ファッションは、自分の好きなものを選んで着こなさないといけないんだよ論。

withonlineの担当者さんから、ファッションにまつわるお仕事をいただいたので、番外編として書いてみました。

 

 

世の中がこういう状況だから気軽に外に出歩けないし、オシャレしたいのにできないという方も多いのではないでしょうか。

 

行動が制限された生活ってストレスが溜まるし、人からいろんなものを奪いますからね。

 

僕自身も最近、文章を書く上で制限されるなと感じることが多いです。

 

なぜなら、この時期にコロナウイルスのことに触れないのは人としてヤバいし、触れすぎてもうっとうしいじゃないですか。

 

今まで書くことに困ったことなんてほとんどないけれど、さすがに「何書こうかなあ」と考えることが増えました。

 

なので、こうやって特定の企画をテーマに執筆依頼をいただけて、すごくありがたかったです。

 

そんなわけで、今回のブログでは僕が思う女性のファッションについて、つらつらと書いてみたいと思います。

 

服は自分の好きなもん着りゃあいい。

コラムの後半でも触れていますが、基本的にファッションは「流行り」とか「男ウケ」に流されすぎず、自分の目線で好きな服を選んで着たほうがいいです。

 

以下、コラムから抜粋いたします。

 

なぜなら、ファッションは「戦闘服」になるわけじゃないですか。

その戦闘服に自信が持てなかったら、不安を抱えたまま戦場に行くわけですよね。それでは良い結果は絶対に出ません。

だからファッションにも「これが私」という軸は持っていたほうがいいし、その軸をしっかりさせていくことで、恋愛も仕事も少しずつ上手くいくはずです。

 

僕自身、よく考えたらこれまで生きてきた中で、流行りとか女性ウケを考えて服を着たことって一度もないなと思いました。

 

自分の目線で「これかっけー!」と思うものを選んでその都度着ていたし、その結果めっちゃダサい時期とかもあったけど、自分の好きなものを喜んで着てたから一切後悔してません。

 

言うまでもなく服って大事なんですが、何が大事なのかというと「自分がいいなと思うものを着ないとその分だけ自信がなくなる」んです。

 

これが一番でかいと思います。

 

梅雨のとき、せっかくセットしたヘアスタイルが湿気で崩れてしまい、その日一日を憂鬱に過ごすことってあるじゃないですか。

 

服も一緒で、自信が持てないファッションで一日を過ごしていたら、憂鬱だし自信も持てないしでいいことがないんですよ。

 

「誰も見てないから気にすんなよ」とか「似合ってるから大丈夫だよ」とか言われても、「周りとかお前じゃなくて自分が気にしとるねん」って話しですし、着るものに自信が持てないと本領発揮できないんですよね。

 

流行りを追いすぎると量産型になる。

日本人の悪いところですが、流行に流される人が男女問わずかなり多いなと感じます。

 

これは、「みんながそうしてるから同じことをしておけば安心する」という心理が元になっているそうで、多くの外国人に理解されない日本人の大きな特徴ともいえるでしょう。

 

それを物語っている出来事がありまして、家の近所にタピオカ屋さんがあるのですが、僕が引っ越してきたときは全然だったのに、ブームになってから連日人が並んでいて軽く引いたことがありました。

 

好きになったものがたまたま流行ったとかなら問題ないんですよ。

 

でも、「好きになる→流行る」じゃなくて「流行る→好きになる」という人がかなり多いんですよね。

 

そして流行を追いすぎる女性に限って、個性がありません。

 

当の本人はそれに気づいてなくて、場合によっては「流行に敏感な最先端の私」とすら思っています。

 

「いやいや、探さんくてもキミみたいなんそこら中にいるで?」という話しなんですが、流行って追えば追うほど「人とかぶる」んですよ。

 

画像がなくてお見せできないのが残念ですが、以前Twitterで「スタバに行ったら並んでる女性が全員ベージュのトレンチを着ていた」みたいな投稿をしていた人がいたんですね。

 

服が知らない人とかぶっていることに気づいたときってめっちゃ恥ずかしいし、変な気まずさがあるじゃないですか。

 

流行を追ったことがない僕ですらその経験があるのに、流行を追いすぎる人ってその感覚がないのかなとすら思います。

 

もしかしたら、「自分だけじゃなくてあの人も着てるから大丈夫なんだ」と安心してるのかもしれませんね。

 

そうだとしたらこの感覚ってめちゃめちゃヤバいし、個性を抹殺しにかかっています。

 

個性がない男女に共通していることがあるのですが、それが何かというと「別にその人じゃなくてもいい」という厳しい現実です。

 

言葉を選ばないのであれば、「別にどうでもいい人」といっても過言ではないでしょう。

 

あと、異性に「自分がないよね」とか「自分の考えとかないの?」と言われたことがある人の多くは、なぜそう言われるのか意味が分からないんです。

 

だって、「嫌われるようなことしてないのになんで?」と思ってますからね。

 

没個性同士の男女なら、「自分」がなくても成立するんですよ。

 

しかし、自分をちゃんと持っている人になればなるほど、自分がない人間に対してイライラします。

 

なぜこういった状態になるのかというと、多くの人は自分ができていることができない人間に対して、いら立ちを覚える性質があるからです。

 

ちなみに、言うまでもなく「嫌われることが怖くて言いたいことが言えない」という女性も同じですね。

 

流行を追いすぎる人の多くがそれに連動して考え方や生き方すらも人に流されているので、心当たりがある人は、恋愛も人生も上手くいかないのは没個性が原因の一つであるとそろそろ気づいたほうがいいでしょう。

 



 

男ウケを狙う必要性はあるのか問題。

コラムの中での触れていますが、多くの男性は視覚で恋をするといわれていますし、これは紛れもない事実です。

 

自分好みのファッションで女性がデートに来てくれたとき、男性のその日一日のテンションも機嫌も変わると思っておいたほうがいいぐらいです。

 

そして、巷でよくいわれている「男性は女子アナファッションが好き」という情報。

 

これもあながち間違ってはいないですが、履き違えてはいけないのが全員が全員そうじゃないということです。

 

実際、知人男性の中には「女子アナが着てるような服が大嫌いだ」という人もいましたし、「あんまり女子女子した服装はちょっと」という人もいました。

 

あくまでも統計的に好まれているというだけで、「男の人は女子アナファッションが好きだから着なきゃ!」となるのはあまりにも短絡的です。

 

人の好みは千差万別なので、相手の好みを知るために事前リサーチはしておいたほうがいいでしょう。

 

「女の人のどんなファッションが好き?」「どんな服を着てほしいなって思う?」というように。

 

はっきり申しますと、このリサーチをして相手好みのファッションを取り入れるだけで、恋愛勝率はガラリと変わります。

 

しかし、今までまったくノータッチだった興味がないジャンルのファッションだと、相手の好みに合わせすぎたら前述したように自信が持てませんよね。

 

「私大丈夫?これ似合ってんの?」と不安になります。

 

その結果、自信が持てないだけでなく、服に着られてしまうという現象が起きるというわけです。

 

「デートはコスプレ」という名言。

じゃあどうすればいいのかというと、「これだったら着てもいいや・着てみたい」と思うものを選ぶこと。

 

ちなみに僕の奥さんは、出会うまでモード全開のロックファッションを好んで着ていました。

 

でも僕と初めて会うとき、「いつもと同じファッションを着ていったら引かれるかもしれない」と思って、わざわざ服を新調してくれたみたいなんです。

 

しかし今まであまり女性っぽい感じの服を着たことがなかったそうで、新しいジャンルのファッションを自分に取り入れることに対する不安しかなかったんだとか。

 

服を買いに行くとき、「どのお店で買おうか」とファッションビルの中を探索していると、「ここだったら大丈夫そう」と思って入ったお店の店員さんがあまりにも対応が良かったそうなんですね。

 

服探しを手伝ってもらおうと店員さんに事情を打ち明けると、こんな名言が飛び出しました。

 

デートはコスプレですよ!

 

詳しく話しを聞くと、この店員さんも以前はロックファッションを好んで着ていて、デートのときだけは相手の好みを取り入れたファッションにシフトチェンジしているそうなんです。

 

普段は自分の好きな服を着て、デートのときだけ変えたらいいんですよ!

それも「これだったら着てもいいかな」と思えるものを!

 

そう言われて、一気に心が軽くなったと奥さんは話してくれました。

 

「たしかに、ハロウィンの時期にコスプレするときも、自分が着たいものを選ぶよなあ」と思ったので「デートはコスプレ」という言葉は名言でしかありません。

 

自分でいいなと思えないものを相手の好みに合わせて着るから自信が持てないのであって、前提になるのはどこまでいってもこの2つ。

 

    • これだったら合わせてやってもいいか。
    • これだったら折れてやってもいいか。

 

つまり、「しびれちゃうくらい心底幸せ!な恋をする方法」でお話した「妥当ライン」を崩さずに守るということですね。

 

このラインを崩して「本当は嫌なんだけどしょうがない」と思って合わせたり折れたりした時点で、「妥協ライン」になってしまうわけです。

 

ようは、どこまでいっても「自分が基準じゃないとダメ」ということです。

 

ファッションに限らず、人に合わせるときは「妥当ライン」を崩さないようにしましょう。

 

え?でもそれで受け入れてもらえなかったら・・・。

 

そんなこと言うてるから、人の顔色を伺うことがやめられへんねん。

 

受け入れてもらえへんのやったら、合わせても折れてもどうせ心を通わせることなんてできひんねんから、その相手は切れ。

 

ってことです。

 

ちなみに、うちの奥さんは妥当ラインを崩してまで人に合わせることはしないし、それは僕相手でも同じなんですよ。

 

本当の強さって、どれだけ好きな相手であったとしても確固たる自分の軸を曲げないことでもあるので、そこんとこお忘れなく。

 

好きなファッションを否定する男を選ぶな。

そういえば、速水奨さんのニコ生に出演させていただいたとき、リスナーの方から寄せられたお悩みで次のようなものがあったんです。

 

私はロリータファッションが大好きなんですが、一般ウケからはかけ離れているので、このままではいけないような気がして自信が持てません。

どうすればいいですか?

 

この質問に対し速水さんは「自分の好きなものを貫いたほうがいい」と答え、その理由もきちんと説明されていたので、心の中で盛大に拍手を送っていたのですが、僕も彼と同じ考えなんです。

 

基本的に自信って、好きな物事を貫いた先に生まれるものでもあるんですよ。

 

なぜなら、「これが好き!と胸を張って言える自分」と、「その好きなものを極めにかかっている自分」の両方を手に入れることができるんです。

 

個性的なファッションを着こなしている人って、それが好きな自分を貫きとおしてるから服に着られていないんですよね。

 

しかし、奇抜な服装を好んで着る女性の中には男性にこのような台詞を言われた方もいらっしゃるかもしれません。

 

「もうちょっとその服装、なんとかなんないの?」

「その服着るの、やめてくんない?」

「一緒に歩きたくない」

 

このようなことを言われて、自信がなくなったという女性は結構多いようです。

 

でもはっきり言わせてもらいます。

 

そもそもやけど、人の好きなものを否定するヤツって趣味が悪いしろくでもないで?

 

つまり、そんなしょうもないことを言う男はやめとけってことです。

 

そういうヤツに限って、自分が否定されたらめちゃめちゃキレるくせに、同じことを人にしている自覚がないんですよね。

 

さらに言うと、人の趣味を否定する人間に限って「普通は」「常識的に考えて」という言葉を多用する傾向にあります。

 

そして、たとえ一般からかけ離れていたとしても、人とは違うものが好きな自分にもっと誇りを持ったほうがいい。

 

それが個性なんだから。

 

もし、それでも気になるということであれば、前述したようにデートのときだけ「妥当ライン」を崩さず相手に合わせればいいだけです。

 

デートや仕事のとき以外は、自分が好きだと思えるファッションを着ましょう。

 

ファッションに限らず、人は自分が好きなものを封印してしまうと、その分だけ自分らしくいられなくなるのでお忘れなく。

 

ファッションで一番大事なことってこれかもしれない。

とまあ、なんだかんだ言ってきましたが、どんなファッションでも次に該当する2つがダメなほど、途端に見栄えが悪くなります。

 

    • 1・姿勢
    • 2・悪習慣の多さ

 

どういうことか詳しくお話させていただきましょう。

 

1・姿勢

新しく買った服を、その日のうちに家でプチファッションショーすることってあるじゃないですか。

 

そのとき、「あれ?なんでこんな服買っちゃったんだろう・・・?」となることってありますよね。

 

これ、一番大きな原因は「猫背だから」なんですよ。

 

この場合、お店で試着したときは無意識にシャンと胸を張っているのに、家だと素の自分が出てしまうから、猫背になってしまうんです。

 

本来服って姿勢の良い人が着るという前提で設計されているはずだし、そもそも店頭に飾られているマネキンって猫背じゃないですよね。

 

猫背で服を着たらデザインは崩れるしシワもつくしで、似合わなくなるのは当たり前なんです。

 

ブログでも何度も言ってきたことではありますが、いい女に猫背の女性はいません。

 

それはもちろんいい男もです。

 

姿勢一つで見え方はガラリと変わります。

 

そして、姿勢を正すことは無料でできるオシャレの一つです。

 

それからもちろん、歩き方も重要なのでお忘れなく。

 

【参照記事】

 



 

2・悪習慣の多さ

意外に盲点なのがこれですね。

 

社会人一年目で当たり前のようにいわれる、「第一印象の良さ」「清潔感」「身だしなみ」の3つ。

 

できて当然とまでいわれているぐらいなのに、できていない人のほうが多いのはなぜなのか?

 

それは、猫背にプラスした「悪習慣の多さ」なんですよ。

 

つまり、こういうことです。

 

    • だらしなくしていること
    • 不潔にしていること
    • 運動不足
    • 食生活の悪さ
    • 行儀の悪さ(足癖の悪さや生活音の大きさ)

 

などなど。

 

これらを極めれば極めるほど、どんなにキレイな良い服を着ても違和感しかありません。

 

それを物語った出来事があったのですが、去年奥さんと上野に行って昼飲みしようぜってことで電車に乗ってたんですよ。

 

2人とも人のことをジロジロ見る趣味はないのですが、どうしても気になってしょうがない若い女性の乗客がいたんです。

 

彼女は「ザ・女子アナファッション」でして、これからデートに向かうのでしょうか。

 

相当気合いが入っているなと思ったのですが、服もカバンも靴も、おそらくすべて新品なんですよ。

 

それなのに、この女性からは清潔感の「せ」の字も伝わってこなかったんです。

 

僕たちは彼女にものすごい違和感を覚えて、気になって気になってしょうがなかったのですが、生活習慣の悪さがモロに出てしまっているのがすべての原因だと分かりました。

 

ひざ小僧はカサカサであかぎれを起こしていて、すねや太ももは薄いアザだらけ。

 

若いのに肌は汚く荒れていて、髪にも潤いがない。

 

そして歩くときはドスドスと音を立てながら猫背で闊歩。

 

まだまだあるのですが、知らない人のことなのでこれぐらいにしておきます。

 

たとえこの女性が性格がいい子なんだとしても、生活習慣の悪さがここまで顕著に現れていると、メイク、ファッション、ヘアスタイル以前の問題です。

 

「馬子にも衣装」とはいいますが、服は自分の悪習慣をすべて補ってくれる万能アイテムじゃないし、悪習慣が多い人ほど着飾れば着飾るだけ「悪い意味で浮く」んですよ。

 

それが前述した「違和感」になるんですね。

 

そういえば結婚相談所に勤務していた人が言ってたんですが、ある男性会員の身なりがあまりにも酷いので、そのことを指摘するとこんな風に言われたんだとか。

 

そんな外見で人を選ぶような女は嫌なので、そうじゃない人を探してきてください。

 

「見た目じゃなくて、相手に失礼なぐらい酷いから言うとるねん!」ってことをこの男性はわかってないんですよね。

 

自分を知らないとはまさしくこのことなんですが、なんと言われようと「人は見た目が第一」です。

 

ルックスの良さとかそれ以前に「第一印象の良さ」「清潔感」「身だしなみ」の3つは、時間と労力を使って手に入れないと、恋愛だけじゃなくて人付き合いの土俵にすら立てていないという人が稀にいます。

 

しかも、接している相手の多くは「うわ~この人はちょっと」と心で思って作り笑顔でかわすので、「あんた小汚いし、そんな身なりやと相手に失礼やで」とは言ってくれないんですよね。

 

僕のブログ読者の方はさすがにここまで酷い人はいないでしょうが、「自分にはこういう悪い習慣があるから直さないとな」という部分がある女性は、外ににじみ出る前にできる限り直しておいたほうがいいでしょう。

 

普段家で無意識にしていることって、「絶対に」外でも出ます。

 

一番分かりやすいのが、食事の仕方ではないでしょうか。

 

せっかく素敵な服を買ったのに悪習慣の多さで台無しになるとか、服もかわいそうですからね。

 

僕自身にも言えることですが、この時期はとくに家にいることが多いですし「別に外出ないしいいや~」という甘えが悪習慣を招く結果になるので、共に気をつけましょう。

 


以上になります。

 

ファッションについてのまとめ

どんなファッションにすればいいの?

    • 基本は自分が好きな服を着ればいい
    • 流行りと男ウケを追いすぎない
    • デートのときは相手の好みをリサーチする
    • その上で「妥当ライン」を崩さずコスプレ感覚で楽しむ
    • 好きなファッションを否定してくる異性を選ばない

服を美しく着こなすために

    • 姿勢をただす
    • 歩き方をキレイにする
    • 悪習慣を改善する

 

言うまでもなくファッションは、自分を表現する上での一つの手段です。

 

そして、「流行っているから」「男ウケしそうだから」という理由じゃなく、「これが着たい!」という服を自分の目線で選び、その積み重ねが自分の軸を作っていくんですよ。

 

ファッションに限らず、たとえどんなに小さなことであっても「これが好き」という積み重ねが、自分の軸を確固たるものにしていきます。

 

今まで「世間媚び」「男性媚び」で服を選んでいた女性は、ファッションを通じてこの機会に自分の「好き」を見つけてみてはいかがでしょうか。

 

というか、何も気にせずオシャレして早く外に出たいですね。

 

 

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