自己肯定感が低い女性がマッチングアプリで傷つかないための5つの注意点

with onlineで155回目のコラムがアップされました。

 

今回は、『なぜ人は“惰性”や“諦め”で結婚をするのか?結婚の理由に「なんとなく」と答える人が多いワケ 』をテーマに執筆いたしました。

 

 

カウンセリングをしているとよく、

 

こういう場合、男性ってどう考えてるんですか?
彼は何を考えていると思いますか?

 

と聞かれることがよくありますが、まず「本当のところは本人のみぞ知るですが」と前置きします。

 

その上で、

 

おそらく何も考えてないですよ。

 

と答えることがものすごく多いんですね。

 

つまり、行動の動機に深い理由がない男性がほとんどなんです。

 

ただ、「したいからそうした」「したくないからしなかった」だけの話なんです。

 

そこに深い理由や意味もなくて、小難しいことなんて考えてないんですよね。

 

次にお話することをよく言及するのですが、男性がセフレの女性と付き合わない理由を、次のように考えている女性が多いです。

 

「男性は、交際前の女性と関係を持つと付き合う価値がないと考える」

 

こんな難しいこと考えてる人なんていません。

 

ただ、

 

タイプじゃないから付き合わない。
なんか物足りないから付き合いたくない。

 

身も蓋もないですが、こんなものなのです。

 

それを「なんで?」と聞いたところで、

 

いや、そのまんまの意味なんだけど…。

 

としか言えない人がほとんどなんですよね。

 

参照記事【ちょっとは】男性がセフレを作る5つの理由と番外編。【私のことが好き?】

 

コロナ禍になった今、出会いの場が制限されてしまい、マッチングアプリを利用する人が増えたと聞きます。

 

利用者が増えたことにより、結ばれる人たちが増えるのはいいことだと思うのですが、光あれば闇もあるわけじゃないですか。

 

その闇とは、増えた利用者の中にヤリ目もいて、そいつらに泣かされる女性も増えたということなんです。

 

アプリは魑魅魍魎が跋扈する世界だから、自己肯定感が低い女性は使っちゃダメ!

 

と言う人もいるぐらいで、僕もこの考えには概ね同意です。

 

なぜ「概ね」なのかと言うと、自己肯定感が低い女性はアプリで食い物にされることがものすごく多いのは紛れもない事実なんですよ。

 

なので、本音を言えば使わない方がいいと思ってるんですよ。

 

しかし、

 

出会いがほしいのに出会う手段がない…!

 

という女性も多いわけじゃないですか。

 

そういった理由から「絶対に使うな」とは言い切れないんですよね。

 

だったら、自己肯定感が低い女性でもできるだけ安全にアプリを使えるための注意点とかあった方がいいと思います。

 

まあ、僕が書かなくてもこういった情報はすでに世の中に出回っているのですが、「注意点を知ってるのに引っかかってしまう」という女性も多いんですよ。

 

なので今回は、僕自身の目線で「自己肯定感が低い女性がアプリをやる上での注意点」を書いてみようと思います。

 



 

アプリをやる上での注意点その1

まず、今回お話する内容は、アプリでの出会いを成功させるためのものではありません。

 

ヤリ目男や変な人に引っかからないための内容になります。

 

その上でお話させていただきますと、1つ目の注意点は「一発でいい人に出会えることは皆無に等しい」ということです。

 

下記動画でもお話しましたが、マッチングアプリで素敵な男性を見つけて付き合うのって、かなり難易度が高い行いになります。

 

【マッチングアプリで本当のいい男を探すのが激ムズな理由】

 

「アプリで素敵な男性を見つけるのは、ゴミ処理場でダイヤを見つけるようなもの」と言ってる人もいるぐらいなので、これはあながち間違ってないと思います。

 

たった4~5人会ったぐらいで「いい人がいない」なんてのは当たり前で、じゃあどれぐらいの比率かと言うと、次にお話するぐらいの確率だと思ってください。

 

大体100人ぐらいとやり取りして、20人ぐらい会って、その中で付き合ってもいいと思えるのは1~2人いればいい方だと。

 

これはあくまでも目安ですが、それぐらい確率が低いものだと思ってください。

 

アプリで一人の男性に執着してしまう女性って、言っちゃ悪いですが、ゴミ処理場のゴミの方をダイヤと思い込んで固執することがよくあるんですよ。

 

ほかに山盛り登録してる男の人いるのに、なんでその男!?

 

と思うことが実際よくあります。

 

そういえば、下記記事に登場した女の子。

 

【時代錯誤】家事や育児に積極的じゃない男性は一体何を考えているのか?【甚だしい男たち】

 

彼女は、僕が会社員勤めをしていたときの元同僚で、現在は結婚相談所に勤務しています。

 

記事中に登場したTは遅れて飲み会にやってきたのですが、彼が来る前にお互いの近況を話し合ってたんですね。

 

そしたらこの子、アプリでの出会いにめちゃめちゃ向いてる子だと分かったんですよ。

 

マッチングアプリを3~4個登録し、今やり取りしている人の数を聞いたら、

 

大体20人ぐらいかなあ。

このLINEの列の人たち、全部そうやで。

 

と言って実際に画面を見せてもらいました。

 

見せてもらってる間に、3人ぐらいから返信が来てるし、「実はもう一個サイトに登録しようって思ってるねん」と言ってました。

 

年末もすでに予定びっしりやで笑

30日に2人とデートして、31日にももう1人会う予定やわ。

 

ただひたすら感心していたのですが、完全にアプリが趣味になっているので、

 

こういう人じゃないとアプリでの出会いって向かんのよなあ。

 

と思ってました。

 

何が言いたいのかと言うと、いくらマッチングしたからと言って、1人の男性に執着しないことです。

 

こう言っちゃなんですが、代わりはいくらでもいるので、やり取りの同時進行は基本だと思ってください。

 

数撃ちゃ当たるみたいなところがあるのが、マッチングアプリです。

 

あと、こういったケースもよくあるのですが、いくらやり取りが良かったからと言って、会ってダメならそれが答えです。

 

1人の男性に執着する女性は、

 

あんなにやり取りが盛り上がったし、逃すのはもったいないかも…。

 

と思ってしまうのですが、これは「はい次案件」です。

 

繰り返しになりますが、代わりはいくらでもいることを忘れないでください。

 

ちなみに、前述した女友達は、

 

Tinderが一番イケメン率高いけど、ヤリ目と既婚者ばっかやから、本気の出会い求めてるんやったら絶対やらん方がいい!

 

と言ってました。

 

アプリをやる上での注意点その2

続いて注意した方がいい点は、「相手のマメさを気があると勘違いしないこと」です。

 

自己肯定感が低い女性の多くは見捨てられ不安が強いので、無意識に「相手に嫌われないように・好かれるように」行動していることがよくあります。

 

そんな中、自分のことを承認してくれる男性がいたら、

 

私のことを受け入れてくれている!

 

と錯覚してのぼせ上がることがよくあるんですよ。

 

でもここで忘れちゃいけない残酷な現実があります。

 

プロのヤリ目のほとんどはマメです。

 

そして、やたらと電話したがります。

 

なぜそうするのかと言うと、自尊心が低い女性は承認欲求を満たすと落ちやすいことを、経験で分かっているからです。

 

後述しますが、会う前から下ネタを言ってきたり、セックスの話題を振ってきたりするのも特徴です。

 

しかもタメ口だし、多少断られたぐらいでは引き下がらないし、まあまあしつこい。

 

でも、自己肯定感が低い女性はこう考えちゃうんですよ。

 

こんなにグイグイ来てくれるということは、私のことが好きなのかも!

 

というように。

 

勘違いしてはいけません。

 

別に嫌われてもどうでもいいし、代わりがいくらでもいると思っているから、しつこくできるんですよ。

 

彼らは、セックスするためだったらあの手この手を使うので、気を持たせるようなことはバンバン言うし、なんだったら好きとかも平気で言います。

 

そういった理由から、相手のマメさを気があると勘違いしないようにしてください。

 

アプリをやる上での注意点その3

これは各方面で言われていますが、会う前から下ネタを言ってきたり、セックスの話題を振ってきたりするのは、100%ヤリ目だと思ってください。

 

この事実を知っている女性は最初からこの手のヤカラを相手にしないのですが、知っていても、

 

もしかしたらいい人かもしれないし…。

 

と思ってやり取りを続ける女性がいます。

 

なぜそうするのかと言うと、前述したように自分を承認してくれたと錯覚しているから。

 

もしくは、それまでのやり取りが盛り上がったからのどちらかであることが多いです。

 

どれだけいいことを言ってきたとしても、下ネタとセックスの話が出てきた時点で、それまでのやり取りはカモフラージュだったと思ってください。

 

手口としては、こんな感じです。

 

「今までの女性とはまずセックスしてから相性を確認していたから、それができないなら、僕とは合わないと思う」

 

このように言われたら、今まで承認してくれた相手が離れていく不安もあって、乗っかってしまう女性が跡を絶たないんですよね。

 

ほかの手口としては、「今までの彼女とは身体の関係から入っていた」「付き合う前に身体の相性を確認したい」とか。

 

どれだけそれっぽいことを言っても、下ネタとセックスの話が出た時点で、ヤリ目認定してください。

 

というか、人様の娘さんに会う前からなんの話をしとるねんということです。

 



 

こういうケースもある。

ちなみにアプリによくいるヤリ目男は、「連絡がマメ」「やたら電話したがる」「会う前に性のことを持ち出す」がテンプレだと言われています。

 

しかし、必ずしもテンプレには当てはまらなくて、連絡はそれほどマメじゃないし、会う前に性のことは言われなかったけど、会ってからセックスに誘われたというケースも多々あるんですよ。

 

僕が知ってるのは、こっちのケースの方が多いような気がします。

 

このケースはヤリ目というよりか、相手が途中でシフトチェンジしてることが多いんですよね。

 

どういうことかと言うと、

 

会う前はプロフが可愛いと思ってたけど、実物は微妙だなあ。

でもせっかくだし、やることだけやるか。

 

という感じのシフトチェンジです。

 

中には、最初からそのつもりで会いに来ていたというケースもあるので、付き合う前にセックスに誘われた時点で乗っからない方がいいのは間違いないでしょう。

 

基本的にヤリ目男は同時進行が鉄板なのですが、器用に複数とやり取りできる人間もいれば、そうできない人間もいます。

 

後者の場合、イケそうな女性に注力して、控えの女性には適度に連絡するという手法を取っていることも多いので、全員にマメさを発動できないんですね。

 

なのでこの場合、連絡頻度が少ないのはすでに別のターゲットがいると思っておいた方がいいです。

 

アプリをやる上での注意点その4

マッチングアプリをしている女性から、

 

会う前から失礼な男が多すぎる!

 

という不満をよく聞きます。

 

会える可能性がないと分かるや否や、暴言を吐き捨てて去る男。

 

デリカシーがなさすぎて、言っちゃいけない言葉の分別がつかない男。

 

人の心を土足で踏みにじるような男、などなど。

 

このように分かりやすく失礼だと、それ以上関係を深めるのは止めておいた方がいいですが、いまいち判断がつかない場合。

 

たとえば、やり取り自体は普通にできるんだけど、時おり感じる言葉のチョイスへの違和感や、会話への不信感がある。

 

この場合、

 

いや、やり取りだけでは分からないし、会ってみたらいい人かも…?

 

と考える女性がいますが、違和感や不信感が出てきた時点で会うのをやめましょう。

 

繰り返しになりますが、代わりになる男性はいくらだっています。

 

それに、会う前からやり取りで小さなストレスを感じている時点で、わざわざその人を選ぶ必要はありません。

 

「文は人なり」と言いますから、文字ではダメだけど、話してみたらいい人とかはほとんどないのです。

 

文章も会話も、その人の人間性と連動していると思ってください。

 

ちなみに、やり取りしているときはダメかもと思ったけど、会ったらそうでもなかったというケースがあるのは、相手がただ猫をかぶっているだけです。

 

つまり、会うにつれて「ダメかも」という確信が強まるだけなので、期待しない方がいいでしょう。

 

アプリをやる上での注意点その5

最後の注意点は、付き合う前に関係を持ってしまった場合の対処法についてです。

 

人間は、どれだけダメと言われていることであっても、つい流されてやらかしてしまうことだってあります。

 

「アプリで出会った男性を簡単に信じちゃダメ」といくら言っても、ヤリ目男に引っかかってしまうケースがあるのはそのためでもあります。

 

この場合、関係を持ったらすぐに確認してください。

 

付き合う話とかしないままHしちゃったけど、私たちってどういう関係になるのかな?

 

ここで相手が濁してきたり、煮え切らない返事をしてきたりしたときは、次のように返しましょう。

 

私と付き合う気がなくそういうことしちゃったの?

だったら、言いにくいことだろうけどちゃんと教えてほしい。

流されてしまった私も悪いけど、付き合う可能性がないんだったら、気を持たせるようなことは言わないでほしいんだ。

私は血の通った人間だから、セフレみたいに都合よく扱われるのは嫌なんだよね。

 

セフレから本命になれないと嘆く女性の多くが、このように最初の時点で確認してないんですよ。

 

そして、関係性の確認もせず思っていることも言わないまま、ズルズルと身体だけの関係を続けています。

 

この状態で年単位の時間を使っている女性も珍しくはなくて、この場合、相手の男性は付き合う気も向き合う気もないまま関わっているんですよ。

 

だって、どうしてほしいとも、どうしたいとも言われてないので、「だったらこのまま責任取らない方が楽でいいや」という状態になってるんですよね。

 

ヤリ目男の大半は、関わった女性にもちゃんと気持ちや感情があるという当たり前の事実があることを、分かっていません。

 

自分と関係を持ってしまったことで、傷つくし悲しませるかもしれないという概念がないのです。

 

その前提で相手の女性が何も言ってこないんだとしたら、余計に「人扱い」されないのは当然なんですよね。

 

このような事態に陥らないためには、行為後できるだけすぐに確認をしましょう。

 

相手が付き合うつもりがないのに手を出してきたかどうかは、これで分かります。

 

ちなみに確認をして次のように言われた場合は、付き合いたくないためのただの言い訳だと思ってください。

 

付き合いたくないための言い訳
    • 今は仕事が忙しいから
    • 今は彼女を作る気がないから
    • 前の彼女が忘れられないから
    • 恋愛がトラウマだから
    • 今は余裕がないから

 

これらの台詞は、付き合いたくない男のテンプレですね。

 

あまり男性は、女性は、とひと括りにするのが好きではありませんが、セックスする前に付き合うか合わないかを決めている男性が圧倒的に多いです。

 

なので、付き合う前に手を出してくるのって、付き合うかもしれないから関係を結んでいるのではないんですよね。

 

海外ドラマを見ていると、突発的にセックスをしてしまった男女のどちらかが、すぐこのように言うんですよ。

 

あの夜のことについて話したいんだけど。

 

なぜ彼ら彼女らが、すぐ話し合おうとしたり聞いたりするのかと言うと、モヤモヤしたままの状態でいるのが耐えられないからなんんだと思います。

 

きっと僕も同じことをするだろうし、自己肯定感が高い女性なら同じことをします。

 

しかし、自己肯定感が低い女性だとモヤモヤする自分の気持ちよりも、その相手がいなくなる不安の方が勝っちゃうんですよね。

 

その不安を優先したせいで、執着恋愛に踏み込むことを知らずに。

 

これは覚えておいていただきたいのですが、執着恋愛をした年数と、終わったときのダメージはきっちりと比例します。

 

それだったら、ダメージが少ない初期段階で離れた方がいいのは間違いないでしょう。

 

マッチングアプリでの出会いに限らず、世の中にどれだけ男がいると思ってるねんという話です。

 



 


以上になります。

 

自己肯定感が低い女性がアプリで傷つかないための注意点

1・代わりはいくらでもいるので1人に執着しないこと

2・相手のマメさを好意だと勘違いしないこと

3・会う前に下ネタやセックスの話が出た時点でヤリ目認定すること

4・やり取りの時点でなんとなく合わないならそういうこと

5・うっかり関係を持ったらすぐに確認すること

 

マッチングアプリで素敵な男性と出会うのはかなり難易度が高い行いだと前述しましたが、スマホゲーで言うところのSSRガチャを引き当てるぐらいの感じだと思ってください。

 

ガチャって、激レアを引き当てるまで引く人が多いじゃないですか。

 

AランクとかBランクで満足しないし、Sランクぐらいでようやく「まあまあかなあ」という感じです。

 

でも自己肯定感が低い女性がアプリをやると、BランクやCランクの男性をSSR並にありがたがるんですよ。

 

そこに執着するから、どんどん出会いを逃してしまうんですよね。

 

はっきり言いますが、BランクやCランクの男性がSSRになることはありません。

 

SSRの男性は、出会ったときからすでにSSRなのです。

 

この紛れもない事実を、どうか忘れないでください。

 

 

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