【自己責任なのは】投資を上手くいかせて人生を豊かにするために!冷静さのススメ【お忘れなく】
with onlineで157回目のコラムがアップされました。
今回のテーマは、「共働き夫婦こそ「投資」に関心を持つべき理由」についてです。
コラムの中でもお話したとおり、カウンセリングをしていると投資をされているクライアントさんが結構多いことに気づきます。
それは株式だったり、投資信託だったり、不動産だったり様々ですが、中には本業の収入より上回っているという方も珍しくありません。
よく「周りの友達が結婚しはじめたら、もうすぐ自分の番」と言われていますよね。
目に見えないことではありながら、僕は結構この情報を信じているので、投資をされているクライアントさんのお話を聞いてる内に、こう思うようになりました。
と。
僕自身、今までした投資と言えば仮想通貨ぐらいしかありませんし、ギャンブルの類も一切しないんですよ。
でもそんな僕が、こういう人は投資とギャンブルに手を出したらダメと言い切れる事実があります。
それは、すぐ熱くなって冷静さをなくす人は、投資とギャンブルに向いてないということです。
なぜそういう人は向いていないのか?
今回は、「投資を上手くいかせるために!冷静さのすすめ」をテーマにお話いたします。
目次
熱くなって身を持ち崩す人とそうじゃない人。
まず今回お話する内容は、僕自身投資もギャンブルもやってないので、
という意見はあるかと思います。
ただ僕は実際に、プロの投資家やプロギャンブラーから話を聞く機会がこれまでに沢山あったのと、投資やギャンブルで身を持ちくずした人たちを多く目の当たりにしてきました。
なので「冷静さを失わないこと」は、マインドレベルじゃなくて自分の中で戒めみたいになってるんですよね。
そういった理由から、お伝えする内容はかなり現実的で信憑性があるものとなっております。
あと、投資とギャンブルはまったく違うので一緒にするなという意見もあるでしょうが、冷静さを欠いたらお金を失うという点は同じです。
僕が実際に見てきた、冷静さを欠いたらお金を失う人の事例をいくつか、お話いたします。
1・バカラで大金をスる兄と儲ける弟
これは、僕がまだホストクラブを経営していたときの話です。
当時、下記記事でお話したF太郎と僕はしょっちゅうつるんでいたのですが、コイツはかなりのギャンブル狂だったんですよ。
【勘違いしてる人が多いけど、「本気で好き」って理由で相手の人間性までは変わらないんだよ論】
当時京都には何軒かの違法カジノが存在していたのですが、会員の紹介じゃないと入れないんですね。
F太郎はその中の一店舗の常連だったので、紹介してもらって中に入ったことがありました。
ほかの店舗がどうなのかは知りませんが、そのとき京都に存在していた違法カジノは大体、食事とタバコが無料だったんです。
たしか、お酒も無料だったような気がするのですが、そこははっきり覚えていません。
僕はギャンブルはやらないので、「タダ飯いただくか~」ぐらいの気持ちでついていったのですが、そのときF太郎の弟も一緒にいたんですよ。
2人はバカラ台に据わってギャンブルに興じていたのですが、30分ほどしたら弟の方が先に戻ってきました。
15万買ったしもうええですわ。
なんか、これ以上やってもあかんそうな気がしたし。
この頃はF太郎の弟ともよく会っていたのですが、コイツはめちゃめちゃギャンブルが強いんですよ。
なんでそんなに勝てるのか聞いたら、
と言ってました。
それからしばらくすると、今度はF太郎が地獄みたいな顔をして戻ってきました。
20万スりましたわ…。
くっそー!後ちょっとやったのに!!
と彼は熱くなっていたのですが、その姿を見た弟が「兄ちゃんその時点で負けてんで」と爆笑していました。
そのとき、バカラ台に据わっていたほかのお客さんたちを見ていると、あきらかに負けがこんでる人に限ってボディランゲージが大きいんですよ。
「うわ~」とか「くそっ!」とか「ああ~」って声に出しながら、傍目から見ても負けたんだろうなというリアクションを取っているんですよね。
「熱くなったら負け」という事実は、このときに初めて学んだような気がします。
2・スロットに給料の大金をつぎ込む大人たち
これは僕が会社員勤めをしていたときの話ですが、この職場、ギャンブル好きな人間が結構多かったんです。
中でもギャンブル狂が2人いて、コイツらは給料が出たらその足ですぐスロットを打ちに行くんですよ。
その翌日、
と言ってめちゃめちゃ落ち込んでるんですね。
当時僕が勤めていた会社の給料は、残業代やインセンティブを抜くと手取り21万。
2人とも、手取りの半分近くのお金をスロットにつぎ込んだというわけです。
最初はドン引きしていたのですが、毎月の恒例行事みたいになってきて、そのうち驚かなくなりました。
しかもこの中の1人が、突然会社をクビになったんですよ。
「ギャンブル狂だったけど、仕事はできたし営業成績も毎月俺と競り合うぐらい良かったのに、なんで?」と思っていたのですが、真相を聞いて納得しました。
彼はこの会社に入る前、闇金にお金を借りていたらしく、返済ができなくなって闇金業者に通帳を作らされたそうなんですよ。
その通帳がオレオレ詐欺に使われていて、それで足がついて逮捕されたそうです。
毎月ギャンブルにつぎ込む金額が尋常じゃなかったので、闇金に手を出していてもおかしくないだろうなと思っていたので、大して驚きませんでした。
親族に保釈金を払ってもらって出てこれたらしいのですが、その後の彼の動向は分かりません。
でもなんとなく、「懲りてないだろうな」と思っています。
闇金ウシジマくんで、
という台詞があるのですが、博打で身を持ち崩す人ってそんな簡単に変わらないです。
それから月日が経ち、新人の男の子が入社してきたんですが、彼もギャンブルが好きなんですよ。
でも、前述した2人と圧倒的に違うのは、勝ち続けているところ。
スロットだけで年収600万ぐらいあると豪語していて、勝った金額をまとめたメモ帳を実際に見せてもらいました。
「なんでそんなに勝てんの?」と聞いたら、
熱くならないことっすかね。
あとは「今日はあかんな」と思ったときにすぐ引くことっす。
たとえ負けてても。
ギャンブルに弱いヤツって、負けてきたら絶対その日に取り返そうとするんですよ。
これやるから勝てないんすよね。
「そういやF太郎の弟もしょっちゅう同じようなこと言ってたな」と思いながら、なるほどなあと納得した出来事でした。
3・生活に余裕がないのに仮想通貨をやる人たち
僕が今までやった投資って仮想通貨だけなのですが、初めてビットコインが大々的にニュースで取り沙汰された年。
知人の投資家に誘われて、仮想通貨の情報がやり取りできるグループLINEに参加したんですよ。
このグループLINEでは、「次はこのコインが来る」とか「今はこれを買っといた方がいい」というように色んな情報が飛び交っていました。
トークルームを見ていると、切羽詰まって余裕がない人のことはすぐ分かるんです。
「これで下がったら貯金を失うことになるんです」
「上がらなかったら責任とってもらえますか?」
彼ら彼女らは、このように悲壮感や必死感が出た発言をよくするので、余裕がないのが一目瞭然なんですね。
こういった発言が出る度に主催者の人が、「投資は自己責任です」「やるときは余剰金でって言いましたよね?」と返事をしていました。
でもこういう人たちは、しょっちゅう似たようなことばかり聞いてくるし言ってくるんですよ。
中には、強制的に退会させられた人もいましたが、切羽詰まってる人が投資をやっても儲かることってほぼないんですよね。
というか、こういう人が大金を得たケースを僕は聞いたことがないです。
なぜなら、チャートが下がったらビビって売り払ってしまうからです。
切羽詰まってるから、ちょっとでも下がったら
と思って少しでも損害が少ないうちになんとかしようとしてしまうんですね。
プロ投資家が絶対に言う戒め。
僕は投資もギャンブルもやらないのに、なぜかプロ投資家や投資で儲けている人と知り合う機会が多いのですが、彼ら彼女らが必ず言う戒めがあるんですよ。
それが次のようになります。
-
- 1・やるときは余剰金でやれ
-
- 2・チャートが下がってもビビるな
-
- 3・熱くならず冷静に
「投資は自己責任」も戒めの一つですが、ここでは省きます。
一つずつ解説いたします。
1・やるときは余剰金でやれ
まず、余剰金について説明いたします。
余剰金とは貯金ではなくて、貯金以外の自由にできるお金のことを指します。
その基準としては、組織に属している人なら3ヵ月ほど生活できるぐらいの貯金があれば、あとは余剰金として使っていいそうです。
僕のような自営業者やフリーランスの人は、1年暮らせるほどの貯金があれば、あとは余剰金に回していいのだとか。
余剰金で投資しないと冷静さを忘れて熱くなってしまうので、そうすると「熱くならず冷静に」が実行できないんですね。
なので「1・やるときは余剰金でやれ」は鉄則なんだと思います。
2・チャートが下がってもビビるな
「チャートが下がってもビビるな」という戒めに関して、あるプロ投資家の人が、こう言ってました。
もしお金を失うことになっても、「まあしょうがないか」と思える金額に止めておいた方がいい。
じゃないと、値動き気にしてそればっか見てしまうから。
そうしたら、チャートが下がったとき不安になって売っちゃうんだよね。
その会社が不祥事とか起こさない限り、待ってたらその内上がるのに。
同じようなことを別の人も言ってたので、仮想通貨をやってたときに、この戒めを守ったんですよ。
「億り人」というワードが流行したその翌年、ビットコインは大暴落します。
そのときの僕は完全に売り時を逃してしまったので、どうするか考えてたんですね。
考えた結果、色んな人の話を聞いた上で、ビットコインで別の仮想通貨を換金して寝かせることにしたんです。
このコインは詐欺コインと呼ばれていた時期もあったのですが、会社の経営理念や企業のこれからの活動方針を見ていると、なんとなく上がる気がしました。
何より、
と思ったのが大きいかもしれません。
「上がればいいなあ」ぐらいの気持ちで、最初はつい気になって値動きをチェックしていたのですが、まったく動かないので、そのうち見ないようになりました。
それから3年後。
この仮想通貨の価値は12倍にまで上がりました。
今は下がってしまい、換金した当時の5倍ぐらいまでチャートが下がっていますが、たぶん持ち直してくるだろうなと思って放置してます。
僕自身、こういった経験をしたことによって、「チャートが下がってもビビるな」はかなり腑に落ちた戒めになりました。
3・熱くならず冷静に
最後、「熱くならず冷静に」という戒めに関してですが、これはお金を失っているとき限定じゃないんですよ。
一番冷静にならないといけないときって、実はチャートが上がっていたり勝っていたりするときなんですね。
FXで大金を失う人って、大体これだと言われてるんです。
チャートがぐんぐん上がっていって、
お、お、お!
もっと行くかも行くかも!
行け行け行け!
頼む頼む頼む!
みたいになって、一瞬で下がる。
その結果、
となるんですね。
大金が一瞬で手に入るかもしれない期待が生まれると、ほとんどの人が熱くなります。
すると、どんどん欲をかいてしまい、結果的に損をしてしまう。
なので、「熱くならず冷静に」という戒めは、「ある程度儲かったら欲をかかないこと」でもあると言えます。
思えば、僕が出会ったプロ投資家やプロギャンブラーたちは、儲かったから、勝ったからと言って別に騒いでないし、テンションも爆上がりしてないんですよね。
「ああうん、儲かった」ぐらいの感じです。
F太郎の弟もいつもそんな感じだったし、彼ら彼女らにとっては「勝つのが当たり前」なんだと思いました。
だから熱くなることがほとんどないんですよね。
以上になりますが、もう一つプロ投資家たちが口を揃えて言うのが、「1回の取引じゃなくて勝率で見ろ」という戒め。
たとえば、トータルの勝率が6~7割なんだとしたら、これは勝てるゲームになるわけじゃないですか。
でも、1回1回の取引として見てみると、その都度「儲かった」「失った」となってしまうので、これも熱くなりやすい原因を作ってしまうんですね。
ギャンブルで身を持ち崩す人がその典型例で、こういう人は
と思って意気込むわけです。
つまり、スタート地点から熱くなってるんですよね。
ちなみに、パチスロ好きなギャンブル狂に限って、負け続けていることを
と言いますが、この台詞を聞く度にものすごい違和感を覚えていました。
話を戻しますと、冷静さを保つためには勝率で見た方がいいのは間違いありません。
投資家の中には、「すでに勝率をクリアしているときは、いくら儲かりそうでもそれ以上欲張らないことも大切」だと言う人もいます。
手堅く利益を出すために必要な考え方とも言えますね。
コラムでも書き記したとおり、日本人はお金の勉強をしてこなかった人の方が多いですし、ようやく話題になってきたとはいえ、まだまだ投資については浸透していません。
ですが、これからの時代は確実に「お金を増やす」ことに注力した方がいいのは紛れもない事実です。
これから投資を始めようと思っている人や、興味がなかったけどやってみようかなという人にとって、今回のブログが少しでも役立つことができれば幸いです。
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