ろくでもない男との関係が上手くいかなかったのは、あなたのせいじゃないんだよ論。
目次
自分が接し方を変えていたら上手くいっていたのか?問題。
ろくでもない男性との関係が終わり、
と思い悩む女性がいます。
これは、自責の念が強い女性によく起こる現象です。
このタラレバスパイラルに陥ってしまうと、もう取り返しがつかないことに対して自分のことを責め続けてしまうので、言うまでもなくよろしくありません。
こういう女性に対して、「そんなこと考えてもどうにもならないよ」「時間の無駄だからやめた方がいいよ」と言う人がいますが、彼女たちもそんなことは百も承知なんだと思います。
自分がもっと上手く立ち回っていたら違ったかもしれないと自分を責めることによって、なんとか気持ちの折り合いをつけようとするんですね。
自責の念が強い人って、人のせいにしないんですよ。
むしろ、人のせいにしないといけないことまで、自分のせいにしちゃうんです。
しかも、人間って自分が選んだものが間違いであると認めたくない性質がありますから、好きになった人のことを悪く思いたくないんですね。
なので、どんどん自責思考が強くなってしまうんです。
これが、問題と課題の分離ができている女性だと、自分のせいと相手のせいをきちんと切り分けて考えるので、過去の接し方で思い悩むことがないんですよ。
関係が終わっても、
あんなクズみたいな男と一緒にいなくて本当に良かった!
マジで死ねばいいのに!
で終わりです。
なぜ、過去の接し方で思い悩むことがない女性がこんなにさっぱりしているのかと言うと、彼女たちは次のことを知っているからなんですよ。
人間の本質はそんな簡単に変わらないって。
つまり、
という紛れもない事実を分かってるんですよね。
どういうことか、詳しく解説いたしましょう。
ろくでもない男の向き合わなさを舐めてはいけない。
次のツイートを見てください。
ろくでもない男性との関係が終わり、「自分がもっと接し方を変えていたら上手くいっていたのでは?」と悩む女性がいますが、ヤツらは誰と付き合っても上手くいきません。
長続きすることだけに目を向けるのであれば、酷いことを言われたりされたりしても、我慢して何も言わなければ側にはいれます。— リアライフカウンセラー@藤本 シゲユキ (@hamshigesan) August 18, 2022
ただし、自我を出して思っていることを言った途端にその関係は終わります。
彼らの都合が悪くなるから、一緒にいれないのです。
こういうのは今までの生き方の表れなので、接し方を変えたぐらいで関係性が変わるわけがないんですよね。
不誠実な人間の、逃げ癖と向き合わなさを舐めてはいけません。— リアライフカウンセラー@藤本 シゲユキ (@hamshigesan) August 18, 2022
このツイートは結構反響があったので、それだけ過去の自分の接し方を悔やんでいる女性が多いことを物語っているのかもしれませんね。
ちなみに、「ろくでもない男性」ってどういう人物なのかと言うと、次のような人間が該当します。
-
- 逃げ癖がある
-
- 人の気持ちが分からない
-
- 話し合いができない
-
- 向き合ってくれない
-
- 歩み寄りができない
-
- 平気で嘘をつく
-
- 人のせいが多い
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- 責任感がない
-
- 自分が正しいと思っている
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- 自分のことを賢いと思っている
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- その他諸々の自己評価が無駄に高い
-
- 自分の弱さを認められない
-
- 未熟な自分も認められない
とまあこんな感じです。
もう一つ挙げるのだとしたら「自分の闇に気づいてない」というものがありますが、これは人によるのでまた別の機会に。
5個以上当てはまってる時点で、かなりろくでもないと思った方がいいでしょう。
余談ですが、自分の好きな人がまともである証拠探しをしようとしている女性は、一緒にいてすでにろくでもなさを目の当たりにしているはずなので、そちらの方に目を向けた方がいいです。
なぜならまともな男性は、女性を不安にさせることがないし、絶大な安心感と信頼感があるからです。
話を戻しますと、上記のろくでもない項目に該当する男性ほど、女性と親密な関係を築くことができないんですよ。
誰かのことをどうしようもなく好きになっても、その男性に「愛した人を幸せにできる能力」がなければ、どんな女性と付き合っても上手くいくことはありません。
【参考記事・どんなに誰かを愛しても、「愛した人を幸せにする能力」がなければ不幸になるんだよ論】
過去の自分の接し方に思い悩む女性の多くが分かっていないのが、これまでの生き方の集大成が、ろくでもない人間を作っているということ。
つまり、接し方を色々変えたところで、相手が向き合ったり歩み寄ったりしてくれるわけがないし、誠実な人間に変わることもないんですよね。
「自分が変われば相手も変わる」と言いますが、これは相手の性格や人格までもが変わるという意味ではありません。
相手の表面的な態度や言動が変わるというだけの話です。
ろくでもない男の側にいることはできる。でも人間扱いはされない。
どんな接し方をすればろくでもない男性と上手くいくのか、そんな方法があるんだとしたらノーベル賞もんだと僕は思うのですが、できるだけ長く側にいることだけはできます。
どうすれば長く一緒にいられるのかと言うと、酷いことを言われたりされたりしても何も言わず、ただひたすら我慢してニコニコしてればいいのです。
しかし、その関係に耐えきれなくなって自我を出したとき、一瞬でその関係は終わります。
これは前述したツイートにある通りですね。
自我を出すというのは、自分の思っていることや要求を伝えるということ。
そしてその出した自我はほとんどの場合、聞き入れることは相手にとって都合が悪いことになります。
それを顕著に物語っているのが、セフレ関係を続けていた女性が自我を出したときによく起こる現象です。
以下、過去記事から抜粋いたします。
身体の関係だけがズルズル続いていた女性が、「付き合いたい」「もうこの関係は嫌」というように意思表示すると、そこで終わってしまうことがほとんどなんですよ。
なぜ終わるのかと言うと、今まで相手の女性に気持ちや感情があるという当たり前の事実を忘れていたところに、これまで考えなくても良かったことを考えないといけなくなるし、しかも人としての対処までしないといけなくなるので、急に面倒くさくなるからです。
「私のこと好きじゃないのかな?」「私のこと嫌いなのかな?」とか以前の問題なんです。
(中略)
ほとんどのヤリ目男は最初から付き合う気はまったくないまま、平気で手を出してくるし、相手の女性に気持ちや感情があることをすっかり忘れているので、人と認識した時点で離れていきます。
じゃあ、何も言わずに意思表示もせず文句も言わず側にいればいいのかと言うと、相手に彼女ができたり結婚したりするまでは、その関係が続くのではないでしょうか。
【セフレ】ヤリ目男の生態と、彼らの心理と傾向を教えてやんよ。【不倫】
これは、セフレである女性が自我を出したときだけでなく、交際中であっても同じことが言えます。
たとえば、ろくでもない男性と付き合ってる女性がいるとしましょう。
彼女が彼氏に対して、思っていることを言わない、聞きたいことを聞けないでいることが続くと、この男性は彼女のことをだんだんと人扱いしなくなります。
ただし、その男性の側にいることはできるんですよ。
なぜならこの彼にとっては、彼女が何も文句を言ってこないので、ものすごく都合がいいからです。
この男性は、彼女が何も言ってこないのをいいことに、羽目を外して調子に乗りまくります。
虫の居所が悪いと彼女に対して暴言を吐き、本当は面倒くさいだけなのに、体調不良を理由に何度もデートをドタキャンする。
最近では浮気の疑惑も出てくる始末。
このような状況に耐えきれなくなって、彼女が自我を出して「もっと私のことを大切にしてほしい」と言うとするじゃないですか。
残念ながら、言った瞬間に振られてしまうことの方が多いんですよね。
そんなに酷い男ばっかりじゃない!
今まで自分のことを支えてくれた女の子に対して、情がわいて大事にしだすとかもあるはず!
と言う女性もいらっしゃるかもしれませんが、それは元がまともな男性のみ起こり得るケースです。
相手はろくでもない男性であることを忘れてはいけません。
そもそもまともな男性だったら、調子に乗りまくることとかないんですよね。
上手くいかなかったのは、遅かれ早かれそうなっていたということである。
ろくでもない男性に対しいくら接し方を変えたところで、それは遅かれ早かれ終わる関係だったということです。
むしろ、早めに終わって良かったじゃないかということになりまして、それが交際前なら尚さらです。
これ、忘れないでいただきたいのですが、交際前から先行きが不安になるような問題があるのに、付き合ったからと言って上手くいくわけがないんですよ。
彼女という肩書が手に入っただけで、相手の人間性や人格はそのまんまだし、付き合ったからと言って大事にしてくれるわけがないんですよね。
それに、付き合ってからも上手くいく相手って、付き合う前にストレスを感じることがほぼありません。
一緒にいてなんだか落ち着くし、相性も合うし、変な気を使わない。
一緒にいても落ち着かないし、相性もそれほど良いわけじゃないし、こっちが顔色を伺わないと続かないような相手と上手くいくわけがないんですよね。
そしてもう一つ、「私がもっと違う接し方をしていれば上手くいってたのかな?」と思い悩む女性が分かっていないのがこれです。
もし、過去に戻って接し方を変えることができたのだとしても、それが必ず良い結果になっていたとは限らないということ。
むしろ、今よりも最悪な状態になっていた可能性だってあるわけです。
前述したように、言いたいことや聞きたいことを声に出さずに我慢していたら側にいることはできたかもしれませんが、それはただ悪い未来を延命しているだけに過ぎません。
つまり、自ら進んで時間を無駄にしているのと同じなんです。
後悔先に立たず。
悔やむべきことがあるのだとしたら、それは過去の自分の接し方ではなく、ろくでもないことが分かっていたのに認めようとせず目を背けて、関係断ち切れないでいた自分の心の弱さではないでしょうか。
人選ミスを引き起こすと、最初に関わった段階で上手くいかないことが決定しているようなものなので、どうかこの厳しい現実を忘れないでください。
上手くいかなかったのは、あなたが悪いわけじゃない。
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