指名がとれないキャバ嬢ちゃんたちへ。こうすりゃもっとお客が増えるよ。その2
☆前回までの記事はコチラ☆
前回の記事では、
いかにお客さんに興味を持つことが大切かを
お話しさせていただきました。
今回のテーマは接客について。
まずはこちら。
「ホメ」に関して。
ほめるのが下手なキャバ嬢さんは多いです。
とってつけたように、
「すごい!」「ステキ!」「そうなんだ!」と言って
お客さんをほめる女の子はいますが、
これすらもできていない女の子が多い現実。
ちょっとリアクション大きめに感嘆するだけで、
それっぽく見えるのだからやらない手はありません。
でも「ホメ」というものは奥が深いものでして、
人がほめそうなところをほめてもあまり意味がないんですよね。
ちなみに僕はキャバクラに行くと、
ルックスや実年齢とのギャップをほめられることは多いですが、
自慢するわけじゃないけれど、
そんなところほめられても昔から色々な人に散々言われ続けていることなので、
「はいはい、ありがとね」ぐらいのものなんですよ。
明らかにほかの人がほめそうなところを
ほめてどうするというのが僕の本音です。
ほかの人がほめなさそうなところを探し、
ピンポイントでほめていくことが大切。
たとえば相手のルックスをほめるのなら「顔全体」をほめず、
パーツをほめる。
「○○さんの目って一見すごく冷たそうに見えるから
最初は怖い人なのかなって思ったけど、
話してみるとちがうんですね。
すごく暖かい感じがして癒されます(笑)」
「すごくセクシーな唇ですよね。
思わずキスしたくなる唇っていうのかな?
よく言われません?」
「○○さんの鼻すじ、日本人ばなれしてますよね。
そのせいかな?
凛々しく見えていかにも仕事できそうって感じがする。」
こんなふうにいくらでも出てきます。
ほめポイントというのは探せばいくらでもあるんですよ。
・ルックス
・仕事ぶり
・相手の趣味
・体型
・ファッション
・身につけている物
・話し方や声
・所作
・その人全体の雰囲気
などなど。
ほかにも手先のキレイさや清潔感など、
探せばいくらでも出てきます。
知らんわ!
たまには自分で考えろ!
相手のほめポイントが見つからないのは、
まだまだ相手に興味がないということ。
もっと注意深く観察して、
お客さんの話をしっかりと聞いてください。
ちなみに、僕がホスト時代にキャバ嬢のお客さんからよく
「ドリンクもらっていいですか?って聞いて
断ってくる客はありえない。」と言われたことがありますが、
その度に僕はこう思っていました。
「その台詞言えるの、ドリンク代を払ってもいいと思えるぐらい
接客がちゃんとしてる子だけやで。」と。
お店にもよりますが、
キャバクラで女の子が頼むドリンク代は
大体1000円から2000円前後です。
男の意見で言わせてもらうと、
キャバクラで女の子にドリンクを飲ませないのは、
「その子にドリンク代を払う価値」がないから飲ませないわけですよ。
もちろん中にはケチな男性もいますから、
どんな女の子がついてもかたくなにドリンク代をケチる人はいますが、
それ以外の理由でドリンクを飲ませたくないのは、
「なんでお前に飲ませなあかんねん。」と思っているから。
「もっとこの子に話を聞いてほしいな。」とか
「この子ともっと仲良くなりたいな。」とか
「この子に嫌われたくないな。」と思ったら、
ケチな男性かお金がない男性以外はドリンクを飲ませてくれます。
大して会話もおもしろくないくせに、
なに調子のってんだと思っている男性は多いですよ。
ベタだけど「うなずき」と「あいづち」は大切。
方々の恋愛指南書で言われていることではありますが、
「うなずき」と「あいづち」は大事です。
この2つがあまりできていない女性は、
職種にかぎらず思っている以上に多いですね。
相手の話を目を見てちゃんと聞き、
適切なタイミングで「うなずき」と「あいづち」を入れる。
たったこれだけのことするだけで、男性は
「あ、この子はちゃんと俺の話を聞いてくれているな。」と
思ってしまうんですよ。
うなずきのポイントは、
自分が思っているよりも首を動かしうなずくこと。
あいづちのポイントは、
相手の話で「、」や「。」といった
句読点が出てくるタイミングであいづちを打つこと。
カンタンでしょ?
ちなみに、
男性客への敬語癖が抜けないとお悩みのキャバ嬢さんは、
あいづちを打つときに、
「そっかあ。」とか「そうなんだあ。」と言ってみるといいです。
ほかにも、
「私も○○なことしちゃうもんなあ。」とか、
相手に共感するような独り言のときにも使えますよ。
言葉の語尾にも気を配ってみよう。
会話の語尾に「な」「の」「ね」を入れるだけで
その子の会話が可愛く聞こえてしまう不思議。
妖怪のせいなのねそうなのねというわけです。
会話の例を出すとこんな感じ。
「今日出勤途中にね、
すっごく人が並んでるフレンチレストランがあったの。
お店の名前見たら、この間テレビで紹介されてたお店だったんだよね。
行ってみたいと思ったんだけど、カップルしか並んでなかったんだ~。
一緒に行くような男の人もいないし、誰か一緒に行ってくんないかな。」
関西弁ならこう。
「今日出勤途中にな、
めっちゃ人が並んでるフレンチレストランがあってんな。
お店の名前見たら、この間テレビで紹介されてたお店やってん。
行ってみたいと思ったんやけど、カップルしか並んでへんのん。
一緒に行くような男の人もいーひんし、誰か一緒に行ってくれへんかな。」
うーん。
関西弁は普通だし「ね」がつかいにくいな。
とはいえ「関西弁な・の・ね」は単語でつかうと可愛いので、
こんな感じでつかってみてはいかがでしょうか。
「嬉しいな」
「なにしてんのん?」
「そうやんね」
といった感じで。
ポイントは「の」をつかうような言葉尻のとき、
「のん」をつかえると可愛いです。
ほめすぎて照れているお客さんに「照れてるのん?」とか
なにかイタズラをしてくるお客さんに「そんなことするのん。」とかですね。
以上のことに気をつけているだけで、
男性客の反応はおもしろいように変わります。
どれだけ無口な男性であっても、
しっかりと興味を示して正しい質問をし、注意深く観察をすることで
その人の「話したいポイント」を引き出すことができますから。
どんな男性でもツボさえ突けば
言葉が饒舌になる瞬間というものがあるんですよ。
「この人、無口だし無理~。」ではなく、
それは単純にその人への興味がないだけ。
かぎられた時間の中で男性客と距離を縮めるのも、
キャバ嬢さんの仕事というわけです。
それでは次回、
働いている女の子が一番知りたいことと言っても過言ではない、
「どうやったらお店に来てもらえるのか」をお話ししたいのですが、
その前に。
まずはコミュニケーションを取っていきましょう。
話はそれからだ。
☆続きはコチラ☆
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“指名がとれないキャバ嬢ちゃんたちへ。こうすりゃもっとお客が増えるよ。その2” に対して4件のコメントがあります。
コメントは受け付けていません。
こんにちは?
キャバ嬢シリーズ待ってました〜!
な・の・ねって凄いんですね!
わたしな・の・ねで喋ってる✨わーい\( ˆoˆ )/
確かに柔らかさというか、優しい感じには伝わります♪
このまま使っていこうと思います!
本当勉強になります。ありがとうございます!
また次を楽しみにしてます〜?
>みゆうさん
ありがとうございます。
女の子のが標準語で「な・の・ね」を語尾に使っていると、本当に可愛く聞こえます。
ぜひそのまま使い続けましょう。
キャバ嬢ちゃん記事、あと3回楽しみにしていただければ光栄です。
職場で人気の女の子がいるんですが、
男性陣から〇〇ちゃんと話しただの、連絡先交換しただの、
その報告ばかり聞かされて、どうも女性と認識されていないわたし。
その女の子たちを見ていると、どっから言葉出てくるんだ?ってくらい、
少しの情報から話が膨らんでいます。
キャバ嬢シリーズのその1も読みましたが、
わたしの返しは全然。
相手に興味を持つって簡単なようでとても難しいですね。
今日はこの記事で誉めポイントを学んだので、
明日つかってみようと思います!
>ひたさん
コミュ力が高い人って例外なくと言っていいほど、1つの話題を掘り下げるのが上手いんですよ。
逆に1つの話題を掘り下げられない人って、話題が飛び飛びになりやすいので、「休みはなにをされてますか?」「趣味はなんですか?」みたいな感じで、話題がすぐ分離するんですよね。
なので、コミュ力向上も日頃の鍛錬が必要になってきます。