異性にモテないのって、ルックスとかコミュニケーション能力以前に、「圧倒的な人生経験値が足りない」ことが、根本的な原因になっていることが非常に多いです。
だから、いくらルックスだけ磨いても、コミュ力をアップさせても、話したら「中身がない」ことが分かってしまうんですね。
昔の人は、「苦労は買ってでもしろ」なんて言いますが、しなくていい苦労はする必要はありません。
しかし、自分の人生を歩く上で降り掛かった苦労から逃げる人は、逃げれば逃げるほど後々の人生でしわ寄せがやってきます。
もちろんそれは、つらく悲しい出来事も同じ。
「こんなこと起こらなければよかったのに」「なんでこんなことが起こったんだろう」と思うような、たとえ意味が分からない出来事であったとしても、降り掛かっている以上は、それは乗り越えるための試練であり、乗り越えない限り人は強くならないのです。
ちなみに色気がある人って、それだけ過去に深い傷を負ったり闇を経験してることが多いなと思います。
これは僕の独断と偏見でもありますが、あながち間違ってはいない統計でもあります。
ジョンヒョクすごいぜ!その6・鍛え上げている。
ドラマの中では、ジョンヒョクさんの鍛え上げられた肉体美にお目にかかることはできませんでしたが、きっとムキムキなのでしょう。
脱がなくても分かる胸板や背中の厚さ、がっしりした肩幅などを見ると、きっと鍛えまくっているんだろうなと思います。
ドラマ中盤で、彼がスーツを着るシーンがあるのですが、これがまためちゃめちゃ似合うんですよ。
スーツって、誰が着てもそこそこ似合うイメージがありますが、残念ながら日本人男性の中でスーツを「似合うレベル」で着こなしている人はほとんどいないです。
着崩れしている、ヨレヨレ、サイズが合ってないなど、着ているスーツ自体に問題があるケースも多いですが、基本的に上半身ががっちりしていて、お尻が上がっている人じゃないとスーツは似合わないんですよね。
しかもこれはスーツに限った話しではなくて、他の服装にも共通していえることです。
たとえば外国人モデルを起用したファッションブランドなどはそれが顕著に現れるのですが、彼らが着ている服を同じように着て「なんか思ってたのと違う」と感じるのは、単純に筋肉量が足りないからです。
痩せ型の人はもちろんのこと、太っていたり猫背になっていたりすると、服が着崩れを起こしてしまい、その分だけイメージとかけ離れたものになってしまいます。
だから、男性諸君!
四の五の言わずに筋トレして筋肉つけようぜ!
というわけです。
身体が引き締まってほどよく筋肉がついてくると、スーツや他のファッションを本当の意味で着こなせるようになるだけではなく、今も昔も統計的に細マッチョがモテるのは紛れもない事実。
細マッチョという言葉が出だした当時から比べると、現在の方が筋肥大している男性の方が好まれがちだと感じるので、胸板や広背筋はある程度ぶ厚い方が女性ウケするのかもしれません。
男性に向けたナンパ塾やモテ塾で「女にモテたいなら、まず身体を鍛えろ」といわれるのは、それだけ女性に需要があるからです。
もちろん中には、「筋肉がある人は気持ち悪い」「お腹はちょっと出てるぐらいが可愛く思える」といった女性も存在しますが、彼女たちは少数の部類に入ります。
さらに、身体を鍛えて得られる特典は、女性にモテることだけではありません。
鍛えれば鍛えるほど、めちゃめちゃ自信がつきます。
個人的に、これが一番の特典だと思ってます。
筋トレで身体を追い込むほど、テストステロンという脳内物質が出て悩みがなくなっていくとかそういう小難しい話しはさておき、気持ち悪いことを言いますが、大概のことは筋肉で解決できそうな気がしてくるんです。
今日はあんまり良い日じゃなかったなあ。
いつもの調子が出なかったし。
でも今日も俺の腹筋はちゃんと割れてるし、
胸筋も健在だしまあいっか。
みたいな。
アホみたいなことを言ってますが、身体を鍛えている人で同じことを考えてるの、きっと僕だけじゃないはずです。
「筋肉は裏切らない」といいますが、鍛えている限りは、どんな日でも筋肉は健在しているという意味でもあると僕は思っています。
さらにTwitterの筋肉アカウントで有名な、Teststeroneさんもこんなことを言ってました。
死にてえって思ってるそこの君!
自殺する前に筋トレで筋肉を殺そう!
性格も強気になり、
「死にてえ」から「殺すぞ」に変わります!
今では対人関係で嫌な思いをすることはほとんどありませんが、僕が会社員勤めをしていた頃、上司や他の男性社員から嫌なことを言われることは結構ありました。
その度にこう思ってました。
こいつぐらいやったら
瞬殺(もしくは勝てそう)やな。
もちろん大人なので、どれだけ腹が立っても暴力に訴えることはありませんでしたが、「何かあったらしばく」と思っているだけで、かなり心に余裕ができたのは紛れもない事実です。
ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、ドランクドラゴンの鈴木拓さんは、実は芸人最強といわれていて、格闘技歴20年以上だそうです。
そんな鈴木さんの名言がこちら。
格闘技やってるとムカつく先輩いても耐えられる。
だっていつでも殺せるし
彼は柔術の有段者なのでこの発言にかなり説得力がありますが、身体を鍛え筋肉量が上がるにつれ、同じようなことを考えてしまうのだから不思議です。
「自分に自信がない」と言っている男性を見ると、「じゃあ鍛えたらええやん」といつも思うのですが、体型が変わって自信がついてくるのは、男性だけじゃなく女性も同じ。
「しんどいことに耐えて、ここまでやったった!」という自信って、かなりのものですからね。
だから、男性諸君も女性諸君も筋トレしようぜ!
というわけです。
ジョンヒョクすごいぜ!その7・守ってくれる。
ジョンヒョクさんは特殊部隊所属の軍人さんだから、めっちゃ強いです。
2~3人相手なら瞬殺だし、集団戦になだれ込んでも、いきなり袋叩きにあうことはありません。
劇中でも、身を挺してセリのことを守るシーンがいくつかあるのですが、これは彼の腕っぷしが強いからできることではなく、単純にこういうことだと思うんです。
この想いと肉体的な強さが掛け合わさって、きっちりと大切な人を守ることができるわけですが、ジョンヒョクさんがすごいところは身の危険だけじゃなく、立場の危険も顧みないところにあります。
ただセリのことを守りたい、そのためなら自分はどうなったっていい、そういった気持ちから、明らかに自分が不利になるような発言をすることもありました。
好きな男性のタイプを聞かれ、「守ってくれる人がいい」と言う女性がいますが、この発言を聞いた男性のほとんどは「命にかかわる危険」の方を想像してしまうんです。
でも、それだけじゃないんですよね。
「守ってくれる人がいい」とは、「心の危機からも守ってくれる人」もセットなんです。
つまり、「心が傷つきそうなことからも守って欲しい」ということですね。
たとえば、複数人でいる場所で、自分の彼女が誰かに嫌なことを言われて傷ついたとします。
そのとき、「俺の彼女にそんなこと言うなよ」と言えるかどうか。
これができる男性って、実はそれほど多くありません。
なぜできないのかというと、こういうことです。
1・指摘してその場が悪くなるのを避けたい
2・指摘したことで自分が悪く思われたくない、嫌われたくない
3・自分は傷ついていないから分からなかった
僕自身、「守る」という言葉の本当の意味を理解していなかったときは、3に該当していたことがあり、「自分が傷ついてなくても大切な人が傷ついていたら守るのは当然か」と理解するまで、結構な時間がかかりました。
では、「守る」ってどういうことなのか?
「そんな極端な」と言われるのを覚悟の上で言わせていただくと、守るってこういうことなんです。
自分が盾になった状態で、
というか、ここまで極端に言った方が「守ってくれる人がいい」という女性の言ってることが分かりやすいと思います。
たとえば、漫画やアニメで男性キャラが次のような台詞を言うことがありますよね。
世界中を敵に回しても
俺はお前の味方だ。
また極端なことを言いましたが、こういうことなんです。
とはいえ、守りたい人と思う人が、どう考えても間違っているという場合もあることでしょう。
そのときは、味方であることは変わらず、前述したように「本当の優しさ」を持って、厳しい言葉を言わねばならないことをお忘れなく。
味方をするって「相手の気持ちに共感すること」ですが、「共感する=なあなあにする」ってことじゃないし、「共感する(相手の心情を汲み取る」と「その上で間違っていることは指摘する」は別物なんです。
以上が、「愛の不時着に学ぶ、本当にいい男の7つの在り方」です。
1・謙虚
2・優しい
3・共感能力が高い
4・嘘つかない
5・どこかしら影がある
6・鍛え上げている
7・守ってくれる
冒頭でお話したように、今回の記事はどちらかというと男性向けになっていますが、ここまで読んでみて、こんなことを思った方もいらっしゃるかもしれません。
でもジョンヒョク役のヒョンビンって、
イケメンだし、顔も小さいし、背も高いじゃねえかよ。
結局、見た目で得してるだけだろ?
と。
だから自分らモテへんねん。
マジでそういうところやで?
今回お話した、7つの「ジョンヒョクすごいぜ!」は、すべて生き方に関連することなんですよ。
「6・鍛え上げている」も、トレーニングが日課になれば、それも生き方の一つに分類されます。
「本当のいい女」と呼ばれる女性は、見た目だけの男性を相手にすることはありません。
ちゃんと、相手の生き方や現在の在り方にまで目を配ります。
ちなみに、韓国って徴兵制度があるじゃないですか。
多くの芸能人が、あまりの行きたくなさに徴兵逃れをしようと画策する中、ヒョンビンはそういったことを一切せず、軍の中でもっとも厳しいとされる海兵隊に志願し、「男の中の男」と評されたたそうです。
ジョンヒョクさんがかっこよく見えるのは、決して役柄やルックスの良さだけではなく、ヒョンビンのそういった生き様も投影されているから、より深い魅力がプラスされているのではないでしょうか。
「いい男道」は一日にしてならず。
偉そうなことを言いながら、僕もまだまだの身です。
共に精進していきましょう。
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