【もうコイツに】男を否定していいことなんてなにもないんだぜ論。【なにも話さねえ】
目次
AIに仕事を奪われるといわれている未来。
そういえば今年の1月にクライアントさんから誘われて、
大阪の起業セミナーに行ってきたんですよ。
もうすでに起業はしているけれど、
自分の方針が間違っていないか、ブレていないかという再確認のため、
そしてセミナーというものに参加したことが今までなかったので、
興味本位で参加いたしました。
そしたら、セミナー開始早々に、
講師の方から驚愕の事実を聞いてしまったのです。
10年後には今ある職業の50%がなくなり、
近い将来10人中9人は今と違う仕事をしている。
といったものでした。
この情報は昨年度にはすでに公開されていたらしく、
マジかよーと思って食い入るように講師の方の話を聞いていたのですが、
なぜそうなるのかと言うと、AI(人工知能)の発達により、
10年後には今ある職業の半分近くをロボットがやっている可能性が高いらしいのです。
しかもこのAIは今や人の感情まで読み取れるレベルまできているらしく、
そうなると「俺、大丈夫かよ?」と不安にならざるを得ません。
本当にありがたいことに、
「その道で食べられる人はごくわずか」と一般的に言われている
カウンセラー業と恋愛相談を仕事にして僕は生活ができているわけですが、
これがロボットに奪われてしまうとおまんまの食い上げ状態になってしまうわけです。
セミナー後の懇親会で飲みすぎてベロベロになるという事態になったものの、
心配になりすぎて帰宅してから速攻調べてみたんですよ。
☆参考記事☆
【10年後 AIによってなくなる仕事11選】なくならない仕事5選も紹介
あー良かった。
これで一安心。
だからと言って気を緩めるわけにはいかねえな。
これからも来月はどうなるか分からないという
意識を持って仕事をせねば。
なんて思いながらも誰かが言ってた、
「これから雇われているうちは、給料が下がることはあっても上がることはない。
日本はどんどん貧しくとも豊かな国になっていく。」という言葉を思い出し、
「これからもどんどん起業したい人が増えるんだろうな。」としみじみ考えてしまいました。
しかも、バーテンダーやネイリストまでなくなると言われているので、
どれだけ凄いんだよロボット。
バーテンロボはこの間テレビで紹介されていましたが、
びっくりするぐらい精密でしたし、
ネイルロボはプリクラ感覚になるらしく、手を機械に入れると
希望のネイルアートを爪にプリントできるようになるらしいです。
結局、将来安泰と呼ばれる仕事なんてない。
しかし10年後に今ある仕事が半分近くなくなるということは、
転職をする人もそれだけ増えるということになるでしょう。
そういえば転職業界で「嫁ブロック」という言葉があるのですが、
これは「旦那さんの転職を奥さんが阻止する」という意味です。
その理由としては、
「今の仕事辞めてどうすんの!給料下がっちゃうかもしれないじゃない!」とか
「違う仕事をして本当にそれでやっていける確証はあるの!?」
というものがほとんどではないでしょうか。
そんな嫁ブロックに屈服して転職を断念する男性が多いようですが、
これからの時代、そうも言ってられないというわけですね。
そして前述したように、
起業を志す男性もこれからさらに増えていくでしょう。
20代のヤリチンが「俺、将来は社長になるねん!」と言っているような
穴だらけのアホな理想ではなく、
「もう雇われているのはまっぴらだ!俺は絶対独立してやる!」と
野望に満ちた夢を掲げる男性は今以上に多くなると僕は確信しています。
だけど、起業セミナーに行って思ったのがやる気だけは十分なのですが、
「すごく起業をしたいけどなんの仕事をしていいか分からない」という方たちが多く、
情熱だけは有り余るほどあるのに、なにをしていいのか分からないという
ジレンマに陥ってモヤモヤされているのが見てとれました。
僕ももちろん、この仕事に辿りつくまでに1年半という時間がかかりましたから、
彼らの気持ちは痛いほどよく分かります。
情熱だけが先走ってなにもできないというのは、本当に苦しいです。
そして、妻帯者の男性で起業を志す人は「なんの仕事をやるか」という部分以外にも、
考えなければいけないことがあります。
それは「家族の説得」。
要するに、「嫁ブロック」を突破しないと先はねえぞってことです。
否定されると人は話したくなくなる。
よく、「起業しようと思っている」と奥さんに伝えて、
「なに考えてんの!?ほんとにそれで上手くいく保証あるの!?」と
壮絶な反対にあう旦那さんがいますが、
「それはアンタの起業プランが甘いからだよ」なんて昔は思っていたものの、
最近になって「それは違うんじゃないか?」と思うようになりました。
奥さんが「否定」するからダメなんじゃないかって。
僕が思うに、起業して成功している男性は、
かならず奥さんに相談して理解を得ています。
そして失敗する男性は、
かならず奥さんに相談せずに1人で突っ走っています。
なぜ、後者のようになるかと言うと、
「どうせ言っても分かってもらえないから」
という理由で、自分のことを客観視できずに
行動してしまうからなんですよね。
多くの男性にとって「否定する」という行為は地雷になりまして、
否定すればするほど、
「コイツになに言っても反対されるから、俺はもうなにも話さない。」と
なってしまうんですよ。
逆の立場で考えてみてください。
たとえばアナタに叶えたい夢や目標があった場合、彼に
「ねえ、私、○○を目指しているんだけど、どう思う?」と聞いて、
「そんなもん、うまくいくわけねえだろ!絶対やめとけ!」なんて言われたら、
「もうこの人に相談するのは止めておこう。」となりませんか?
しかも人は否定すればするほど、
否定されたものにしがみつきます。
どうしようもない男性とお付き合いしている女性でたとえると、
いくら周囲に「あんな男、やめときなよ!」なんて言われても、
「でも!彼にもいいところあるし!」となってしまうのと同じです。
そしたらこの女性は、
「もうこの人たちに彼のことを相談しても否定するから、しないでおこう。」
となって1人で悶々と考え、どんどん間違った方向にいくわけですよ。
好きなアーティストのことをバカにされて、
「なんでよ!めっちゃかっこいいじゃんか!アンタの方が分かってない!」と
思ってしまい、さらにのめり込む状況もこれと同じです。
単純な話、
自分がやりたいことや好きなことを否定されたら腹立つでしょ?
ってことなんですよ。
だからね、彼氏や旦那さんが「やりたい」と言ったことは
否定せずにちゃんと最後まで聞いてあげてください。
前述したように、起業の相談をされたときもそうです。
たとえそれが穴だらけの夢だったとしても、
否定せずにちゃんと最後まで聞く。
たとえ彼が間違っていても、
否定せずに最後まで話を聞くのです。
「こんな甘い考えで絶対成功するわけないじゃん。」と思っていても、
とにかく話を深掘りして言いたいことを全部言わせてあげましょう。
否定するのではなく、「提案」すること。
そして、意見したいのであれば、
提案という形を用いればいい。
たとえばこんな感じで。
私にはよく分かんないけど、○○するのはどうだろう?
今の話を聞いてると、○○するのが合うんじゃないかなと思うんだけど、
貴方はどう思う?
彼を否定せずに、肯定しながら道筋を提案してあげることが大切です。
たとえば、
「1日5分の作業で月収100万円に!」といった感じの
んなわけあるかいな的なうさんくさいネットビジネスを
彼がしようとしていても、否定してはいけません。
こういった場合だと、
「やっぱりずっと雇われてるのはイヤだもんね。
でもさ、私も聞いただけだしよく分かんないけど、
ネットビジネスとか高額塾ってネズミ講まがいのことをしてるって聞くから、
もうちょっと調べてみるのはどうだろう?
私もちょっと調べるの手伝うよ。」という感じで言ってみるのがいいでしょう。
こういったコミュニケーションを繰り返していると、彼はなにかあるたびに、
「なあ、これってどう思う?」とかならずアナタに意見を求めてくるようになります。
男性のすることをはなから否定していては、
どんどん間違った方向に突っ走ることになるんですよ。
暴走族に入っている少年を母親が
「そんな集まりに行くのは止めなさい!」といくら注意しても、
「うっせー!ババア!」となるのと同じです。
否定し続けた結果、
いずれ少年は暴走行為や傷害事件を起こして
逮捕されてしまうというわけですね。
否定していいことって本当にないんですよ。
否定されたものに人はしがみつきたくなる。
たとえばとある女性が怪しい占いにハマってしまったとして、
結構な金額を占いにつぎ込んでいたとしましょう。
それを旦那さんが、
「アホか!そんな霊感商法にだまされるな!」
なんていくら言ったところで、その女性は否定されればされるほど、
「もうこの人には相談しない!」とムキになります。
そして、その占いにどんどん依存してしまい、最終的には
「このお札を買えばアナタは幸せになりますよ。
本当は50万ですが、今なら30万で買えます。」なんてそそのかされ、
旦那さんへの相談なしに購入してしまうということです。
でも旦那さんが否定せずに話を聞いてくれていたら、
「ねえ、なんかお札を30万で売りつけられそうなんだけど、
これってヤバイよね?」と相談できて、
「うーん。でもお札を買うだけで幸せになるなら、
日本中のみんなが買ってるんじゃないかな。」なんて客観的に言われたら、
「あ、あの占い師、私のことをだまそうとしていたんだ。」
というふうに気づくことができるわけですよ。
あと、男性の「至らない行為」にばかり目を向けて
否定するのも止めましょう。
「なぜ、彼は○○したいのか?」「なぜ、彼は○○するのか?」
をちゃんと考えてください。
たとえば彼が浮気をしていた場合、
「なんで私以外のほかの女と!」と怒るのは簡単ですが、
いくら怒ったところでなんの解決にもなっていません。
なぜ、その女性に入れ込んでいるのか、
なぜ、そのようになったのかを考えないといけないんですよ。
そうしないと物事の本質が見えないですし、
いくら「そうされることがイヤだから」と言っても、
本質が分からなければ解決のしようがありません。
「もうその女に会わないで!」といくら言ったところで、
また隠れて浮気されるかほかの女性に走られるのがオチというわけです。
こういった場合、いくら怒っても、
「お前がもっと俺のことを分かってくれていたら浮気なんてしねえよ」
と男性は思っているので、感情的になるだけ無駄なんですよ。
そもそもの話がメリットで考えると、
浮気でたとえるならほかの女性と会うことで
彼になんらかのメリットがあるから、浮気をしているわけです。
そのメリットを考えようとも聞こうともせず、無理やり奪うということは、
「じゃあお前一筋になって一緒にいたら、俺になにか得があるのか?」
ということになるんですよね。
だから、まずは彼の話を冷静にちゃんと聞いてあげないといけないわけです。
そのうえで、彼に浮気をやめてほしいなら、
「これから私はもっと○○するから、もう浮気はしないでほしい。」
といった感じで彼がメリットに感じることを伝えつつ、
アナタの意思表示をしないといけません。
浮気にかぎらずどんな場合でも、
「なぜそうなったのか」「なぜそうしたのか」という理由を探り、
ちゃんと彼の話を冷静に最後まで聞かないと、
いつまで経っても問題は解決しませんよ。
以上のように、男性を否定するだけでは
望むような結果になりにくいことをご理解いただけたでしょうか。
感情的になって否定だけしても、
アナタの思いが伝わらなければ意味がないのです。
彼のことを生かすも殺すもアナタ次第というわけですよ。
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“【もうコイツに】男を否定していいことなんてなにもないんだぜ論。【なにも話さねえ】” に対して9件のコメントがあります。
コメントは受け付けていません。
藤本 様
先日は、はっきりと仰って下さってありがとうございました。
彼は少年スポーツの指導者なのですが、
最近そこで指導者として?と思われるような行動をしています。
今のところ、気づいているのは私ぐらいなのですが、
きっとだんだんみんなに気がつかれてしまうと思うのです。
そうなると、状況次第では、彼はこの団体を追われたり、
最悪このスポーツの世界に居づらくなったりします。
(私と拗れたくらいで、サークルをやめようとした彼ですし)
なので、ちょっとうちうちに注意したいと思うのですが、
こちらの記事にもあるように
「やめたほうがいいと思う」と伝えても、「自分が面白くないから言ってんだろ」と
取り合ってもらえない気がするんですよね。
それなので、「実は、ちょっとこんな話を耳にしたんだけど」と、
周囲に少し気づかれてるという嘘を言っちゃおうかと思うんです……
嘘も方便と言いますし。
それはゲスいやり方でしょうか?
今の行動は、誰がどう見ても、明らかに彼自身の首を絞めることになるので、
一刻も早くやめたほうがいいことなんです。
>美穂さん
いや、これはゲスいというよりか嘘も方便なので、相手に分かってもらうためには必要なことではないでしょうか。
明らかに自分の首が絞まるようなやり方をしていて本人がそれに気づいていないのであれば、気づかせるための手段として有効ですよ。
藤本 様
早速のご回答ありがとうございます😊
そうですよね。
下手に、私の意見として言うより、彼も納得しやすいですよね。
ただ、どうなんでしょう?
やっぱりこんな場合でも、メールや手紙より、直接話すほうがいいのですよね?
彼はプライドの高い人なので、そういうことを言われた瞬間の顔とか見られたくないと思うような気がするのですが。
まあ、でも、今まで手紙やメールより、電話で話した時の方が、私の言いたいことは伝わった過去はありますね。その時は、喧嘩にはなっちゃいましたが。
>美穂さん
こういう込み入った話は語弊があってはいけないので、できるだけ会って話した方がいいですよ。
相手がどんな気持ちで聞くかはそのときの気分とタイミング次第なので、正解はないようにお見受けします。
突然のコメント失礼致します。
写真を撮りたい、同棲したい等、彼の要求を断ることも否定のうちに入りますか?
そして別れの原因にもなりうることもありますか?
音信不通になった前の日の会話を思い出すと、このように相手の要望を拒否してしまっていました。
>sheryさん
なんの写真を撮りたいかにもよりますが、それが裸の写真など嫌なものであれば、断っていいところです。
そして、同棲できないという部分についてもタイミング的に難しければそれはしょうがないですね。
否定というのはその人の一部をけなすということなので、否定にもなってないですよ。
早速のご回答ありがとうございます!
写真は裸ではなく、普通に私の写真が欲しかったみたいです。
同棲も写真の話の時も、絶対いや!と突き放すようについ言ってしまって^_^;
甘えたな所のある彼だったので、傷つけてしまったのかもしれません。
男性は冷たくされると、相手の女性に対して嫌気がさす事が多いですか?
>sheryさん
>同棲も写真の話の時も、絶対いや!と突き放すようについ言ってしまって^_^;
否定というかこれは拒絶になるので、言い方はもっとほかにありますね。
>男性は冷たくされると、相手の女性に対して嫌気がさす事が多いですか?
男性は、というのはないので、完全に人によります。
藤本さま
コメントありがとうございます。
拒否と拒絶は全然異なるものなのですね。
大変勉強になりました。
次からは言い方に気をつけて、良いパートナーに出会えるように自分磨きを頑張りたいと思います。
本当にありがとうございました。