相手が振り向かないのは、あなたの魅力とか価値とかまるで関係ないんだよ論。

振り向いてもらえない理由を自分に求める女性。

彼が振り向いてくれないのは、私に魅力がないせいだ…。

 

このように、意中の男性との関係が進展しなくて、自責の念を抱える女性があとを絶ちません。

 

各媒体でしつこいぐらいに言ってますが、恋愛感情って本能なんですよ。

 

なので、何をしたら好きになってもらえて、何かされたら好きになるというものではないんですよね。

 

たとえば、すごく誠実であなたのことを好き好き言ってくれる男性がいるとします。

 

でも、なんだかときめかないんですよ。

 

そんなとき、

 

この人のことを好きになれたら、どんなに楽なんだろう…。

 

と思った経験はありませんか?

 

この男性のことを好きになれないのって、この人の魅力とか価値とか関係ないですよね。

 

また別の例では、

 

なんでこんな男のこと好きになっちゃったんだろう…。

 

と思うような男性に惚れてしまうことだってあるわけです。

 

それは、既婚者だったり人間性に難があったり様々ですが、好きなっちゃいけない人を好きになることがあるのも恋愛なんです。

 

じゃあ、恋愛を上手くいかせる上で何が重要になってくるかと言うと、次の2つになります。

 



 

恋愛を上手くいかせるために必要なもの・その1「ニーズ」

1つ目は、「ニーズ」。

 

このニーズとは、相手が求めているものと自分が供給できるものの合致のことです。

 

需要と供給の合致が、恋愛成就率を格段に上げる第一歩だと思ってください。

 

というか相手のニーズに合わないと、何しても上手くいかないと思った方がいいでしょう。

 

恋愛が上手くいかない女性の多くは、このニーズをガン無視でなんとか上手くいかせようとするのですが、やってることがこれと同じなんですよ。

 

それほど好きじゃない食べ物を、相手に好きになってもらおうとあの手この手を使って、調理方法を変えるようなものなんです。

 

ピーマンが嫌いな子どもって、どんな調理方法を試してもピーマンが好物にはならないじゃないですか。

 

それだったら最初からピーマン以外のもの食べますわってなるのと一緒で、一応食べれるけど、すすんで食べようと思わないものってこれと同じなんですよ。

 

言わずもがな、ニーズが合致するのは「それを求めていた」「それが欲しかった」となるときです。

 

恋愛指南でよく言われる「男を追わせましょう理論」は、そもそも相手のニーズに合わなかったら、どんなことをしても追ってくることはないんですよね。

 

つまり、ドンピシャでタイプとかじゃないと追いかけてこないということです。

 

ニーズを語る上でしておかなければいけない話。

マーケティングで次のようなお話があるんですよ。

 

それは、ある靴屋のメーカーが、2人の営業マンを靴を履く習慣がない国に営業に行かせるというものです。

 

一人の営業マンはこう言います。

 

この国の人たちは全員靴を履いてないから、売るの無理っす!

 

もう一人の営業マンはこう言います。

 

この国の人たちは全員靴を履いてないから、売り込むのにものすごいチャンスですよ!

 

と。

 

このお話は、どんな商品でも視点を変えると売り込み方がありますよというものになるのですが、今から身も蓋もないことを言いますね。

 

どんな薦め方をされても、いらないものはいらないです。

 

もちろん、売り方を変えたら爆発的に業績が伸びたという事例は枚挙にいとまがないですが、本気でいらないものを欲しくなることはありません。

 

なぜ、売り方を変えたら売れるケースがあるのかと言うと、ターゲット層を変えたことや、元々ニーズが合っていたのにもかかわらず、消費者の購買意欲をくすぐることができなかったことが考えられます。

 

一例を出しますと、職人さん御用達の専門店であるワークマン。

 

ワークマンは商品を変えずに売り方を変えたことで、女性にも人気のブランドとなりました。

 

2020年には、実店舗の「#ワークマン女子」がオープンされ、全国チェーン展開されるほどの人気ぶり。

 

これはターゲット層を変えたことによる功績です。

 

そしてもう一つの事例が、大ヒット商品となったハズキルーペ。

 

大ヒットした理由は、ハズキルーペの社長である松村さんの力が大きいのだとか。

 

ハズキルーペは、巨額のCM制作費を投じたことで有名ですが、CMクリエイターたちは商品を売ることよりも、自分の作品を作ろうとしていたことが多かったそうです。

 

それに違和感を覚えた松村社長は自ら指揮を取り、CMの出だしを次のように変えました。

 

「本当に世の中の文字は小さすぎて読めない!
でも、ハズキルーペをかけると世界は変わる!」

 

このCMの影響力は凄まじく、ハズキルーペは大ヒットして、取扱い先も16,000店舗から55,000店舗にまで拡がりました。

 

ニーズを無視して売れる商品はない。恋愛でもそれは同じ。

良いものを作れば、その良さを分かってくれる人に商品は売れる!

 

と思っている人がいますが、そんなわけはありません。

 

これは、自分磨きをして可愛くなったら恋愛が上手くいくと言っているのと同じことです。

 

なぜ、良いものを作っただけでは売れないし、可愛くなっただけでは恋愛が上手くいかないのか?

 

それは、ニーズも売り方もまったく考えていないからです。

 

これは結婚を神格化している女性によくあることですが、彼女たちは、結婚するに相応しい女性にならないと結婚ができないと思っていることがよくあります。

 

しかし現実は、どんなに容姿がまずくて、どんなに性格が悪くても、どんなに貧乏でも、結婚してる人はしているのです。

 

なんであんな人が結婚できんの!?

 

と驚くような人物が分かりやすい例でしょう。

 

実際、自分のニーズがどこにあるかを把握して売り込み方を分かっている女性は、容姿や性格が悪くても狙った男性をゲットしていることが多いです。

 

学生時代に、それほど可愛くないのに彼氏が途切れたことがない女の子が学校にいませんでしたか?

 

その子たちや、福田和子、木嶋佳苗がいい例ではないでしょうか。

 

【参考動画・実在する魔性の女の手口】

 

恋愛指南書をいくら読んだところで上手くいくことが少ないのは、ニーズに関しての情報がほとんど書かれていないからなんですよ。

 

つまり、「男とはこれこれこういうもんだから、女性はこうしなさい」みたいなことは書かれているけど、読んでいる女性の個性や性質はまるで無視しているのです。

 

「男は女子アナファッションが好き」とかも男性によりますし、そもそも自分のパーソナルカラーと骨格を知らないままそういう服を着ても、失敗することが多いです。

 

恋愛も、仕事も、人生も、上手くいかせるには、まず自分がどういう人間かを知ることが最優先で求められます。

 

そして自分のことをよく知った上でより良い自分になるための努力をし、そんな自分がハマる穴を試行錯誤しながら探す。

 

その結果、自分が輝ける場所や人が見つけるというわけです。

 

諦めなければいつか成功するなんて大嘘。

ちなみに、より良い自分になるための努力というのは、自らの強みや性質を理解した上でする努力になります。

 

なので、ただ闇雲に頑張ればいいわけではないし、なんとなく必要そうなものを取り入れても、それが無駄に終わることがあります。

 

たとえるならこういうことです。

 

どうしても起業したいという男性がいるとします。

 

でもこの人は、何で起業したいかまったく決まっていません。

 

彼は人脈を作るために異業種交流会に足繁く通い、いずれ必要になりそうだからとファイナンシャルプランナーと行政書士の資格を取ろうと頑張るのです。

 

おそらくこの人は、起業しても失敗するでしょう。

 

なぜなら、なんの仕事をするか分かってないのに人脈を増やしたところで意味がないし、起業する内容によっては、取った資格がまったく活かされない可能性だってあるからです。

 

努力は必ず報われるなんて大嘘なんですよ。

 

「遺伝的素質」と「運」と「正しい選択」という3つの条件があってこそ、努力は報われるのです。

 

悲しいかな、これが現実なんですよね。

 

ちなみに、「諦めなければいつか成功する」も大嘘です。

 

これもまた、前述した3つの条件が揃ってようやく成功率が上がるというだけの話で、絶対に成功するわけではありません。

 

なぜ成功しないケースがあるのかと言うと、「運」が絡んでいるからです。

 

それが次にお話する「タイミング」になります。

 



恋愛を上手くいかせるために必要なもの・その2「タイミング」

恋愛が上手くいかなかったときに、「縁がなかったんだよ」「縁があればまた出会うよ」と言う人がいます。

 

この縁という無形の存在は何か?

 

それは、「タイミング」です。

 

つまり、「縁がない」というのは「タイミングが合わない」ということなんですよね。

 

恋愛におけるタイミングが合わないよくあるケースを、次にまとめてみました。

 

タイミングが合わないよくあるケース
    • 出会う時期が早すぎた
    • もしくは遅すぎた
    • ことごとく時間が噛み合わない
    • 物理的に時間を作ることが難しい
    • 自分か相手の前に突如ドンピシャの相手が現れた
    • そもそも相手に時間を作る気がない
    • もしくは自分に時間を作る気がない

 

恋愛の何が厄介かと言うと、お互いのニーズは合致していても、タイミングが合わなければ上手くいかないというところにあります。

 

たとえば、出会ったときはすでに相手は結婚していただとか、言い寄られたときすでに大好きな彼氏がいたとか、来月から海外赴任で何年も会えないだとか。

 

いろんなケースがありますが、ほとんどの場合タイミングが合わないのって、誰も悪くないんですよね。

 

ちなみに、「そもそも相手に時間を作る気がない」「もしくは自分に時間を作る気がない」というのは、両者どちらかのニーズが合ってないことで起こる現象です。

 

あと、途中まではいい感じだったけど、なんかダレてしまったというケースもあるので、中だるみが原因でタイミングが合わなくなるというケースもあります。

 

ある出版社が、いいなと思っていた異性と連絡を取らなくなった理由を男女100人ずつアンケートを取ったところ、その第一位が「なんとなく」だったんですよ。

 

そして、このなんとなくの原因を作っているほとんどが、「中だるみ」だそうです。

 

それまでは面白かったゲームを「なんとなく」途中でやめてしまった理由を考えたとき、「なんかダレた」と答える人が多いので、それが分かりやすい例ではないでしょうか。

 

恋愛が上手くいく女性は異常にフットワークが軽い。

基本的に恋愛が上手くいく女性の多くは、フットワークがものすごく軽いです。

 

誘われればどこにでも行くし、疲れていても、忙しくても、なんとか時間を調節して外に出向きます。

 

それがたとえ急な呼び出しであったとしても、未来の自分にメリットがありそうなことなら多少無理してでも、誘いに応じるんですよね。

 

でも、よくある恋愛指南にはこう書かれているわけですよ。

 

「彼からの急な呼び出しに応じると、都合がいい女と思われるからやめましょう」と。

 

これ、馬鹿正直に守っている女性ほど、機会損失を起こしています。

 

恋愛に進展するのが早い女性って、誘われたのが当日であろうが深夜であろうが時間作って会いに行くんですよ。

 

それで相手の男性が「コイツは都合がいい」と思ったのであれば、それは態度や言動に出るはずなので、不愉快に思った時点で指摘すればいいだけの話なんですよね。

 

というかそういう男性は、急な呼び出しに応じても応じなくても調子に乗るので、相手があなたのことを都合よく扱おうとしてくるのは、誘いに応じたからではありません。

 

前述したような、それほど可愛くないのに彼氏が途切れたことがない女の子もフットワークがものすごく軽くて、みんなが勉強したり部活で汗を流したりしているときに、出会いがありそうな場に出向いているということがよくあるんですよ。

 

新しい他校の男子と出会えそうな機会があれば、まず逃さない。

 

誘ったら必ずと言っていいほど来てくれるし、ノリもいいので、しょっちゅう声がかかるんですよね。

 

もちろん、彼氏がいる間は付き合いが悪くなることもあるだろうけど、「もうすぐ別れそうだな」と思ったら、持ち前のフットワークの軽さが発動します。

 

それが、彼氏が途切れないという結果につながるわけです。

 

恋愛に進展するのが早い女性って、タイミングを自分から作り出してるんですよね。

 

恋愛が上手くいく女性はしつこい。

あと、恋愛が上手くいく女性はしつこいことがよくありま

 

断っても、何度も何度も誘ってきます。

 

恋愛相談では、「どれぐらいの頻度でどんな誘い方をすればいいですか?」というようなものがよくありますが、この質問をする女性のほとんどが

 

誘ってしつこいと思われたらどうしよう…。

 

という不安を抱えています。

 

はっきり言いますと、何度も断ってんのに誘い続けたらしつこいと思われます。

 

そう思わないのは、行く気はあるけど本当に予定が立たないという男性だけで、何度も断られるケースのほとんどは、単に会う気がないだけです。

 

今も昔も、「忙しい」って体のいい断り文句なんですよね。

 

狙った男性を確実に射止めるような女性は、例外なくと言っていいほどメンタルが強いので、断られてもめげないんですよ。

 

「落ち着いたらこっちから連絡するね」と言われても、

 

分かりました!

私からもまた連絡しますね!

 

と返します。

 

彼女たちの中では、「ブロックされてないならまだいける」なので、しつこいと思われるかどうかはあまり関係がありません。

 

何度も誘っていると、相手の男性もどこかしらのタイミングで

 

まあこれだけ誘ってきてくれてるから、一回ぐらい会うか。

 

と根負けすることもあるので、ある意味誘ったもん勝ちでもあるんですよね。

 

実際、根負けして会ってみたら意外に楽しくて、そこから交際に発展したというケースは珍しくありません。

 

なので、相手がタイミングを合わせるつもりがないなら、合わせてもらうまでこちらから働きかけるという手段も、実はあるんですよね。

 

ただし、自己肯定感が低くて依存体質な女性がこれをやってしまうと、大爆死することが多いのでご注意を。

 



 

なので、好きになってもらえないのは、あなたの魅力とか価値は関係がない。

これまでお話したように、恋愛が上手くいくかどうかはニーズとタイミングの合致が大きなウェイトを占めています。

 

ニーズだけが合っても、タイミングが合わないと上手くいかない。

 

タイミングだけが合っても、ニーズが合わないと上手くいかない。

 

なので相思相愛で恋愛が成就するって、かなりの奇跡なんですよね。

 

一つ言えるのは、恋愛が上手くいかないからと言って、それはあなたの魅力や価値は関係がないので、自分を責める必要はないということです。

 

でも…そうは言っても、いつも恋愛が上手くいかないから、自分のせいだと思ってしまう…。

 

こういった女性も沢山いらっしゃると思います。

 

彼女たちの恋愛が上手くいかないのはほとんどの場合、ニーズがないところに自分を売り込もうとしているのが原因です。

 

日々カウンセリングをしているとクライアントさんに対して、「なんでこんなに相性が悪い相手を追いかけるんだろう」と思うことがよくあります。

 

それで自分には魅力や価値がないから上手くいかないと落ち込まれても、厳しいようだけど、需要がないところに供給しようとして上手くいかないのは当たり前なんですね。

 

どんなにモテる人でも、ニーズを無視した途端に全然モテなくなります。

 

逆に、今までモテなかった人がニーズを意識しだしたらモテるようになります。

 

恋愛が上手くいかなくなる度に、自分のことを責めていた人はどうか忘れないでください。

 

ろくでもないクズ男でも好きになってくれる女性がいるのだから、相手が振り向いてくれないのは、あなたの魅力や価値は関係がありません。

 

でもこういうことを書くと、

 

私はそんな男の人よりレベルが低いから、恋愛が上手くいかないんだ…。

 

というクソ面倒くさいことを言い出す女性が必ずいるのですが、そんなに自分の魅力や価値のせいにしたいんだったら、理想どおりの自分になるように努力すればいいと思います。

 

間違わないでいただきたいのが、誰かが求める理想の女性じゃなくて、あなたが求めるなりたい理想の女性です。

 

自分が望む理想の女性になれると、恋愛が上手くいったら「私だから上手くいったんだ」と思えるし、上手くいかなくても「この人には私の魅力が分からないんだな」で終わりです。

 

そんな自分になれたとき、あなたは自責の念から開放されるのではないでしょうか。

 

ちなみに今回したお話は、いくら魅力や価値が関係ないとはいえ、社会人一年目で当たり前のように言われる「清潔感・身だしなみ・第一印象の良さ」をクリアしていることは大前提です。

 

これらをクリアしてないのに、恋愛が上手くいかないと嘆くのは論外なので、その点はお忘れなく。

 

 

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