【強み診断を行って】人生は支払った代償の分だけ見返りがあるんだよ論。【気づいたこと】
目次
人生は代償を払った分の見返りがある。
昨年10月22日から実施した「強み診断カウンセリング」は
ありがたいことに好評を得ているのですが、
いろいろな方々の強み診断をしていていくつか気づいたことがあります。
その気づきをお話する前に、
まずは強みの性質について
下記に記載させていただきます。
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- 1・生まれながらに身についている人それぞれ違う「能力」
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- 2・自分では「当たり前に」所持しているものなので、同じようにできると思いこんでいることが多い
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- 3・ある意味「癖」のようなものなので、まったく無自覚につい出てしまう
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- 4・どれだけ「自分には取り柄がない」と思っていても、かならずその人独自の強みは存在する
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- 5・自分が望むような強みでなかったとしても、他者からすれば「喉から手がでるぐらい欲しい」場合が多い
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- 6・強みは「誰にも負けない武器」と思われていることが多いが、磨いていかないとそうはならないし強化もされない
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- 7・後天的に身についたものは「技術」になるので強みにはならない
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- 8・メンタルが荒れているときや欲をかいたとき、強みが活かされず効力が弱まったり、場合によっては悪い方に作用することがある
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- 9・適材適所ではない環境や対人関係に身をおいていると、自分らしさが失われるだけでなく強みがまったく活かされない
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- 10・そのため、育った環境や所属していたコミュニティによっては、強みを封じられた生活を余儀なくされるため、環境が変わってから強みが開放されることがある
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- 11・中には後天的に技術として身につけることができる強みもあるが、元々の強み保持者と後天的に技術として身につけた人を比べた場合、ポテンシャルも強み使用歴もまったく違うので保持者に勝てることはない
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- 12・自分のことをよく分かっている人ほど診断結果が答え合わせになり、自分のことをよく知らない人ほど診断結果がピンとこない
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- 13・稀有な強みやスピリチュアル系能力を強みとして得ている場合、受ける恩恵が大きい分「代償」をともなうことがよくある
8~13の項目に関しては
以前から漠然とそうだろうなと思っていたことなんですが、
診断を重ねるうちに確信に変わったことでもありますね。
そして、13の項目である
「稀有な強みやスピリチュアル系能力を強みとして得ている場合
受ける恩恵が大きい分「代償」をともなうことが多い」が、
今回の記事でメインにお話することになります。
では、強み診断カウンセリングを通して
気づいたことをお話させていただきましょうか。
1つ目は、
「家庭環境に恵まれなかった人ほどポテンシャルがものすごく、
所持している強みが希少で利便性の高いものになっている」ということ。
いわゆる「毒親」に育てられたり
不遇な幼少期を送ったりした人ほど、
潜在的な能力値が高いんですよ。
もちろん、目に見えないものなので
信憑性を疑われる方もいらっしゃると思いますが、
強み診断を通して感じたことは
家庭環境に恵まれなかった人の多くは
所持している強みが特殊で稀有なんです。
ちなみに、強み診断カウンセリングでは、
お申込み時に40問におよぶワークシートを
送付させていただいておりますが、
そのボリュームに驚かれる方が非常に多く、
すべてのワークを終えるまでの平均所要時間は
2~3時間になっています。
中には、全部答えるまでに
何日もかかったという方もいらっしゃいますね。
今まであまり自分のことを振り返ってこなかった人だと、
質問に答えられない箇所もあるようです。
なので、
「強み診断カウンセリングに申し込んだら
自分の強みが簡単に見つかるかも!」
みたいな軽い気持ちで申し込んでしまうと、
ワークシートを通じた自分との向き合いに
めちゃめちゃ精神力を使うことになると思います。
それぐらい重厚なワークシートなんですが、
なぜ、クライアントさんの家庭環境まで分かるかと言うと
ワークシートに両親に関する質問が組み込まれているからなんです。
そして、送っていただいた回答を見ながら
カウンセリング時に強みの診断を行います。
強みは表裏一体でもある。
傾向として、
親子関係のしがらみを乗り越えている人ほど
強みが強化され研ぎ澄まされた刃のようになっていて、
乗り越えていない人ほど強みが活かされず封印されていたり
悪い方向に作用していますね。
なぜ、悪い方向に作用するかというと
強みは表裏一体でもあるんです。
前述した8の項目にあるように
メンタルが荒れていたり欲をかいたりしたときは
せっかくの強みが自分や他人を傷つける刃になることがあります。
具体的に自分の強みの一部を一例を出していうと、
「繊細さ」という強みが僕にはあるんです。
この繊細さは、
一つの物事を掘り下げて多面的に考えることができ
状況の二~三手先まで読める能力になりまして、
強化していくと哲学思考に拍車がかかり
四~五手先まで読めるようになっていきます。
非常に利便性が高い強みで
使わない日はまったくないのですが、
この能力が悪い方に作用すると
次のようなことが起こるんです。
まず、「繊細さ」は一つの物事を
掘り下げて考えてしまうという特性上、
不安に苛まれたときは起こってもいない出来事を
あらゆるパターンを想定して考えてしまいます。
さらに、状況の二~三手先まで読めることから
起こってもいない出来事の派生先まで考え、
そうすると起こってもいない不安を
グルグルと考え続けてしまうんですよ。
しかし、
僕の場合は「サバイバル能力」という
「いかにこの状況を良くできるか?」と考え
道を切り開く強みが別にあったおかげで、
今まで生きてきた中でどん底を味わったことはあるけれど
地獄を経験することはありませんでした。
「最悪のパターンを想定する」→「そうなったときどうするか?」
という「繊細さ」と「サバイバル能力」のコンボで
最悪の事態をまぬがれてきたというわけです。
とはいえ、
「サバイバル能力」の強みに気づかなかったときは
ただただ不安感に苛まれるだけで苦しかった時期もあったのですが、
気づいてからは、不安に苛まれる前に
起こるであろう最悪の事態をあらかじめ想定して
本当に起こったときの対処まで考えることができるようになりました。
僕はたまたまこの能力があったから良かったものの、
サバイバル能力の強みがない人だと
起こってもいない不安を答えがでないまま
延々と考え続けることになります。
そういった理由から、
所持していない強みの中には
後天的に技術としてでも
身につけないといけない能力がたくさんありますね。
もちろん、前述の11の項目にあるように
技術として強みを身につけた人間が
元々の強み保持者に勝てることはありません。
しかし、
生きていく上で習得しておいた方がいいスキルは
誰にも負けない武器である必要はないので、
自分の身を助けるものとして考えていただければ幸いです。
ちなみに、この「サバイバル能力」は
「未来の予測」を習慣づけることで
技術として身につけることが可能ですね。
【参照記事】
光と闇の経験を経て人は幸せになれる。
今年に入ってからいろんな方に質問されることで
非常に多いものがあるんですよ。
それは
「幸せになるには光と闇の両方を経験してないといけないですよね?」
というもの。
ここで言う闇とは、
・悲しかったりつらかったりした経験
・メンタルが荒れていたり不調だったりした暗黒期
・あまり人に言えないような過去
のようなことを指します。
僕は結構前から当たり前のようにそう感じていたので、
このブログを読んでいる人なら知ってるだろうと思いこんでいて
今さら言う必要はないかと思っていました。
でも、実は知らない人の方が多かったんだと驚き
早く言っておけば良かったと思い直したんです。
生まれついてのラテン系の性格の人や
生まれながらの愛の存在のような人を除き、
幸せをつかんでいる人は例外なく
光と闇の両方を経験しています。
しかも、この闇が深ければ深いほど
幸せになったときに感じる幸福度が高いのも特徴的で、
支払った分の代償だけきっちり幸せが訪れているということなんです。
仕事をしていなかったら休みの日が楽しみに思えないのと同じで、
物事は「対比」になるものが存在して初めて
良いとされるものがさらに際立ちます。
「足るを知る」という言葉がありますが、
小さななことにでも喜びを感じられる人は
元々「強み」として持っているから
感じられるのではないか?というのが僕の見解です。
この能力がなく人生経験が浅い人は、
「足るを知る」なんて言われても
ないものねだりが止まらなかったり、
「恵まれてるんだから贅沢を言っちゃいけない」と
無理やり現状に満足しようするので、
心から小さな喜びを感じることができないんですよね。
しかし、闇を経験することによって対比が生まれ、
「あのときマジで大変だったよなあ。
今のこの暮らしは当たり前じゃないんだな」
と思うことができて、ようやく「足るを知る」わけです。
その対比が大きければ大きいほど、
感じる幸福度が高くなっていきます。
ただ、勘違いしないでいただきたいのは、
悪いことやモラルに反することをしていたり
闇を経験して立ち直れなかったりする人全員が
みんな幸せになれるわけではありません。
「代償を支払い乗り越える」ことをしないと
幸せにはなれないんですよ。
悪いことばかりしている人は、
その責任をとって自分の尻拭いをしつつ
搾取したもの以上のことを人や社会に還元しないといけないし、
闇を経験して乗り越えられない人は、
現実から逃げずに向き合い立ち向かうことが必要になるわけです。
「今の自分と現実から目を背けず冷静に直視し、
なにが起こっても責任をとると腹をくくり前を向いて生きる」
と決めてから人生が変わっていくということです。
なので逆に言うと、
今の自分に甘んじて言い訳してなにも変えようとしない人は
闇が深かろうが浅かろうが一生そのまんまです。
もちろん、同じことを何度も繰り返して
都合のいい答え探しばかりをしている人も一生そのまんまです。
強力な強みほど代償が発生する。
強み診断カウンセリングを行うようになってから気づいたことの2つ目は、
「非常に利便性が高く保持者の数が少ない稀有な強みを持っている人は
得られるメリットが莫大な分だけの代償を支払っている」ということです。
HUNTERXHUNTERを読んでいる方なら分かっていただけると思いますが、
制約と誓約がある念能力ほど強い、みたいな感じですね。
具体的にどういった事例があるか、
「エンパス」という能力を持っている人を
たとえにお話させていただきます。
スピリチュアルの世界でよく言われる能力の一つでもありますが、
エンパスは生まれついての体質のようなもので
「超共感力」とも呼ばれているものです。
この能力の性質は、異常なほど共感力が高く、
相手の感情やエネルギーなどに対して
敏感で感受性が強いという特徴があります。
端的に言うと、他人の嘘が分かったり
悪意や敵意を持って近づいてくる人間のことが分かったり
人の悩みに深い部分で理解を示すことができたり
感受性が高く直感力にすぐれていたりと、
自分の人生を助くかなり優れた強みの一つになります。
しかし、
他者の感情が自分に移ってしまうというエンパスの特性上、
この能力があるせいでつらい過去を
強いられたという方が実はかなり多いんです。
人混みや集団生活の中で
その場にいる人の感情がなだれのように入ってきて
倒れそうになるぐらいしんどい思いをしていたり、
親や周囲にいる大人に悪意の塊みたいな存在がいて
負のエネルギーをもらい続けていつも具合が悪くなったりというように、
「なんで自分ばっかりこんな目に遭うんだろう」と
自分の体質を呪った経験があるとよく聞きます。
大人になってからも
この能力に苦しめられている人は多いのですが、
逆に、エンパスを使いこなして味方につけている方も
ちゃんといらっしゃるんですね。
エンパススイッチのオンオフができるようになって、
かかわってはいけない人や行ってはいけない場所を事前に遠ざけたり
感性が研ぎ澄まされるものを積極的に日常に取り入れたり、
直感にしたがい行動にうつして成功体験を増やすといった具合に。
このように、
使いこなしている人の事例は枚挙にいとまがないのですが、
受ける恩恵がすごく大きい強みであることは間違いありません。
「人の嘘がすぐ分かる」というのも特徴の一つですが、
これ単品だけでもよく考えたらすごい能力ですからね。
ちなみに、
刺激に対し過度に敏感で感受性が強い人は「HSP]と呼ばれていますが、
両者の違いを問われたときに一説で言われているのはHSPの敏感体質に
よりスピリチュアル能力が加わったのがエンパスだと言われています。
有名なパワースポットに行って
「あれ?ここってすごく有名だけど変な悪いエネルギーあるんじゃね?」とか
名の通った霊能力者に対して
「あれ?この人って実は幽霊みえないんじゃね?」というように
見えないものを察知できるのがスピリチュアル能力になります。
エンパスにかぎらず受ける恩恵が大きい強みほど代償をともなうのですが、
中には生死にかかわるような事故に遭い
そのあとにスピリチュアル系能力が開花した方もいらっしゃるので、
経験という代償と引き換えに手に入る強みもあるのかもしれません。
もちろん、元々その能力が封印されていて
経験を経て開花した可能性もありますね。
あと、人間のオーラが見える人って
「こんなこと言ってもどうせ信じてもらえない」と思って
本人が言わないだけで、ちゃんと存在するんですよ。
なぜか僕はそういう人と遭遇することがよくあるのですが、
彼ら彼女らが口をそろえて言うことの一つに
「パッと見たらその人が善人かどうかすぐわかる」というものがあります。
日頃から誠実に生きることを心がけているつもりではありますが、
スピリチュアル能力を持っている人から
この台詞を聞くたびに身が引き締まる思いになるので、
「やっぱ人に胸はれないことしてたらダメだよなあ」と痛感しますね。
代償を支払い闇を乗り越えた先に楽園がある。
以上が、強み診断カウンセリングを通じて
気づいたことになりますが、
最後にまとめさせていただきます。
1・家庭環境に恵まれなかった人ほどポテンシャルがものすごく、
所持している強みが希少で利便性の高いものになっている
2・利便性が高く保持者が少ない稀有な強みを持っている人は
得られるメリットが莫大な分だけの代償を支払っている場合が多い
僕が「プラマイゼロ理論」と呼んでいる法則があるのですが、
これは「因果応報論」と同じように
良いことをすれば良いことが返ってきて、
悪いことをすれば悪いことが返ってくるというものです。
具体的に言うと、
人から与えてもらったり奪ったりしたら
時間差できっちりその分がマイナスで引かれて、
人や社会に与えて貢献すれば
時間差できっちりその分がプラスになって返ってくるという法則になります。
「おいおい藤本、なにスピリチュアルなことを言ってやがんだ」
と思った方もいらっしゃるかもしれませんが、
幸せになっている人はかならずといっていいほど因果応報論を信じていて、
「与えた方が幸せになれる」と感覚で分かっていますね。
このプラマイゼロ理論は
宝くじの高額当選者が分かりやすいのですが、
彼らの多くは当選する前よりも当選後の人生の方が
悲惨になっていると言われています。
なぜ、こういう状態になるかというと、
当選金を私利私欲のために使い
与えてもらったものと同等のエネルギーを
人や社会に返していないため、
きっちりマイナスで引かれてしまったからです。
逆に、高額当選したのに安定した人生を送っている人は、
当選金の半分を募金して残った半分を家族に与え
その残ったお金を仲間内で使うというように、
人と社会に還元しているからマイナスにで引かれないんですね。
ほかにも、当選金にまったく手を付けず
これまでのどおりの人生を送っている人は、
当選金を使わないかぎり循環が止まっているので
マイナスになりにくいという傾向にあります。
なので、
「なんであの人があんないい思いをしているの!?」
と思わず怒りを向けたくなるような人物が
今どれだけ幸せそうに見えていてもそれは「今だけ」なんです。
カウンセリングをしていると稀に
「彼にひどいことをされたからなんとか復讐したい」
と言うクライアントさんがいらっしゃるのですが、僕はその度に
「いずれこの人はえらい目に遭うから放っておいてください。
直接手をくだすと自分に返ってくるからやめた方がいいですよ」とお伝えしています。
そのときはしぶしぶ納得される方もいらっしゃいますが、数カ月後に
「聞いてください!あの人、悲惨なことになってます!」
とご報告いただくことは決して珍しくはありません。
時間差でいずれ壮大なしっぺ返しがちゃんと来ますから、
そんな人のことは放っておいて自分の幸せを追求しましょう。
そして、プラマイゼロ理論にのっとり、
マイナスで引かれたものは
きちんとプラスになって返ってきます。
そのためには、
「今の自分と現実から目を背けず冷静に直視し、
なにが起こっても責任をとると腹をくくり前を向いて生きる」
ことが必要不可欠。
だから、どんなに悲しいことやつらいことがあっても
かならず乗り越えてください。
悲しみや絶望を乗り越えたとき、
あなたは強くなっているだけではなく
プラスのものを得る準備もできています。
目に見えないことだから実感が湧きづらいかもしれないけど、
幸せに一歩ずつちゃんと近づいているということをお忘れなく。
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