恋愛指南書とか読まなくていい。

 

withonlineで52回目の連載がアップされました。

 

 

今回のテーマは、「恋愛指南書は読まなくていい」という内容です。

 

僕のブログや著書を読んでくださっている方なら、なぜ読まなくていいのかその理由をご存知かと思いますが、端的に言うとこういうことなんです。

 

1・ほとんどの場合、書いてあることが浅すぎる

2・人間を一つの枠に当てはめることはできない

3・テクニックに頼りすぎている

 

今更感はあるかもしれないけど、一つずつ簡単に説明させていただきます。

 

1・ほとんどの場合、書いてあることが浅すぎる

 

浅いというのは、本質を書いていないということです。

 

だからスラスラ読めてしまうし、読み終わったあとは「頑張るぞ!」みたいになるんだけど、ほとんどの場合、そのときの気分で終わるんですよ。

 

その理由として大きいのが、書いてある内容が浅いので、具体的に何をしていいか分からないからです。

 

自己啓発本の世界でもそういうのがありますが、恋愛指南書でもそれは同じで、深い内容が書いてある本ほど、読んでいて考えさせられるし、「これ、難しいよな」「自分はちゃんとできてるかな」と自分を振り返ることになるんですよね。

 

あと、深くなればなるほど、「この人何言ってんだろう?」と理解できなくて、書かれていることがずっと心に引っかかることもよくあります。

 

それから、書いてあることが浅すぎる本は共通して、「なぜそうなるのか?」「なぜそうしたほうがいいのか?」「どうやってそれをするのか?」が書いていません。

 

2・人間を一つの枠に当てはめることはできない

 

これは僕がいつも言ってることになりますが、考えてみれば当たり前の話で、人それぞれ生きてきた環境、価値観や考え方はバラバラなんですよ。

 

それに、調子が良いときや悪いときの態度や言葉も違いますよね。

 

なので、「男とはこういう生き物である」という情報って、すべての男性に当てはまるわけがないんです。

 



 

そもそも、あれだけ統計が取れている血液型占いでも当たり外れがあるし、僕の著書「幸福のための人間のレベル論」では、人間の幸福レベルを9段階に分けていますが、その数の多さでも「自分がどのフィールドにいるか分かりません」という方が結構いらっしゃいます。

 

本の中でも、「かならずしも、いずれかのフィールドの特徴にすべて当てはまるわけではない」といった文言を書いていますが、これは逃げでもなんでもなくて、100人いたら100通りの人がいるので、人間を一つの枠の中に完璧にカテゴライズすることは不可能なんです。

 

それに、「男とはこういう生き物」「女とはこういう生き物」という情報がまかり通るのであれば、世の中は似たような人たちで溢れかえりますし、恋愛で迷子になることはありません。

 

3・テクニックに頼りすぎている

 

いわゆる、「小悪魔テクニック」と呼ばれるものが該当しますが、こういったテクニックが使える女性って、元々の性質が小悪魔気質だからできるんですよ。

 

なので、本人たちはテクニックを使っている自覚がなくて、男性と普通に接していたら「なんか知らんけど小悪魔みたいになった」という感じなんです。

 

もちろん、意図的に小悪魔テクを使う女性も彼女たちの中にはいるのですが、これは相手が望んでいるものに対して自分を偽っているんですよね。

 

たとえば、清純さが求められているなら、「あ、この人は私のことを清純かなんかだと思ってんな。本当は経験人数分からないくらいあるけど、2人しか付き合ったことがないって言っとくか」というように。

 

ほとんどの場合、彼女たちはこういった嘘をつくことに罪悪感がありません。

 

むしろ、それが相手を喜ばすための正しい嘘であると思っています。

 

あと、駆け引きについて書かれた恋愛指南書は今までに沢山発売されましたが、多くの人が勘違いしていることがあるんですよ。

駆け引きをして得られるのって、愛情じゃなくて「執着」やねんで?

 

ってことです。

 

それに、なんとも思ってない女性から駆け引きをされてもなんとも思わないし、むしろ、あざとさが見えて嫌悪感や不信感が出てきます。

 

そもそも、これから信頼関係を築いていきたい異性に、駆け引きなんか使うなやという話です。

 

だから、信用されへんねんってこと。

 


 

以上が、恋愛指南書を読まなくていい理由になりますが、そういった本の中にはよく、「彼のことを理解しましょう」「彼に共感しましょう」って書いてあるじゃないですか。

 

この言葉の意味を分かったつもりでいて、「私できてるし」と自分で思っている女性に告ぐ。

できてへんからな?

 

なぜなら、異性に限らず「人を理解する」「共感する」って、実はもっと奥が深くて、めちゃめちゃ難しいことなのだから。

 

カウンセラーである僕自身も、日々奮闘しているぐらいなんです。

 

クライアントさんに対し、「もっと話を聞いてあげれば良かったな」とか、「余計なこと言いすぎてしまったかな」とか、反省することなんていまだにあるんですよ。

 

「おいおい、プロ失格じゃねえか」とか言わない。

 

「理解する」「共感する」って、それぐらい難しいことであり、そもそも人は「自分はできている」という前提を作ってしまうと、そこから成長しません。

 

仕事に限らずなんでもそうですが、その前提を作らずに日々何かに取り組んでいると、現時点での改善点は見えてくるし、新しい試みが入る隙が見つかったりとか、沢山出てくるんですよね。

 

だから、プロである以上は「できている」って言いたいけど、そう言いたくはないんです。

 

「理解する」「共感する」をざっくり説明すると、次のようになる。

 

では、この「理解する」「共感する」という言葉の意味を語る上で、著書「しびれちゃうくらい『心底幸せ!』な恋をする方法」の一文を紹介いたします。

 

以下にあるのは、恋愛講座を受けに来たという設定のリコと僕の会話です。

 

藤本

「まず、相手のことを理解して共感する。つまり、相手がなぜ今のその人になったのか?に興味を持って知る。

たとえば、ケーキがあるとしよう。

このケーキがどう作られたか、どんな成分でできているかなど、『こうやって作られてるのか』と知ることが理解するということ。

ケーキは要冷蔵やろ?

高温多湿な場所にずっと置いているとダメになる。

共感するというのは、『わかる、私も湿気多いと無理。寒いほうが好きなんだよね』と自分も該当するときだけ同調するということ。

ただケーキのことを知っているだけならこうなる。

あなたケーキなんだね、いちご乗ってるね、いろんな人に食べてもらえたらいいね。知らんけど」

 

リコ
「ちょっと待って、何を言っているのか、全然わかんない」

 

(この人、マジで何言っているんだろう)リコはそう思った。

 

藤本

「まだここからや。

ケーキのことをただ知っているだけでは、理解して共感しているうちに入らん。今のケーキの例を人に置き換えるとこうなる。

ある33 歳の商社マンがいたとしよう。

この人のことを本当の意味で理解するなら、どんな人生を歩んできたのか、どんな価値観を持っているのか、どんな人たちが関わってきたか、なぜ商社マンになろうとしたのか、など、相手のパーソナルな部分を知ることが相手を理解するということ。

とくに、相手がどんなことで喜び、楽しみ、怒り、悲しみを感じるかを知ることは大切。そうした会話の中で、同調できることを共感する。

しかし、『33歳の商社マン』だけでは、上辺のことしかわからん。

相手に踏み込まなかったら、理解も共感もできひんねん。

ちゃんと相手のことを理解も共感もできたら、自ずとその人のことを大事にできている」

 

リコ

「ペットを飼っても、眺めて餌をあげるだけじゃなく、お世話して遊んであげて、踏み込めば踏み込むほど、その子の性質がわかるってことか」

 

【出典:しびれちゃうくらい『心底幸せ!』な恋をする方法】

 

以上になりますが、実はもっと掘り下げることができるほど奥が深いのが、「理解と共感」。

 

では、まず「相手を理解する」ことについて、お話させていただきます。

 

相手を理解するってこういうこと。

 

たとえば、牛肉とお寿司が食べられないという人がいたとします。

 

ここで、「絶対食べたほうがいいよ!人生の半分以上損してるよ!」と言っちゃう人は、相手のことを理解するつもりがありません。

 

ただ、自分の価値観を押し付けているだけで、言葉にしなくとも思ってる時点で、相手のことを理解しようとしていません。

 

ちゃんと、この人のことを理解しようとすると、こうなるんです。

 

「あ、この人はお肉と生魚が食べられないのか。

珍しいけどそういう人いるし、聞いておいて良かったな。

食べられなくなったきっかけとかあるのかな?後で聞いてみよう。

 

じゃあこの人と食事するときは、焼き肉とか海鮮がメインのお店は避けたほうがいいね。

この人は一体、どういう食べ物が好きなんだろう?これも聞いてみよう」

 

つまり、相手を理解するということは、自分の価値観や主観を交えずに、相手のことだけを知ろうとすること。

 

自分の感情を挟まずに、「相手の事情を考えて相手だけに」目を向けることなんです。

 

他の例だと、聞いていてイライラするような会話ってありますよね。

 

分かりやすく言うと、「仕事辞めたい」っていつも言ってるけど、辞めるつもりなくて延々と愚痴を言い続ける男性や、「彼氏がひどい」と会う度に文句ばっかり言う女性の会話。

 

相手を理解しようと努める人って、男女問わず愚痴や文句からも相手が何を望んでいるか、真意をつかもうとするんですよ。

 

ただ、こういったことを書くと、「そういう人の話でも我慢して聞かないといけないんだ」と思った方もいらっしゃるかもしれませんが、そうじゃなくて、その人のことを本当に理解したいんだったら、「嫌だな」という感情さえも挟まずに相手の話だけに耳を傾けるのが、「理解する」ということなんです。

 

それができないししたくないなら、しなくても別にかまわないし、中途半端に相手の話を聞くんだったらそれはただの偽善なので、お互いにとって何のメリットもないからやめたほうがいいです。

 

相手のことを深く理解するには、感情を挟まないことが鉄則であり、ただ「自分はそうじゃないけど、そういう人もいるよなあ」と、自分との違いを認めることなんですよ。

 

たとえ、自分と考え方や価値観がまったく違っていても、「そういう人もいる」。

 

その上で、付き合うか付き合わないかはお互いが決めることであり、付き合わなかったとしても、それは相手を否定しているわけではないんですよね。

 

かかわったことによって、お互いが嫌な思いをするのであれば、最初からかかわらないようにするのも、「ある意味優しさ」です。

 

自分の知りたいことだけを聞いている内は、相手を深く理解しようとしていない。

 

それから、相手を理解する上で必要な条件がありまして、それが何かというと、「自分が知りたいこと以外のことも相手に聞く」ことなんです。

 

たとえば父親が息子に対して聞く、「最近学校のほうはどうだ?」という質問は、「息子は学校で上手くやってるか、勉強をちゃんとやってるか心配だ」という、お父さんの「知りたいこと」になります。

 

恋愛の場面だと、「彼はどれぐらい恋愛経験があるんだろう?」という疑問から生まれる、「今まで何人の人と付き合ったの?」という質問は、この女性が「知りたいこと」になります。

 

相手のことを深く理解するためには、自分が知りたいことだけを聞いていてはダメなんですね。

 

自分の興味の範疇から外れた疑問を質問することも、相手を理解するということです。

 

ちなみに、子供のことを理解しようとするお母さんは、学校から帰ってきた子供に対し、「学校どうだった?」とは聞かず、「今日はどんな一日だった?」と聞きますね。

 

本当の理解と共感は、「余裕があるから」こそ、できるもの。

 

あと、後述する共感に関してもそうなのですが、理解も共感も、まず自分に余裕がないとできません。

 

余裕とは、満たされた自分だからこそ生まれるものであり、余裕がない人ほど、本当の意味で相手を思いやったり優しくしたりすることができないんです。

 

余裕がない人は、「分かってほしい気持ち」や「自分の見られ方」ばかりが気になっているので、その分だけ相手に意識が向かないんですよね。

 

しかし余裕がある人は、すでに自分のことを分かってくれる人にだけ目が向いているし、自分の見られ方もそんなに気にならないので、だから必然的に相手に意識が向くというわけです。

 

具体的に言うと、相手を理解しようと努める人は、理不尽に上司から怒られたとしても、次のように考えます。

 

「この人、めちゃめちゃなこと言ってるけど、もしかしたら家で何か嫌なことがあったのかなあ。

それか、上の人になんか言われたとか。

 

自分はまだ経験がないから分からないけど、上の人間と下の人間との板挟みになるって、すごくしんどいのかもな」

 

これが前述した、「相手の事情を考えて相手だけに目を向ける」ということになります。

 

こういう風に考えろと言ってるんじゃなくて、自分に余裕があって相手を理解しようと努めていないと、この考えには至らないということを言ってるんです。

 

ほとんどの人が、理不尽に怒られて腹が立ったり悲しんだりしますし、中には「なんでそんなめちゃめちゃなこと言うんですか?言い方考えてください」と反論する人がいますよね。

 

これが正常なんですよ。

 

本当の意味で人のことを理解するって、怒りも悲しみも挟まずに相手の事情だけを考えるということなので、相手の言動に反応しているうちは、深い部分で理解できていないんです。

 

「理解する」ことがいかに難しい行為か、お分かりいただけたでしょうか。

 

相手に共感するのも、実は超難しい。

 

多くの人が勘違いしている共感。

 

それは、こういうことです。

 

「これ、超美味しいよね!」

 

「分かるー!」

 

本当の共感って、こういうことじゃないんです。

 

相手が思っていることを代弁してあげること、それが本当の共感なんですよ。

 

たとえば、愚痴や文句を言う人のことをどうやって理解して共感するか、仕事を辞めたがってる男性を例にお話させていただきましょうか。

 

男性

「もう、ほんと仕事辞めたい。こんな毎日嫌だ」

 

女性

「前から辞めたいって言ってたもんね。

一番嫌なことってどういう部分なの?やっぱり上司の○○さんのこと?」

 

男性

「そう。○○が俺の頑張りを認めてくれないし、要求されることが日に日に増えていくんだよ」

 

女性

「頑張ってることを評価されないってつらいよね。結果だけじゃなくて、頑張ってるプロセスも見てくれたらいいのに。

要求って、どういうものなの?」

 

男性

「ほんとだよ。俺なりに頑張ってるのにさ。

もっと頑張れとか、まだまだだなとか、もっとお客様の親身になれとか、なんでもかんでもいちいち文句言ってくるんだよ。

そんで、ほとんどの仕事は部下任せなんだぜ?ありえないだろ?」

 

女性

「もしかしてその○○さん、文句は言うけど、具体的に何したらいいか言わないんじゃない?」

 

男性

「そう!」

 

女性

「ああ、その上司の○○さん、人の上に立っちゃダメな人なんだ。」

 

男性

「そうなんだよ!アイツ、上司になる器じゃないんだよ!

言いたいことだけ言って丸投げされても、どうしたらいいか分からないし困るんだよ!」

 

女性

「そういう人の下で働くと、部下はどう動いていいか分からないし、言われたことだけやっていても文句言われるしで、めちゃめちゃ困るんだよね。

しかも、上司は何もしてないから腹立つしで」

 

男性

「ほんとそれ!あー。アイツ、どっかに異動になんないかなー」

 

女性

「部下が願うことってそれだよね。

じゃあさ、もし○○さんがいなかったとしたら、仕事辞めたいって思う?」

 

男性

「うーん・・・。そうだなあ。

いなかったらか。

仕事自体にやりがいはあるから、もうちょっと頑張りたいかな」

 

女性

「せっかくやりがいのある仕事なのに、一人の人間のせいでもったいないよね。

上司の○○さんがいる状態で頑張れたら一番いいんだけど、それが一番難しいから困るんだよね。

その状態で頑張るにはどうしたらいいか考えてみたことってあったりするの?」

 

男性

「あ、それは考えたことなかったな。

○○がいる状態で仕事を頑張るにはか・・・。

ありがとう。ちょっと考えてみるよ」

 

本当の理解と共感を分かりやすくするために、あえて会話をスムーズにしてみましたが、この流れでポイントとなるのが下記になります。

 

・相手の考えていることを代弁

・相手の意見を否定しない

・アドバイスしていない

・相手さえも気づかなかった本当の気持ちを引き出している

・どうすればいいか考えさせている

 

この5つのポイントの中で、相手を理解し共感する上で一番難しいのが、「相手さえも気づかなかった本当の気持ちを引き出す」という部分なんです。

 

会話中、この男性は「仕事自体にやりがいはあるから、もうちょっと頑張りたい」と答えています。

 

つまり、仕事を辞めたいと言ってるけど、「本当は辞めたいわけじゃない」ということなんですね。

 



 

そして、相手に「どうしたいか?」を考えさせることも、重要。

 

なぜなら、深い部分で相手を理解し共感するためには「信頼すること」が必要になるからです。

 

信頼していないと、つい口を挟んで余計なアドバイスをしたり、自分が思うように相手をコントロールしようしたりするので、それでは「自主性」を持たせることができないんですよね。

 

自主性とは、「自分の頭で考え決めて、それに向けて行動することで生まれる」もの。

 

そのために、相手を信頼した上で考えさせることが必要になるわけです。

 

「へーそうなんだー」「すごいね」「わかるー」といった返答が、いかに上辺だけの理解と共感か、お分かりいただけたでしょうか。

 

相談された際の、一番良い解決方法。

 

あと、勘違いしている人が多いのですが、一番良い相談の解決方法があるんだとしたら、それは相談中に相手が「自己解決」した場合なんですよ。

 

どういうことかというと、相手が話したいことを話していると、「あ、話してて答え出たわ。聞いてくれてありがとう」というように、自己完結することなんです。

 

クライアントさんの中でも、「彼が相談してきても勝手に自己解決しちゃうんですけど、私何もしてないし、なんだかモヤモヤします」とお話される方たちがいらっしゃったのですが、その度に僕は「それって一番良い解決方法なんですよ」とお伝えしています。

 

しかも、彼女たちはおそらく、無意識無自覚に会話中に理解と共感を示していたはずなので、だからこそ相手の男性が、「自分はどうしたいのか?」という本当の気持ちに気づき、自己解決したんですね。

 

「聞き上手」と呼ばれる人たちは、例外なくといっていいほど、本当の意味での理解と共感を相手に示しているので、だからこそ相手も自分のことをスラスラと話せてしまうんです。

 


 

以上が、本当の理解と共感になりますが、今回の記事を読んで「こういう風にすればいいのか!簡単じゃん!」と思った方は、理解と共感をまだまだ舐めてます。

 

その考えでいる間は、誰に対しても本当の理解と共感はできないでしょう。

 

まず、こういう人たちが分かっていないのは、大前提として信用してない人に相談なんかしようと思わないということ。

 

【参照記事】

 

それに、様々な人たちとのかかわり合いを通じて理解と共感を積み重ねてきた人じゃないと、これまでにお話したことをいきなり実践することは不可能です。

 

そもそも、理解と共感ってテクニックじゃないし、根本は思いやりと優しさあってのことですからね。

 

あと、「全意識を相手に向けないといけない」ので、これってめちゃめちゃ難しいですよ。

 

相手の男性から何か言われて、「私に興味がないんだ」とか「私のことどうでもいいんだ」と思った時点で、理解も共感もできてないですからね。

 

ここで、「なぜこの人はこういうことを言うんだろう?」と疑問を持ちこちらの感情を挟まずに、相手の事情「だけ」を考えることができる人って、ほとんどいないです。

 

今回の記事を読んで、「うお、これめっちゃムズいやつじゃん・・・」と思った方は、それでいいんです。

 

だって、めちゃめちゃ難しいことなのだから。

 

今日から、色んな人たちとかかわる中で、理解と共感を少しずつ実践してみましょう。

 

そのためには「余裕がある自分」であることも必要であり、前述したようにお互いのためにも、相手を理解した上でどうしても合わない人と無理に付き合う必要はありませんから、その点もお忘れなく。

 

理解して共感したからといって、何がなんでもその相手と付き合わないといけないわけではないんですよね。

 

先述の、牛肉とお寿司を食べられない人に対してだと、こういう感じになります。

 

そっか、この人とは焼き肉と海鮮のお店に行けないんだな。

うーん。個人的にそれはちょっとつらいから、プライベートでの絡みはないだろうな。

仕事だけの付き合いになるけど、お互い好きな物を食べれたほうがいいし、そのほうがいいか。

 

これって別に相手のことを否定してるわけじゃないですよね。

 

相手のことを尊重した上で、でも自分はそれに同意ができないから、適切な距離感を保とうとしているだけです。

 

相手と距離を置くことを、相手を否定していることだと勘違いして、悪い行為のように思っている人が多いですが、そうじゃありません。

 

お互いができるだけ気分良く過ごすために、かかわらないことを選択するのは決して悪いことではありませんし、「違いを認める=その相手と仲良くする」ではないんですよ。

 

ただ、付き合わないにしても、できればその前に相手のことを理解できているといいですね。

 

世の中の人のほとんどが、生きづらさを抱えているわけじゃないですか。

 

その理由の一つは、「分かってほしいのに、分かってくれる人がいない」ことだと思うんですよね。

 

なので、本当の理解と共感に近づくことができた人ほど、生きづらさを感じている人たちの支えになることができるのではないでしょうか。

 

僕もまだまだ発展途上なんです。

 

だから、共に頑張りましょう。

 

 

【withonlineのコラムはこちら】

 

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