withonlineで78回目のコラムがアップされました。

 

 

今回は、「急に連絡が取れなくなった男性」をテーマにお届けしております。

 

このコラムは、付き合う前の男性が音信不通にする理由をメインに執筆したのですが、連絡が取れない理由を自分のせいにしてしまっている女性があまりにも多いんですよね。

 

    • 「私が何かやらかしたのかもしれない」
    • 「何か相手の機嫌を損ねることをしたのかもしれない」
    • 「私の顔が可愛くないせいかもしれない」

 

というように。

 

音信不通になった理由をいくら考えても、それは相手にしか分からないことであり、しかもその理由は女性が直接の原因ではないことが多いんですよね。

 

つまり、こういったケースに限らず、理由が分からないことをなんでもかんでも自分のせいにして良いことなんて、一つもありません。

 

自信もなくなるし、自分がみじめになるだけです。

 

今回のブログでは「付き合う前の男性が音信不通にする理由」をさらに掘り下げてお話したいと思うのですが、よりリアルさを体感していただくために、著書「しびれちゃうくらい「心底幸せ!」な恋をする方法・第5章」から抜粋して記載させていただきます。

 

しかも、修正前の完全版です。

 

この本は物語形式で進んでおりまして、主な登場人物は僕と「リコ」という女性。

 

主人公であるリコは、ことごとく恋愛が上手くいかない女性で、仕事中にネットサーフィンしていたときにたまたま見つけた藤本シゲユキの無料恋愛講座に応募し、当選をして7日間の講義を受講すると内容になっております。

 

ちなみに7日間とは書いていますが、月に1回の講座を7ヶ月受けるという内容なので、1週間連続というわけではないんですね。

 

人が変わる期間を考えたとき、1週間ではどう考えても無理なので、最低でも半年以上はかかると見越して、あえて7ヶ月という期間を設定しました。

 

この本では、ダメダメだったリコが一念発起して変わる決意をし、7ヶ月の間にすさまじい成長ぶりを遂げるまでのプロセスを余すところなく記載しているので、まだお読みになっていない方がいらっしゃいましたら、まずはお試し感覚で今回のブログをご覧いただけると幸いです。

 



 

ほかの女性たちと差別化を図るための方法。

恋愛講座4日目が終わったあと、藤本から宿題のメールが届いた。

 

その宿題の内容とは、引き続きリコがしてきた努力の継続に付け加え、「男女問わずいろんな人と会話をし、コミュニケーションスキルを向上させること」というもの。

 

ほかに注意点やスキルを向上させるための方法が記載されていなかったので、リコは思わず「たったこれだけなのか」と拍子抜けしてしまったが、自分で考えて行動しろということかもしれないと解釈し、早速実践してみることにした。

 

彼女がまず取り掛かったのは、お見合いアプリ。

 

これまでもリコはアプリで何人かの男性と出会っていたが、今までの動機は「素敵な人と幸せな結婚がしたい」というものであり、彼女は自分自身の振り返りもしないまま婚活をしていたので、出会った相手とはことごとく上手くいかなかった。

 

そういった自分の過去を振り返り、出会う男性の質を高めるためにも「最初が肝心だ」と思いたち、アプリに登録している自撮り画像も、プロフィール文もすべて一新することにした。

 

新しい画像を撮ってアップする前に、少しでも男性の食いつきを得るために、キレイに自撮りができる方法について徹底的に調べたリコ。

 

その中で、今まで「これでいい」と思って登録していた自分の画像がいろいろまずかったということにも気がついたし、加工アプリを使って画像修正した自撮り写真は男性ウケがよくないことも調べていく中で分かった。

 

プロフィール文の変更をする前にも、リコはほかの女性がどういったプロフィールを書いているのかもリサーチ。

 

リサーチしていく中で分かったのは、同じようなプロフィール文ばかりで、印象に残るような文章はほとんどないということだった。

 

以前の自分も同じような自己紹介文だったなとリコは悔い改め、藤本の言葉を思い出し、少しでも「オリジナルの存在」に近づくために、差別化をはかることにした。

 

そうして、納得のいく自撮り画像を何度も何度も撮り直して撮影し、プロフィール文を書き直したリコ。

 

さすがに新しい画像と文章をアップする際はドキドキしたが、今回お見合いアプリを使う目的は自身の「コミュニケーションスキルの向上」なんだと思い返し、「これも新しいことへのチャレンジの一環だ」と思って投稿した。

 

すると、早速効果が現れてか数人の男性から「いいね」がついた。

 

今までこんなに早くいいねがつくことがなかった上に、いいねをつけてくれる男性の質が以前より上がっていることに、「やったー!!」という声とともに、思わずものすごく浮かれてしまったリコ。

 

しかし、「ダメだダメだ、調子に乗ってはいけない」と自分を戒め、いいねをくれた男性に対し一人ずつ丁寧に返信した。

 

その中で、ヨシノリという男性とやり取りが盛り上がり、1週間後に会うことに。

 

これまでリコがアプリを通じて会ってきた男性は、会う前からタメ口でメッセージを送ってきたり、やり取りの中でセックスを示唆するような内容を送ってくる無礼者ばかりであった。

 

そういった人種とのやり取りで違和感や不信感があった彼女であったが、それでも会ってみないと分からないと期待して会い、ものの見事にその度撃沈。

 

中には、初対面で関係を迫られて「この人を逃したらもう後がないかもしれない」という焦燥感にかられてセックスをし、その後相手から連絡が来なくなるということも何度かあった。

 

今回いいねをつけてくれた男性の中には、明らかに身体目当ての人間もいたのだが、コミュニケーションスキルの向上のために出会うことが目的であり、彼女はもう同じ過ちは繰り返さないと決意していたので、失礼だなと感じた瞬間から丁重にお断りをしていた。

 

リコは藤本との恋愛講座を通じて、自分を大事にするということを学んだのだ。

 

それに、以前のリコでは考えられないほど礼儀を重んじてくれる男性ばかりで、自らの成長を実感せずにはいられない彼女であった。

 

そんなこんなで、顔合わせ当日へ。

 

そして1週間が経ち、ヨシノリと出会う日がやってきた。

 

最初はコミュニケーションスキルの向上という名目で彼と会うという目的だったのが、会う日まで毎日メッセージのやり取りをしているうちに、リコはヨシノリと会う日を心待ちにするようになっていた。

 

ドキドキしながら待ち合わせ場所に現れたリコ。

 

高まる胸の鼓動をなんとか落ち着けようと深呼吸を繰り返していると、スラッとした長身のイケメンが彼女に近づいてきた。

 

「あの・・・リコさんですか?」

「は、はい!そうです!ヨシノリさんですか?」

「そうです!はじめまして!」

「は、はじめまして!」

 

実際に会うヨシノリは、写真で見るよりずっとハンサムで笑顔が素敵な男性だった。

 

ルックスがドンピシャで好みだったこともあるが、ヨシノリは雰囲気の良さも含め、リコがこれまでにお見合いアプリで出会った男性の中でも別格の存在だった。

 

自分の眼の前にいる素敵すぎる男性に、喉から心臓が出るんじゃないかと思うぐらいの緊張感が急に襲ってきたリコ。

 

彼女は緊張のあまり、コミュニケーションスキルの向上という当初の目的すらすっかり忘れてしまっていた。

 

ヨシノリはそんな彼女の様子を察知したのか、自ら話を振りリコの緊張を和ませようと努めた。

 

予約していた店に向かって歩きながら、最初は彼の質問に答えるだけのリコであったが、次第に気を遣わせているようで心苦しくなり、当初の目的を思い出して少しばかり冷静さを取り戻し、自分からもヨシノリに話を振るように心がけた。

 

そして店に到着し、各々が飲みたいお酒を注文。

 

1時間ほど話していると、アルコールの力も相まって2人はすっかり打ち解けたのであった。

 

思い返すとこんなに楽しく男性と話せたことは今までになかったのではないだろうか。

 

そう思ってしまうぐらいヨシノリとは話が合い、話題が尽きることはなかった。

 

楽しい時間というものはすぐ過ぎていくもので、終電の時間近くになり、2人は店を出ることに。

 

ヨシノリは、リコがこれまでに出会った身体目当ての男性のように「ホテルに行こう」と言うどころかセックスを示唆するような下ネタすら言わず、最後まで誠実にリコに対して接し、リコが乗る電車の改札口まで見送ってくれた。

 

これほどまでに、まだ帰りたくないと思ったのは初めてかもしれない。

 

リコはすでに、今までに出会った男性とはまったく違うヨシノリにすっかりのぼせ上がっていた。

 

別れてからすぐさまこの日のお礼メッセージを送ると、ヨシノリもすぐに返してくれて、そこにはこう書かれていた。

 

「今日はほんとにありがとうね!すごく有意義な時間を過ごせて楽しかったよ^_^ また近々飲みに行きましょう!」

 

リコはヨシノリがくれたメッセージを見ながら、周囲の人たちがいぶかしげな視線を投げかけてくるぐらいスマホを片手にニヤニヤしていたが、これは無理のないことかもしれない。

 

それほどまでに、リコの中ではヨシノリの存在が大きくなっていたのだ。

 

それからも2人は毎日、変わらずにメッセージのやり取りを繰り返していた。

 

一度会ったことによってやり取り自体にも固さがなくなり、心の距離が縮まった状態で。

 

音信不通は突然に。

しかし2週間ほど経ったある日。

 

次にいつ飲みに行くかをヨシノリに打診したメッセージを最後に、既読がついたままパタリと連絡が途絶えてしまった。

 

これまで毎日連絡を取っていたことと、「この人を逃したらヤバい」という思いで、リコは日に日に増幅する不安と焦りで心がかき乱されて平常心を保てないでいた。

 

連絡が途絶えてから5日後に様子伺いのメッセージを送ったが、それも既読がついたままヨシノリの返事は返ってこない。

 

昔の彼女なら、ここで追撃の連絡をしつこくして、それでも連絡が返ってこなければ鬼のように電話していたであろう。

 

しかし、そういった過去の行動を振り返ってみて、結果が良くなったことは一度もなかったし、むしろ状況を悪化させて相手との関係が終わっていたことをリコは思い出した。

 

こうなったら残された道はただ一つ。

 

もう彼女は藤本の手を借りるしかなかったのだ。

 

幸いにも3日後に5回目の恋愛講座があるから、それまでなんとか我慢しよう、リコはそう決意し、ヨシノリからの連絡を待ちながら講座の当日を迎えたのであった。

 

恋愛講座5日目・上手くいかない物事に執着しない自分を作り上げる方法

 

一刻も早く藤本に話を聞いてもらい解決法を教えてもらいたかったリコは、すがるような形で彼に助けを求めた。

 

「失礼します!ねえねえ、話聞いてよ!もう私、どうしたらいいか分かんない!」

「どうしたんや。必死感と悲壮感がものすごいで。とにかく落ち着け。なにがあったか聞かせてくれ。」

 

リコは、ヨシノリとのこれまでの経緯をしどろもどろになりながら、すべて藤本に打ち明けた。

 

「っていうわけなの!ねえ、どうやったらまたヨシノリ君から連絡がくる?どうしたらまた連絡くれると思う?」

「ちょっと現実的な話をしてもええか?」

「え!?なになに!?うー、聞くの怖いけど・・・いいよ!」

「残念ながら、リコが望むような答えってどこにもないねん。

正確には、『なにをどうしたら相手から連絡がくる・食いつきが戻る』という正解がないねんか。」

「え、それはなんで?」

「たとえばな、リコがすごく機嫌が良いときに、『今日めっちゃ可愛いね!』って誰かが言ってきたら、肯定的に受け取れると思うねん。

でもな。リコの機嫌の悪いときに同じこと言われたら、嬉しいかもしれんし、『今そんなこたあどうでもいいんだよ!』ってなるかもしれんやんか。

 

どれだけ言う側の人間が良かれと思って言った発言やとしても、相手の受け取り方はその時々によって変わるということやねん。」

「うう、そっかあ。じゃあそのタイミングが良いときを狙わないと意味がないのかあ。そのタイミングっていつなの?」

「俺らにそれが分かるわけないやろう。だって、俺らも自分のタイミングが明日どうなってるか、5分後にどうなってるかなんて、自分でも分からんやん。」

「・・・たしかに。でもなんで、ヨシノリ君はいきなり連絡をくれなくなったんだろう・・・。」

「それも本人のみぞ知ることになるねん。もしかしたら、別に好きな人ができたのかもしれん。

もしかしたら、彼女か奥さんがすでにいて、リコと会ってたのがバレそうになったのかもしれん。

もしかしたら、仕事で大きなトラブルがあってヘコんでるのかもしれん。

もしかしたら、親族の誰かが亡くなってそれどころやないのかもしれん。

俺が今言ったことが全部外れていて、まったく別件でなにか起こったのかもしれん。

でも、こういうことをいくら考えたところで答えはいつまで経ってもでーへんし、どこまでいってもその理由は本人しか分からんねん。

 

世の中ってな、上手くいってたと思ってたことが急にポシャったり、上手くいってないことが急に進んだり、かと思えばやっぱり上手くいかなかったりするやんか。

それって恋愛もまったく同じやねん。厳しいけれど、今の自分で立ち向かって『なるようにしかならない』し、今眼の前で起こっていることが現実としてあるだけやねん。」

「うう・・・世知辛いなあ・・・。でもさ、会ったときもすごく楽しかったし、やり取りするのも楽しかったんだよ。これって私がそう思ってるだけ?」

「残念ながらその可能性はある。その場合、相手が一枚も二枚も上手やねん。

 

どういうことかと言うと、こちらを持ち上げてコミュニケーションを円滑にできるスキルを持っている人というのがいてな。

こういう人と話してたりやり取りしてると、すごい楽しいし、きっと相手も同じ気持ちでいるんやって錯覚してしまいがちやねん。

でも、相手が心から楽しんでるかと言うと、かならずしもそうではなくて、結構冷静にこちらのことを観察してたりするんや。

こういう人が心から楽しんでるかどうかを判断するには、『自分の話』を積極的にしてくれるかどうかやねん。

自分の話を積極的にしてくれるということは、それだけ心を開いているという証拠でもあり、聞き手の話の引き出し方が上手いということや。」

「そっかあ。たしかに言われてみれば、ヨシノリ君は私の話をすごい引き出してくれて、自分のことは私が聞かないと喋ってくれなかったかも。」

「まあ真相は結局ヨシノリ君のみぞ知るところやけど、俺からすると、いきなりなにも言わず音信不通にしたり連絡を無視するようなヤツはやめとけってことかな。

もし、また連絡が返ってきたとしても、こういう人らっていずれまた同じことするもん。

むしろ、まだなにも始まってなくて俺は良かったと思うで。

連絡できない理由があるなら言えばいいし、もし言いにくいことなんやったら、相手を傷つけないような言い方もできるわけやんか。

 

もちろん、連絡がなくてまだ1週間しか経ってないと言えば経ってないから、一概にやめとけとは言いにくい部分はあるけどな。

でも、どんなに忙しくても連絡ぐらいできると思うし、無視すんなって話や。

 

仕事やったらまずありえへんことやのに、プライベート、とくに恋愛関係やったらその部分に目をつぶる人が多いねん。

人対人やねんから、根本は同じやで。」

「たしかに。そりゃそうだよね。」

「あとな、最初って誰でも猫かぶってるから。時間が経過してから見えるその人が、本質であり本性やねん。」

「あ、前に言ってた、自分をよく見せるための擬態能力だ!」

「そう。よく、付き合って3ヶ月ぐらいで別れて、その相手とどうしても復縁したいって言う人がいるけどや。

そういう人にかぎって、出会った頃の擬態能力が発動している相手の幻影を追いかけてるし、そもそも、『3ヶ月以内で終わる恋愛なんてただの事故』やねん。さっさと次いけって話。」

「う・・・!昔の私だ!」

「短期間で終わる恋愛だけじゃなくてな、ほとんどの恋愛が終わった時点で『次の恋に進むための練習台』になってるねん。

その練習の中で、『なにを学んだか』『なにを改善できるか』を振り返らんとあかん。これができてない人は、何回も同じような相手を選んで、同じ失敗を繰り返す。

それにな、復縁ができるカップルってほんの一握りやねんか。

復縁マニュアルとかいろいろあるけどな、仕事に置き換えて考えたら、そんな簡単にできる話とちゃうねん。」

「え、どういうこと?」

恋愛において振られるということは、仕事に置き換えると、『契約を切られる』ということ。

だとすると、契約を切られた理由というのがちゃんと存在するよな?

約束を何回も破られたとか、製品の質が悪かったとか、こちらの都合を考えずに無理難題言ってきたとか。

契約を切られた側の人間が、取引していた人とまた再契約したいのであれば、まず、契約解除になった根本的な原因を改善してないとあかん。

それだけじゃなく、新しい取り組みをしていて結果を残してるという実績も必要になる。

再契約したいなら、問題点を改善して新しい取り組みを行っているという前提で、『どうしてももう一度取引したいです』という素直さと熱意を伝えるはずやろ?

 

復縁もまったく同じやねん。

たとえば、ああいうマニュアルに書いてることなら、『冷却期間を置いて様子伺いの連絡をしてみましょう』とかやんか。

相手が地雷踏みまくって嫌になって別れを切り出したとかの場合、ヘラヘラと様子伺いの連絡してこられたら腹立つで。

 

仕事で取引先がありえへんから契約解除したのに、その会社の担当が数カ月後に「最近調子はどうっすか?」って連絡してきたら『はあ?』ってなるやろ?それと一緒。」

「めっちゃ分かりやすい!ほんとに仕事と同じだね。」

「そうやねん。ちなみに、もう少し時間を置いてリコがヨシノリ君に再度アプローチしたいなら、たとえばこんな感じで送るとええんちゃうかな。

 

『何度も連絡してごめんね。

なにがあったのかは分からないけれど、私はヨシノリ君と出会って、すごく楽しい時間を過ごすことができたと思ってたから、急に連絡が取れなくなってちょっと悲しいです。

もし、私に悪いところがあったなら直したいから言ってほしいし、理由がもしほかにあるなら聞かせてもらえると嬉しいな。

私はもう一度ヨシノリ君とお話がしたいです。

自分のことばかり書いて申し訳ないけど、これが今の私の素直な気持ちです』みたいな。」

「ここまで言って、あとは相手がどう受け止めてどう解釈するか、だけか。」

「そのとおり。結局、言葉って『素直さと熱意』がないと相手に伝わらんねん。

 

多くの女性が分かってないけど、音信不通にされたり無視されてんのに、様子伺いの連絡を何度もして、もしそれで相手から連絡が返ってきたところで、なんの解決にもなってない。

だって、相手に自分の思っていることを伝えてないし、相手からしたら、まだ返しやすい連絡を送ってきたから返したぐらいの認識や。

 

それにほとんどの場合、その返ってきた返事の中には、連絡ができなかったことに対しての事情説明や謝罪が入ってない。

その時点でそいつはアウトやで。」

「だよね。失礼なことしてんのは向こうなのに、なんでこっちが折れないといけないんだって感じ。

うー。なんか腹たってきたぞ。」

「それでええよ。

腹たってきたということは、それだけリコが自分を大事にしてるということであり、自分を取り戻したということや。

だって、さっきここに来たときのリコ、完全に自分を見失ってたで。」

「マジか!たしかにぜんぜん冷静じゃなかったな私・・・。」

「なんでそんな風になるか分かるか?」

「えーと、それだけ相手が魅力的だと思ってたから?」

 

「この人しかいない」はただの思いこみ。

 

「正解や。その根本的な原因はなにかと言うと、『選択肢がほかにない』からやねん。

恋愛にかぎらず、選択肢の数が1つしかない人は、その物事に異常に執着するねん。

たとえば、ブラック企業に勤めてる人も同じ。

最初は、『あかんかったら別の会社に移ればいいや~』ぐらいに思ってたのに、働いてるうちにメンタルが疲弊してきてどんどん視野が狭くなって、『この会社を辞めたら、どこの会社も雇ってもらえないんじゃないか』といった感じで思ってしまうのも、根本の原理はまったく同じや。

 

選択肢があれば、ほかと比較することもできるし、『ダメだったらはい次』という思考に切り替えやすい。

 

カウンセリングをしていてよく思うことがあるねんけど、俺から見て『なんでこんなに先に進まない無理めな恋愛に足を踏み込むんやろう?』と思ってしまう女性のほとんどが、選択肢がその相手しかおらんねん。

選択肢がないから、その追いかけてる相手のことを神格化して美化し、『この人を逃したらヤバい』と錯覚する。

しかも、そういった恋愛に足を踏み込んでるクライアントさんが追いかけてる男性のほとんどは、贔屓目に見ても、そんなに頑張って追いかけるほどの男ちゃうでと思ってしまうことがよくある。

 

でも、彼女たちの多くは渦中にいる間、選択肢がほかにないから執着しまくっていて、それが分からんねん。

『この人を逃したらヤバい』『この人を逃したらもう後がない』というのは、ただの思いこみ。

本当に逃したらヤバい相手というのは、数ある選択肢の中で一際輝いているものや。

これって、仕事も物も同じやと思うで。」

「なるほど。あなたの話聞いてたら、ただ執着してただけなのかも私。」

「だからそうならないために、俺は選択肢を増やすことをおすすめする。

恋愛でいいパートナーを見極めたいなら、同時進行した方がいい。

俺はこの方法を『さみしさの分散』と呼んでいる。」

「さみしさの分散・・・。でもさ、同時進行って言っても、それは相手に失礼なんじゃない?」

「さみしさの分散は、なにも最初から相手を騙したり貶めたりすることが目的じゃない。

いいパートナーを探すための一つの方法であり、執着しない自分でいるために必要な方法やと俺は思っている。

それに、日本は自由恋愛の国やから、結婚してないなら誰と恋愛しようが自由や。

かと言って、交際相手がいるのに取っ替え引っ替えするのは良いことではないから、さみしさの分散は交際前限定の方法でもあるな。」

「そういうことか。じゃあさ、分散中に相手から告白されたけど、どうも好きになれないとか、まだ自分の気持ちが分からないっていう場合はどうしたらいいの?」

「その場合は、ちゃんと断るか、可能性があるかもしれないなら、『気持ちは嬉しいけれど、まだ出会ったばかりで自分の気持ちがよく分からないんだ。先のことはどうなるか分からないけど、それでもまた会ってくれるなら、もうちょっとあなたのことを見てから答え出してもいい?』という感じで言うことやな。

それでもし、相手のことを好きになれたら万々歳やし、なれなかったら、その時点でちゃんと相手に断りを伝えた方がいい。」

「そっか。先のことは分からないって言ってるから、それでもまた会うという選択をしたのは相手だもんね。

その相手も自己責任ということか。」

「そういうことや。

あと、さみしさの分散をする上で注意することがあるねん。

それは、好きな相手やいいなと思ってる相手がいるときに分散をしても、上手くいかないことが多いということや。」

「え、そうなの?」

「うん。

なぜなら、好きな人や気になる相手がいる時点で、大なり小なりその人のことを美化してしまってるねん。

そういう状態で、選択肢に入れてもいいような異性を探そうとしても、美化された人間には誰も勝てへん。

たとえどんないい人が出てきたとしてもな。だから、さみしさの分散をするときは、好きな人やいいなと思ってる人への気持ちがある程度落ち着いている必要がある。」

「なるほど。たしかにそうだよね。じゃあ、次は執着しないようにさみしさの分散を実践してみる!」

「そうやな。よし、じゃあ今日はここまで。また1ヶ月後な。」

「うん!今日もありがとう!」

 

ポイント:一人の人間に執着しないために気持ちの分散をすること。

前述したように選択肢の数が少ない人ほど、一つの物事に執着してしまいやすくなります。

 

執着心が増すにつれ、人と状況をなんとかコントロールしようと躍起になり、どんどん泥沼に足を踏み入れるようになるのは決して珍しいことではありません。

 

そうならないためにも、さみしさの分散をした方がいいのですが、どうしても複数の異性と関わることに抵抗がある女性は、趣味や仕事など、好きで頑張って取り組める物事を分散の柱としてもいいでしょう。

 

とはいえ、やったことがないのに嫌煙しても新しい自分は発見できないので、異性相手にさみしさの分散をしてみて、それでも抵抗がある場合は、趣味や仕事を分散の柱にするといいのではないでしょうか。

 

後日談。

それから1週間後。

 

なんと、もう連絡が来ないと思っていたヨシノリから返事がきた。

 

そこにはこう書かれてあった。

 

「連絡できなくてごめん!実は会社でトラブルがあって、その尻拭いを俺がすることになってさ。後輩がやらかしたんだけど、それがまた使えないヤツでさ、ほんとに散々だったよ^_^;

ほんとごめんねm(_ _)m ねえ、怒ってる?」

 

謝罪も入っているし、なにがあったのか事情説明も入っている。

 

しかしなんだろう、この感じは。

 

後輩のことを悪く言うヨシノリに違和感を覚えたが、それよりも最後の「ねえ、怒ってる?」が気になった。

 

それが気になりすぎて、読み返す度にリコはぞわっと背筋が寒くなった。

 

やはり自分はヨシノリに執着していただけらしい。

 

彼女は、「そうだったんだ。大変だったね^_^; 実は今、私もちょっと仕事で立て込んでて・・・。また時間できたら連絡するね!」と返して、ヨシノリとの関係に幕を閉じた。

 



 


以上になります。

 

いかがでしたでしょうか?

 

リコのように、途中まですごくいい感じで進んでいた関係であっても、急に音信不通状態になってしまうことって非常によくあるケースなんです。

 

しかし、思い当たる理由が浮かばないのに、音信不通になった理由を「自分のせいだ」と思い込んだり、なんとかもう一度つながろうと躍起になったりしていいことはありません。

 

どんな事情があれ、「連絡取れへんなら取れへんってちゃんと言えや」って話なんですよ。

 

そこに、付き合ってるとか付き合ってないとか関係ないんですよね。

 

ただ、「人としての最低限の礼儀すら守れない男って、どうなのよ?」ってことです。

 

ちなみに、何かある度に音信不通にする男性は常習犯でもあるので、もし付き合えたところで同じことを繰り返す点もお忘れなく。

 

 

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