浮気を許せるのが器の大きい女じゃない!本当の器の大きさとは何なのか?

「浮気を許せる=器が大きい」じゃない。

先日、とある女優さんの第二子誕生がニュースになりました。

 

その部分だけを見るとめでたいことなのですが、彼女の旦那さんは以前に、複数人の女性と不倫していたんですね。

 

その不倫報道がニュースで流れたとき、ほとんどの人が離婚必須だと思っていたのに、この女優さんは別れを選ばず再構築の道を選びました。

 

この一件で彼女の株がすごく上がったそうなのですが、第二子誕生の報道が流れたとき、Twitter上で次のような意見を目にしたんです。

 

許したのはすごいことだけど、「浮気を許せるのが器のデカい女」「浮気を許せない女は器が小さい」みたいな認識が世の中に広まったら嫌だなあ。

 

この投稿を見て、たしかになあと思いました。

 

浮気や不倫を正当化する馬鹿な男たちが間違った器の大きさを女性に求め、それを許容できない自分が悪いと思い込む女性。

 

これはかなりの地獄絵図です。

 

「浮気を許せる=器が大きい」という間違った認識が世の中に広まってしまったら、価値観が昭和の時代に逆行してしまいますから、それだけは防がねばなりません。

 

断言しますが、浮気を許せるのが器が大きい女性ではありません。

 

本当の器の大きさとは、相手の不貞を許すことではないのです。

 

厳密には、許せる人は許したらいいと思うし、許せない人は許そうとしなくていいということ。

 

そんなわけで今回は、「本当の器の大きさとは何か?」をテーマに徹底解説いたします。

 



なぜ浮気を許せる女性がいるのか?

本当の器の大きさをお話する前に、浮気を許せる女性とは、一体どのような人なのかをお話させていただきます。

 

1・そもそもその男性のことをそれほど好きじゃない

下記動画の中で、相手に女性の影が見えてもドシッと構えてられるのは、「そもそもそんなに好きじゃない」か「男性側に絶大な安心感がある」かのどちらかだとお話させていただきました。

 

【参考動画】

 

前者の場合、相手に対し恋愛感情を抱いていないので、女性の影が見えたところで何とも思わないんですよ。

 

男性の浮気を許す女性の中には、それほど好きじゃない状態で付き合ったり結婚したりしている人もいるので、浮気が発覚しても嫉妬心が芽生えないというわけです。

 

ただ、自分よりも浮気相手の方が優遇されていると分かると、途端に許せなくなるというケースは多々あります。

 

この場合、浮気が許せないのではなくて、

 

私よりも良い思いをしているその女が許せない!

 

という怒りなんですよね。

 

なので、ただほかの女性とセックスされたというだけなら、彼女たちは浮気を許すことがあります。

 

2・身体の浮気に嫉妬心が生まれない

これは女性に限った話ではありませんが、世の中には身体の浮気に嫉妬心が生まれないという人が、一定数存在します。

 

レペゼンフォックスのDJ社長はTikTokで、

 

彼女が他の人とセックスしてもほぼノーダメージ。

 

と言ってたのだとか。

 

なぜ、身体の浮気に嫉妬心が生まれないのかと言うと、これは元々の気質や性質によるところが大きいと僕は考えます。

 

もちろん、「精神的なつながりの浮気じゃなければいい」という考えの人もいるでしょうが、身体の浮気に嫉妬しないって、考え方の問題じゃないと思うんですよね。

 

あまり怒らないという性質の人と同じで、先天的なものではないでしょうか。

 

ちなみに僕は、身体の浮気は絶対に嫌です。

 

嫉妬しすぎて耐えられません。

 

3・自尊心が低い

実は圧倒的に多いのがこのケースです。

 

浮気されて本当は嫌で嫌でしょうがないのに、依存してしまっているから離れられずに許してしまうというわけですね。

 

勘違いしないでいただきたいのは、先述の女優さんがそうであると言っているのではなく、統計的に多いというだけの話です。

 

そして、このケースに該当する女性に限って、強がっていることが多いんですよ。

 

どういうことかと言うと、

 

男なんて浮気するものだから。

最後は私のところに戻ってくればいいのよ。

 

というように、自分が浮気されているのを正当化するために、「私は浮気を許せる器の大きい女」として振る舞うということです。

 

周りにいる「浮気ぐらい許してあげなさいよ」と平然と言ってくる女性が、自尊心が低い人物であることは珍しくありません。

 

4・許してないけど許した

これは、「大目に見た」というケースですね。

 

「3」の自尊心が低いというケースとどう違うのかと言うと、浮気されたことを許してないけど許した女性は、はっきりと相手にこのように伝えています。

 

今回は大目に見てあげるけど、次はないから。

あと、許したわけじゃないからね。

 

つまりこのケースに該当する女性は、いつでも別れる覚悟があるんですよね。

 

「浮気は1回までなら許す」という女性にこのタイプの人が多いです。

 

5・子どものことを考えた

これは結婚して子どもがいる女性のケースです。

 

夫の不倫が発覚したけれど、離婚するとなったら子どもと父親を離すことになるから可愛そうと思って、許すというケースですね。

 

ただ、このケースの中には、ちゃんと子どものことだけを考えて離婚を踏みとどまっている女性だけじゃなく、離婚したら生活ができないという女性も含まれています。

 

でも、離婚したら生活ができないという理由だけだと、「自立できない女」「旦那の金目当ての女」と思われてしまうから、子どもが可愛そうという大義名分がセットになるわけです。

 



 

本当の器の大きさとは何なのか?

では、ここからが本題。

 

本当に器が大きい女性とは、一体どのような人のことを指すのか?

 

それは、強くて相手の弱さを受け入れることができる女性です。

 

本当に強い女性は、これまでの人生で起こったあらゆる苦難や問題をちゃんと乗り越えています。

 

落ち込み、悲しみ、傷つき、ときには生きているのが嫌になるぐらいの地獄を経験しているのに、それでも起き上がって前を向く。

 

その上で、自分の弱さ、未熟さ、闇の3つとしっかり向き合って、自分自身を受け入れていく。

 

たとえ認めたくない現実があったとしても、目を反らさずに勇気を振り絞って対峙する。

 

これが本当に強い女性の定義です。

 

彼女たちは人よりもつらい経験をして乗り越えていることが多いのですが、だからこそ人の気持ちが分かるし、自分自身が弱いことを知っているから、弱い人のことも理解ができるんですよね。

 

なので、本当に器が大きい女性と出会うと、

 

この子なら俺のことをちゃんと受け止めてくれそう。

 

と思わせる力があるんですよ。

 

間違っても、「器が大きいから浮気を許してくれそう」とは思われません。

 

器が大きい女性と話していると、つい自分のことを話しすぎてしまうし、今まであまり人に言ったことがない話や、コンプレックスを開示してしまうことがよくあります。

 

つまり、自分のことを全部受け止めて分かってほしいから、普段強がっている男性でも、弱みや傷口を見せてくるんですよね。

 

どうしたらそんな女性になれるんだろう?

 

と思った方がいらっしゃるかもしれませんが、器の大きさは、悲しみやつらさを乗り越えた分だけ拡大していきます。

 

要するに、どんな現実でも自分自身でも逃げずにちゃんと向き合うことが、器の拡大につながるということです。

 

なんでもかんでも許すことが器の大きさではない。

よくある勘違いで多いのは、「器が大きい人=なんでも許してくれる人」という認識です。

 

たしかに器が大きい人は、優しいし、あまり怒らないし、人に対する許容範囲が広いことがよくあります。

 

しかし、だからと言って、彼ら彼女らはなんでもかんでも許してくれるわけではありません。

 

むしろ特定の部分においては、人よりも許容範囲が狭いことだってあるぐらいです。

 

なぜかと言うと、本当の意味で器が大きい女性は、いろんな悲しみや傷を乗り越えてきた中で自分軸を形成していきます。

 

自分軸がなく人に流されていては、乗り越えることができないからです。

 

その自分軸とはなんなのかと言うと、「生きていくための指針」になります。

 

たとえば、親友から多額の借金を申し込まれたので、信用して貸した人がいるとします。

 

しかし、この借金が原因で、周囲を巻き込むほどのトラブルに発展し、親友とは絶縁状態になったとしましょう。

 

この人は、生きていくための指針として次のような自分軸を持つようになりました。

 

これから先、誰かに借金を頼まれても絶対に貸さない!

だって、もう二度とあんな思いをするのは嫌だから!

 

本当の意味で器が大きい人って、人よりもつらく悲しい経験をしていることが多いから、必然的に「二度とあんな思いをしたくない」と思っていることも多いんですよね。

 

それが前述した「特定の部分においては、人よりも許容範囲が狭いことだってある」という言葉の意味になります。

 

なので、なんでもかんでも許してくれる人って器が大きいのではなくて、単に自我がそれほどなかったりするケースもよくあります。

 

もしくは、「人を信じたい」という聖人君子のような考え方の人のどちらかです。

 

このような女性だと浮気をされても許すのだと思いますが、その数は非常に少ないので、前述した浮気をされても許す女性の特徴には入れませんでした。

 

闇金ウシジマくんを読んだことがある人なら分かっていただけるかと思うのですが、竹本優希みたいな人間が、このケースに該当します。

 

 

こんな人、ほとんどいません。

 



 


以上になりますが冒頭でお話したとおり、浮気を許せる人は許したらいいと思うし、許せない人は許さなくてかまいません。

 

間違っても、許すことができない自分の心が狭さや、浮気される自分の至らなさを責めないでください。

 

浮気ってする・しないじゃなくて、できる・できないの倫理観の問題なので、たとえ関係性が冷えきっていても、浮気しない人は筋を通すために絶対にしないです。

 

もちろん、人には魔が差してしまうこともあるので、できない側の人でも浮気してしまうことがあるかもしれませんが、だからと言って許す許さないは話が別です。

 

許せないと思うのはどうしてもそれが嫌だということなので、その気持ちを曲げてしまうと、自分の首を絞める結果になるんですよね。

 

なので、浮気されてどうしても許せないなら、許しちゃダメなんです。

 

許そうとしてしんどい思いをするのは自分なので。

 

ちなみに、

 

浮気を許せるのが器の大きい女だ!

 

と言うような男性がいたら、ソイツはほぼ確実に浮気や不倫ができる側の人間なので、注意しましょう。

 

 

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