【依存】ろくでもない男性から離れられない6つの理由。【執着】
目次
ろくでもない男性なのに、なぜ離れることができないのか?
下記記事でお話したとおり、次の項目に該当する男性は、最初から上手くいかないことが決定している相手です。
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- 人の気持ちを考えられない
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- 都合が悪いことが起こったら逃げる
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- 問題があってもなかったことになる
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- 話し合いができない
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- 楽しいこと以外はしたくない
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- モラハラ予備軍~モラハラである
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- 人を見下すことがよくある
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- 自分の非を考えられない
詳しくは記事をご覧いただけると幸いですが、これらの項目は「逃げ癖」と「劣等感」がセットになっており、この2つに付随して「人の気持ちを考えられない」がもれなく付いてきます。
そして驚くことに、これらの項目をすべてコンプリートしているような男性は思った以上に多くて、しかも仕事ができて稼いでいる側の人間であることは珍しくありません。
下記動画でお話したように、仕事の能力と人間性って全く比例しないんですよね。
上記項目に該当するような男性は、言わずもがな「ろくでもない男」です。
でも、そんな男性なのに離れることができず、なんとか側にいようと執着してしまう女性が跡を絶ちません。
なぜ彼女たちは、ろくでもない男性から離れることができないのか?
その理由を今からお話したいと思います。
ろくでもない男性から離れられない理由その1・依存性が高いから
ろくでもない男性に執着してしまうと、麻薬のような依存性があるんですよ。
洗脳って、アメとムチの繰り返しで完了するって言うじゃないですか。
彼らは極悪人というわけではなく、一応良いところも優しいところもあるんですよ。
するとその部分がアメの役割になり、女性が不安になることやモヤモヤすることがムチの役割になるんですよね。
その繰り返しによって洗脳状態のようになり、離れられなくなるのが一つの理由です。
しかも、相手にモラハラの気質があると、アメとムチの振り幅はさらに大きくなります。
さらにモラハラ加害者は、人を依存させる天才でもあるので、そのせいで余計に離れがたくなるんですよね。
ろくでもない男性から離れられない理由その2・相手を神格化するから
これは自己肯定感が低い女性に多い現象なのですが、彼女たちは、ろくでもない男性を神格化することがよくあります。
自己肯定感が低いと自分の良いところに目を向けることができず、悪いところばかりに着目するようになります。
すると、自分に足りないものを求めるようになってしまい、ないものねだりが起こるというわけです。
前述したように、いくらろくでもない男性とはいえ、良いところの1つや2つはあるものです。
その良いところがないものねだりをしている女性の求めているものなんだとしたら、「彼は私よりもすごい人」という壮大な勘違いが生まれてしまうんですよね。
つまり、自分にないものを相手が持っていたら、それがリスペクト対象になってしまうということです。
ろくでもない男性と聞くと、友達はほとんどいなくて、うだつの上がらないダメ人間をイメージされる方が多いと思います。
しかし、ろくでもない男性にも友達や仲間はいますし、仕事ができる側の人間であることも多いんですよ。
むしろ、多くの人がイメージするダメ人間的なろくでもない男性の方が少ないです。
なので、一見すると彼らはすごくまともそうに見えるため、女性は相手のろくでもなさの本質に気づけないんですね。
しかも相手にモラハラの気質があると、彼らは強い言葉で女性を支配下に置こうとしますから、それが続くと主従関係のような間柄になってしまいます。
その結果、「相手の方がまともでおかしいのは自分」というこれまた壮大な勘違いが生まれてしまうというわけです。
これが、ろくでもない男性を神格化するメカニズムになります。
ろくでもない男性から離れられない理由その3・いい男性の定義を知らないから
たとえば、家の近所にものすごく美味しい定食屋があるとします。
でもこのお店はある日突然潰れてしまうんですよ。
この定食屋を懇意にしていた人は、
これからどこでご飯食べればいいの!?
ずっと家で一人でご飯食べないといけないの!?
と嘆き悲しみます。
たしかに、懇意にしていた美味しいお店が潰れるのは悲しいことです。
でも、美味しいお店なんて他にいくらでもあるじゃないですか。
しかしこの人は、この定食屋しか知らないから、お店が潰れたことが世界の終わりのように感じてしまうんですね。
実はこれ、ろくでもない男性に執着して離れられない女性にも、同じ現象が起こってるんですよ。
つまり、「本当のいい男の基準」が出来上がってないから、ろくでもない男性なのにありがたがってしまうんですね。
実際、ろくでもない男性から離れられない女性の交際人数や経験人数は、片手で足りてしまうことが多いです。
さらにその中で、「あの人は本当に素晴らしかった」と思えるような男性と付き合えていた女性は、ごくわずかという特徴もあります。
そのため、いい男の定義の水準がかなり下になってしまい、前述した神格化も起こってしまうわけです。
実は、明確にいい男の基準を持っている女性は、そこそこの人数と交際しています。
そこそことはどの程度の数かと言うと、およそ8~10人ぐらいだと思ってください。
一般的に、男女合わせてまともな人の数は、10人中3人ぐらいだと言われているんですよ。
ということは、よほど学習能力が欠如している女性でもない限り10人近く付き合えば、少なく見積もっても、1~2人はまともな男性と交際することができる計算になります。
要するに交際人数が5人以下だと、全てまともじゃない男性を引き当てることだって大いにあるんですよね。
ろくでもない男性から離れられない女性は、
と思いこんでいることも多いのですが、「絶対に」そんなことないです。
という話です。
ちなみに、うちの近所に歴代トップ3に入るぐらい贔屓にしていた居酒屋が、2年前にコロナの影響で潰れちゃったんですよ。
そのときはものすごくショックでしたが、今ではすっかりその存在を忘れてますし、すでに他のお店も開拓してます。
そんなもんです。
実はこれ、恋愛も同じで、心の底から素敵だと思えた人との関係が終わっても、ちゃんと次の恋はできるんですよね。
ろくでもない男性から離れられない理由その4・過去との比較
これは、家族に苦しめられた経験がある人に多いケースです。
親がいわゆる毒親だったり、兄弟や姉妹が頻繁に問題行動を起こしたりしていると、常に家族に振り回される環境に身を置く羽目になるんですよね。
この状態に慣れて麻痺してしまうと、大人になってから自分のことを振り回してくる男性と付き合っても、こう考えてしまうんですよ。
と。
つまり、家族の振り回し方の方が酷かったから、それに比べたら全然ましだと錯覚してしまうんです。
しかし、たとえ家族の振り回し方よりましだったのだとしても、どんなに小さなダメージでも積み重なるにつれ、心が抱える負担はどんどん大きくなっていきます。
1回ずつのダメージ量しか見てないから「ましだ」と思ってるだけで、積み重なるとストレスが増えるのは当たり前です。
その結果、気づいたときには心が疲れ切っているのに、それでも相手から離れていないということはよくあります。
ろくでもない男性から離れられない理由その5・期待してしまうから
続いての理由は、相手に対する期待が止まらないからです。
それはどのような期待になるのかと言うと、次のようになります。
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- 「いつかこの人も変わってくれるかもしれない」
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- 「いずれちゃんと向き合ってくれるかもしれない」
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- 「そのうち私のことを大切にしてくれるかもしれない」
などなど。
ろくでもない男性の実態を知っている女性からすると、期待するだけ無駄なことはとっくの昔に分かっているのですが、執着して離れることができない女性にはそれが分かりません。
なぜなら前述したように、ろくでもない男性でも良いところや優しいところの1つや2つはあるので、その光の部分が相手の本質であると勘違いしているからです。
つまり、「彼にも良いところはあるし状態」になってしまっているわけです。
そして、ろくでもない男性に期待が止まらない女性は、「サンクコスト効果」に陥っていることもよくあります。
サンクコスト効果とは、すでに使った費用やコストに対して「もったいない」という心理が働き、合理的な判断ができない現象のことです。
たとえば、ギャンブルで負けが続いている人が「次こそは!」と思って後に引けなくなっているのが、まさしくこのサンクコスト効果です。
ろくでもない男性から離れられない女性も、
と思ってしまうんですね。
言うまでもなく、相手に何かしらの期待をしているから、サンクコスト効果が生まれるというわけです。
あと、性善説を信じている女性も、ろくでもない男性に対して期待が止まらないことがよくあります。
前回の記事でお話したように、ろくでもない男性が変わることはないと思ってください。
それなのに、相手に期待して側にいようとするのは、ほぼ負けが確定しているギャンブルにお金をつぎ込み続けるようなものです。
それは、下記記事でお話した「不幸の道に突き進む女性」と同じことをしているので、早く目を覚ました方がいいでしょう。
【参照記事】
ろくでもない男性から離れられない理由その6・強迫観念があるから
僕が「過去の巻き返し」と呼んでいる理論があります。
たとえば、父親が一切ほめてくれずに否定ばかりするモラハラだった。
このような親の元に育った女性は、大人になってから自分の父親に似た男性を選んで付き合い、承認してもらおうと躍起になるケースがよくあるんですよね。
つまり、父親が自分のことを認めてくれなかったから、代わりの似た人に認めてもらおうとするわけです。
これが過去の巻き返しになるのですが、さらに特徴としてあるのは、たとえ父親のことを嫌っていたり憎んでいたりしても、無意識に似た相手を選んでしまうこと。
それから、巻き返しをしようとする原因を作ったのは、父親だけじゃなく、母親や兄弟、姉妹である可能性もあることです。
大人になってから、承認してくれなかった人物の代わりになる異性を選んで過去の巻き返しをする女性は、次のような思い込みにとらわれてしまうことがものすごくよくあります。
このような強迫観念を抱きつづけた結果、なんとか相手に承認してもらうために、ズブズブに執着してしまうわけです。
過去の巻き返しをする女性たちが気づいていないのは、元々承認してほしかったのは、その相手ではないということ。
そして、承認してくれなかった相手に似ている異性であるということは、その相手も承認してくれるわけがないということです。
それに、もし過去の巻き返しをしている相手に受け入れてもらえたからと言って、気が晴れるわけでも救われるわけでもないんですよね。
離れたあとはつらいかもしれないけど。
先ほどお話したように、ろくでもない男性に執着してしまうと麻薬のような依存性があるため、離れることが非常につらくなります。
でも麻薬って、続ければ続けるほど精神も肉体も蝕んでくるじゃないですか。
実はろくでもない男性の側にいるのも、それと同じことなんですよね。
相手から関係を終わらせてくれれば、こちらから断ち切る労力を使わなくて済みます。
しかし、承認欲求満たしのためだけに女性を側に置こうとする男性は、こちらが断ち切らないと離れてくれないし、断ち切ってもいけしゃあしゃあと連絡してくるんですよ。
こういった場合、
と言う女性がいますが、覚醒剤をやめたい人が「売人が連絡してこなければいいのに」と言ってるのと同じことです。
なので、相手から離れてくれない場合は、こちらから断ち切って一切遮断するしか方法がないんですよね。
ろくでもない男性との関係を断ち切り、しばらくの間はすごくつらいと思います。
でもこれは、麻薬断ちをしているのと同じであり、「もう一度会いたい」という禁断症状が出てしまいます。
しかし麻薬と違うのは、ある程度の期間が過ぎたら
あれ?私なんであんな男のことが好きだったんだろう?
どうかしてたわ。
と急に冷静になって、どうでもよくなるところにあるんですよ。
早い人だと、1ヶ月経つまでにはこの状態になっています。
もちろん、執着や依存状態が酷ければ、禁断症状の期間は長引いてしまいます。
しかしこれは前述したように、いい男性の定義を知らないから起こっている現象でもあるので、ただの石ころみたいな男をダイヤだと思ってありがたがっているのと同じなんですよね。
ろくでもない男性とはいえ、一度は好きになった人ですから、離れることはすごくつらいだろうし、別れを決断して実行したのはものすごく勇気が必要だったと思います。
自ら断ち切ることができたのは、それはあなたが強くなろうとしている証拠であり、自分を大切にしょうとしている証拠でもあるんですよ。
せっかくの勇気ある決断を禁断症状のせいで、どうか無駄にしないようもう少し踏ん張ってみてください。
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