男性を見る目を養うための3つの方法を教えてやんよ。

withonlineで99回目のコラムがアップされました。

 

 

今回は、「誠実であるために実践するべき12のこと」について、お話させていただきました。

 

カウンセリングやニコ生でよく「誠実な人を見極めるためにはどうすればいいですか?」というご質問をいただきます。

 

基本的に、誠実な人を見極めるためにはそれなりの時間が必要になります。

 

それは下記動画でもお話させていただいた通りですね。

 

「相手が誠実かどうかを見極めるためにはどうすればいい?」

 

あと、先日のニコ生でいただいたコメントの中で、「お箸の持ち方を矯正したら、持ち方がキレイじゃない人のことが目につくようになった」という方がいらっしゃったんですよ。

 

実はこのいただいたコメントは、「人を見極めるための真理」なんですね。

 

その真理とは、どういったものなのか?

 

今回は、「男性を見る目を養う方法」について、お話させていただきます。



 

「男を見る目=人を見る目」ということ。

「男性を見る目を養うためにはどうすればいいですか?」というご質問をいただくことも、結構あります。

 

実は、「男性を見る目=人を見る目」なんですよね。

 

男性を見る目がない女性は、次のいずれかに該当することがよくあります。

 

    • 相手のルックスや雰囲気の良さしか見てない
    • 相手の能力の高さ(収入や社会的地位など)しか見てない
    • 相手の擬態能力(自分を良く見せることができる力)に騙されてしまった

 

大体この3つのどれかに当てはまりますね。

 

中には、普段の人間関係は何も問題がないのに、恋愛だけは上手くいかないという女性も多く、ほとんどの場合、出会う男性に対して何らかのフィルターをかけてしまってるんですよ。

 

どういうことかというと、普段出会う人間関係」と、「恋愛で出会う男性」とを切り分けて考えてしまっているということです。

 

基本的に、普段出会う人との人間関係が良好な女性は、「周りに恵まれている」か「自分で人を選んで付き合っている」かのどちらかになります。

 

前者の場合、それは運が良かったという面が大きいと思われがちですが、実はその女性の人柄の良さが大きく関係していることがほとんど。

 

つまり損得関係なしに、「この人と仲良くしたい」と思った人が周りに集まった結果、普段の人間関係が良くまっているというケースの方が多いです。

 

後者の場合は、「もう失敗したくない」という思いから、人付き合いを自分で選ぶようになったという女性が多いような気がします。

 

    • 「過去に対人関係で酷いトラブルがあったから、もう懲りた」
    • 「信じていた人に裏切られたから、もうあんな思いはしたくない」
    • 「良い人だと思っていたのに、実はとんでもない人だった」

 

というように、人付き合いをちゃんと選別しなかったことで起こった悲劇が過去にあるので、「もう同じ轍は踏まない」と心に決め、自分で人を選ぶようになったというわけです。

 

しかし、周りに恵まれている女性も、自分で人を選んで付き合ってる女性も、恋愛となると上手くいかないというケースがあまりにも多いんですよ。

 

これはやはり、「恋愛で出会う相手は普段出会う人とは別物」という意識がどこかにあるのではないでしょうか。

 

繰り返しになりますが、「男性を見る目=人を見る目」です。

 

ようするに、人を見る目がない女性は男性を見る目がないし、人を見る目があっても、恋愛関係に進展しそうな男性相手には、目利きが狂うという女性だと、最初の段階でパートナー選びをミスってしまうんですね。

 

恋愛を上手くいかせるためには、「最初の人選」を間違えてはなりません。

 

最初に選ぶ男性を間違えた時点で、その恋愛はどうやったって上手くいかないのだから。

 

では、どうやって男を見る目を養えばいいのか?

さて、ここからが本題です。

 

具体的にどうやって男性を見る目を養えばいいのかというと、その方法は3つあります。

 

1・できることを増やす

まず、なぜ「お箸の持ち方を矯正したら、持ち方がキレイじゃない人のことが目につくようになった」というコメントが、人を見極めるための真理になるのか?

 

その理由は、人はできることを増やすと、できてない人のことが目につくようになるからです。

 

【誠実ないい男性を見極めて付き合うためには、「○○」を増やすこと!】

 

この動画のタイトルやサムネにある「○○」とは、「できること」なんですね。

 

基本的に人は、自分が当たり前にできていることや、普段から心がけていることをできてない人に対し、イライラしたり、疑問を持ったりすることがよくあります。

 

ちなみに、僕が行っている「強み診断カウンセリング」では、カウンセリング前に、全40問に及ぶワークシートを事前に行っていただいております。

 

その問いの中に「あなたが人に対して『なんでそんなこともできないの?』とイライラすることはなんでしょうか?」というものがあるんですよ。

 

なぜこの質問をするのかというと、ほとんどの人は当たり前にできていることって、「どうせ他の人も私と同じようにできるんでしょ?」と無意識に思ってるんですよ。

 

だから、できていない人のことを見ると、「なんでそんなこともできないのよ!?」とイライラしてしまうわけです。

 

イライラするまではいかなくても、「こんな簡単なことを、なんでこの人はできないんだろう?」という疑問を持つこともよくあります。

 

たとえば、整理整頓を当たり前にできる人だったら、片付けができない人に対して「使った物を元に戻すだけなのに、なんでできないの?」と思うし、責任感が強い人だったら、すぐ人に丸投げしたり筋を通さない人に対して「なんで最後までちゃんとしないの?」と思ってしまうわけです。

 

下記動画でもお話した通り「人は、何が正しいかではなく誰が言うかで、その人の話を聞くかどうか判断する」という側面があります。

 

【恋愛に絶大な影響を及ぼす「権威トレンド」について教えてやんよ】

 

なので、仕事を好きで頑張っている男性が、仕事を嫌々やっていてやる気がない女性のことは相手にしないし、普段から運動を心がけて体型維持をしている男性なら、身体も動かさずに楽して痩せようとする女性のことを相手にはしないわけです。

 

この仕組みを、林修先生が「権威トレンド」と名付けたのですが、この法則にのっとり、いかにできることを増やせるかによって、「モテ幅」が大きく変わるんですね。

 

逆に、できることが増えていくと、今まで目につかなかった人の言動が、急に目につくようになってきます。

 

自己改革に勤しむ人ほどその傾向は強いですね。

 

よくある、学生時代はすごく仲良かった友達だったのに、大人になってから仲良くしたいと思えなくなったというケースがそうです。

 

昔は仲良かった友達が悪い意味で何も変わってないと、そう思ってしまうのは当たり前なんですね。

 

学生時代から比べると、考え方が一新されてできることが沢山増えたという人ならなおさらです。

 

あと、できることとは「生き方」も含まれます。

 

どういうことかというと、誠実に生きている人は、誠実で在るために普段から当たり前のように行っている物事があるわけです。

 

誠実に生きている人の在り方
    • 素直でいること
    • 嘘や思ってないことは言わない
    • 自分を大切にしてくれる人を大切にする
    • 人によって態度を変えない
    • 物事に対して真摯に向き合う
    • できない約束はしない
    • 自分に落ち度があるときはちゃんと謝罪する
    • 言い訳しない
    • その人や物事にかかわっている間は何があっても逃げない
    • どうしても離れるときはちゃんと筋を通す
    • 相手の気持ちを理解しようと努める
    • 裏切らない

 

というように。

 

普段から誠実で在るための行いを当たり前にしている人からすると、不誠実な人間の意味が分からないし、場合によっては嫌悪感すら抱きます。

 

なので、彼ら彼女らは不誠実な人と関わると、「この人ないなあ」「この人ヤバいかも」と思って、避けることができるんですね。

 

「男性を見る目を養う」ためには、自分が「いい女」になること。

 

そして、「誠実な男性を見極める」ためには、自分が「誠実な人間で在る」こと。

 

これが、「できることを増やすと人を見る目が養われる」という理由になります。

 

2・良い人間ばかり見ようとしない

これは優しい女性によくある傾向なのですが、「その人の良いところばかりを見ようとする」というものがあります。

 

つまり、相手の人間性に疑問が出てきたのにもかかわらず、次のようなことを思ってしまうのです。

 

    • 「でもこの人にも良いところはあるし」
    • 「いつもお世話になってるし」
    • 「人を悪く思ったらダメだし」
    • 「私の勘違いかもしれないし」
    • 「ちょっと気になるけど我慢すればいいだけだし」

 

というように、相手の悪い部分をなかったことにしようとしてしまうんですね。

 

とくに、気になっている男性や好きな男性に対して、このようになる女性はかなり多い。

 

人って、自ら選んだ人や物に対して悪く思いたくないし、そう思った時点で、自分の目利きを自分で疑うことになりますからね。

 

優しい女性が、なぜその人の良いところばかりを見ようとするのかというと、こういうことなんです。

 

「自分が人に優しくあろうとしているから、周りの人もきっとそうに違いない」という前提があるからです。

 

つまり、「そんな悪い人って世の中にいないでしょ?」「もしそういう人がいても、自分には関わりがないはず」と思ってるんですね。

 

前述したように、ほとんどの人は当たり前にできていることに対し、「どうせ他の人も私と同じようにできるんでしょ?」と無意識に思っています。

 

彼女たちが悪い人間に遭遇した場合、イライラしたり疑問を持ったりする前に、「期待してしまう」んですよ。

 

「この人も人間だから、そんなに酷いことはしないはず」というように。

 

なぜ期待してしまうのかというと、「世の中には悪い人間がいる」という事実を、分かっているようで分かっていないからです。

 

あとは、「自分が優しい人間であることを自覚していない」のもありますね。

 

日本人って謙虚さを美徳にしている種族でもありますから、自分のことを良い風に思ってはいけないと考える人も多いんですよ。

 

なので、「自分は優しい人間だ」と思い切ることができないし、自覚もしてないから、人にイライラしたり疑問を持ったりすることがないわけです。

 

それから、今まで悪い人間に遭遇したことがないというケースもよくあります。

 

とくに、人口が少ない地域で育った人だとその傾向は強くて、単純に「悪い人間に遭遇する確率が低い」からなんです。

 

うちの奥さんは北海道の旭川出身なのですが、「東京に来たとき、こんなに悪い人間が沢山いるのかと驚いた」と言っていたので、「確率で考えたらそれも当然か」と妙に納得したことを覚えています。

 

断言させていただきますが、世の中は良い人間ばかりではありません。

 

そして、清く正しく生きている人が必ずしも報われるというわけではありません。

 

【なんで清く正しく生きている人が、ひどい目に遭うことがあるのか教えてやんよ】

 

「どんな人が悪い人間になるのか?」という定義は人それぞれ違いますが、少なくとも次の項目が欠如しているような男性は、いい人間とは言えないです。

 

いい人間じゃない人が欠如しているもの
    • 罪悪感
    • 良心の呵責
    • 責任感
    • 共感力
    • 後悔や反省の念

 

いわゆる「サイコパス」と呼ばれる人種は、これら5つが欠如している、もしくはないのですが、基本的にサイコパスは専門家でも見抜くことが難しいと言われるほどです。

 

その相手が、サイコパスかどうかはさておき、悪い人間になるほど一時的にサイコパスになることはよくありますね。

 

僕はこの現象を「瞬間サイコパス」と呼んでいるのですが、自分のことしか考えない人間になるほど、この状態に陥ることが多いです。

 

どんな大悪党でも本物のサイコパス以外は、最低限の良心を持ち合わせていますが、だからといって「この人も人間だから」という目線で見てしまうのは、大変危険なんです。

 

その相手が大悪党じゃないにしても、良い人間でいられない人は、一時の罪悪感や良心の呵責を感じることがあっても、反省しないんですよ。

 

だから、一時の感情で終わってしまうし、また時間が経てば同じことを繰り返します。

 

とくに、何か酷いことされたり言われたりして、そこでまともな謝罪が得られない相手は、その時点で「ない」んですよ。

 

じゃあ、人って変わらないの!?

 

と思った方もいらっしゃるかと思いますが、人は変われます。

 

しかし、悪い人間になるほどその数はめちゃめちゃ少なくなっていきます。

 

それ以外の人が変わることがあるのは、元々がまともだったから、軌道修正がそんなに難しくなかっただけです。

 

というか、身も蓋もないことを言ってしまうと、「人は変われる」と期待しない方がいい。

 

「そんな簡単に人は変わらない」

 

これが現実です。

 

人は変わることがあると期待をしているから、「そんな悪い人って世の中にいないでしょ?」という思いが消えないんですよ。

 

ブログでも動画でも何度もお話していますが、「人が変わる=生き方が変わる」ということなんです。

 

たった数ヶ月や1年ほど生き方が変わったところで、その人は変わったうちに入りません。

 

生き方が定着するのって、莫大な時間がかかるんです。

 

その事実を忘れないでください。

 

では、「悪い人間も世の中にはきっちりいる」と分かった段階で、どのようにその相手をふるいにかけていけばいいのか?

 

あなたがこれまでに出会ってきた人の中で、相手の人間性に難があり、どうしても関係性が上手くいかなかった人物のことを思い浮かべてみてください。

 

その相手のことを、「でも相手にも良いところはあったし」「でも悪いところばかりじゃなかったし」と慈悲をかけるのはやめてください。

 

こういうことをしたり

言ってきたりする相手とは、

上手くいかないんだな。

次からこういう人と出会ったら

距離を置いて付き合うか、関わらないでおこう。

 

このように考えてください。

 

もし、今までそういう人間に遭遇したことがない、もしくは遭遇した自覚がないということであれば、ドラマでも漫画でも構わないので、「コイツ酷いなあ・ないなあ」と思う登場人物を、悪い人間のロールモデルとして設定しましょう。

 

とくに現実世界が題材になった作品だと、悪い人間のロールモデルがゴロゴロいます。

 

「闇金ウシジマくん」とかその代表作ですね。

 

この作品に登場する悪役や適役はほぼ全員、現実世界でもいます。

 

いないのは肉蝮ぐらいかなと思いますが、僕が見たり聞いたりしたことがないだけで、元ネタになっている人はいるはずですからね。

 

男性を見る目を養うためには、良い人間ばかりを見ないこと。

 

そして、自分とは違う属性の人間がいると理解すること。

 

さらに、相手の人間性に難があったときに、目を背けないことです。

 

ちなみに、悪い人間限定ではなく、「相性が合わない人間」をちゃんと理解するのも、男性を見る目を養うことに含まれますので、お忘れなく。

 

3・悪い直感を信じる

下記記事の中でもお話しましたが、本当に直感って侮れないんですよ。

 

【その男はヤバい!不誠実な男性を見分ける8つのチェックポイント】

 

この記事でもお話しましたが、「根拠はないけど、なんとなくそう感じてしまう」のが、直感なんです。

 

悪い直感だけじゃなく、良い直感もそれは同じです。

 

じゃあ、「いいな」って思うのと

良い直感の違いってなんなの?

 

基本的に、その男性のことを「いいな」と思うのには、次のような理由があるんですよ。

 

    • 顔や雰囲気が好き
    • 収入や社会的地位などのステータスが好き
    • 自分をチヤホヤしてくれたから好き
    • 話が合うから好き
    • 趣味が合うから好き  etc・・・

 

つまりほとんどの場合、「いいな」と思う理由に「根拠」があるんですよ。

 

良い直感ってそうじゃなくて、「なんかこの人いいな」という根拠がない感覚です。

 

とくに、「根拠があるいいな」で一番多いのは、「顔や雰囲気が好き」という理由。

 

顔や雰囲気が好きって、ただの性欲になりますから、この性欲を「直感」だと思っている女性が結構多いです。

 

でも良い直感の場合は、こういう感じになるんですよ。

 

顔はかっこいいんだけど、

でもそういうの抜きにして

なんかいいんだよなあ。

なんでそう思うんだろ?

 

みたいな。

 

基本的に直感で感じるものって、すぐに理由が分からないんですよ。

 

相手のことを知っていったり、深く考察したりして、「だからいいな(もしくは嫌だな)って思うのか」と、ようやく理由が分かるものだったりします。

 

あと、良い直感がすぐに作用せず、時間差で感じることもあるんですよ。

 

なぜ、このような状態になるのかというと、その相手の前で猫をかぶっていたり萎縮していたりすると、素が出せてないから直感が働かないんです。

 

直感って、気分が高揚してるときや、メンタルが荒れてるときって働きにくいです。

 

なぜなら、調子に乗っていたり気持ちが浮ついたりしているときって、周りが見えなくなりますし、気分が落ち込んでるときは、悪いものばかりが目に飛び込んできますからね。

 

つまり直感は、メンタルが安定しているときじゃないと、正常に作用しにくいものでもあるのです。

 

ただ、ここまで書いておいてなんですが、間違いなく言えるのは「良い直感」よりも「悪い直感」の方が、確実に当たるということ。

 

良い方の直感だと思っていたら、外れることって結構あるんですよ。

 

でも、悪い方の直感は、かなり高い的中率で当たります。

 

なのでそういった理由から、男性を見る目を養いたいなら、悪い直感を重要視した方がいいのは間違いないですね。

 



 


以上になります。

 

☆男性を見る目を養うための3つの方法☆
    • 1・できることを増やす
    • 2・良い人間ばかり見ようとしない
    • 3・悪い直感を信じる

 

これら3つのことを心がけて実践していると、確実に男性を見る目が養われていきます。

 

つまり、最初の人選で失敗する確率がどんどん下がるということなんですね。

 

コロナ禍のせいで、なかなか出会いに向けて積極的に動けない時期ではありますが、仕事などで初めて出会う人と知り合う機会があったときは、「男を見る目を養うチャンス!」と思ってください。

 

何度もお話している通り、「人を見る目=男性を見る目」なので、普段のトレーニングの積み重ねこそ、大切というわけです。

 

 

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